日本女性で妊娠した人の多くは、ビタミンやカルシウムなど必要な栄養素が不足しがちになります。
特に、葉酸と鉄分は必要なのに摂取量が半分以下ということもあるくらい不足する栄養成分です。
そこで、妊婦さんにも人気なのが栄養素をたっぷり含んだ「青汁」なのですが、
- 妊婦でも飲みやすい青汁はどれ?
- 妊娠中でも飲める安全性の高い青汁は?
どの青汁を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、妊娠中でも安心して飲める安全性の高い青汁の選び方、妊娠中の方におすすめできる青汁を厳選してご紹介します。
妊婦さんも安心!安全性の高い青汁選びの基準
妊娠中は市販で販売されている青汁を適当に飲んでれば安心、というわけにはいきません。
妊婦さんであれば、青汁選びで失敗しないために必ず気を付けたいポイントがあります。
青汁選びで注意したい大切なポイントは以下3点です。
妊娠中の青汁選びのポイント
- 国産原料で完全無添加
- ノンカフェイン
- 葉酸・鉄分が摂れる
やはり国産原料を使用した完全無添加でノンカフェインのものが望ましいです。
また、葉酸含有量が多いことと、鉄分・カルシウムが摂れるということも大切ですね。
1.国産原料で完全無添加
国産と紹介していますが中国産のものが100%危険というわけではありません。
しかし、反対に日本で認可されていない農薬が使用されていないという保証もどこにもありません。
過去に中国産の原料から残留農薬が見つかったこともあるという事実からも、国産のものを選んでおいた方が安心できます。
また、妊娠中はなるべく添加物も避けたいものです。
添加物が全て危険というわけではありませんが、特に市販の青汁など酸化防止剤や甘味料、着色料など使用されていることも多いです。
妊娠中はなるべく添加物の入っていない完全無添加のものを選びましょう。
2.ノンカフェイン
妊婦さんは緑茶や紅茶などに含まれるカフェインの摂取量にも注意したいところです。
妊娠中にカフェインを摂取し過ぎると、低体重で生まれてしまったり、流産のリスクを高めたりと、お腹の胎児にも悪影響が出る可能性があります。
カフェインは大量摂取しない限り大丈夫とも言われますが、できればノンカフェインの青汁を選んでおくのが無難と言えます。
3.葉酸・鉄分が摂れる
妊娠中に不足する栄養素はビタミン類やマグネシウムなど多岐に渡りますが、妊娠中、特に不足しやすいのは葉酸や鉄分、あとはカルシウムが挙げられます。
また、葉酸は妊娠中には必須の栄養素となるため含有量が多いと嬉しいですね。
青汁はビタミン類やカルシウムをはじめ、妊娠中に必要な食物繊維やマグネシウムなど栄養バランスに優れています。
しかし、その中でも葉酸や鉄分、カルシウムがしっかり摂れる青汁は妊婦さんにとって、さらに栄養バランスの良い青汁になりますね。
妊婦中におすすめの青汁を比較
上の選び方を基準に、安全性の高い人気の青汁の中から妊婦さんにおすすめできる青汁を比較してみましょう。
原料 | 添加物 | カフェイン | 葉酸と鉄分 | |
サ
ン ス タ ー 粉 末 青 汁 (1位) |
◎ 国産100% 5種 |
◎
完全無添加 |
◎
ノンカフェイン |
◎
含有 |
ス
テ ラ の 贅 沢 青 汁 (2位) |
◎ 国産100% 3種 |
◎
完全無添加 |
◎
ノンカフェイン |
◎
含有 |
フ
ァ ン ケ ル 本 絞 り 青 汁 (3位) |
◯
国産100% 1種 |
◯
無添加 |
◎
ノンカフェイン |
◯
含有 |
マ
イ ケ ア ふ る さ と 青 汁 (4位) |
◎
国産100% 3種 |
◯
安全な添加物2種 |
◎
ノンカフェイン |
△
葉酸なし |
や
わ た お い し い 青 汁 (5位) |
◯
国産メイン |
◯
香料のみ使用 |
△
カフェインあり |
◯
含有 |
安全性が高く人気も高い青汁を比較してみたところ、さらに妊婦さんの条件を満たしている安全性の高い青汁は、以下の3つでした。
安全性が高い妊婦さんにオススメの青汁
- サンスター粉末青汁
- ステラの贅沢青汁
- ファンケル本搾り青汁
国産原料で5種類の野菜が使用されていて、栄養価が非常に高いことから一番のオススメはサンスター粉末青汁です。
栄養素の含有量、安全性、コスパの高さを観ても一番総合的に優れています。
