語学留学先をどこにしようか迷っていませんか?留学先として定番はアメリカですが、アメリカのビザ手続きが厳しくなっていることもあって、最近はそれ以外の様々な国に留学する人も増えています。英語を学べる国は結構たくさんあって、それぞれ特徴があります。
そこで、ここでは英語の語学留学におすすめの国とその特徴を詳しく紹介します。国ごとの特徴を知って、目的にあった留学先を選びましょう!
語学留学先をどこにしようか迷っていませんか?留学先として定番はアメリカですが、アメリカのビザ手続きが厳しくなっていることもあって、最近はそれ以外の様々な国に留学する人も増えています。英語を学べる国は結構たくさんあって、それぞれ特徴があります。
そこで、ここでは英語の語学留学におすすめの国とその特徴を詳しく紹介します。国ごとの特徴を知って、目的にあった留学先を選びましょう!
人気や穴場の留学先を国ごとに、おすすめポイントや人気の都市などを見てみましょう。
留学先といえばアメリカを真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
最近では、アメリカ以外の国に留学する人も増えていますが、相変わらず留学先としては人気です。世界一の経済大国で、シリコンバレー、ハリウッド、ブロードウェイなど技術やエンターテイメント、世界最高レベルなものが集まっているのがアメリカです。
アメリカは古くから留学生を受け入れていることや、4000校以上もの大学があることから英語学校も数多くあります。また、英語教育も古くから研究されているため、いい学校に通えば質の高い教育を受けることができます。ただし、数が多い分、質が高くない学校もあるので選ぶ際は注意です。
移民の国で、人種やバックグラウンドの多様性が認められている国でもあります。また、努力して結果を出す人にはどんどんチャンスが与えられます。語学学校から大学進学も比較的簡単にできます。
ニューヨークやロサンゼルスなどの都会は、楽しめることも多く刺激的で留学生にも人気です。その反面、治安が悪い場所も多くあります。以前に比べ、治安は改善されていますが、それでも危険な地域は多くあり自己管理が必要です。ボストンなど学生が多く集まり、比較的落ち着いた街もあります。その他にアメリカは、田舎にある学校も多く都市部に比べ生活費も安いのでじっくり英語を学びたい人にはおすすめです。
90日以内で語学学校にパートタイムで通う場合は、事前のビザ申請が不要で気軽に留学できます。ビザの取得を取得する場合は面接が必要だったり、ビザ費用の他にSEVISという留学生管理システムの費用が必要だったりするなど厳しくなっているため、留学生は全体的に減少傾向にあります。留学にかかる費用も比較的高めなので、その点は考慮に入れておきましょう。
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カナダも人気の英語留学先のひとつです。世界中から移民が集まる国で、多様性が認められています。また、治安がよく、アメリカに比べ留学の費用も安いのもカナダの特徴です。緯度が高いため、夏でも涼しく穏やかな気候でゆっくり英語が学べます。
バンクーバーやトロントなどは世界有数の街で留学生にも人気です。特にトロントはニューヨークとロンドンに次いで世界第3位のミュージカル街です。アメリカから近くバスケットボールのNBAや、MBAのプロ野球チームもあります。ニューヨークへも飛行機で2時間程度ととても近く休暇には遊びに行けます。
カナダ英語の発音はとてもきれいと言われているため、きれいな英語を習得したい人にはおすすめです。またケベック州などフランス語を話す地域もるため、英語教育は盛んです。
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オーストラリアも人気の英語留学先です。国が留学生を受け入れる体制を整えていて、加入する健康保険もあります。留学生も一定条件下で働くことができて一部費用を稼ぐことができるなど留学しやすい環境が整っています。
オーストラリア自体が、もともと移民が多く多民族国家ですが、そこに世界100カ国以上から留学生が集まっていて様々な文化を肌で体験することができます。日本人も多いため、日本食レストランや、日本の食材が買えるお店も多くあり便利です。都市部では、日本人留学生がかなり多いので、「英語を話せるようになる!」という強い意志で留学することが大切です。田舎へ行けば日本人が少ない地域もあるので、集中して学びたい人は田舎の学校がおすすめです。
人気の留学先はオーストラリア最大の都市シドニーです。語学学校が多いので、様々なコースから選ぶことができます。
オーストラリア留学では、独特のなまりを気にしている人も多いのではないでしょうか。しかし、大都市ではなまりが少ないですし、若者を中心に映画などの影響でなまりが減っています。また、語学学校ではイギリス英語の発音を学ぶので、1年くらいまでの語学留学であればそれほど心配する必要はありません。
年間を通して過ごしやすい気候で、海のアクティビティーや観光など気分転換もバッチリです。全体的に治安もいいので、海外に慣れてない人にもおすすめです。
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豊かな自然が広がるニュージーランドは「世界の箱庭」と言われる美しい場所です。人口はたったの約420万人。人より羊の数が多いという話しは有名です。都市部でもすぐそばに自然があり、治安もいいので、のんびり生活できる国です。物価は日本と同じか少し高い物もありますが、食品類は安いので自炊すれば節約することができます。
ニュージーランドでは、教育ビジネスが盛んで質の高い教育を受けることができます。特に留学生の受け入れは国の許可が必要で、語学学校の質の差が少ないのが特徴です。ニュージーランド独特のなまりは、オーストラリア同様で語学学校はイギリス英語を学べるのであまり気にしないでも大丈夫です。
