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青汁原料のゴーヤは疲労回復にいいの?栄養成分やゴーヤ青汁を紹介!

 

独特の苦味やイボイボとした見た目でお馴染みのゴーヤは、夏に旬を迎えスーパーの店頭でも見かけることが多い野菜ですよね。中には夏の季節だけ家庭菜園でゴーヤを育てている人もいるのではないでしょうか?

青汁の原料として使用されるものとしてはケールや大麦若葉そして明日葉などが有名ですが、中にはゴーヤを使用したものも存在します。

今回こちらでは青汁の中でもゴーヤを使用したものに注目し、ゴーヤにはどのような栄養素が含まれていて、それから期待できる健康や美容に嬉しい効果は何なのかについて詳しく解説いたします。

ケールや大麦若葉そして明日葉などと成分や栄養素そしてそれによる効果の違いだけでなく、ゴーヤ青汁が向いている人も合わせてご紹介しますから青汁選びの際に役立てていただければ幸いです。

目次

青汁に含まれるゴーヤとは?

ゴーヤは緑黄色野菜ではなく淡色野菜!

まず、ゴーヤは熱帯アジアが原産地の植物で、ウリ科に分類されます。実は「ゴーヤ」という呼び名はニガウリを意味する沖縄の方言「ゴーヤー」が由来していて、「ツルレイシ」「ニガウリ」という和名があります。

日本に伝わったのは江戸時代の頃とされ、その頃から九州や沖縄での栽培が始まりました。緑色でイボイボとした特徴的な形や沖縄の野菜として今では馴染み深いゴーヤですが、1993年までは沖縄県外への持ち出しが禁止されていました。

沖縄ブームから次第に全国的に取り扱われ、国内でもメジャーな野菜として口にされるようになったのは最近のことです。

ゴーヤはビタミン類やミネラル類に富むことで注目されるようになりましたが、実は緑黄色野菜ではなく淡色野菜に分類される野菜ですよ。

独特の強い苦みがある

「ニガウリ」と呼ばれることもあるように、ゴーヤならではのあの独特の強い苦味が特徴的です。ゴーヤの苦味が好きだと言う人がいる一方で、どうしてもあの苦味が苦手でゴーヤが嫌いという人もいますよね。

しかし、ゴーヤが原料として使用されている青汁は、ゴーヤならではの苦味が非常に少なくなっていて飲みやすい味に仕上がっていることがほとんどです。

したがって、ゴーヤを使用した青汁は、「ゴーヤは嫌いだけど、ゴーヤに含まれている栄養素や成分は摂取し続けたい」という人にはピッタリの飲み物ですよ。

実の中のワタや種にまで栄養が豊富

ゴーヤを料理に使用する際には、中にある白くフワフワとしたワタや種は全て取り除き、緑色の実だけを食べますよね。

しかし、下ごしらえの段階で捨ててしまうワタや種にも健康や美容に嬉しい栄養素や成分が含まれていたのです。

まず、ワタには料理に使用する実の部分の約1.7倍ものビタミンCが、種には脂肪の吸収・蓄積を抑制する効果が期待できる「共役リノール酸」というダイエットに嬉しい成分がそれぞれ含まれています。

したがって、ゴーヤが持つ栄養素や成分を余すことなく摂取する際には、あのワタや種を料理に使用するほうが良いと言えますが、実際問題として「どういう風に調理すれば良いのか分からない」「少し面倒かも……」といった感想を抱いてしまいますよね。

ゴーヤの青汁ではゴーヤをまるごと使用しているので、普段は捨ててしまって食べないワタや種に含まれている栄養素の摂取も簡単に行なえますよ。

ゴーヤの栄養価は高い!主な特徴成分を観てみよう

栄養価の高さから注目を集め、今やゴーヤは健康に良い野菜として有名ですよね。しかし、実際のところは「どのような栄養素が含まれているのか具体的には知らない」「ゴーヤならではの成分って何?」とゴーヤの栄養素や成分について詳しく知らない人は少なくはありません。

次に、ゴーヤに含まれている主な特徴成分や様々な種類の栄養素について見ていきましょう。

以下でご紹介します成分の含有量はそれぞれの食材100gあたりのものです。

特徴となる主な成分は?