しかし、粉末タイプが苦手で飲みやすい錠剤タイプがいいのであれば、次に評価の高いステラの贅沢青汁を選んでも良いです。
また、ケール1種類のみになりますが、値段も抑えたいという方はファンケル本搾り青汁を選ぶといいでしょう。
まとめると以下のような基準で選ぶといいでしょう。
- サンスター粉末青汁→とにかくコスパ抜群の青汁がいい人
- ステラの贅沢青汁→粉末タイプは嫌!サプリタイプの青汁がいい人
- ファンケル本搾り青汁→なるべく青汁の費用を抑えたい人
妊婦さんに人気!比較から分かったオススメの青汁ランキング
上の比較内容をもとに、妊婦さんにおすすめできる青汁をランキング形式でご紹介します。
【1位】コスパNO.1!サンスター健康道場 粉末青汁
1杯価格 | 価格 | 初回価格 | 定期回数縛り |
150円 | 4500円 | 同左 | なし |
送料(※) | 内容量 | 主原料 | |
無料 | 10g×30包 | ケール、大麦若葉、明日葉 など計5種 |
(※)送料は初回が無料、2回目以降300円が発生します
やはり総合的にバランスが良く、一番おすすめできるのはサンスター粉末青汁です。
ケール、大麦若葉、明日葉の三大原料をはじめとした国産野菜5種を贅沢に使用し、1杯でなんと100グラム分の野菜を補えるという栄養価の高さが魅力。
しかも、妊婦さんに必要な葉酸・鉄分・カルシウムの含有量が他社より多いのも大きな特徴です。
安全性の高さまでトップクラスでこれといった欠点が見つかりません。
妊婦さんも安心して飲むことができますね。
他社では1包あたり3gが多い中、サンスター粉末青汁は1包あたり10gと大容量!それでいてこの価格だと考えると、他商品と比べてもかなりお得な上にコスパが高いです!
楽天やアマゾンでは取り扱いがなく、公式サイトの定期コースで一番オトクに購入できますので、気になる人は下記よりチェックしてみてください。
おすすめポイント
5種類の国産野菜100%
使用しているブロッコリー・ケール・大麦若葉・明日葉・モロヘイヤ5種類の野菜はすべて国産で、1杯で1日分の野菜不足を補える栄養バランスの良い青汁です。
完全無添加
5種の野菜が全て国産な上にさらに完全無添加です。保存料・香料・食塩・砂糖などの添加物を一切使用せず、野菜だけで仕上げた青汁で安心感がありますね♪
ノンカフェイン
抹茶や緑茶などを使用していないノンカフェインの青汁なので、カフェインを気にせず続けられます。
実際に飲んだ人の口コミ
「しっかりと野菜の飲みごたえがあって、おいしい青汁だと思います。牛乳で割ったらさらに美味しくなる青汁ですね。」
「妊娠中の野菜不足解消のために無添加のこの青汁を選びました。1袋にたっぷり入っているので、3回に分けて飲んでいます。肌の調子も良くなりました♪」
「青臭くなく、野菜本来の優しい味で飲みやすかったです。無添加・ノンカフェインなので妊娠中とてもお世話になった青汁です。」
【2位】サプリタイプで飲みやすい!ステラの贅沢青汁
1回の価格(※1) | 価格 | 初回価格 | 定期回数縛り |
94.8円 | 2846円(税別) | 980円 | なし |
送料(※2) | 内容量 | 主原料 | |
無料 | 1袋90粒 | クロレラ・ケール・長命草 |
(※1)1回あたり3粒分の料金として計算しています
(※2)送料は通常の購入の場合には発生します
500種以上の素材から厳選された3種類の原料によって生まれた青汁で、原材料の素材は「クロレラ・ケール・長命草」の3種類すべて国産原料で揃えています。
しかも農薬不使用で完全無添加、ノンカフェインなので妊婦さんにも嬉しいです。
粉末タイプではなく、飲みやすい粒状タイプがいいという人にオススメの青汁です。
定期コースについては980円から始めることができ、さらに定期購入の回数縛りもなく、30日間の全額返金保証まで付いているのも魅力です。
ただし、毎月300名限定なので気になった方は、なるべく早めにチェックするようにしてくださいね。
おすすめポイント
添加物不使用の国産野菜♪
珍しい粒上タイプですが、添加物が一切使用されていません。原材料の生産地も詳しく紹介されているので、安心感があります。
サプリメントタイプで飲みやすい
粒タイプなのでサプリメント感覚で飲めます。嫌な味もせず飲み込めてしまうので、青汁がどうしても苦手な人でも続けやすいです♪
ケールなどの栄養成分がぎっしり!
