「疲れているはずなのに眠れない」「普段は眠れるのに今日はなんでか眠れない」そんな時ってありますよね。
決して「不眠」というわけではないけれど時々眠れない日がある、というのは珍しいことではありません。
今回は、そういった症状におすすめの飲み物を紹介していきます。
心も体もホッとして、優しく眠りに誘ってくれる飲み物で「眠れない!」という症状を改善しましょう。
「疲れているはずなのに眠れない」「普段は眠れるのに今日はなんでか眠れない」そんな時ってありますよね。
決して「不眠」というわけではないけれど時々眠れない日がある、というのは珍しいことではありません。
今回は、そういった症状におすすめの飲み物を紹介していきます。
心も体もホッとして、優しく眠りに誘ってくれる飲み物で「眠れない!」という症状を改善しましょう。
ここから、早速寝られない時におすすめの飲み物について紹介していきます。
スーパーで購入できるものばかりなので、眠れない時のためにキッチンにストックしておくと安心!
さっそくどんな飲み物が眠れない時に効果的なのかチェックしていきましょう。
眠れない時のお供としても定番であるのが「ホットミルク」ですよね。
実際に、寝る前に毎日飲んでいる、という人は少なくありません。
しかし、一体なぜ、ホットミルクが睡眠に良いとされているのか皆さんは知っていますか?
ホットミルクが睡眠に良いとされる理由は、ホットミルクに含まれる成分にあります。
イライラや緊張などの興奮状態を鎮める「カルシウム」、自律神経を整える「ビタミン12」、自然な眠りを促す「トリプトファン」。これらの成分の作用によって自然な眠気を誘発したり、深い眠りにつきやすくしたりしてくれるのです。
特にトリプトファンは睡眠には重要な物質と言われています。
トリプトファンからは、幸福感や安心感を得ることができる「セロトニン」が生成され、さらにセロトニンが代謝されて、眠気を促す「メラトニン」に分解されます。
セロトニンもメラトニンも睡眠には欠かせない作用を持っているため、「眠れない」という症状で悩んでいる人はぜひ摂取してほしい成分です。
また、冷たい牛乳としてではなく、温めてホットミルクとして飲むことによって、胃腸を温めることができます。
一旦体温が上昇し、その後体温が下がる際に体は眠気を感じるもの。
お風呂上りにしばらくして眠くなるのと同じ原理です。
こういったことから、ホットミルクは眠れない時に効果的であると言われています。
ちなみに、砂糖を加えることでセロトニンの生成を促しますし、バナナと一緒にミキサーにかけてホットミルクにすることでバナナの持つトリプトファンも同時に摂取することができます。
おすすめの飲み方なのでぜひ試してみてくださいね。
香りを嗅ぐだけでも癒されるホットココア。
眠れない夜におすすめの飲み物の一つです。
ココアには血行を促進する「ポリフェノール」と、副交感神経を刺激する「デオブロミン」という成分が存在しています。
心と体をリラックスさせ、体をぽかぽかにし、自然な眠気を誘発してくれる飲み物なのです。
おすすめの飲み方は上記で紹介した「牛乳」と組み合わせる飲み方です。
ホットミルクの持つ安眠効果とホットココアの持つ安眠効果によってより、入眠しやすくなるでしょう。
ただし、ホットココアには微量ながらカフェインが含まれています。
マグカップ一杯程度であれば睡眠に影響は無いとされていますが、飲み過ぎてしまうと眼が冴えてしまうこともあるため注意が必要です。
睡眠に良いとされる「トリプトファン」は、牛乳だけでなく実は豆乳にも含まれています。
牛乳同様に温めて飲むことで、トリプトファンの持つ安眠効果や胃腸を温めて眠気を誘うことができるので、眠れない夜には豆乳を試してみるのもおすすめ。
おすすめの飲み方はしょうがを加えたホットしょうが豆乳です。
しかしこの時使うのはすりおろしたしょうがではなく、「粉末しょうが」です。
しょうがは体を温める効果があると言われていますが、すりおろしたしょうがは一時的に体が温まるものの、その後体の熱を奪ってしまう作用があります。
その為、手足の冷えを招くことになるので「冷えて眠れない」という状況を引き起こしてしまう可能性があるのです。
粉末しょうがは、一度乾燥させて粉末状にしているもので、体を温める効果が高く、さらに体の熱を奪うことがありません。
しかし、飲み過ぎると女性は大豆の成分によりホルモンバランスの崩れを招いたり、ニキビの原因となってしまうことがあるため、マグカップ一杯程度に抑えるようにしましょう。
体を温める効果の高い「しょうが」。
血行促進、冷え性改善、体を温めるなどの効果があり、眠れない夜に飲むことで、眠気を誘ったり寝つきを良くしてくれる効果があります。
市販のしょうが湯でも安眠効果が期待できますが、簡単に手作りすることも可能です。作り方を見てみましょう。
1.小さじ1の粉末しょうがをマグカップに入れる
2.はちみつや、黒蜜をお好みで入れる
3.お湯を注ぐ
4.片栗粉をお好みで入れてとろみをつける(無くてもOK)
「豆乳」の欄でも解説したように、すりおろしたしょうがは逆に体の熱を奪ってしまうので、寝る前の飲み物としてはおすすめできません。
粉末しょうがを使用して体を温めるようにしましょう。
また、お湯の代わりに豆乳や牛乳を入れても美味しく飲めますし、安眠効果をより期待できます。
自分好みの飲み方を見つけて、自由にアレンジしてみてくださいね。
眠れない夜に、眠気を誘う効果のある「カモミールティ」。
もともとカモミールは、安眠効果の高いハーブとして知られていて、不眠に悩む人に好まれているものです。
甘酸っぱく、優しい香りが心を落ち着けてくれるだけでなく、「副交感神経を刺激」「リラックス効果」「体を温める」「体内時計を整える」などの効果が期待できると言われています。
心も体も落ち着かせてくれるだけでなく、乱れた体内時計を正常に戻してくれるカモミールティは、眠れない夜の大きな味方になってくれる存在です。
寝る前のリラックスタイムで取り入れてみてくださいね。
夜眠れない……。という状況は誰にでもあるもの。
眠れないままいつの間にかもうすぐ起床時間!
なんてことにならないよう、安眠効果の高い飲み物で入眠してみませんか?
ぜひ、上記を参考にしながら、自分の好きな飲みものを見つけ、眠れない夜のお供として活用するようにしましょう。
ただし、飲み方によっては目が冴えてしまうものもあるので、よく注意事項を確認しながら正しく飲んでくださいね。