ゴーヤの特徴となる主な成分としては、以下の5つが挙げられます。

  1. 熱に強いビタミンC
  2. カリウム
  3. 葉酸
  4. モモルデシン(食物繊維)
  5. カルシウム

①熱に強いビタミンC

ゴーヤのビタミンC含有量は76mgと高い値で、夏野菜でもお馴染みのキュウリ(14mg)やトマト(15mg)と比較してもその含有量は約5倍と優れていることが分かります。

また、含有量が高いだけでなく、熱に強く壊れにくいという調理の際には嬉しい性質がありますよ。

そもそも水溶性ビタミンに分類されるビタミンCは、熱を加えると活性が失われたりビタミンCの数自体が減ったりする「熱に弱い」という性質があります。

ビタミンCに富む食材を積極的に口にしているつもりでも、加熱調理を経ている場合には想像以上にビタミンCが摂取できていない、ということもあるのです。

しかし、ゴーヤに豊富に含まれているビタミンCは「加熱しても壊れにくい」という性質があるので、加熱調理をしてもほとんど失うことなく十分に摂取が可能となりますよ。

②カリウム

ミネラル成分の1つであるカリウムは体内の余計なナトリウムや水分を排出する作用が期待できる成分です。

ゴーヤのカリウム含有量は260mgと大変高く、これはピーマン約4個分に相当します。

③葉酸

ゴーヤに72μg含まれている葉酸は、熱に弱く水に溶けやすい性質があります。

また、緑黄色野菜や果物に多く含まれていますが、効率的な摂取を意識する際には可能であれば「新鮮な状態の食材を加熱調理することなく生での摂取」がベストな方法です。

④モモルデシンをはじめとした苦味成分

ゴーヤならではのあの苦味は、食物繊維、苦味成分の一種である「モモルデシン」によるものです。モモルデシンはゴーヤの他にもキュウリやズッキーニといった野菜に含まれています。

また、その他にも苦味成分として含まれている「チャランチン」「コロソリン酸」「ククルビタシン」といった成分には健康・美容に嬉しい効果が期待できるとして注目を集めています。

⑤カルシウム

牛乳に豊富に含まれていることでも知られるカルシウムですが、以外にもゴーヤにも含まれていてその含有量は14mgとなっています。

その他にも含まれている成分はどんなものがあるの?

その他の成分として色々含まれてはいますが、主に以下の4つの栄養素を取り上げて、ご紹介します。

しかし、含まれている栄養素や成分はそれだけではなく、果肉に緑の色素として含まれる「クロロフィル(葉緑素)」、種に存在する「共役リノール酸」そして食物繊維などの様々な栄養素も含まれていますよ。

  1. βカロチン
  2. ビタミンB1
  3. 鉄分
  4. ミネラル

①βカロチン

βカロチンとは体内に吸収されるとビタミンAに変換される成分です。淡色野菜に分類されるゴーヤのβカロチン含有量は210μgと決して多くはありません。

水に溶ける性質のある「水溶性ビタミン」は、多く摂取した場合には尿とともに排出されます。一方、ビタミンAをはじめとした水には溶けず油に溶ける「脂溶性ビタミン」を摂りすぎてしまった場合には、尿とともに体の外への排出が難しく過剰摂取を避けなければなりません。

しかしながら、βカロチンからは体内で必要となる量だけのビタミンAへの変換が行われますから、過剰摂取に陥る心配があまりありません。

熱に強く加熱調理で壊れにくいビタミンCが豊富なゴーヤは、ゴーヤチャンプルーをはじめとした炒め物料理でよく使用するかと思います。

ビタミンAは脂溶性ビタミンで油を使用することで吸収率を高められますから、「熱に強いビタミンC」と「油で炒めることで吸収率が高まるビタミンA」の両方を得られるゴーヤは毎日の料理で大変役立つ野菜ですよ。

②ビタミンB群

ゴーヤにはビタミンB1(0.05mg)・ビタミンB2(0.07mg)・ビタミンB6(0.06mg)とそれぞれ決して多い含有量ではありませんが、ビタミンB群がバランス良く含まれています。

③ミネラル成分

ミネラル成分として特に高い値を誇るカリウム含有量は260mgですが、その他に以下のようなミネラル成分がバランス良く含まれていますよ。

  • ナトリウム(1mg)
  • カルシウム(14mg)
  • マグネシウム(14mg)
  • リン(31mg)
  • 鉄分(0.4mg)

ゴーヤにはどんな効果があると言われているの?

