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「SBI FXトレード」の出金・レバレッジや評判・キャンペーンの詳細

外貨を売買し、そこに発生する差益を狙う投資方法が「FX」です。

外国の通貨を取引する、となると何となくハードルが高くて難しいイメージを持つかもしれませんが、実際は誰でも簡単に始めることができます。

FXを始めるためにまずやるべきことは、専用の口座を開設すること。

現在、国内の証券会社でもFXを取り扱っている会社は複数あります。

その中から、今回は「SBI FXトレード」を紹介していきます。

銀行や損保など金融サービスのほか、ベンチャー企業への投資を行うアセット事業や、医薬品、健康食品等のバイオ関連事業を行うSBIグループのFX事業を担うのが「SBI FXトレード」。

設立は2011年で、通常のFXトレードのほか「積立FX」というサービスも行っている会社です。

ここでは、そんな「SBI FXトレード」の特徴を詳しく紹介していきます。

目次

SBI FXトレードの特徴・メリット

国内にはFXを取り扱う複数の証券会社がありますが、SBI FXトレードの特徴としては以下のようなものが挙げられます。

①SBI FXトレードは業界最狭水準のスプレッド

FXトレードで人気なのが、デイトレードやスキャルピングなど、短期売買で差益を出していく手法です。

超短期の売買を一日数十回、数百回と繰り返すこのような手法では、一回の約定にかかるコストが低ければ低いほど利益を出しやすいことになります。

後述する通り、SBI FXトレードでは一回の取引にあたっての手数料というものは取られないのですが、「スプレッド」というものが存在します。スプレッドとは売値と買値の差のことで、例えば「1ドル100円5銭〜100円10銭」と表示されていれば、売値が100円5銭、買値が100円10銭、スプレッドは5銭ということになります。

このようなタイミングでは、100円10銭で買ったとしても、利益を出すためには売値が100円5銭から100円10銭以上になるのを待たなければならなくなります。

そのため、スプレッドは狭いほど(小さいほど)好まれます。

スプレッドは各業者によって違うのですが、中でもSBI FXトレードのスプレッドの狭さは驚異的です。

例えば米ドル/円を見てみると、それなりにスプレッドが狭い業者でも0.3銭というところが多いのですが、SBI FXトレードは0.27銭でそれらをさらに下回ります。

その他の通貨ペアも米ドル/円ほどではないものの、業界では最狭クラス。マイナー通貨のスプレッドとも同様に狭くなっています。

そのため、FXトレードの手法としてスキャルピングをメインにしようと考えている方にはうってつけの業者と言えます。

②スワップポイントも業界トップレベル

スキャルピングが超短期の取引、デイトレードが短期の取引と考えると、それより少しなが中期で取引をする手法をスイングトレードと言い、新規約定から決済まで数日から数週の期間を置きます。

このような手法を取る際に、FX業者選びのポイントとなるのが「スワップポイント」です。

スワップポイントとは、通貨ペア間の金利の差のこと。金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うことで受け取ることができます。

逆に、金利の高い通貨で低い通貨を買うと、スワップポイントを支払うことになってしまいます。

このスワップポイントが発生するにはある程度時間がかかるため、スキャルピングやデイトレードでは考慮されませんが、数日〜数週で決済をするスイングトレードには大きな影響が出てきます。

レバレッジ同様、このスワップポイントも業者ごとに違うのですが、SBI FXトレードではスプレッドも業界最高水準となっているため、スイングトレードでのスワップポイントによる利益を出しやすい業者と言うことができます。

なお、スワップポイントは日によっても異なりますので、確認する場合にはSBI FXトレードの「スワップポイント履歴」をチェックする必要があります。

③SBI FXは手数料無料

取引コストが少なければ少ないほど利益が出しやすいというのは、FXのみならず株式や投資信託などでも全く同様で、投資における基本というべき考え方です。

①で書いたように、FX取引においてスプレッドがゼロという業者は、少なくとも国内には残念ながらありません。

SBI FXトレードも業界最狭レベルですが、取引する上ではスプレッドを無視することはできません。

では、その他の手数料はどうでしょうか?