ケールやクロレラ、長命草を使用しているので、ビタミンA・Bをはじめ、ミネラル、マグネシウムなど妊婦に必要な栄養素も摂取できます。
実際に飲んだ人の口コミ
「青汁だけど粒なので、妊娠中もお世話になりました。食事が取りにくい時もあったのですが、これを飲んでいるおかげで体の調子もよく便秘に悩まされることもありませんでした。」
「医薬品と同じくらいの大きさなので、飲みやすいですし持ち運びにも便利です。いつでも好きな時にすぐ飲めるので、何かと重宝しています。」
「授乳中にまともに料理が作れていなかったため、少しでも栄養を摂りたくてこちらの粒タイプの青汁を利用しました。水さえあればいつでも簡単に飲めますし、これからも愛用したいです。」
【3位】価格が安い!ファンケル 本絞り青汁ベーシック
1杯の価格 | 価格 | 初回価格 | 定期回数縛り |
87円 | 2619円(税込) | 780円 | なし |
送料(※) | 内容量 | 主原料 | |
無料 | 10g×30本 | ケール1種100% |
(※)送料は通常の購入の場合には発生します
シリーズとして4億杯販売しているファンケルの青汁のご紹介です♪
品質管理も徹底していて、複数の農家と契約することで常に鮮度抜群のケール青汁を実現しています。
また、たった1杯で葉酸・鉄分はもちろんのこと、レタス4枚分の食物繊維、チーズ80g分のカルシウムなど妊婦さんに嬉しい栄養素がたっぷりです。
香料・着色料・保存料などの食品添加物は無添加なので、妊娠中でも安心して飲めると思います。
コストも通常購入でも1杯あたり約87円というコスパの良さで、公式サイトの定期コースが一番オトクです。定期縛りもありません。
お試し価格なら1杯39円、780円からお試しできるので気になった方は詳細をチェックしてみてくださいね。
おすすめポイント
国内産ケールを100%使用
土からこだわった「ミネラル農法」で栽培された高品質な国産ケールを100%使用!安全性の高い青汁です。
化学農薬不使用・無添加
化学農薬を一切使用せず、安全性を確認したケールのみから作られています。着色料は保存料など添加物も一切未使用なのは驚きです。
ケールなのに飲みやすい
ケールは栄養価が高い代わりに苦いものですが、独自の製法で青臭さや苦味を大幅に抑え、口コミでも飲みやすいと評判です。
実際に飲んだ人の口コミ
「何種類かの青汁を飲み比べしてみましたが、ケールなのに青臭さがまったくありませんでした。苦味やクセもなく、相当飲みやすいです。」
「青臭くおいしくない青汁をイメージしていたのですがこちらはさらっとしていて抹茶みたいに飲めます。」
「妊娠中のつわりの影響で食欲がなく困っていましたが、こちらの青汁はおいしく飲めました。一日分の必要な栄養素が補えるのも有難いです。
【4位】妊婦さんにも優しい!マイケア ふるさと青汁
1杯の価格 | 価格 | 初回価格 | 定期回数縛り |
114円 | 3420円(税別) | 同左 | なし |
送料(※) | 内容量 | 主原料 | |
無料 | 3g×30包 | 明日葉、大麦若葉、桑葉 |
(※)送料は通常の購入の場合には発生します
1億杯突破の実績を持つふるさと青汁は、八丈島産の明日葉を主原料とし国産の桑の葉、大麦若葉を使用した青汁です。
国産の原材料も、農薬や化学肥料を使用しないよう工夫した方法で栽培しているので、安全性に関しても安心度は高いでしょう。
含まれる栄養素としては食物繊維やビタミン、ミネラルたっぷりで、鉄分や葉酸も豊富♪
飲みやすさとしてもほのかな甘みを感じる優しい仕上がりで、妊婦さんにも嬉しい青汁です。
また、全額返金保証まで付いていて、現在新規購入対象者には14包がプレゼントされるキャンペーンも行っています!お早めにチェックしてみてくださいね。
おすすめポイント
安心の国産野菜♪
主原料の明日葉、桑の葉、大麦若葉はすべて国産のみを使用しています。生産も国内工場で加工されたもので、安全な青汁です。
栄養素たっぷり♪
明日葉を使用しているので、妊婦さんに必要な食物繊維、ビタミンA、B、ミネラルなどの栄養素がたっぷりなので、便秘気味の人にも嬉しいです。
ノンカフェイン
市販のものだとカフェインが多いですが、カフェインが含まれていないので妊婦さんでも安心して飲める青汁です。
実際に飲んだ人の口コミ
「毎朝スッキリするようになり、風邪もひかなくなりました。野菜不足を補えるので手放せません。」
