フレッツ光のユーザーは、転用によって少ない手間で光コラボに乗り換えることができます。
光コラボは、提供している会社の自社サービスと関連したさまざまなお得なサービスを提供しています。
ですが、いざ転用という段階になると「本当に乗り換えて良いのか?」と悩んでしまうことになる可能性が高いです。
その悩みを解消するためには、転用先の光コラボの特徴を正確に把握して比較し、メリットの大きい方を利用することがお勧めです。
そこで今回は「フレッツ光」と「ドコモ光」を比較してみたいと思います。
フレッツ光のユーザーは、転用によって少ない手間で光コラボに乗り換えることができます。
光コラボは、提供している会社の自社サービスと関連したさまざまなお得なサービスを提供しています。
ですが、いざ転用という段階になると「本当に乗り換えて良いのか?」と悩んでしまうことになる可能性が高いです。
その悩みを解消するためには、転用先の光コラボの特徴を正確に把握して比較し、メリットの大きい方を利用することがお勧めです。
そこで今回は「フレッツ光」と「ドコモ光」を比較してみたいと思います。
まず、ご存じの方も多いと思いますが、フレッツ光とドコモ光は、どちらもNTTグループが提供している光インターネットサービスです。
ならば、両者にどのような違いがあるのだろうか、という疑問に行き着くのではないかと思います。
まず、フレッツ光はNTTグループですが、厳密に言えばお住いの地域によって「NTT東日本」か「NTT西日本」が回線を提供しています。
利用する地域によって決まり、細かい部分で料金等が異なっています。
なお、フレッツ光はNTTとの契約だけではなく、「プロバイダ」との契約も必要になります。
実際にインターネットに接続してくれているのはプロバイダであり、それぞれに料金を支払う形になります(請求がNTT東西とプロバイダで別々)。
では、ドコモ光はどこが運営しているのかと言えば、同じNTTグループですが具体的には「ドコモ」です。
つまり、フレッツ光とドコモ光では、大元のグループは一緒でも実際に運営している会社は全く別ということになります。
みなさん御存知の通り、ドコモといえば光回線よりも「携帯電話」のほうが馴染みがあると思います。
もちろんその通り、実際にドコモ光ができるまでは、ドコモは固定回線サービスを扱っていませんでした(モバイルWi-Fiルーターしか取り扱っていなかった)。
2015年2月、フレッツ光は光回線の卸売を開始、その時に誕生した光コラボレーションの一つがドコモ光なのです。
同じNTTフループであるとは言え、実際に扱っている会社は別物であるため、フレッツ光とドコモ光は未だに両立しているということなのです。
運営会社が異なるという点は理解できたかと思いますが、では具体的にどういった点が違うのかという点について、まずは多くの人が気になっているであろう「料金面」での比較を行いたいと思います。
内容(フレッツ光・東日本) | 戸建て | マンション |
通常料金 | 5,700円 | 3,350円 |
ギガ推し!割引(30ヶ月割引) +にねん割 +フレッツ光メンバーズクラブ マンスリーポイント利用時 |
4,600円 | 2,950円 |
プロバイダ料 | 500円 ~1,200円 |
500円 ~950円 |
合計 | 5,100円 ~5,800円 |
3,850円 ~3,900円 |
フレッツ光のプロバイダ料は、選んだプロバイダによって月額料金が異なります。
そのため、合計金額もある程度の幅が生じることになります。
内容 | 戸建て | マンション |
タイプA | 5,200円 | 4,000円 |
タイプB | 5,400円 | 4,200円 |
ドコモ光の料金設定は実にシンプルで、プロバイダ料込みの料金で言えば上記のような内容になります。
なお、「タイプA」と「タイプB」の違いは、選べるプロバイダの違いです。
逆に言えば、選んだプロバイダがどちらのタイプに含まれるかによって、タイプと料金が異なるということになります。
なお、プロバイダ料込みではなく、プロバイダを別個契約するタイプのプランもあります。
戸建てタイプの場合は5,000円、マンションタイプの場合は3,800円と上記よりも安くなりますが、実際にはこれにプロバイダ料が加算されるので、確実に月額料金の総額は高くなってしまいます。
フレッツ光の月額料金の変動幅が大きく、安いプロバイダであればフレッツ光のほうが安いように思えます。
