マルタ留学について【生活情報】ご紹介

英語留学先として、ひそかに人気なのがマルタです。「地中海のへそ」とも言われ、イタリアの先にあるマルタは人口約43万人の小さな島国ですが、毎年多くの観光客が訪れる人気の場所です。穴場の留学先で、日本人がそれほど多くなく、またヨーロッパ各地へもアクセスがよいためヨーロッパの雰囲気を満喫しながら英語を学びたい人におすすめです。

マルタは国の名前は聞いたことがあるけれど、どんな国なのか全く知らないという人も多いのではないでしょうか。そこで、マルタ留学の前に知っておきたい、マルタの生活情報を詳しくご紹介します。

マルタ共和国の基本情報

マルタ共和国はイタリアの隣にある小さな島国です。マルタ島とゴゾ島が大きな島で、その間にコノミ島と2つの無人島があり、この5つの島でできている国です。

マルタの基本情報を確認しましょう。

・時差:日本から-8時間(サマータイムは-7時間)

・サマータイム:3月の最終日曜日の深夜2時~10月の最終日曜の深夜3時

・電圧とプラグ:230V

プラグはBFタイプ(壁側に、長方形の穴が3つあるタイプ)か、B3タイプ(壁側に、円形の穴が3つあるタイプ)が一般的に使われています。

・人口:約43万人(2015年のデータ)

・面積:316㎢(淡路島の面積の約半分)

・首都:バレッタ

・通貨:ユーロ(2008年から導入)

・政治:共和制

・主な政党:労働党(与党)、国民党(野党)

・宗教:カトリックが97%以上

・主要産業:製造業(半導体、繊維、造船など)、観光業

マルタの生活情報

マルタで話されている言葉や、気候、医療制度など基本的な生活情報を確認しましょう。

言語

マルタの公用語はマルタ語と英語です。マルタ語はアラビア語の方言からできた言葉で、ラテン文字で綴ります。

マルタで使われる英語はイギリス英語で、基本的に表記はほとんど英語で書かれています。国民の95%が英語を話すため、英語が通じない場所はほとんどないといっていいでしょう。

その他に、イタリアが近いため、イタリア語を話す人や、ナポレオン時代に侵略された影響でフランス語を話す人もいます。小さな国ですが、英語をベースに様々な言語が使われているインターナショナルな国です。

気候

地中海にあるマルタは、年間を通して比較的温暖な気候です。冬の寒い時期でも最低気温は10℃程度なので、ものすごく寒くなることはありません。夏30℃を超える日もあり暑いですが、夏のシーズンは雨がほとんど降らず、湿度が低いため過ごしやすい気候です。

4月~9月が夏のベストシーズンで、雨はほとんど降りません。昼間は日差しが強い時間も多いので、サングラスや日焼け止めなどを用意しましょう。語学学校など、室内はクーラーがききすぎて寒く感じることも多いので要注意です。羽織る物など、体温を調節できるものを用意しておきましょう。

10月~3月は雨季ですが、年間で雨が降る日数が40日程度と少ないため雨季でも雨が降らない日も多いです。雨は夕方にスコールのような強い雨が降って、30分程度で収まることがほとんどです。

12月~1月の冬の時期は、温度はそれほど低くはありませんが風が強いことも多く、体感温度が低く感じる場合もあります。コートなどはあったほうがよいでしょう。

食べ物

マルタの食事は、イタリア、イギリス、ギリシャなどの影響を強く受けていて、これらの国をイメージすればわかりやすいでしょう。海に囲まれているため、シーフード料理も多く出てきます。また、野菜やハーブなども多く使います。

肉は、一般的な牛肉や豚肉なども食べますが、マルタではウサギの肉も食べます。クッキーやマルタパンなども、有名です。

マルタの食事とよくあうのがワインで、マルタの特産品のひとつです。マルタのワインは、日本であまり販売されていないものなので、お土産品としても喜ばれます。

アクティビティ

マルタはリゾート地として有名で、海のアクティビティが盛んです。滞在中に、ダイビングのライセンスを取得する留学生も多いです。海が好きなら、マルタの海のアクティビティも満喫するのがおすすめです。

その他にも、世界遺産に選ばれたバレッタの街並みを自転車でまわるのもおすすめです。神殿群は、ピラミッドより歴史が古いと言われています。

住まい

マルタ留学ではホームステイで滞在することも可能です。ホームステイの場合は、1軒の受け入れられる人数が決まっているため、アットホームな雰囲気で滞在することができます。石造りの家が多く、日本ではなかなか住むことができないタイプの家も多いです。また、マルタの文化を深く知ることができるので、最初の短期間だけでもホームステイしてみるとよいでしょう。