例えば、銀行であれば円を米ドルに両替すれば、かなりの手数料を差し引かれます。

しかしながら、SBI FXトレードの場合、他の多くのFX業者と同様、決済や約定にあたっての手数料は一切かかりません。

これは株などの投資とFXが大きく違う点といえます。

口座維持手数料や出金手数料もかからず、入金手数料もオンラインサービスである「クイック入金」を利用すれば無料。

基本的にトレードをする際は、コスト面ではスプレッドにさえ気をつけていればいいということです。

クイック入金を利用するには送金元の銀行がそれに対応している必要があるのですが、SBI FXトレードは全国約380行の金融機関と提携しているので安心。

自身が持っている口座の銀行が対応しているかどうかは、SBI FXトレードのホームページでチェックすることができます。

④最小1通貨単位から取引できる!

FX業者では「取引は最小10,000通貨から」というのが一般的でした。

ところが、最近になってより小さい単位で取引が可能な業者も出てきて「1,000通貨単位でも取引可能」ということをメリットとして表示している業者を多く見かけます。

SBI FXトレードはどうかというと、なんと1通貨単位から取引をすることが可能で、これは他に類を見ません。

例えば、米ドル/円のレートが100円だったとすると、10,000通貨であれば100万円分、1,000通貨では10万円分からの取引となるのに対し、SBI FXトレードはわずか100円から取引ができてしまうのです。

これは初心者にとっては非常に魅力的。初めから多くのリスクを取らずにFXに慣れていくことができるからです。

少ないながらも実際に損益は発生しますので、リアルな取引を肌で感じられる点ではデモトレードよりこちらで練習する方がより集中できます。

また、「デモトレードを卒業して、いよいよ本番」という方にも、うってつけです。

⑤経験豊富な為替トレーダーがデザインを担当した充実ツール

最後にもうひとつSBI FXトレードの特徴を挙げると、投資家目線の取引ツールが充実している点があります。

WEBブラウザ版やPCインストール版、モバイル版とそれぞれ国内外の金融機関での投資経験があるディーラーがデザインを担当しており、より使いやすいツールがラインナップされています。

もちろん、ツールには個人の相性があるものの、実際にプロが見やすく作ったというからには、そのデザインにはそれなりの理由があるというもの。

その理由を肌で感じることができれば、トレーダーとしての腕前もワンクラス上になったという証でしょう。

SBI FXトレードの注意点・デメリット

SBI FXトレードで口座を作る際に知っておきたい注意点としては、電話受付時間が平日9時〜17時で、夜間の電話サポートが受けられないというものがあります。

FXトレードが盛り上がるのは、ニューヨーク市場やロンドン市場がオープンしている夜間のこと。

もちろん、こうした時間を狙ってトレードをする方が多いので、そうした時間帯に電話サポートが受けられないのはひとつのデメリットとなってしまいます。

実際、FX業者の中には平日24時間対応しているところもあり、それをメリットとしてPRしています。

特に初心者の間はわからないことも多く、電話で相談をしたいトラブルに見舞われることも考えられます。

どうしても不安な場合は、昼間はSBI FXトレードを利用し、夜間だけ他社で取引をするという手もあります。

SBI FXトレードの概要

取引条件

ここでは、SBI FXトレードの取引条件を紹介していきます。

取引時間 夏時間=月曜7:00~土曜5:30

冬時間=月曜7:00~土曜6:30

取引手数料 無料
入出金手数料 出金手数料無料

入金手数料は「クイック入金」で無料

初回入金額 条件なし
必要証拠金 前営業日終了時点においての取引レート(仲値)を参考に当日における必要証拠金を算出
レバレッジ 25倍
ロスカット 証拠金維持率が原則1分毎の判定により50%を下回った場合
通貨ペア 26通貨ペア
最小取引単位 1通貨以上
モバイル対応 スマートフォン(iphone、Android)、タブレット、フィーチャーフォン対応
注文機能
  • 2WAY注文
  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFDOCO注文
  • トレール注文
主要通貨のスプレッド

