青汁粉末が大活躍!青汁粉末を使ったおいしいアレンジレシピをご紹介
しっかり手軽に栄養を取りたくて買った青汁粉末。
毎日飲み続けることをつい忘れてしまい、そのままになっていませんか。
青汁粉末は冷水にも熱湯にも溶けやすく、3〜5gずつ袋入りになっているため新鮮さが長持ちし、使いやすいのが特長です。
また野菜の甘みや旨みが凝縮されているため、実は調味料感覚で普段の料理にお使いいただくことができるんです。
今回は私、やさい料理研究家・大畑ちつるが、青汁粉末を使ったヘルシーレシピをご紹介します。
目次
今回アレンジレシピに使用する青汁粉末をご紹介
今回は株式会社えがお様の「青汁満菜」を使います。
簡単に商品のご紹介をさせていただくと、栄養価の高い沖縄県与那国島産の長命草を主原料としていて、着色料・食塩・保存料・香料無添加。
そのまま飲んでもゴクゴク飲めて、なめらかな喉越しが特徴です。
栄養面・調理のしやすさでも優れている理由は、各地から厳選した18種類の健康グリーン食材が細かく粒になっており、冷水でも熱湯でも溶けやすいことです。
原料の入荷から商品の出荷までのすべての工程において、管理の実施と商品の品質を保つように徹底管理されており、安心安全で、味にも栄養価にもほとんどばらつきがないのも料理に使用しやすいポイントです♪
商品の詳細は下の記事でもご紹介していますので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
- 詳細はこちら
- えがおの青汁満菜の特徴や通販価格は?口コミや飲み方も紹介!
なぜ青汁粉末は時短の料理に使いやすいの?
そもそも時短で料理を作る際の定番食材とは
「手早く料理を作りたい」と思った時、まず一番に思いつく食材のが肉や魚、卵、豆腐などの動物性食品ではないでしょうか。
ボリュームがあって、お腹にたまり、見栄えがします。
塩を振って焼くだけでも十分美味しく食べることができるため、調理経験が少ない方でも手軽に扱うことができます。
その次に思いつくのは、モヤシやキノコ、芋類など、包丁を使わなくても扱うことができる植物性食品ではないでしょうか。
モヤシは袋から開けて取り出すだけ、キノコはキッチンバサミで石づきを切り落とすことができ、手で食べやすい大きさにほぐすだけで調理ができます。
芋類の中でもジャガイモは小粒のものを選べば、そのまま使うことができます。
その後は茹でたり、電子レンジで加熱したりするだけで、料理が完成します。
あとは炊きたてのご飯を添えれば、お腹が十分に満たされる食事になります。
時短調理でも健康的な食卓にするために
肉、魚、卵、豆腐、モヤシ、キノコ、芋類….それらを見ると、彩りに欠けます。
和食には5色と呼ばれる色があります。青(緑)・黄・赤・白・黒(茶)です。
プロの板前さんはその5色を意識して、献立を考え、華やかで美味しい品を作りあげます。
5色をそろえると、栄養面でも優れていると言われ、色を意識することは健康的な食卓を作る上でも大切な指標とされています。
そこで、上でご紹介した青汁粉末が活躍してくれるんです!
青汁満菜は、野菜由来の自然キレイな青色をしています。
栄養面では葉酸、ビタミンK、ビタミンB群などを豊富に含んでいるため、前出のいわゆる「時短食材」には足りない栄養素を補ってくれるのです。
水に溶けやすく、乾燥されて凝縮された野菜特有の甘みと旨みのおかげで、調理に使う糖質を抑えることもできます。
簡単にできる♪青汁を使ったアレンジレシピをご紹介
青汁粉末を買われた方の中には、料理をするのが面倒または調理経験が乏しいから、という理由で自宅で調理をされない方もおられると思います。
確かに外食、中食が普及し、料理を家でわざわざ作るより、美味しくて見た目もよい料理がお手頃な値段で手に入りやすくなりました。
しかし、健康的な毎日を過ごしたいのであれば、「自分の体調に合わせて自分で食事を作ることができる」というある程度の調理スキルはこれから大切だと思うのです。
今回は調理経験を問わない、青汁を使った「簡単な時短料理」を考えました。
青汁粉末を使うことで、栄養も補える上、煮込む手間を省くことができます。
おかず2品、ワンプレートディッシュ、デザート、と4品ご紹介していきます。
どれも作り置きができ、一人暮らしの方でも挑戦しやすいレシピになっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
