SoftBank光とJ:COMの料金や速度の違いは?乗り換える前に比べてみよう!
現在インターネット回線には、本当にたくさんの種類があります。
初めて固定回線を契約する方はもちろんのこと、乗り換えをする方にとっても、本当に満足のいくネット回線を見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
もしどのネット回線にしようか迷っているなら、人気の回線を比較してみてはいかがでしょうか。
今回は、SoftBank光とJ:COMで比べてみたいと思います。
どちらも利用者が多い回線サービスであり、それぞれに異なったスペックや特徴を備えています。
両サービスのキャンペーン情報もご紹介しますので、ぜひ目を通してみてください。
目次
SoftBank光とJ:COMの料金比較
月々の料金を気にせずにネット回線を契約する方はまずいないはずです。
SoftBank光とJ:COMでは、どちらの方がリーズナブルに利用できるのでしょうか?
両者の料金を比較してみましょう。
戸建てプラン
まずは、SoftBank光とJ:COMの戸建住宅向けの利用料金から見ていきたいと思います。
今回の料金比較は、最も多い利用パターン
- 「ネット+電話」の料金
- 「ネット+電話+テレビ」の料金
で見ていきたいと思います。
SoftBank光は各サービスの合計料金を記載。
例えば、「ネット+電話」の場合なら「ネット料金+光電話(N)の基本料金」といった具合です。
一方、J:COMの料金には、最も利用者数が多いプランを比較対象に選びました。
「ネット+電話」のプランには「NETパック 320M PHONEコース」、「ネット+電話+テレビ」のプランには「スマートお得プラン320 PHONEコース」を選択しています。
また、J:COMは地域によって料金が違うため、代表例として関東エリアと関西エリアのそれぞれを記載しています。
料金比較表(税抜)
|
ネット+電話 |
ネット+電話+テレビ |
SoftBank光 |
5,700円 |
6,360円 |
J:COM(関東) |
5,695円 |
9,048円 |
J:COM(関西) |
5,200円 |
9,048円 |
「ネット+電話」の料金
「ネット+電話」の料金は、SoftBank光と関東エリアのJ:COMでほぼ同額となっています。
一方、関西エリアでのJ:COMの料金は、SoftBank光よりも500円安くなっています。
年間にすると、合計6,000円安く利用できる計算になります。
「ネット+電話+テレビ」の料金
「ネット+電話+テレビ」の料金については、J:COMの方が割高となっています。
ただし、J:COMは元々ケーブルテレビの会社なので、多数の専門チャンネルを売りにしている分、利用料金が高めに設定されてます。
対するSoftBank光の「ソフトバンクテレビ」は、基本料金が660円と安価。
そこまで専門チャンネルが必要ない、地デジ放送やBSデジタル放送で十分といった方の場合、コストを低く抑えられます。
ただし、SoftBank光でも専門チャンネルを視聴するには、別途視聴料金を支払わなければなりません。
料金比較まとめ
以上の点を総合すると、戸建向けプランの料金比較は、
「ネット+電話」の場合
- 関東エリア → ソフトバンク光
- 関西エリア → J:COM
「ネット+電話+テレビ」の場合
の方が安いという結果になりました。
ただ、J:COMのテレビサービスは高額ですが、多数のチャンネルを楽しみたい方にはおすすめの回線です。
テレビサービスを重視する方は、サービス内容の好みに合わせて回線を選んでみてもよいでしょう。
マンション(集合住宅)プラン
続いて、SoftBank光とJ:COMの、マンション向けプランの料金を比較してみましょう。
ここでも、「ネット+電話」の料金および「ネット+電話+テレビ」の月額料金を比較します。
比較対象とするプランについても、基本的に前述の戸建向けプランの場合と同様です。
J:COMのプランには「NETパック 320M PHONEコース」および「スマートお得プラン320 PHONEコース」で比較します。
以上の点を踏まえた上で、下記表をご覧ください。
料金比較表(税抜)
|
ネット+電話 |
ネット+電話+テレビ |
SoftBank光 |
4,300円 |
4,960円 |
J:COM(関東) |
5,200円 |
9,048円 |
J:COM(関西) |
5,200円 |
9,048円 |
料金比較まとめ
一見して分かるように、マンション向けプランの月額料金はSoftBank光の圧勝ですね。
マンションの固定回線としては、J:COMの料金は高額と言えます。
もちろん、通信速度の遅いプランであれば上の料金より安く利用できますが、それでも「ネット+電話」で月額4,500円とやや高めに設定されています。
しかも、速度は本当に遅いのでおすすめできないプランです。
マンション向けプランの料金比較は、SoftBank光に軍配が上がる結果となりました。
なお、SoftBank光のテレビサービスに関して、西日本エリアでは戸建て住宅でのみ利用できます。
西日本エリアのマンションタイプでは、テレビサービスが利用できないので注意して下さい。
SoftBank光とJ:COMの速度比較
ネット回線はリーズナブルに利用できたとしても、通信速度が快適ではなかったらあまり意味がないですよね。
速度に関しては、SoftBank光とJ:COMのどちらが優れているのでしょうか?
