- 「自分で使いたくなるサービス」
- 「家族に勧めたくなるサービス」
をコンセプトとしているのがインヴァスト証券です。
もともと丸起証券として昭和35年に設立され、平成19年に現在の「インヴァスト証券株式会社」となっています。
取り扱っているサービスは、今回紹介する『トライオートFX』の他にも、
- シストレ24
- FX24
- くりっく365
- くりっく株365
と多様です。
ここではそんなインヴァスト証券の『トライオートFX』の特徴を詳しく紹介していきます。
インヴァスト証券『トライオートFX』の特徴・メリット
国内にはFXを取り扱う複数の証券会社がありますが、インヴァスト証券『トライオートFX』の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
①相場観を活かせるタイプの自動取引
インヴァスト証券には自動でFXの取引を行うシステムトレードとして、
- 『シストレ24』
- 『トライオートFX』
という2種類のサービスをラインナップしています。
シストレ24は、取引前に「ストラテジー」と呼ばれるプログラムを選択し、その後はプログラムに沿って自動で取引が行われるシステムです。
一方、トライオートFXは、取引前に相場の方向や新規注文のタイミング、決済の値幅などを利用者自らが設定し、それに沿って自動取引が行われるというタイプのシステムです。
もともと用意されているプログラムを選択するだけのシストレ24と比べて、トライオートFXは自分の相場観をトレードに取り入れられるというメリットがあります。
もちろん、システムを動かしてしまえば後は機械任せでOK。仕事中や睡眠中でも、自動で取引をしてもらうことができます。
また、システムトレードだけでなく、裁量取引(マニュアルトレード)も可能です。
②低スプレッドで1,000通貨単位でも取引可能
システムトレードのデメリットのひとつに、取引コストの高さがあります。
FXの取引コストは大きくスプレッドと売買手数料に分けられます。
スプレッドとは通貨の売値と買値の差のことで、例えば米ドル/円のスプレッドが「1.0銭」となっている場合、買値から売値を引いた値が「1.0」銭ということになります。
スプレッドは狭い(低い)ほどトレードでの利益が出しやすくなるのですが、システムトレードの場合、スプレッドが高めに設定されていることが多くあります。
その点、トライオートFXのスプレッドは米ドル/円原則0.3銭固定など、一部通貨では業界最狭水準となっているため、比較的取引コストのかからないシステムトレードと言えます。
ただし、裁量取引では無料の手数料が、システムトレードの場合はかかってくる点には注意が必要。取引数量が50万通貨未満の場合は、新規注文・決済注文時に0.5〜2.0pipsのマークアップ手数料がかかります。
③1,000通貨単位から取引可能!
FXを取り扱う証券会社のサービスでは、最小取引単位が10,000通貨単位となっていることが多く、この場合、例えば米ドル/円の取引をしようとすると、1万ドルからスタートしなければなりません。
米ドル/円のレートが1ドル=100円だとすると、必要な資金は100万円。
レバレッジを最大の25倍で効かせても最低40,000円の資金が必要です。
トライオートFXは最初取引単位が1,000通貨単位となっているため、先ほどと同じ米ドル/円の計算だと、4,000円から取引ができることに。
少額から取引ができるので、より市場に参加しやすいサービスと言うことができます。
④FXが寄付に繋がる!
