OANDAは、もともとアメリカのデラウェア州で設立された企業で、OANDA Japanはその日本法人。
平成16年にダイユウ商事としてスタートして、21年にはFXリアル株式会社に社名変更。
その後、株式会社My外貨を経て、平成21年に現在の社名となっています。
ここでは、その中からOANDA JapanのFXサービスの特徴について、詳しく解説していきます。
ベーシックコース
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.4銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.7銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.5pips |
豪ドル/米ドル(AUD/USD) | 1.1pips |
ポンド/円(GPB/JPY) | 1.4銭 |
ポンド/米ドル(GBP/USD) | 1.1pips |
ユーロ/ポンド(EUR/GBP) | 0.9〜2.0pips |
南アフリカランド/円(ZAR/JPY) | 1.3〜2.0銭 |
トルコリラ/円(TRY/JPY) | 8.0銭 |
プロコース
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.8銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 1.3銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.8pips |
豪ドル/米ドル(AUD/USD) | 1.4pips |
ポンド/円(GPB/JPY) | 2.8〜3.1銭 |
ポンド/米ドル(GBP/USD) | 1.3pips |
ユーロ/ポンド(EUR/GBP) | 0.9〜2.0pips |
南アフリカランド/円(ZAR/JPY) | 1.3〜2.0銭 |
トルコリラ/円(TRY/JPY) | 8.0銭 |
※その他の通貨ペアに関しては、OANDA Japanウェブサイト上のライブ為替チャートよりご確認ください。
OANDA Japanでは2017年4月現在、新規に口座を開設した方向けのキャンペーンは実施していません。
ただし、過去には最大100万円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを開催したこともあり、今後こうした企画が復活する可能性もありますので、ホームページをチェックしておくようにしましょう。
なお、口座開設キャンペーンではありませんが、随時EAやインジケーターがプレゼントされる企画なども用意されています。
OANDA Japanのお客様サポート体制を紹介していきます。
ユーザーから問い合わせる手段としては、電話(フリーダイヤル)と問い合わせフォームという2種類の方法が用意されています。
フリーダイヤルで繋がるサポートセンターの受付は、平日午前8時から午後8時まで。24時間対応ではない点に注意してください。
OANDA Japanでは、裁量取引のみ可能なベーシックコースと自動取引も可能なプロコースの2種類のコースから選んでトレードをすることができます。
さらに追加オプションとして、ベーシックコースよりも大きな取引量を、プロコースよりも狭いスプレッドでトレード可能な「MT4 東京サーバーコース」も用意されており、追加口座を作成することで利用することができます。
また、無料の「OANDA fx Trade会場セミナー」やマーケットレポート「OANDA ラボ」など、トレーダーへの情報提供も充実しています。
まず、OANDA Japanのホームページから口座開設の申込をします。
この際、必要な入力情報としては以下のようなものがあります。
これらを入力したら、あとは各種書面に承諾します。
さらに、同じページ内でマイナンバーと本人確認書類の提出方法を選択します。
郵送とアップロードが選べるのですが、アップロードを選択した場合は、ここで直接書類をアップすることになります。
マイナンバーと本人確認には、以下のいずれかのパターンを用意することになります。
このうち、顔写真付き本人確認書類として認められるのは、
の4点です。
顔写真無本人確認書類として認められるのは、
の5点です。
①が完了すると、OANDA Japanが審査を始めます。
これに通り次第、口座開設手続完了を知らせるメールが届き、その後、ログインIDとパスワード、認証キーの書かれた書類が簡易書留で郵送されてきます。
届いたログインIDとパスワードを利用して、会員ページにログイン。あとは口座への入金を終えれば取引が可能となります。
入金には「ダイレクト入金」と「銀行振込」の2つの方法がありますが、銀行振込をすると手数を負担しなければならなくなるため、入金がリアルタイムに反映されて手数料もかからないダイレクト入金を利用しましょう。
初回入金金額はベーシックコースで10万円以上、プロコースで20万円以上となっていますので注意してください。
なお、OANDA Japanのホームページでは、「口座開設の審査が終了すると、最短で翌日には取引できる」旨が書かれています。
71通貨ペアを取り扱っているということで、「インドルピアやタイバーツなど、マイナー通貨を取り扱っているのが魅力的」という評価が見受けられました。
また、わずか1通貨単位から取引ができる点については多くの方が高く評価しています。
OANDA Japanでは、そのホームページ上で「驚異の約定クオリティ」をうたっていますが、これに関して利用者からは「100%約定拒否されないというわけではないが、それに近いものはある」と評価されています。
操作面では、「取引画面を表示するまでが面倒」という声が散見されました。
また、「初心者には操作が難しいのではないか」という声もあり、ある程度FXトレードを経験している方でないとスピーディな操作は難しい可能性があります。
もちろん、ツールに関する説明はホームページ上にも掲載されており、しっかりと把握すれば使いこなせることは間違いありませんが、他のFX業者の中には「直感的ですぐトレードできる」ツールを売りにしているところもありますので、そうしたサービスと比べると若干劣っているところがあるようです。
取引ツールの操作が若干難しいことなどから、初心者というよりもむしろ他業者である程度FX業者を経験してきた中級者におすすめできるのがOANDA Japan。
71通貨ペアを取り扱っているため、特にマイナー通貨でトレードをしてみたい方にイチ押し。
さらに、1通貨単位から取引ができるので「本格的にトレードするというより、遊び感覚・勉強感覚で取引をしたい」という方にも、利用しやすいのが魅力です。
また、プロコースを選択することでMT4を利用したシステムトレードと裁量取引を併用可能なことも特徴なので、ひとつの業者でどちらも並行して進めていきたいと考えている場合は、OANDA Japanの口座を作っておけば間違いありません。