ビタミンB群が疲労回復をサポート

糖質・脂質・タンパク質といった体内でエネルギー源として消費される栄養素のエネルギー変換に関わるビタミンB群は、エネルギー不足による疲労を予防したり疲労の回復をサポートしたりと疲労回復に役立ちます。

さらには、豊富に含まれているビタミンCはストレスへの対抗手段としてのホルモン分泌を促進する効果が見込めますから、ストレスの蓄積による精神的な疲労の解消にも役立ちますよ。

さらに、食欲を増進させたり胃や腸の粘膜を保護したりといった消化器官を活性させる効果が望めるモモルデシンは、食欲不振からなかなか解消しない疲労にも嬉しい成分となります。

ビタミンCで美肌に

肌の潤いやハリを保持する成分であるコラーゲンの生成に関わるビタミンCは、エイジングケア効果が期待できる抗酸化作用も持ち合わせています。

老化から生じるシミやシワそして肌のたるみや美肌に嬉しい成分の作用からより健やかな肌を目指せられますよ。

モモルデシンが夏バテ予防に役立つ

胃や腸の消化器官の粘膜を保護したり食欲を高めたりといった効果が見込めるモモルデシンは夏バテによる食欲不振の解消に役立ちます。

さらに、体内の余計なナトリウムや水分の排出に関わるカリウムは、ナトリウムや水分とともに体内の熱を体の外へ出してくれる作用が見込めます。

暑さのあまり食欲が沸かなかったり、少ない食事量から余計に倦怠感を感じたりする夏バテには、ゴーヤに含まれている栄養素や成分から期待できる様々なアプローチが大変有効な手段となりますね。

がん予防に役立つと期待される成分

ゴーヤに含まれている成分には、国民病とも言われるほど死因で占める割合が高いガンの予防に嬉しい作用が期待できるものがいくつかあります。

蛋白MAP30

1つ目として挙げられる成分はゴーヤの果肉や種に存在する蛋白MAP30で、これはガン細胞の増殖を抑制する「ナチュラルキラー細胞」を活性化するという作用からガン予防に役立つとして期待されています。

モモルカロシド

ガン細胞内でのDNAやRNAなど細胞分裂・増殖に必要な物質の合成を阻害することからガン細胞の分裂・増殖の抑制が見込める「モモルカロシド」もガン予防に活かせられる成分と言われています。

ククルビタシン

苦味成分として含まれる「ククルビタシン」やゴーヤでの含有量が高いビタミンCはそれぞれの抗酸化作用から活性酸素の数や働きを抑制し、「活性酸素が細胞に攻撃することで生じるガンリスク」の軽減に嬉しい成分として挙げられています。

コロソリン酸が糖尿病予防をサポート

したがって、糖尿病を毎日の生活の中で予防していくには、食生活の改善から血糖値の上昇を抑制したり、血糖値の上昇を緩やかにする効果が望める成分・栄養素を摂取したりといったアプローチが大切になります。

モモルデシン、チャランチン

血糖値だけでなくコレステロール値の低下に役立つとされています。

コロソリン酸

インスリンに頼らずとも食事から摂取した糖質の取り込みを促進し、血糖値を下げる働きが期待されています。

中でもコロソリン酸は「植物インスリン」という別名もあり、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促進するだけでなく、下がりすぎた場合には逆に血糖値を上昇させて値を安定させることから低血糖を防ぎながら血糖値の上昇の抑制に役立つとされています。

また、余計な糖質の吸収を抑制する際に役立つ水溶性食物繊維も豊富に含まれているゴーヤは、血糖値が気になる人には嬉しい作用が期待できますよ。

高血圧に嬉しいカリウム

塩分(ナトリウム)の過剰摂取から体内のナトリウム濃度が高まると、本来なら排出されるはずの水分が高くなったナトリウム濃度を薄めるために体内に溜め込まれていきます。

ナトリウム濃度の上昇による体内での変化は、体内の水分量が増加する「むくみ」だけでなく、血液量の増加から心臓や血管への圧力が高まることで「高血圧」にも繋がります。

こうした塩分の過剰摂取から生じる高血圧に嬉しい成分こそが、体内の余計なナトリウムや水分の排出に関わるカリウムです。

余計なナトリウムや水分の排出から、血液量の増加に伴う高血圧の予防・改善に役立てられます。

青汁のゴーヤってどんな人に向いているの?