トライオートFXを取り扱うインヴァスト証券では、「インヴァスト ミッションプロジェクト」として、同社が扱うFXサービスで取引をした数量に応じて「社会貢献ポイント」が貯まっていく仕組みを採用しています。
社会貢献ポイントは、1万通貨あたり1ポイント貯まっていき、1ポイントは1円に換算することができます。
このポイントを使って寄付ができ、さらに寄付先から送付されてくる領収書を確定申告書に添付して申告を行えば、寄附金控除も受けることも可能です。
インヴァスト証券『トライオートFX』の注意点・デメリット
インヴァスト証券では、利用者からの問い合わせ手段として、メールと電話の2つを用意しています。
電話サポート体制は手厚く、都合の良い時間帯にサポートセンターから電話がもらえる「コールバック」システムも準備しているのですが、受付時間は平日8時〜18時と短めとなっています。
24時間フルタイムで稼働していないので、例えば夜間にトラブルがあった際などは、すぐに対応していないという点は頭に入れておきましょう。
また、『トライオートFX』は裁量取引だけでなく、自動売買もこなしてくれる便利なシステムですが、必ず利益が出るわけではありません。
自動だからとシステム任せにしていると損失が膨らんでいることもありますので、注意してください。
インヴァスト証券『トライオートFX』の概要
取引条件
ここでは、インヴァスト証券『トライオートFX』の取引条件を紹介していきます。
取引時間 | 夏時間=月曜7:00~土曜5:00
冬時間=月曜7:00~土曜6:00 |
取引手数料 | マニュアル注文は無料
オートパイロット注文で50万通貨未満を取引する場合、取引数量に応じて手数料が発生 |
入出金手数料 | 出金手数料は無料
入金手数料は「即時入金サービス」で無料 |
初回入金額 | 設定なし |
必要証拠金 | 日々前営業日の終値を元に算出 |
レバレッジ | 25倍 |
ロスカット | 有効比率50%以下 |
通貨ペア | 17通貨ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
モバイル対応 | iOS7.0以降、Android4.0以降の端末に対応 |
通貨ペア
インヴァスト証券『トライオートFX』が取り扱う通貨ペアのスプレッドは、以下の表の通りです。
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.3銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.5銭 |
英ポンド/円(GBP/JPY) | 1.0銭 |
豪ドル/円(AUD/JPY) | 0.6銭 |
NZドル/円(NZD/JPY) | 1.7銭 |
カナダドル/円(CAD/JPY) | 1.9銭 |
スイスフラン/円(CHF/JPY) | 2.0銭 |
南アフリカランド/円(ZAR/JPY) | 1.8銭 |
トルコリラ/円(TRY/JPY) | 5.5銭 |
豪ドル/ NZドル(AUD/NZD) | 5.8pips |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.3pips |
英ポンド/米ドル(GBP/USD) | 1.4pips |
豪ドル/米ドル(AUD/USD) | 1.4pips |
NZドル/米ドル(NZD/USD) | 2.0pips |
ユーロ/豪ドル(EUR/AUD) | 2.0pips |
ユーロ/英ポンド(EUR/GBP) | 1.9pips |
米ドル/スイスフラン(USD/CHF) | 2.0pips |
インヴァスト証券で現在実施中の口座開設キャンペーンは?
FXを取り扱う証券会社の多くは、初めて口座を作る人向けにキャンペーンを行っています。
キャッシュバック等、非常にお得な内容となっていますので、これからFXを始めようとしている人はぜひ、こうしたキャンペーンを活用してください。
ここでは、一例としてインヴァスト証券が2017年2月現在開催中のキャンペーン(新規の方が対象となるもの)について紹介していきます。
「トライオートFX 新規口座開設キャンペーン」
インヴァスト証券で新規に口座を開設し、規定量の入金と自動売買の取引を行うことで、最大1万円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンです。
適用条件は以下のとおり。
適用条件
- 対象期間中にインヴァスト証券で新規に口座開設
- 口座開設の翌月までに50万円以上入金
- 規定量の取引をする
なお、このキャンペーンの開催期間は2017年2月17日~2017年3月31日となっています。
このキャッシュバックを受け取るまでの流れ
ここからは、実際にこのキャッシュバックを受け取るまでの流れを簡単に書いていきます。
はじめに口座を開設する必要がありますので、インヴァスト証券のホームページ上の口座開設フォームに必要情報を入力して送信します。
さらに、マイナンバー確認書類と本人確認書類をウェブアップロード、メール、郵送等で送ります。
その後、インヴァスト証券による審査が行われ、通過すると郵送(簡易書留)でログインIDやパスワードの記入された書類が届きます。