また、政府が、留学生を積極的に受け入れる制作に取り組んでいるため、サポート体制がしっかりしているので安心です。日本を初め、アジア、ヨーロッパなどから留学生が多く集まっています。また、先住民のマオリの文化も残っていて、様々な異文化を肌で感じることができます。
人気の街は北島の北部にあるオークランドです。オークランドはニュージーランド最大の街で、人口の約三分の一がオークランドに住んでいます。「世界一暮らしやすい街」に選ばれている街で、日本人留学生も多いです。
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英語の本場と言えばイギリス!英語発祥の地です。古くから英語教育をしているイギリスではとても質の高い英語教育を受けることができます。ケンブリッジ英検などの資格取得コースや、英語教師宅にホームステイして集中して学ぶコースなど様々なコースがあります。
ロンドンはファッション、アートなど文化が最先端の街で、休みの日にも遊びに行くところはたくさんあります。また、ヨーロッパにあるため、近隣の国には飛行機で簡単に行けます。休日には、パリやローマなど名所を観光できます。色々な国をまわりたい人にはイギリスはとてもおすすめです。
イギリスのマイナスポイントとしては、物価が高いことがあります。消費税(VAT)も高く20%です。イギリスの中でも留学先として人気のロンドンは世界的に見ても物価が高い街なので要注意です。費用を安く抑えるためには、自炊がおすすめです。イギリスは食品が非課税なので、外食するよりかなり経済的です。
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最近人気なのがフィリピン留学です。東南アジアのフィリピンは、日本から約5時間で行けて、時差がたったの1時間です。短期しか時間を取れない人でも有効に時間を使って英語を学ぶことができます。
フィリピン留学の最大のメリットは何といっても、安さです。人件費が安いため、マンツーマンか少人数のレッスンを欧米留学よりかなり安い費用で受けることができます。直接教えてもらうため、結果が出やすいのもフィリピン留学の特徴です。もちろん、生活費も安いので、費用で留学を諦めていた人もチャンスがあります。
フィリピンで人気の留学先はなんといってもセブ島です。セブ島は世界的に有名なリゾート地で、リゾートに滞在しながら英語力を身につけることができます。首都マニラは、便利で日本企業も多くありますが、治安が悪い場所もあるので注意が必要です。
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イギリスのとなりアイルランドは、英語留学の穴場です。アイルランドはアートや音楽など文化が盛んな国。ギネスビールやアイリッシュパブなどが有名です。自然豊かで、穏やかな人が多くのんびりした国です。北海道より緯度が高いので夏は涼しいですが、冬は氷点下になることはあまりなく、過ごしやすい気候です。
アイルランドのおすすめポイントは、日本人留学生が少ないことです。大学付属の語学学校で10~20%程度、その他の語学学校は10%以下のことが多く、他の国に比べると割合が低いです。また、90日以内であれば学生ビザの取得も不要なので、思いたったらすぐ留学できる点もアイルランド留学のメリットです。
デメリットとしては、物価が高い点が上げられます。EUではイギリスの次に物価が高い国で、アイルランド人の平均年収が約720万円と日本の約1.8倍なので生活費は多めに用意する必要があります。また、飛行機は日本から直行便がありません。
首都のダブリンなどでは英語に若干のなまりがあるといわれていますが、さほど気にならない程度です。また、アイルランドのなまりは、英語初心者に聞きとりやすいといわれています。
人気の街は首都のダブリンで、ロンドンから飛行機で約1時間半の街です。この街には100万人が住んでいて、アイルランド人口の約4分の1です。首都でありながら、まわりには自然も多くバランスが取れた街です。
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ブーツの形をしたイタリアの足の先にあるマルタは、英語留学先としてはあまり知られていません。しかし、ヨーロッパからは多くの留学生が集まる人気の留学先です。
地中海のリゾートとしてはとても有名な場所で、マリンアクティビティーを楽しむことができます。また、首都バレッタの街並みなど世界遺産に指定されている観光地も多くあり、マルタだけでも楽しめるところがたくさんあります。
日本人の割合が少なく、ヨーロッパ人が多いのでヨーロッパの友達がたくさんできます。また、マルタは銃の所持も違法で、治安がとても良いことでも知られています。よっぽど危ないところでなければ、夜も1人で歩けるくらい治安がよいと言われています。
人気の留学先はバレッタです。首都ですが人口1万人以下の小さな町でコンパクトにまとまっています。近くに国際空港があり、ヨーロッパのLCC(格安航空)のハブ空港なのでとても便利です。もちろん、マルタからの旅行も格安で旅行に行くことができるので旅行にたくさん行きたい人にはおすすめです。
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アメリカやオーストラリアなどは留学先としてとても人気です。最近はフィリピンも格安で気軽に行けるので留学する人が増えています。アイルランドやマルタなど、日本人に知られていない国は、日本から行く場合不便なこともありますがその分、日本人が少ないなどメリットもります。
このように、どの留学先がベスト!ということがなく、どれもメリット、デメリットがあります。まずはどんな目的で留学するのか、予算や期間はどれくらいがいいのかなどご自身の希望を明確にすることから始めましょう。時間がかかりますが、これをしっかりすることが、語学留学で成功するコツです。