FX取引はパソコンやスマホ、タブレットを使って行います。
しかし、最初は取引画面の複雑さに戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは実際の画面を紹介しながら、それぞれについて説明していきます。
FX取引はパソコンやスマホ、タブレットを使って行います。
しかし、最初は取引画面の複雑さに戸惑ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは実際の画面を紹介しながら、それぞれについて説明していきます。
口座を開設したら、IDとパスワードを入力しましょう。
すぐに「取引画面」へアクセスすることができます。
[図1:GMOクリック証券の取引画面]
ここでは、すべての取引が1つの画面で完結しているGMOクリック証券の取引画面を参考にします。
通貨ペアやスワップポイント、過去の実績である約定履歴、注文するための新規注文入力ボックス、マーケット情報などが用意されています。
通貨ペアは、買値と売値、高値と安値、前日からの上昇率と始値まで、わかりやすく一覧で表示されています。
この数字と項目の多さに、最初は驚くかもしれません。しかし、取引を繰り返していけば、通貨の変動を把握しやすいことがわかります。
しかも、売買は非常に簡単にできます。
たとえば米ドル/円の取引をする場合は、通貨ペア(米ドル/円)を選択し、チャート画面をクリックすれば注文ボックスが現れます。
[図2:GMOクリック証券の注文画面]
どのくらい取引をするのか、そしてリスク管理のための逆指値レートを決めるだけです。
毎回それらを変更するのでなければ、取引単位などは登録しておけますので、注文確定まで数回クリックするだけでOKなのです。
勝つためには経験に勝るものはなく、どんなことでも実践が大切ですが、それはFXも同じことが言えます。
慣れるまでは、ごく少額で数をこなすことをおすすめします。レバレッジは1~5倍程度としておきましょう。
いくつもある注文方法にも、最初のうちに慣れておきたいものです。
実際には、相場を見ながら注文を出す成行注文が多くなると思いますが、事前に売買をすることができる方法もありますので、いったん試してみるといいでしょう。
また、利益を出すためにはテクニカル分析を覚えることもおすすめします。
テクニカル分析とは、過去の値動きを参考にして為替レートを予測する方法です。
テクニカルチャートは20種類以上あります。「移動平均線」や「一目均衡表」、「ストキャスティスクス」などです。
テクニカル分析を覚えると、チャートの見方が変わります。チャートは、FX取引をするうえで欠かせないツールです。
FXの勝率はチャート次第、と明言するベテランは多く、FX会社選びの基準をチャートの機能に求めている人もいるほどです。
どんどんチャートの改良は進んでおり、使い勝手や操作性も高まっていますので、初心者でも慣れれば戸惑うことなく活用することができます。
いろいろ試して、自分に合ったFX会社を選ぶようにしましょう。
リスクなく、FX取引を経験する方法として、無料で利用できるデモトレードがあります。
実際と同じ環境で経験ができますので、慣れるにはデモトレードだけで十分だと思うかもしれません。
しかし、実際に自分のお金を使うのと、仮想のお金を使うのとではやはり気持ちが変わります。
デモトレードをしていたときは「このチャートが使いやすい」と思っていても、いざお金を使った実戦になると使いにくく感じたりするものです。
また、取引画面にあるたくさんの情報も、デモトレードと実際の取引では見え方がまるで違ってきます。
自分のお金を使うとなると、「こんなに必要ないのでは」と思っていた情報に不足感さえ覚えることもしばしばです。
これは、プレッシャーの有無による違いとしか言いようがありません。
どんな状況でも冷静さを保つことのできるメンタルを持っているのが理想ですが、お金がかかると冷静ではいられなくなるものです。
逆に、プレッシャーがかかるからこそ、得られるものも大きいと言えます。たとえ少額であっても、経験を積むことが大切だというのは、こういうことです。
メンタルの話をしましたが、相場は人の心の動きに左右されます。「相場心理学」という言葉もあるほどです。
また、先ほどはテクニカル分析の重要性について触れましたが、FX取引をする際には「ファンダメンタル分析」の手法も覚えておく必要があります。
これは、政治や経済の動向からマーケットの動きを予測する手法ですが、当然のことながら、政治・経済には多くの人の心理状態が絡んできます。
自分のメンタルを整えるのと同時に、多くの人がどのように考えるかを洞察する力も必要になってくるわけです。
FXはあくまで資産運用であり、「いちかばちか」のギャンブルではありません。
常に冷静な投資判断を行うためにも、自分にとって使いやすい取引画面があるFX会社を選ぶのが大切です。
そのためにも、まずは少額投資で使い勝手を試しながら適度にプレッシャーを経験し、FX取引を冷静に行えるメンタルを身につけることをおすすめします。