「青汁のお陰なのか、むくみが以前よりマシになりました。これからも続けて飲みたいです。」
【5位】飲みやすくて美味しい!やわた おいしい青汁
1杯の価格 | 価格 | 初回価格 | 定期回数縛り |
130円 | 3894円(税込) | 同左 | なし |
送料 | 内容量 | 主原料 | |
無料 | 4g×30本 | 大麦若葉、ケール、モロヘイヤ など |
やわたの青汁はモンドセレクションを3年連続受賞した実績の青汁です。
上記でご紹介した青汁と比べると添加物が入ってはいますが、主原料となる8種類の原料は国内産で農薬や化学肥料を一切使用しておらず、残留農薬の心配もないので安心度の高い青汁と言えます。
妊婦さんに嬉しいビタミンやミネラルも豊富に含まれていて、さらに毎月5%~10%OFFになるらくらく定期コースでは希望の配送周期(1~3ケ月に1度)を選べ、回数制限に縛りもありません。
全額返金保証までついているので、万が一合わないなと感じたら返金にも対応してもらえるのはうれしいです♪
おすすめポイント
有機栽培原料を使用
化学合成農薬、化学合成肥料を使用しない栽培方法によって育てられた有機栽培原料にこだわり、主原料に使用しています。
8種の主原料で栄養たっぷり♪
大麦若葉をはじめとした8種の原料で、ビタミンA、B群、C、カテキン、食物繊維、さらに乳酸菌まで配合された栄養満点の青汁です。
飲みやすくて続けやすい
やわたの青汁では「栄養バランス」と「おいしさ」の両方を実現している、飲みやすい青汁です。
実際に飲んだ人の口コミ
「粉っぽさもなく抹茶入りなので、大人から子供まで飲める青汁だと思います。野菜特有の青臭さが苦手な人にもおすすめです。」
「程よく甘味があるので、毎朝子供と一緒に飲んでいます。牛乳とも相性抜群で続けやすい青汁です。」
「濃厚というか甘味が強いですが確かにおいしいです。自分としてはもう少し苦くても良かったくらいかな。」
妊婦さんにおすすめな青汁の飲み方
青汁には、青臭かったり苦かったりと飲みにくい味の製品もあるのは確かです。
一般的に青汁は水に溶かして飲むことが多いものですが、水の代わりに牛乳と混ぜて飲むと、青汁独特のクセが消えて飲みやすくなるため、青汁と牛乳をミックスして毎日飲んでいる人も多いのです。
また、牛乳と青汁を混ぜると飲みにくさを解消できるだけではなく、栄養面でも高い効果が期待できます。
カルシウムを多く含む牛乳には骨や免疫力を強化してくれる働きがあるので、カルシウム不足になりがちな妊婦さんにはぜひ進んで飲んでもらいたいもののひとつです。
さらに牛乳には、精神安定効果や安眠効果なども期待できます。
青汁と牛乳を混ぜれば飲みやすくなるだけではなく、それぞれの栄養をバランスよく同時に摂取できるメリットがあります。
このことからも、青汁を牛乳に混ぜて飲むことは妊婦さんにおすすめの方法と言えます。
妊娠さんに青汁がおすすめな理由
ここで青汁がおすすめできる理由についておさらいしておきましょう。
妊娠中や授乳中は自分の体は自分だけのものではありませんよね。
妊娠中だろうと、授乳中だろうと赤ちゃんがお母さんの体とも密接に関係していることに変わりはありません。
「胎児のため健康を育むためには、栄養バランスのよい食事が基本」と言われるように、特に妊娠中は胎児に必要な栄養を送り続けないといけないので、普段にも増して栄養不足や体調管理には気を配らなければいけません。
しかし、特に妊娠中は体調が変化が激しく思うように食事を摂れない場合や、つわりによる食欲低下で栄養不足に陥ってしまうこともあります。
妊娠前と同じ食生活を送っていたとしても、お腹の赤ちゃんに栄養を送らないといけないので、特定の栄養素が不足するケースだってあるんです。
妊婦さんが栄養不足になってしまうと、胎児の発育への悪影響や、障害を患ってしまったり、妊婦さんも体調を崩す原因につながる可能性もあります。
そんな時、青汁は強い味方になってくれます。食欲のない時でも飲みやすいタイプの青汁なら、栄養不足の身体をサポートしてくれます。
また、必要な栄養素を補うことで、妊娠中の便秘や風邪の対策にもなります。
次の項目から妊娠中に不足する栄養素などについて詳しく観ていきましょう。
妊婦中に不足しがちな栄養素を手軽に補える
妊娠中は、葉酸や鉄、カルシウム、亜鉛、食物繊維、ビタミンB12などに不足しやすい栄養素はたくさんあります。