今回ご紹介する簡単な時短料理
- 湯やっこ〜緑ごま味噌のせ〜
- 柔らか鶏のすっぱ青汁浸し
- 青汁だから美味しい!10分グリーンカレー
- 子供のおやつに!グリーンピーナッツクッキー
湯やっこ〜緑ごま味噌のせ〜
ゴマのコクと白味噌の優しい甘み、そして青汁粉末独特のクセと甘さを感じる味噌を湯めた豆腐の上にのせました。焼き豆腐でも美味しくいただけます。
材料(2人分)
- 材料(2人分) (h3)
- 木綿豆腐 1/2丁(150g)
- 昆布 5cm長さ1枚
- 白味噌 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 練りごま 大さじ1
- 青汁粉末 1袋
作り方
1.木綿豆腐は4つに切る。鍋に豆腐と昆布を入れ、かぶるくらいの水を加えて蓋をして強火にかける。沸騰したら火を消して蓋をする。
2.ボウルに白味噌、みりん、練りゴマ、青汁粉末を加えて、よく混ぜる。
3.鍋から網じゃくしで豆腐をすくい、湯を切って器に盛る。2.を上からかけて、できあがり。
豆腐は「冷たい」よりも「温かい」ものを使う
健康面と、味噌の絡みやすさを考え、豆腐は湯やっこにしました。
お湯を沸かして茹でることが手間であれば、電子レンジで温めるだけでも構いません。
食卓が華やかになる!作り置き可能な「緑ごま味噌」
料亭の定番料理に抹茶を使った田楽味噌があります。抹茶は高級食材で、家庭料理には取り入れることは難しいですが、青汁粉末はその代わりになります。
この「緑ごま味噌」は水分を使っていないため、作り置き可能です。多めに作って冷蔵庫保存で、1ヶ月はお使いいただけます。
野菜スティックや温野菜のディップとして、出汁でのばしてゆるめて、茹でたうどんに絡めるのもオススメです。
柔らか鶏のすっぱ青汁浸し
低脂肪、高タンパク質から親しまれている食材「鶏むね肉」ですが、加熱方法を間違えればパサついて食べにくくなります。
しっとり食べやすく仕立てるには、焼き時間が重要でした。キノコと青汁粉末を加えると、より健康的な一品になりました。
材料(2人分)
- 鶏むね肉 1枚(200〜250g)
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- ぷなピー 1パック
- カイワレ 適量
=浸し地=
- 昆布だし 1/3カップ
- 酢 大さじ2
- 濃口しょうゆ 大さじ1
- 青汁粉末 1袋
作り方
1.鶏むね肉の分厚い部分を観音開きにし、厚みを1cmにする。
両面をところどころフォークで刺し、ポリ袋に入れて酒、塩を揉み込み、しばらく置いて、小麦粉を薄くまぶす。
ぶなピーは手でほぐす。カイワレは根を切る。
2.フライパンを強火で熱する。薄煙がたったら、油大さじ1を加え、鶏むね肉を皮目を下にして入れ、フタをする。中火で2分焼き、フタを開けて裏返す。
隙間にぶなピーを置き、鶏むね肉の上にカイワレを置き、フタをして2分焼く。火を消して、5分置く。鶏むね肉は冷めたら1cm幅に切る。
3.保存容器に浸し地の材料を合わせ、鶏むね肉、ぶなピー、カイワレを15分〜1晩浸す。
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鶏むね肉をしっとり焼く方法
鶏むね肉は5分以上、高温で加熱すると固く、パサパサした食感になります。
そこで、小麦粉を全面にまぶしてコーティングし、加熱時間を中火で片面2分ずつにしました。
鶏むね肉に含まれる水分の蒸発を防ぐことができ、しっとりとした食感に仕上がります。
青汁だから美味しい!10分グリーンカレー
東南アジアのグリーンカレーとは違い、こちらはヨーグルトを使ったインド風のカレーです。
煮込み時間3分、調理時間10分でカレーができるのは、青汁粉末ならではです。
作ってすぐに食べられますが、1日置くと辛みがおさまり、まろやかな味わいになります。
材料(2人分)
- 合挽き肉 200g
- 無糖ヨーグルト 1/2カップ(100cc)
- ニンニク(チューブ) 3cm分
- カレー粉 大さじ2
- 塩 小さじ1/4
- 濃口しょうゆ 小さじ1
- 青汁粉末 2袋
- ゆでたもやし 1/2袋
- 飾り用ニンジン、カイワレ 適量
- 炊いたご飯 2人分(360g)
作り方
1.テフロン加工のフライパンに合挽き肉、ニンニク、カレー粉、塩を入れて、中火にかけ、木べらで合挽き肉をそぼろ状にほぐしながら、炒め合わせる。