また、1部屋を数人でシェアするシェアルームは費用を抑えることができるので人気です。2人部屋の場合、1週間で160ユーロ程度が一般的です。その他にもシェアハウスや、アパートなど様々な滞在方法があります。それぞれよさがあるので、目的にあった滞在方法を選びましょう。

治安

マルタは比較的治安が良い国です。日本と同じように、銃を持つことは法律で禁止されています。基本的に一人で出歩いたり、夜に出歩いたりしても安全な場所が多いです。

しかし、繁華街など注意したほうがよい場所もあります。海外の観光地では日本人は狙われやすい傾向になるので、油断しすぎないことは大切です。また、持ち物の管理はしっかりしましょう。

医療制度

マルタでは医療制度が充実しています。日本など先進国と変わらない医療サービスを受けることができます。基本的に国民は国立病院で無料で医療を受けることができます。外国人の場合高くつくことが多いので、海外旅行保険に加入しておきましょう。

マルタでは基本的にGP (General Practitioner)というホームドクター見てもらい、必要があれば専門医に紹介してもらいます。ただし、アメリカなどと違い、専門医に直接行くことも可能です。国立病院を利用すれば国民は無料ですが、患者が多く人手が足りないため長く待たされることが多いです。そのため、私立病院へ通うマルタ人も少なくありません。

マルタのお金事情

留学生活と切っても切り離せないのがお金ですね。マルタのお金事情を確認しましょう。

通貨

マルタではユーロが使われています。補助通貨はセントです。

紙幣は€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5の7種類で、効果は€2、€1、¢50、¢20、¢10、¢5、¢2、¢1の8種類です。

硬貨の裏の絵柄は、国によって柄が違います。どの国の硬貨も、EU圏内で使えることから、観光客が使った他国の硬貨が手に入ることもあります。色々な絵柄があって面白いのでチェックしてみてください。

紙幣は€20、€10を多く使います。特に€500、€200、€100はほとんど持ち歩きません。海外では多額の現金を持ち歩くことが危険で、€50を超える場合はクレジットカードを使うことが多いです。

物価

マルタの物価は、日本に比べて少し安いです。アメリカやイギリスなど人気の英語留学先に比べても安いくすむ傾向があります。

特にパンは安くバケットがひとつ30円くらいから買えます。パン1キロ200円程度で買えることも。また、野菜や果物は、国産や近隣の国が産地の物は安く手に入ります。そのため、自炊すれば生活費は安くすみます。

ガソリン代は政府が管理していてどこで買っても一律の値段で安いです。また、島自体が小さいので長距離運転も少なく、車を使ってもガソリン代はそれほど高くかかりません。

マルタで特に高いのは、水です。マルタで使われている水は、海水を淡水化する装置を使って淡水化しているためコストがかかります。そのため、水道水が日本の2倍弱くらいの価格で高くなります。

また、島国で輸送コストがかかるため、全体的に輸入品は高いです。その他、高級ディナーのお店などは、観光客が多いためかなり高いお店もあります。

8割くらい自炊した場合の生活費は、1ヶ月4~5万円程度あれば十分です。この費用で、月に数回のランチや、映画を見るなどの娯楽も楽しむことができます。

VAT(付加価値税)

マルタではVATという付加価値税が18%かかります。日本の消費税にあたるもので、日本の税率に比べ高いですがEUではかなり税率が低い方です。EUではVATが15%以上と決められていて、マルタより低いのはルクセンブルグだけです。

EUではハンガリーが一番高く27%、フィンランドでは24%です。ヨーロッパではこのように、税率が高い国が多いので、マルタから旅行に行く際もVATを予算に入れておきましょう。

まとめ

マルタは治安が良く、物価もそれほど高くなく暮らしやすい国です。国が小さいので移動もほとんどバスですみます。

週末や休暇など観光をしたければ、飛行機で近隣諸国へ簡単に行くことができるので飽きることがありません。ユーロが使われているので、EU圏であれば、ほとんど両替もいらないので、気軽に旅行にでかけることができます。

マルタにも世界中から観光客が訪れているので、積極的になれば様々な人と交流することができます。留学先としては、あまり知られていないですが、落ち着いた雰囲気で美味しい料理と、海を楽しみながら英語が学べるおすすめの国です。