SBI FXトレードが取り扱う通貨ペアのスプレッドは、以下の表の通りです。

通貨ペア スプレッド
米ドル/円(USD/JPY) 0.27銭
ユーロ/円(EUR/JPY) 0.69銭
ポンド/円(GPB/JPY) 1.19銭
豪ドル/円(AUD/JPY) 0.77銭
NZドル/円(NZD/JPY) 1.79銭
カナダドル/円(CAD/JPY) 1.79銭
スイスフラン/円(CHF/JPY) 2.39銭
南アフリカランド/円(ZAR/JPY) 0.99銭
中華人民元/円(CNH/JPY) 2.39銭
ユーロ/米ドル(EUR/USD) 0.48pips
ポンド/米ドル(GBP/USD) 1.49pips
豪ドル/米ドル(AUD/USD) 1.39pips
トルコリラ/円(TRY/JPY) 4.8銭
韓国ウォン/円(KYW/JPY) 3.8銭
香港ドル/円(HKD/JPY) 1.9銭
NZドル/米ドル(NZD/USD) 1.6pips
米ドル/カナダドル(USD/CAD) 1.7pips
米ドル/スイスフラン(USD/CHF) 1.5pips
ユーロ/ポンド(EUR/GBP) 0.9pips
ユーロ/豪ドル(EUR/AUD) 1.5pips
ユーロ/NZドル(EUR/NZD) 3.4pips
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF) 1.7pips
ポンド/豪ドル(GBP/AUD) 1.6pips
ポンド/スイスフラン(GBP/CHF) 2.7pips
豪ドル/NZドル(AUD/NZD) 2.8pips
豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF) 2.9pips

※上の表は注文数量が1〜10,000通貨の時のデータです。取引数量によってスプレッドは異なります。

※スプレッドは変更される可能性もありますので、最新の情報はSBI FXトレードのホームページ等でチェックするようにしてください。

SBI FXトレードで現在実施中の口座開設キャンペーンは?

FXを取り扱う証券会社の多くは、初めて口座を作る人向けにキャンペーンを行っています。

キャッシュバック等、非常にお得な内容となっていますので、これからFXを始めようとしている人はぜひ、こうしたキャンペーンを活用してください。

ここでは、一例としてSBI FXトレードが2016年12月現在開催中のキャンペーン(新規の方が対象となるもの)について紹介していきます。

「口座開設で500円プレゼント!無料でリアルトレードをお試し!」

SBI FXトレードで新規に口座を開設することで、もれなく500円がもらえるキャンペーンです。

適用条件は以下のとおり。

適用条件

下記条件をすべて満たす方

  • 対象期間中にSBI FXトレードで新規口座開設
  • 対象期間中に初回ログイン

※口座開設期間は2016年12月1日(木)6時00分~2016年12月31日(土)6時30分、2016年12月1日(木)6時00分~2017年1月14日(土)6時30分。

このキャッシュバックを受け取るまでの流れ

ここからは、実際にこのキャッシュバックを受け取るまでの流れを簡単に書いていきます。

はじめに口座を開設する必要がありますので、SBI FXのホームページ上の口座開設フォームに必要情報を入力して送信します。

さらに、マイナンバー確認書類と本人確認書類をアップロード、メール、FAX等で送ります。

その後、SBI FXトレードによる審査が行われ、通過していると郵送(簡易書留)でログインID、パスワード、指定の振込先銀行口座の書かれた書類が送付されてきます。

このログインIDとパスワードを利用してホームページ上でログインすれば条件達成。

SBI FXトレードが初回ログインを確認後、2営業日以内に取引口座に500円が振り込まれます。

他のFX業者では、取引量に応じて1万円程度のキャッシュバックがもらえるキャンペーンを開催しているところも多いので、それに比べると500円は少ないと感じるかもしれませんが、ログインするだけでもれなくもらえるのは嬉しいところです。

なお、SBI FXトレードが高額キャッシュバックキャンペーンを全く行っていないわけではなく、例えば2016年7月には新規口座開設+規定量取引で最大12,000円のキャッシュバックキャンペーンを開催しています。

500円では物足りないという方は、こうしたタイミングを狙ってみるのもひとつの手ですが、不定期なものでいつ開催されるかはわからない点には注意が必要です。

その他のキャンペーン

また、500円プレゼントキャンペーンの他に、2016年12月に開催されているものとしては、以下のようなものがあります。

  • 新規口座開設「日経チャンネルマーケッツ」無料視聴キャンペーン
  • 新通貨ペア導入記念 トラックレコードプレゼントキャンペーン!

なお、キャンペーンは毎月更新されていくので、詳細については随時SBI FXトレードのホームページを確認するようにしてください。

SBI FXトレード 各種キャンペーン情報

SBI FXトレードのサポート・オプション・その他の情報

既に上のデメリットの項目で書いた通り、SBI FXトレードの電話受付対応は平日の午前9時から17時までとなっています。

その他、メールやフォームを使っての問い合わせもできるようになっていますので、聞きたいことや状況に合わせて問い合わせ方法を選んでください。

また、利用者の声を反映させるために「サービス向上委員会」というものを設置していて、寄せられた意見への対応状況をホームページ状で確認することもできます。

SBI FXトレード サービス向上委員会

その他、SBI FXトレードの取り扱っている特徴的なサービスとしては、「FX積立」というものがあります。

これは、FXでの長期的に投資を目的としたもので、あらかじめタイミングを設定しておけば、定期的に自動で通貨を購入してくれます。

レバレッジは投資スタンスに合わせて1〜3倍のいずれかを選んで設定でき、さらに定期購入の単位はFXと同様、最小1通貨単位から100万通貨単位まで選ぶことができます。