J:COMには、通信速度の異なるプランがいくつか存在します。
ここでは、上記の料金比較でも例に挙げた、最もポピュラーな「320M PHONEコース」の速度と、ソフトバンク光の速度と比較してみましょう。
まずは、SoftBank光とJ:COM(320M)の規格上の最大通信速度をご覧ください。
最大通信速度(ベストエフォート)
|
下り |
上り |
SoftBank光 |
1Gbps |
1Gbps |
J:COM |
320Mbps |
10Mbps |
規格上の通信速度は、SoftBank光がJ:COMを大きく上回っています。
ただし、スペック上の最大通信速度はあくまで理論値。
実際に利用できる速度は、ネットの使用環境によって大きく変わります。
より正確に速度を比較するために、ネット上にある口コミ情報で確認できる、SoftBank光とJ:COMの実効速度をチェックしてみましょう。
以下は、ユーザーが寄せる情報から、高い数値と低い数値をピックアップしたものになります。
実効速度(※口コミによる)
(下り) |
高い数値 |
低い数値 |
SoftBank光 |
531Mbps |
200kbps |
J:COM |
262Mbps |
23kbps |
実効速度に関しては、J:COM(320M)もかなり健闘しているものの、やはり基本スペックが高いSoftBank光が上回っていますね。
高い数値と低い数値の差は気になるものの、通信速度に関してはSoftBank光の方が優れていると考えてよいでしょう。
J:COMにも最大速度1Gのコースがあるけど・・・
なおJ:COMにも、ソフトバンク光に匹敵する通信速度を利用できるコース「J:COM NET 光 1Gコース on auひかり」が用意されています。
「auひかり」の回線を使って提供されるコースとなっており、最大速度はSoftBank光と同じ「下り上り1Gbps」。
評判の高い「auひかり」の回線を利用することから、実効速度の速さも期待できます。
ただし、1Gコースの提供エリアは限られており、かつ戸建て住宅でしか利用できません。(集合住宅は利用不可)
また、J:COMの他のプランと比べると、月額料金はかなり高くなります。
もし契約するなら元の回線となる「auひかり」と直接契約した方がいいくらいです。
このため、J:COMの1Gコースを契約するくらいなら、コスト的にSoftBank光の方がおすすめです。
SoftBank光とJ:COMのキャッシュバックキャンペーン比較
契約解除料(違約金)や回線工事費など、ネット回線の乗り換え時には何かと費用がかかりがちです。
しかし、新規契約時のキャッシュバックキャンペーンを上手く活用すれば、乗り換えにかかるコストを抑えられます。
ソフトバンク光とJ:COMの場合はどうでしょうか?
ここでは、両回線で提供されているキャッシュバックキャンペーンを比較してみたいと思います。
SoftBank光
SoftBank光を取り扱う代理店は複数あり、各社が独自のキャッシュバックキャンペーンを展開しています。
今回は、一番人気の代理店NEXTが実施しているキャッシュバックを代理店が行うキャンペーンの代表として比較対象に選びました。
ソフトバンク光の代理店NEXTでは、以下のキャッシュバック特典を提供しています。
キャッシュバックキャンペーンの特典内容(代理店NEXT)
パターンA:とにかく現金がいい方向け
28,000円キャッシュバック
パターンB:無線ルーターを持っていない方向け
24,000円キャッシュバック+高速無線ルーター
※最短2ヶ月後に現金振込
パターンBの特典に含まれる「高速無線ルーター」とは、自宅をWi-Fi環境にするための機器と思っていただければ分かりやすいかと思います。
ちなみに、「高速無線ルーター」の販売価格は平均でだいたい4,000円~10,000円。
もし無線ルーターを持っていない、または買い換えようと思っている方には、パターンBの特典がおすすめです。
すでに無線ルーターをお持ちの方や、現金キャッシュバックを重視する方は、パターンAを選ぶと良いでしょう。
J:COM
J:COMでも、新規契約者向けのキャンペーン特典をいくつか用意しています。
高額キャッシュバックもその中の1つです。
J:COM NET キャッシュバックの特典内容
他社インターネット回線から対象のコースに乗り換えの方限定
30,000円キャッシュバック
他社回線からの乗り換えで加入するユーザーを対象としており、キャッシュバック額は最大30,000円と高額。
ただし、キャッシュバック特典の対象プランは、各種「スマートお得プラン」および「スマートお得セレクト」に限られています。
さらに、これらはいずれもテレビサービスをセットに含むプランです。
つまり、「ネット+電話」のプランを契約しても、キャッシュバックは受け取れません。
