健康や美容に良いとされる青汁は今やTVやCMなどでも取り上げられ人気がとても高いですよね。
でも、
青汁は効果なしって本当なの?
具体的に青汁にはどんな効能が期待できるの?
青汁の成分によって期待できる効果は違う?
青汁の効果的な飲み方ってあるの?
など疑問点も多いはず。
そこで、この記事ではそんな青汁に期待できる効果について詳しくご紹介していきましょう。
青汁の原料と言えばケールとされるように、その栄養価の高さは「野菜の王様」と言われます。
血糖値の上昇を抑えたり、血液中のコレステロール値改善の働きがあると様々な研究機関により発表されていて、生活習慣全般の予防をサポートすると考えられています。
また、ケールに豊富に含まれるビタミンCはストレスへの対策になり、より強いコラーゲンを生成するのにも一役買っています。
そのため、美肌を目指す方や美容目的なのであればケールが入った原料となっているものがおすすめです。
美容 | ◎ |
ダイエット | ◯ |
生活習慣 | ◯ |
大麦若葉は他の野菜と比べて食物繊維が2~20倍多く含まれていて、腸の内部に刺激を与えることで便通を良くする効果が期待できます。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類が存在し、どちらか一方の過剰摂取は身体に悪影響を与えると言われているため、1:2の割合でバランスよく摂取することが大切とされています。
そのような観点で考えた時、大麦若葉は便秘や腸内環境には理想的で頼もしい成分なんです。
また、大麦若葉に豊富に含まれる「SOD酵素」は、がん予防や動脈硬化の改善をサポートするだけでなく、抗酸化作用と体内の活性酸素を除去してくれるので肌荒れなど美容面でも嬉しいです。
美容 | ◯ |
ダイエット | ◎ |
生活習慣 | ◯ |
明日葉にはカルコンやクマリンなど、明日葉特有の特徴成分が含まれています。
カルコンは尿として体内から余分な老廃物を排出する作用があることから、ダイエット対策に嬉しいです。
また、ボリフェノールの一種であるクマリンは、血液やリンパの流れを良くする働きがある為、むくみを改善する働きにも期待できます。
これらのことから、むくみ・ダイエット対策に嬉しい成分と言えますね。
青汁は飲む目的によって飲むタイミングを変える必要があります。
目的別に飲むタイミングを変えることで、青汁の効果をより一層最大限に引き出すことができるというわけです。
一つずつ確認していきましょう。
この場合は基本的にいつ飲んでも問題ありませんが、朝起きてから飲むのがオススメです。
人間の体は寝ている間に汗を搔いたりしてエネルギーを消費しているため、朝の体はエネルギーや栄養が不足している状態です。
そのため、栄養が吸収されやすい状態であるとともに、青汁を飲むことでスッキリとした目覚めにも繋がります。
ただし、冷え過ぎているものは内蔵の負担にもなるので、常温にするなど調節して飲むようにしてください。
便秘の場合は就寝前か朝飲むことをおすすめします。
就寝前であれば、ヨーグルトと混ぜて飲むことで翌朝には腸の活動が活発になります。
また、就寝前だと寝付きが悪くなるという人は朝に飲むようにしてみましょう。
朝は腸の動きを刺激しやすい時間帯なので、就寝前だと腸の活発化でよく眠れないという人は一度試してみてください。
基本的に「食前」に飲むのがおすすめ。
理由は食前に青汁を飲むことで、程よく満腹感を感じやすくなるので、ガツガツ余計に食べ過ぎることを防いでくれるからなんです。
また、その後のご飯もゆっくり噛むようにして食べるようにするといいですよ。
就寝前に牛乳に混ぜて飲むのがおすすめです。
妊娠中は特に精神的に不安になる可能性だってありますが、牛乳には精神安定や安眠効果もありますのでホットミルクにして青汁と一緒に飲んでみましょう。
ここまで観てきたように、青汁は野菜のビタミンやミネラルを効率よく補える便利な飲み物ですし、目的によって少し飲み方を変えてあげるだけでより一層の効果を期待できます。
しかし、やはり基本となるのは毎日の食事や運動習慣。青汁だけに頼るのではなく生活習慣も一緒に見直すことで、より青汁の効果を高められるようにしましょう。