2.合挽き肉の色がほぼ変わったら、ヨーグルトを加え弱めの中火で3分煮る。
最後に濃口しょうゆ、青汁粉末を加え、大きく混ぜて火を消し、食べる直前までフタをする。
3.器に炊いたご飯、ゆでもやし、2.のカレーの順によそい、飾り用のニンジンやカイワレを飾る。
青汁粉末は熱を加えても、極端に栄養価は減らない
青汁粉末をお湯で溶かした場合と、お水で溶かした場合の「ビタミン」「ミネラル」の栄養成分を分析すると、数値はほとんど変わらなかったそうです。
栄養素が全く壊れないとは言い切ることは難しいようですが、このカレーのように短時間煮込むだけであれば、極端な心配はする必要はありません。
子供のおやつに!グリーンピーナッツクッキー
少し小腹が減った時に、健康的なおやつがあると嬉しいですよね。
子どもが食べるおやつも、健康を意識したものを選ぶ方が増えてきました。
青汁粉末を使うだけではなく、乳製品や卵不使用、砂糖の代わりにハチミツを使うことで、誰もがうなずく「健康的なクッキー」ができました。
特別な調理器具を使わずに作ることができ、洗い物を減らせるのも時短で手軽にできるポイント。お菓子作り初心者の方もぜひ作ってみてください。
材料(直径3cmのもの15個分)
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1/3
- 青汁粉末 2袋
- バターピーナッツ(有塩) 20g
- 植物油 20g
- ハチミツ 50g
※ナッツはピーナッツ以外に、クルミ、カシューナッツ、アーモンドでもお使いいただけます。その場合は包丁で刻んでください。
作り方
1.薄力粉とベーキングパウダー、青汁粉末を合わせ、ザルでふるう。バターピーナッツは流水で洗って表面の塩を洗い、ペーパータオルで水気をふく。手で細かく割る。
2.ボウルに1.の粉類、バターピーナッツを入れる。植物油、ハチミツを加え、手ですり合わせるように生地全体をまとめる。
3.天板にオーブンペーパーを敷く。2.の生地を15等分て丸め、軽く真ん中を押してくぼませる。160度に温めたオーブンで20分焼く。
砂糖不使用でもハチミツと青汁粉末で甘くできる
子供でも安心して食べられるお菓子を作る際、どの砂糖を選ぶのかは重要です。
今回は健康的な甘味料の定番「ハチミツ」で必要最低限の甘みを加え、青汁粉末そのものの甘みを生かしたレシピにしました。
まとめ
いつも飲むだけの青汁も料理に使うことで、また違った味を楽しむことができます♪
美しい野菜特有の青色は料理に彩りを添えて食卓を華やかにすること、10種類以上の野菜が凝縮されているからこそ調味料代わりに使えること、私も扱ってみて驚きと発見の連続でした。
お家の戸棚に眠っている青汁は、まだまだあなたの食生活に楽しみを広げてくれます。
青汁粉末はあくまでも栄養を補うものと言われていますが、栄養だけではなくて料理に使うと彩りを補い、食卓を華やかにしてくれます。
どの料理も簡単で、気軽に作ることができるよう工夫しました。
より楽しく、より健康的な食生活の一助として、青汁粉末をもっともっと活用いただけたらと思います。
定期的に野菜が主役の和食レシピを掲載します
nanairo様では、定期的に旬の野菜が主役の和食をご紹介しています。
昆布だしや薄口しょうゆ、白味噌などと使った、日本の和食発祥の地である関西仕立てのレシピが中心です。
今回は和食の域を超えて、カレーやクッキーをご紹介いたしました。
青汁粉末の原材料はほとんど野菜であるため、和食でも洋食でも使うことができ、秘めた可能性を感じました。
私は普段は料理教室にて、料理を作る大切さ、楽しさを伝えています。
日常的に料理を作らない方は、どうしたら料理を作るようになるのだろうか。
これは私の一生の課題です。料理を作ることが嫌いな方は無理して作ることはないですが、それでもどんな人にでも「料理を作るっていいよね」と感じてもらいたいと考えています。
大切な人達との幸せな毎日、心と体の健康はやっぱり笑顔が溢れる手料理から生まれるものだと思うからです。
今回の、青汁粉末を使った簡単な時短レシピをきっかけに、料理を普段されない方が「料理を作ってみようかな」と一歩踏み出してくだされば大変嬉しいです。
やさい料理研究家・管理栄養士
大畑ちつるが主宰する なにわの料理教室 健彩青果
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