また、3万円貰える対象のプランごくわずかで、ほとんどのプランのキャッシュバック特典は20,000円もしくは10,000円になってたりします。
キャッシュバック比較まとめ
J:COMは「最大30,000円」という特典の最高額こそ魅力的ですが、キャンペーンの適用条件が少し厳し過ぎます。
また、SoftBank光の場合、乗り換え時だけでなく新規契約時でもキャッシュバックが貰える点はかなり高いポイントです。
以上から、キャッシュバックキャンペーンの比較でも、SoftBank光の方がお得と考えてよいでしょう。
サービス提供エリアの違い
ネット回線の提供エリアは、サービスごとに大きく違います。
当然エリアは広い方が有利です。
例えば、引っ越しする際、引越先でもそのままその同じ回線を継続利用できる可能性がエリアが広い分だけ高くなります。
逆に、提供エリアが狭いネット回線は、下手をすると契約すらできなかったりします。
SoftBank光とJ:COMでは、どちらのほうが広いエリアで利用できるのでしょうか。
SoftBank光
SoftBank光は「光コラボ」の1つです。
光コラボとは簡単に言うと、フレッツ光の回線サービスを卸売りする形態のサービスです。
ですので、ほとんどの光コラボ回線が
「光コラボの提供エリア」=「東西のフレッツ光の提供エリア」
となっています。
基本的に全都道府県で利用可能
SoftBank光も、東西のフレッツ光が利用できる地域であれば利用可能です。
基本的に、すべての都道府県で利用できると思ってもらってOKです。
ただ全国的に見ると、フレッツ光の回線が開通していない地域も一部あったりします。
マンション(集合住宅)に関して
なお、マンションタイプのSoftBank光は、フレッツ光の回線が設備された集合住宅でのみ利用できます。
お住まいの集合住宅の回線設備導入状況については、物件管理者に問い合わせてください。
また、引越先のネット回線で考えている場合は、フレッツ光の公式サイトで導入状況を確認できます。
J:COM
J:COMのネットサービスは、同社がケーブルテレビを提供している地域で利用できます。
サービス提供地域は、以下のとおりです。
北海道、宮城県、群馬県、茨城県、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、和歌山県、京都府、兵庫県、福岡県、熊本県、山口県、大分県
上記の16都道府県内あってもで、J:COMが提供される地域はさらに限られます。
例えば、宮城県での提供エリアは、仙台市の4行政区と黒川郡大和町、黒川郡富谷町のみです。
仙台市であっても、太白区は提供エリアに含まれていなかったりします。
また、マンションタイプのJ:COMは、専用設備が導入された物件でのみ利用可能です。
フレッツ光の回線が導入された集合住宅と比べると、J:COMが導入された物件は少数。
以上の点を総合すると、サービス提供エリアの比較もSoftBank光の圧勝と言えます。
携帯セット割引の違い
SoftBank光とJ:COMは、どちらも携帯とのセット割引の対象回線に含まれています。
ただし、利用できるセット割の携帯キャリアは別々です。
お互いどういった割引サービスなのか詳しく見ていきましょう。
SoftBank光の「おうち割 光セット」
SoftBank光は、「おうち割 光セット」の対象回線となっています。
「おうち割 光セット」とは、特定のネット回線と、SoftBankの対象プランを同時利用することで適用される割引サービスです。
割引対象となるのは、対象ネット回線の契約者およびその家族が契約する、SoftBankのスマホ・ガラケーの利用料金です。
適用される割引額は、現在SoftBankで契約中の料金プランに応じて決まります。
「おうち割 光セット」の対象プランと、各プランに適用される割引額をチェックしてみましょう。
おうち割 光セットの割引額
「おうち割 光セット」の割引内容は、スマ放題/スマ放題ライトに加入しているのか、それ以外の料金プラン加入しているかで大きく違います。
スマ放題/スマ放題ライトを利用している場合
スマ放題/スマ放題ライト以外を利用している場合
適用可能回線数
「おうち割 光セット」は、SoftBank光1契約につき、最大10回線に対して適用できます。
例えば、家族5人でSoftBankを利用している場合、家族が契約する5回線すべてのSoftBank回線に対して割引が適用されます。
家族みんながSoftBankユーザーの世帯なら、通信費を大幅に節約することができます。
J:COMの「auスマートバリュー」
J:COMは「auスマートバリュー」の適用対象回線です。
「auスマートバリュー」は、上で説明した「おうち割 光セット」のauバージョンと思っていただけたら分かりやすいかと思います。
対象の固定回線とauの対象プランを同時利用することで、auの携帯料金に割引が適用されます。
auスマートバリューの割引額
データ定額30
最大2年間 毎月2,000円割引