夏バテ対策を考えている人

ビタミンB群やビタミンCそしてモモルデシンなどの疲労回復に嬉しい成分が、夏バテによる食欲不振や倦怠感の改善に役立ちます。

むくみや便秘が気になる人

体内の余計なナトリウムや水分の排出に作用するカリウムは、体内に余計な水分が溜まっている状態である「むくみ」の効率的な解消をサポートします。

また、ゴーヤに含まれている食物繊維は腸内の常在菌として存在する善玉菌の餌となってその数や働きを高めることで「腸内環境の正常化」による便秘改善に役立てられますよ。

二日酔いになりやすい人

体内で分解されきれずに残留したアセトアルデヒド(アルコールを分解した際に生じる毒性の強い物質)が二日酔いの原因となります。

ゴーヤに豊富に含まれているビタミンCやカリウムは、それぞれから期待できる効果によってスムーズな二日酔いに嬉しい成分と言えますね。

ビタミンC

アセトアルデヒドを分解する際に大量に消費され、補うことで「アセトアルデヒドの分解・排出」を促進に役立てられるとされています。

カリウム

体内の水分の排出に作用し、体内に残留したアセトアルデヒドを尿とともに効率良く排出する利尿作用が望めます。

高血圧や動脈硬化が気になる人

体内の余計な水分やナトリウムの排出に関係するカリウムは、減煙による食生活の改善とともに高血圧の予防・改善のために上手に取り入れたい成分ですよ。

また、βカロチンやビタミンCそしてククルビタシンなどの抗酸化作用に優れた成分は、酸化によって脆くなった血管をしなやかにしたり弾力性を高めたりと動脈硬化予防効果が期待できます。

健康維持を考えている人

様々な健康・美容効果が期待できるゴーヤは、何と言っても高い栄養価が特徴の野菜です。

したがって、様々な栄養素をバランス良く摂取することで毎日の健康に役立てていきたい人にとって力強い味方となってくれますよ。

ゴーヤが含まれている青汁にはどんなものがあるの?

ゴーヤが主原料として使用されている青汁には様々な製品がありますよね。

その中でもタブレットタイプが採用されていてサプリメント感覚で続けやすい「サントリー 青汁ゴーヤ」、そして抹茶風味で美味しく飲める粉末タイプの「青汁三昧」の2つがおすすめですよ。

サントリー「青汁ゴーヤ」

特徴

「青汁ゴーヤ」は国産大麦若葉・ゴーヤをベースにフラクトオリゴ糖と抹茶をプラスし、美味しく続けやすいタブレットタイプの青汁です。

腸内に存在する善玉菌の餌となるフラクトオリゴ糖が配合されていますから、高い栄養素を摂取しながらより効率的な便秘改善を目指せられますよ。

参考価格

「青汁ゴーヤ(1袋150粒入、約30日分)」の通常購入価格は1,600円(税抜、送料別)です。

しかし、定期お届けコースでのご購入で10%オフの1,440円(税別とお得になるほか、毎回送料無料+定期お届けコース以外の商品も10%オフの割引特典が設けられていますよ。

「お届け日を自由に選べる+解約や変更に制限がない」といった定期コースに抵抗のある方でも安心できるポイントがあるほか、飲むペースや長期に渡る不在から配達ペースを変更できる「一時お休み制度」も設けられていますよ。

内容量

直径8mm、厚み5mmと飲みやすいタブレットタイプの青汁が、1袋あたり150粒入っています。

1日5~15粒の摂取が目安量として定められていますから、体調と相談しながら摂取量を調整していきたいですね。

主原料

主原料としては熊本県阿蘇産大麦若葉と沖縄産ゴーヤをベースとして使用されていて、フラクトオリゴ糖と愛知産抹茶が配合されています。

青汁三昧

特徴

「青汁三昧」は大麦若葉・ケール・ゴーヤといった3つの野菜を主原料として使用されていて、抹茶配合で飲みやすく続けやすい粉末対応の青汁です。

参考価格

「青汁三昧(1箱60包入)」の通常購入価格は6,000円(税込、送料600円)ですが、定期コース価格(お得な1箱定期コース)では通常よりも半額の3,000円(税込、送料300円)と大変お得に!

さらに、定期コースの中でも「3箱定期コース」では半額以下の8,100円(税込、送料無料)となるほか、こちらのコースでは1回での休止・停止がOKとなっています。

内容量

「青汁三昧(1箱60包入)」は個包装が採用されていて、1包あたり約3.3gの粉末青汁が入っています。

また、1日2包の摂取で1日に必要なビタミンCの約90%をカバーすることが可能なことから、1日2包の摂取が推奨されています。

主原料

主原料として使用されている野菜は、広島産ケール・沖縄産ゴーヤ・宮崎産大麦若葉と全て国産のもので品質性や安全性に優れていますよ。

まとめ

ゴーヤは高い栄養価を誇るだけでなく、独特の苦味のもととなる成分には健康維持に嬉しい効果が期待できることが分かりました。

そんなゴーヤを使用した青汁は苦味が少なく続けやすいですから、「ゴーヤは苦いから嫌い」という人でも栄養素や成分を習慣として摂取できますよ。

また、調理では捨ててしまって口にしないワタや種の栄養素も余すことなく詰まっている青汁からは、料理から摂り入れるよりも効率的な栄養素の摂取が可能となるのも嬉しいポイントですね。