外貨預金を考えている方などは、ぜひ比較検討して見てください。

口座開設〜利用開始までの流れ

SBI FXトレードの口座開設から利用開始までの流れを大まかに見ると、以下のようになります。

①口座開設申込

②本人確認書類・マイナンバーの提出

③ログインIDの受取(郵送)

④ログイン→取引開始

それぞれ、詳細に見ていきましょう。

①口座開設申込

まず、SBI FXトレードのホームページから口座開設の申込をします。

この際、必要な入力情報としては以下のようなものがあります。

  • 性別、名前、生年月日
  • 居住地国
  • 郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス
  • 職業
  • 年収、自己資産
  • 投資目的
  • 申込経緯
  • 投資経験
  • 本人確認用の秘密の質問

これらを入力したら、あとは各種書面に承諾すれば完了です。

②本人確認書類・マインナンバーの提出

次に、本人確認書類とマイナンバー確認書類を送付します。

ホームページのWEBアップロードを利用する場合は、①と同じページから手続きできて便利です。

もちろん、EメールやFAX等でも可能です。

本人確認には、以下のいずれかの書類が必要となります(写真のない場合は2点必要)。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 印鑑登録証明書

マイナンバー確認には、以下のいずれかの書類が必要となります。

  • 通知カード
  • 個人番号カード
  • マイナンバーが記載された住民票

なお、個人番号カードが用意できる場合、そのほかに本人確認書類の提出の必要はありません。

③パスワードの受取(郵送)

①、②が完了すると、SBI FXトレードが審査を始めます。

審査の完了次第、ログインID、パスワードの書かれた書類が簡易書留で郵送されてきます。

④ログイン→取引開始

届いたログインIDを利用して、会員ページにログイン。

あとは口座への入金を終えれば取引が可能となります。

入金には「クイック入金」と「銀行振込」の2つの方法がありますが、銀行振込をすると手数を負担しなければならなくなるため、入金がリアルタイムに反映されて手数料もかからないクイック入金を利用しましょう。

SBI FXトレードを実際に利用した人の口コミを紹介

「1ドルからでも取引できる。だからこそ選んだ」

やはり、他のFX業者にはないSBI FXトレードの魅力は最小1通貨単位から取引ができることです。

特に「初めてのFX業者にSBI FXトレードを選んだ」という方も多く、その理由として挙げられているのが「1ドルからでも取引できるから」というもの。

小さい通貨単位でFXトレードの勉強をして、慣れてきたら徐々に増やしていく、という方法を取ろうとしている方も見受けられ、この点では初心者に優しいFX業者であるということができます。

「スプレッドが狭いから利益を出しやすい」

上と同様、初心者や初級者の方の意見として目立ったのが「スプレッドが狭いからスキャルピングでも損をしにくい」といったものです。

特に、初めて取引をする方は米ドル/円でのトレードから入ることが多く、この通貨ペアで業界最狭の0.27銭というのは大きな魅力です。

ただし、これは1〜10,000通貨単位でのスプレッドで、10,001〜500,000万通貨を取引する場合は0.29銭に、500,000通貨〜1,000,000通貨では0.48と広がりますので注意してください。

「取引ツールの使い勝手はもう一歩…」

プロのトレーダーがデザインをしたということで、その魅力はホームページなどでもPRされていますが、一方でデザインではなく操作性の面では「もう一工夫必要」とする声も。

この辺りは徐々にアップデートされていくものですので、使っているうちに改善する可能性は十分にあります。

今後、ツールがより使いやすくなっていくことを期待しましょう。

SBI FXトレードに向いている人

SBI FXトレードはスプレッドが狭く、最小1通貨単位から取引できることから、「これからFXを始めて見たいけど資産がなくなりそう」と漠然とした不安を抱えている方や「デモトレードでは本気になれず、リアルトレードに向けての練習にならない」と考えている入門者の方にオススメできる業者です。

また、スワップポイントの水準も高いため、スイングトレードを考えている方もSBI FXトレードは取引口座の候補に入れておきたいところです。

ただし、新規口座開設のキャッシュバックキャンペーンは控えめですので注意してください。

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