MENU

もう二度寝を後悔しなくても大丈夫!二度寝の効果はこんなにあった!

目覚まし時計をセットしていても、あと5分だけと二度寝をしてしまったことのある人は多いもの。

朝が苦手でなくても、ほとんど毎日のように二度寝をしている、なんていう人は少なくありません。

そんな誰にでも経験のある「二度寝」ですが、あまり良いように考えられていないことがほとんど。

皆さんも「二度寝は悪いもの」と考えているのではないでしょうか?

しかし、実はそんなことはありません。

あまり良いイメージの無い二度寝ですが、二度寝には私たちに嬉しい効果をもたらしてくれると言われています。

そこで、今回は二度寝の効果について触れていきたいと思います。

目次

二度寝が悪いといわれる理由は?

「二度寝は悪いもの」と言われることが多いのですが、それは一体どうしてなのでしょうか?

大きな理由としては2つあります。

  • 睡眠サイクルが崩れて、日中の集中力が低くなる
  • 寝坊のリスク

これらの理由から「二度寝は良くない」と考えられているようです。

確かに、二度寝をしていると、その日の仕事の効率が悪くなったり、ぼーっとしてしまったりすることがあるでしょう。

また「あと5分だけ」という二度寝のつもりがいつの間にか30分も1時間も眠ってしまい、気が付くと始業時間ギリギリ!なんていうリスクもあります。

実際に二度寝をして遅刻をしそうになった、もしくは二度寝が原因で遅刻をしてしまったなんていう読者もいるのではないでしょうか。

これらの事を踏まえると、社会人や学生にとって「二度寝」が良いものではない、と考えられるのも仕方がないことなのかもしれませんね。

どうして二度寝をしてしまうのか

ついつい二度寝をしてしまうという人は少なくありませんが、そもそもなぜ二度寝をしてしまうのでしょうか?

  • 夜更かしで睡眠不足
  • クセになっている

この2つが原因と言われています。

二度寝をすることが多い人の多くは、前日の夜に夜更かしをしていて睡眠不足に陥っていることが少なくありません。

自分の睡眠時間を計算してみた時、5時間以下しか眠っていなかった、なんていう人は睡眠不足の可能性があります。

睡眠が足りていないからこそ、眠く辛い朝を迎えてしまうことになるのです。

これでは「まだ眠っていたい」と二度寝してしまうのは当然の事ですよね。

本当に改善をしたい!と考えているのであれば自分の睡眠時間をよく見直し、就寝時間を早めにしたり、規則正しい生活を心がけたりすることが大切です。

また、二度寝はクセになってしまいます。今まですっきりと起きられていたのに、数日二度寝を続けてしまったせいで、二度寝の気持ちよさを知ってしまった!という人は少なくありません。クセになってしまうと、これから先もダラダラと二度寝をしてしまう生活になってしまうのです。

「二度寝が良くない」ということではなく、「二度寝をしたくなってしまう生活習慣が良くない」と捉えたほうが正しいかもしれませんね。

では、二度寝が良い理由は?

「良くないもの」として考えられている二度寝ですが、実は私たちの体に良い影響をもたらしてくれる一面もあります。

一体どのような影響をもたらしてくれるのでしょうか?

  • ストレスに対抗する準備ができる
  • 安心感、幸福感を得られる

二度寝にはこの2つのメリットが存在します。

どういうことなのか、それぞれ詳しく迫ってみましょう。

「ストレスに対抗する準備ができる」

睡眠中、私たちの体には「コルチゾール」という物質がたくさん分泌されています。実はこれ、ストレスを受けやすい社会人に嬉しいホルモンなのです。

このコルチゾールは「抗ストレスホルモン」と呼ばれ、日中のストレスに対抗する準備をしてくれます。

このコルチゾールは二度寝中にも分泌されるため、二度寝をすることによってよりストレスに対する準備をすることができるのです。

数分程度の二度寝でも十分効果はあるとのことで、二度寝が多い人ほど抗ストレス効果が期待できると言われています。

「安心感、幸福感を得られる」

二度寝をしたことがある人であれば、その気持ちよさはわかりますよね。

この気持ちよさを感じている時は心も体もリラックス状態にあり、脳内モルヒネとも呼ばれる「エンドルフィン」という神経伝達物質が分泌されています。

エンドルフィンは幸福感や安心感などを得られるため、幸せな気分を感じることができるのです。

毎日の緊張や不安、ストレスを軽減することに繋がるので、社会人には嬉しい効果ともいえるのではないでしょうか。

このように、二度寝は悪いことばかりではなく、嬉しいメリットも存在するのです。

とはいっても、長時間の二度寝はNG。

1時間以上の二度寝は、不眠の原因になったり、日中のだるさや眠気を引き起したりしてしまいます。

5~15分程度の短い二度寝が日中にも健康や日中の行動に支障をきたさないと言われているので、自分の二度寝時間を見直しながら、明日からの二度寝ライフに取り入れてみましょう。

どうしてもの時の、さっと起きられる対策は?

二度寝にもメリットがあると知っても、二度寝の余裕がない朝は二度寝をするわけにはいきませんよね。

また、二度寝どころか三度寝、四度寝とついダラダラしてしまう人もいます。

そういった人のために「さっと起きられる対策」について解説。

「ダラダラせずにパッと起きたい」「明日は忙しいから二度寝の余裕がない」という人はぜひ参考にしてみましょう。

熱いシャワーを浴びる

熱いシャワーは血圧を上げてくれるので、眠さで頭がぼーっとする人や、だるさを感じてしまう人もスッキリと目を覚ますことができます。

また、交感神経を優位にしてくれるため、体が「活動モード」へと切り替わってくれるのです。

仕事前に集めのシャワーを浴びておくと、体も頭もシャキッとするでしょう。

室温を過ごしやすい気温にしておく

冬の朝はとても冷えていて、なかなか布団から出られない。

とついつい布団に篭ってしまいがちです。

これも二度寝の原因になったり、気が付いたら家を出る時間!なんてことになってしまいます。

前日のうちに暖房器具のタイマーをセットし、起床時には部屋が暖かい状態にしておくと、「布団から出られない」という状況を回避することができますよ。

カーテンを開ける

体も頭もすっきりと一瞬で目覚めさせる方法があります。

それが「カーテンを開ける」というものです。

朝の太陽の光を浴びることによって、「朝起きるのが辛い」という毎日を過ごしている人の体内時計がリセットされますし、交感神経が刺激されて一気に体が活動モードへと切り替わります。

天気が悪い日や、同居者がまだ眠っていてカーテンを開けることができない場合には、照明の光でも十分効果があります。

その日の天気や、家庭環境に合わせて自分に合った方法を選びましょう!

二度寝ですっきり!

「つい二度寝をしてしまう」という経験は誰にでもあるもの。

しかし、その多くが二度寝を後悔していたり、「二度寝は良くないもの」として認識していたりします。

今回の記事では「二度寝のメリット」について解説しました。

もちろん、状況によっては二度寝をするべきではないこともありますが、「二度寝が悪いもの」というわけではありません。

自分の心を豊かにしたり、ストレスや緊張を緩和したりする効果もあるのです。

ぜひ、今回の記事をよく読んで、正しく良い二度寝をしてくださいね。

目次