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友人や彼氏、職場など、何かと旅行を行く機会は多いもの。
しかし、いびきをかいて眠っている女性は旅行への参加に迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?
同じ部屋で眠るということは、自分のうるさいいびきで周囲に迷惑をかけてしまうかもしれませんし、単純に「恥ずかしい」という気持ちをもつこともあると思います。
そこで、今回は「なかなか改善されないいびき」で悩む女性のために、病院での治療法について解説していきます。
いびきを病院で診てもらいたい!
いびきは自分の意志でなんとかできるものではなく、「体質」や「生活習慣」が原因であることがほとんど。
生活習慣が原因であればいびきを改善できる可能性は高いのですが、体質がいびきの原因である場合にはなかなか改善が難しいものです。
そんな女性は一度病院で診察を受けることがおすすめです。
病院を受ける場合、受診する科目は「耳鼻咽喉科」です。
呼吸器系に異常がある場合があるので、まずはこちらの科目を受診するようにしましょう。
また、もし可能であれば「睡眠時無呼吸症候群」に関して詳しい病院を受診するのも病院選びのポイントとして覚えておきましょう。
いびきの原因が睡眠時無呼吸症候群である可能性もあるため、受診予定の病院がどこまで対応しているか事前に問い合わせておくと安心です。
いびきをなおす治療って?
生活指導
病院を受診した際に行われることがある「生活指導」。
肥満が原因でいびきをかいてしまうのであればダイエットに関する指導がありますし、お酒タバコ食生活ストレスなどに関する内容についても指導が入ります。
これは、いびきの原因が「生活習慣」によるものの場合で、特別な治療をほどかさなくても改善の余地がある場合に生活指導を行うのです。
お酒、タバコ、食生活、ストレスはいびきの原因になってしまうため、まずは問診で生活習慣のチェックを行います。
この問診票を元に、生活指導が入るのです。
自分でも気が付かなった、悪い生活習慣に気が付くきっかけにもなるので良い機会にもなります。
CPAP
なかなか改善されないいびきの治療法として「CPAP」と呼ばれる治療法が存在します。
これは、鼻に特殊な器具(マスク)を装着し、無呼吸や低呼吸状態に陥ったときに空気を送り込むのです。
この治療を行うことで、睡眠時無呼吸症候群を解消したり、起動の閉塞を改善する効果が期待できると言われています。
効果が高く、副作用も少ないことから、日本だけでなく正解中でも注目されている治療法です。
また、保険対象の治療法なので費用も高くなりません。
マウスピース
手軽な治療法として「マウスピース」というものもあります。
就寝時にマウスピースを装着することによって下あごが前に出るため、舌が喉の奥に落ち込んでしまうのを防ぐ効果があります。
舌が喉に落ち込まない為、起動の確保につながり、いびきの解消をすることができます。
上記で紹介した「CPAC」のような大掛かりな器具は必要なく、マウスピース一つで改善の効果を期待できるので、「手軽さ」を求める人におすすめ。
また、マウスピース一つのみなので、もちろん旅行先で使用することができます。
治療で時間をかけられない!という人は、即効性のあるマウスピースについて聞いてみてくださいね。
薬
花粉症、風邪、鼻炎などで鼻詰まりがひどく、これが原因でいびきをかいてしまう人であれば薬を処方されることがあります。
鼻詰まりは口呼吸の原因になってしまい、喉奥に舌が落ち込んだり、喉が乾燥していびきをかいてしまうことにつながります。
いびきの原因である鼻詰まりを解消するために「抗アレルギー薬」や「点鼻薬」などが処方され、症状によっては薬だけでいびきが改善されることもあるのです。
手術
かなり大掛かりな治療法ではありますが、手術を行っていびきを治療する方法も存在します。
手術を行う際のケースとしては「睡眠時無呼吸症候群が深刻」「気道や舌、鼻腔が生まれつき変形している」などが挙げられ、上記で紹介したような方法では改善の余地が無い、と判断された際に用いられる治療法です。
ただ、手術とはいっても最近では日帰りであったり、術後もほとんど痛みがない手術も増えてきているため、比較的不安が少なく手術を行うことができます。
また、主な手術の方法としては3つ。
- レーザー治療
- 高周波メス
- アデノイド切除術
それぞれの手術について詳しく解説していきます。
レーザー治療
比較的一般的な治療であるのが「レーザー治療」です。
その名の通りレーザーを用いて行う手術のことを言います。
レーザーで咽頭の粘膜の一部分を焼き切り、気道を広げるのが目的です。
手術時間はだいたい15分程度であるため、日帰りが可能な手術方法となっています。
部分的な手術が可能な手術法であるため、出血も少なく済みますし、傷跡を縫うこともありません。
高周波メス
のどちんこと呼ばれる部位を切除する際に用いられる手術法なのが「高周波メス」です。
のどちんこは正式名称は「口蓋垂(こうがいすい)」といい、人によってはこの部位がいびきの原因になってしまいます。
出血や副作用はほとんどないとされていますが、術後1週間程度は喉に違和感を感じる可能性があるとのこと。
アデノイド切除術
鼻と喉の間にあるリンパ組織をアデノイドといいます。
子供はこのアデノイドが大きい傾向にありますが、成長とともに小さくなることがほとんど。
しかし、人によってはアデノイドが小さくならず、むしろ肥大化することもあります。
この大きなアデノイドの存在が原因でいびきが改善されない場合には、「アデノイド切除術」と呼ばれる手術を行います。
日帰りは難しく、1週間程度の入院が必要とされていますが、手術時間は1時間程度と比較的短く済みます。
まとめ
「いびきが改善されずに病院での治療を検討している」という人にとって、参考となる内容はあったでしょうか?
自力で改善できるいびきも存在しますが、中には手術をしなくては改善できないほどのいびきも存在します。
安心して旅行を楽しめるよう、旅行前にいびきの改善に励んでみてくださいね。
参考文献