auピタットプラン
データ利用量2GB以下 永年 毎月500円割引
データ利用量2GB超~20GB 永年 毎月1,000円割引(auピタットプラン(シンプル)でデータ利用量1GB以下の月は割引適用無し)
auフラットプラン20/30
永年 1,000円割引
データ定額5/20、LTEフラット、ISフラット、LTEフラット for Tab/Tab(i)、Tab(L)
最大2年間 1,410円割引(永年934円(税抜)/月+最大2年間476円(税抜)/月)割引
データ定額2/3、ジュニアスマートフォンプラン、シニアプラン、カケホ(3Gケータイ・データ)
永年 934円割引
データ定額1
最大2年間 934円割引
適用可能回線数
auスマートバリューは、J:COM回線の契約者と、その家族が契約するau携帯に対して適用されます。
適用可能回線数は最大10回線。
これも上の「おうち割 光セット」と同じです。
家族の中でauユーザーが多い場合、通信費を大幅に節約することができます。
割引サービス比較まとめ
先にも触れたとおり、「おうち割 光セット」と「auスマートバリュー」は類似するサービスです。
最大の割引額も、どちらも2,000円で同じです。
ですので、スマホ・携帯電話とのセット割引については、SoftBank光とJ:COMは両者互角と言ってよいでしょう。
比較検証まとめ
これまで、SoftBank光とJ:COMを
- 「料金」
- 「速度」
- 「キャンペーン」
- 「エリア」
- 「割引サービス」
の5つに分けてで徹底比較してきました。
今回比較した2回線を総合的に判断すると「SoftBank光」の方がおすすめのネット回線と言えるでしょう。
ただ利用するユーザーの状況・環境によって
ただ、もちろん利用するユーザーの状況・環境によって、契約する固定回線は変わってくると思います。
例えばですが、「フレッツ光のエリア外」で「J:COMのエリア内」の地域にお住まいであれば、おのずとJ:COMしか選択肢はなくなります。
また、家族がみんなauユーザーなのであれば、「auスマートバリュー」が適用されるJ:COMに乗り換えた方がトータルではお得になるでしょう。
総合的に判断するとソフトバンク光の方がおすすめ
今回の比較は、SoftBank光とJ:COMを同じ環境下で考えたとき、乗り換え先として総合的に優れているのは「ソフトバンク光」という検証でした。
最後に、これからソフトバンク光を契約しようと思っている方におすすめのキャンペーン(代理店)をご紹介します。
SoftBank光の契約におすすめのキャンペーンを紹介
これからSoftBank光を契約しようと思っている方におすすめのキャンペーン(代理店)をご紹介します。
ソフトバンク光を「代理店から申し込む」最大のメリットは、SoftBankが公式に実施するキャンペーンに加えて、さらにその代理店独自のキャンペーン特典も適用されるからです。
もし、SoftBank公式のキャンペーンが適用されないのであれば、代理店から契約するメリットは薄れてしまいますよね。
しかし、プラスで特典が追加されるのであれば、ただただお得なだけなので、絶対に代理店から申し込むようにしましょう。
ご紹介する代理店は、キャンペーンの特典内容が充実していて断トツ人気の2社です。
詳しい内容は、下記の各キャンペーン特設サイトをご覧ください。
NEXT
今回のキャンペーン比較でも例に挙げた代理店NEXTです。
最大で合計52,000円もお得にSoftBank光を契約できます。
この代理店のキャンペーン特徴は、よくある「有料オプションの加入」という適用条件が一切ないことです。
他の代理店は、キャンペーン特典の条件に「契約時に有料オプションへ同時加入」が入っていることが多いので、これはNEXTの非常に嬉しいポイントです。
>キャンペーン特設サイトへ
アウンカンパニー
代理店アウンカンパニーでは、2パターンのオリジナル特典を用意しています。
パターン①高額現金キャッシュバック
28,000円キャッシュバック
パターン②キャッシュバック+プレゼント
24,000円キャッシュバック+高速無線ルーターorクロームキャスト進呈
パターン②の特典で選べる「クロームキャスト」とは、テレビのHDMI端子に接続して使用するデバイスです。
クロームキャストを利用すれば、スマホやタブレットなどの音声および映像をテレビに出力することが可能。
たとえばYouTubeやHuluのような動画サービスを大画面で楽しめたりします。
クロームキャストの実売価格は、5,000円前後。
ご利用を考えている方には、パターン②の特典がおすすめです。
既に「無線LANルーター」や「クロームキャスト」をお持ちの方や、現金キャッシュバックを重視する方はパターン①の特典を選ぶとよいでしょう。
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