妊娠中は食欲が低下したり様々な原因でどうしても栄養が不足しがちになりますが、青汁であればこれらの不足しやすい栄養素をまるごと補えてしまうのです。
また、その中でも特に不足しやすい栄養素かつ、妊婦さんが重視したい栄養素というのは以下の3つの成分です。
- 葉酸
- 鉄分
- カルシウム
特に葉酸は、厚生労働省でも妊娠前後には通常の2倍ほどの摂取を推奨するなど、その大切さは以前から注目されていますよね。
葉酸が不足すると、胎児に神経管閉鎖障害リスクが高まったりします。
葉酸は妊娠初期から妊娠中期、さらには産後の授乳期間中にも積極的に蓄積しときたい栄養素なんです。
また、鉄分に関しても妊娠中の貧血対策、赤ちゃんの血液作りに必要な栄養成分ですので、普段の2倍は摂取しておく必要があります。
カルシウムについては、厚生労働省が1日あたりの摂取量を650mgと推奨していますが、特に増やす目的というよりは不足しないように意識しましょう。
栄養バランスが良く、これらの3つの栄養素がしっかり入った青汁は、妊娠中のあなたを力強くサポートしてくれる存在になってくれるでしょう。
便秘に嬉しい食物繊維を摂取できる
上で書いた貧血だけでなく、妊娠中は便秘にも気を付けたいところです。
便秘がストレスとなって悪影響を及ぼし、中には妊娠うつにつながる人もいるくらいなので、決して軽く考えられる問題ではありませんよね。
ここで青汁をおすすめしたいのは、便秘に嬉しい栄養成分が含まれているからなんです。
便秘に嬉しいおすすめ成分
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンE
妊娠中の便秘の原因として、疲労や運動不足などが主な要因として挙げられ、妊娠して初めて便秘を経験した人も多いです。
また、女性ホルモンによるホルモンバランスの変化により腸の機能が低下することも原因のひとつとして考えられます。
腸の機能が低下しているのに自分の好きなものだけ食べるという偏食を繰り返した結果、排便をスムーズにしてくれる食物繊維や水分が不足して便が硬くなり、便秘になってしまうケースもあります。
青汁には食物繊維、ビタミンC、ビタミンEなど便秘解消をサポートする成分が含まれています。
風邪予防になる栄養成分も摂取できる
妊娠中の風邪に関しても注意は必要で、軽度の風邪なら影響も少ないと思いますが高熱が続く場合には羊水の温度が上がり、胎児に影響してしまう場合もあります。
妊娠中は免疫力も低下しており、市販の薬などもなかなか飲みづらく、病人だらけの病院に行くのも気が引けてしまいます。
そのため、普段から栄養バランスの食事を心掛けるともに、青汁でも必要な成分を摂取しましょう。
風邪予防に嬉しい成分
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンB2
- ビタミンE など
主に緑黄色野菜や肉類に多く含まれるビタミンですが、青汁にもビタミン類は多く含まれています。
ビタミンAは免疫力,成長に関わる栄養成分で、不足すると免疫力が低下し、ウイルスや細菌が侵入するのを防ぐ力が弱まってしまいます。
ビタミンAは過剰摂取するとよくないですが、ビタミンA不足もまた、胎児の発育不全や、先天異常のリスクを高めるとされているのです。
また、みかんやいちごなどに多く含まれ、現代人が慢性的に不足しているビタミンCですが、青汁の主原料となるケールや大麦若葉、明日葉にも含まれています。
ビタミンCの働きには、解毒作用・コラーゲンの生成促進・ストレスの緩和などがありますが、不足すると免疫力の低下などにより風邪をひきやすくなってしまいます。
まとめ
妊婦さんは、赤ちゃんのために十分な栄養を摂取する必要があると同時に、赤ちゃんの安全を考えた食生活を送らなければなりません。
日頃の食事で不足することが多い栄養を青汁から摂取しようと考えているのであれば、上でご紹介してきたように、
- 安全性が高くノンカフェイン
- 栄養バランスが良い
- 妊婦中に必要な栄養素が入っている
という点に注意して青汁を選ぶようにしましょう。
今回は妊婦さん向けにおすすめできる青汁を比較し厳選してみました。
ぜひご紹介した商品の中から、自分に合った青汁を見つけてみてくださいね。
- 参考サイト
- 日本人の食事摂取基準(2015 年版)
- 福岡産婦人科情報館