これを利用してホームページ上でログイン。ここで50万円以上入金します。そのうえで、自動売買で25万通貨以上の取引をすると5,000円、50万通貨以上の取引をすれば10,000円のキャッシュバックが受けられます。
キャッシュバック時期は口座開設の翌々月末となっています。
なお、トライオートFXで取引をしていても、マニュアル取引(裁量取引)ではキャンペーンの対象とはなりませんので注意してください。
インヴァスト証券のサポート・オプション・その他の情報
インヴァスト証券のお客様サポート体制を紹介していきます。
ユーザーから問い合わせる手段としては、電話(フリーダイヤル)とメールの2種類があります。
フリーダイヤルの受付時間は平日の8時~18時となっています。
希望者は、都合の良い時間帯にサポートセンターからの電話が受けられる「コールバック」を使うことができます。
こちらはホームページ上の受付フォームから依頼可能。
また、インヴァスト証券では、『トライオートFX』のほか、
- シストレ24
- FX24
- くりっく365
- くりっく株265
といったサービスをラインナップしています。
口座開設〜利用開始までの流れ
インヴァスト証券『シストレ24』の口座開設から利用開始までの流れを大まかに見ると、以下のようになります。
①口座開設申込
②本人確認書類・マイナンバーの提出
③ログインID 、パスワードの受取(郵送)
④ログイン→取引開始
それぞれ、詳細に見ていきましょう。
①口座開設申込
まず、インヴァスト証券のホームページから口座開設の申込をします。
この際、必要な入力情報としては以下のようなものがあります。
- 名前、性別
- 外国への納税義務の確認
- 生年月日
- 郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス
- 職種
- 出勤先金融機関
- 税込年収、金融資産の合計
- 取引経験の有無
- 取引のきっかけ
これらを入力したら、あとは各種書面に同意・承諾して、②に進みます。
②本人確認書類・マインナンバーの提出
次に、本人確認書類とマイナンバー確認書類を送付します。
Eメールや郵送、FAXでも可能ですが、ホームページ上のWEBアップロードを利用するのがスピーディで便利です。
本人確認には、以下のいずれかの書類が必要となります。
- 各種運転免許証
- パスポート
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード
下記のものについては、2点以上必要となります。
- 各種健康保険証
- 住民票
- 年金手帳
- 印鑑登録証明書
マイナンバー確認には、以下のいずれかの書類が必要となります。
- 通知カード
- 個人番号カード
- マイナンバーが記載された住民票
※個人番号カードがある場合には、別途本人確認書類は不要。
③パスワードの受取(郵送)
①、②が完了すると、インヴァスト証券が審査を始めます。
これに通り次第、ログインIDやパスワード等が記入された書類が簡易書留で郵送されます。
④ログイン→取引開始
あらかじめ登録したログインIDとパスワードを利用して、会員ページにログイン。
あとは口座への入金を終えれば取引が可能となります。
なお、申し込みから開設までにかかる期間は最短で1営業日となっています。
インヴァスト証券『トライオートFX』を実際に利用した人の口コミを紹介
「長期投資向けのシステムトレード」
実際にトレードを始めている方の評価を見ると、「短期的には利益は出にくい」、「他の手法と比べてローリスクなので、それを生かして長期的に利益を出していける」といった声が見受けられました。
「スプレッドは狭く、安定している」
システムトレードとしてはスプレッドが狭いのがトライオートFXの特徴。
米ドル/円で原則0.3銭固定など、その狭さは業界トップレベルです。
これについては評価をする声も多く、また「広がりにくい」といった口コミも見受けられました。
スプレッドは基本的に原則固定であり、指標発表時等は大きく広がる業者も多い中で、こうした高評価の声は珍しいものです。
「慣れるまでは時間がかかる」
公式ホームページ上には「簡単設定」とあり、設定してしまえば自動で売買してくれるのがシステムトレードのメリット。
ただ、やはり初めて使用する人には難しい部分も多いようで、「慣れるまでは時間がかかった」という書き込みもありました。
初期設定で失敗してしまうと、自分の思うような売買をしてくれず、思ったように利益が出ないということも起こり得るので、慣れるまではマニュアルをよく読みながら慎重に操作していくことが大事です。
インヴァスト証券『トライオートFX』に向いている人
最小取引単位が1,000通貨単位からということで、少額でシステムトレードにチャレンジができるのがトライオートFXのメリット。
「最初はちょっとずつ投資していきたい」と考えている初心者の方におすすめできるサービスです。
また、自分の相場観を生かした自動取引ができると言う強みもあるため、「シストレ24」など、「人の作ったプログラムで、自動で取引されるのはちょっと苦手」という中・上級者にも利用しやすくなっています。