そこで、プロバイダを「OCN」にする場合の料金比較です。
内容(戸建て) | フレッツ光 | ドコモ光 |
基本料金 | 4,600円 | 5,400円 (タイプB) |
プロバイダ料 | 1,100円 | 上記に含まれる |
合計 | 5,700円 | 5,400円 |
プロバイダ「OCN」は、ドコモ光の場合は高額な方(タイプB)に含まれます。
しかし、フレッツ光で利用できるプロバイダの中では特に月額料金が高い方に分類されるため、結果としてドコモ光のほうが安く利用できている計算になります。
ちなみに、フレッツ光で最も安く利用できるプロバイダ「BB exite」の場合、フレッツ光は5,100円、ドコモ光はタイプAなので5,200円で、若干ですがフレッツ光のほうが安くなります。
次に、フレッツ光とドコモ光の「通信速度」に関する違いについて解説します。
まず、基本的なこととして、上記の料金表で利用できるプランは全て「上下とも、おおむね1Gbps」という通信速度が提示されています。
つまり、カタログスペックとしての通信速度に違いは無いということになります。
ただし、実際に利用する際には同じ環境での速度の差が生じる事は考えられます。
お住いの地域で利用者が多い場合だと回線に混雑が起き、速度が低下したり回線が勝手に切断されてしまうこともあります。
契約前に、お住いの地域で回線混雑が起きているプロバイダが無いかどうかチェックしておきましょう。
なお、最大通信速度が遅いプラン(100Mbps~200Mbps)も有り、そちらの場合は月額料金が多少安くなっています。
ご利用スタイルによってプランを選択してください。
次に、ドコモ光を利用することのメリットについて解説します。
ドコモ光に乗り換える最大のメリットと言えば、やはり「ドコモ光セット割」が適用されるという点です。
ドコモ光セット割はドコモ光の料金を安くするものではありませんが、ご利用の「ドコモの携帯電話料金」が割引されるので、通信費の削減という点で大きなメリットになります。
セット割は、ドコモのスマートフォンを利用していて、利用中のデータパックの内容次第で割引額が異なります。
最低でも毎月500円、最大だと戸建てで3,200円、マンションタイプで3,000円の割引を受けられます。
ご利用のデータパックが大容量のものであるほど割引額が大きくなりますので、ご家族でドコモのスマートフォンを利用している場合だと受けられる割引が大きくなりやすいです。
料金面で言えば、基本的にフレッツ光よりもドコモ光のほうがトータルの月額料金が安くなりやすいと言えます。
単純な料金比較で言えば先ほどの通り、一部フレッツ光に軍配が上がるケースもありますが、その場合でもセット割を含めると最終的にドコモ光のほうが月額料金が安くなりやすいです。
さらに、料金に関しては「支払い」に関するメリットもあります。
先ほど「フレッツ光は、NTTとプロバイダそれぞれに料金を支払う」ということを説明しています。
つまり、請求もNTTとプロバイダで別々に行われるのですが、ドコモ光の場合はそうではありません。
ドコモ光の月額料金は、プロバイダ料込みで設定されています。
これは、回線利用料+プロバイダ料の合計額が提示されているのではなく、あくまでも「ドコモ光を利用するための料金」として提示されています。
請求はドコモから一括で行われるので、請求のタイミングがずれたり、家計簿をつける際の邪魔になるようなこともありません。
さらに、ドコモ光の加入に際して、プロバイダや代理店が実施しているキャンペーンを利用することでお得に利用開始できる可能性もあります。
例えば、プロバイダ「GMOとくとくBB」は、特設サイトにて以下のキャンペーンを実施しています。
申し込み者全員に対して、「dPOINT」が10,000pt貰えるキャンペーンを実施しています。
他の光コラボにも言えることなのですが、こうした特設サイトのキャンペーンを利用することで、光コラボをよりお得な条件で利用開始できる可能性が高いのです。
また、上記の特設サイトでは、「関西エリア」および「九州エリア」にお住まいの方限定で「4,000円キャッシュバック」のキャンペーンも実施されています。
1ヶ月の期間限定であり、以前は別のキャンペーンだったと記憶しています。
もし、契約を検討しているタイミングで自分に有利な内容のキャンペーンが実施されていたら、期間内に申し込みを済ませることをお勧めします。
この手のキャンペーンは1ヶ月~3ヶ月程度で入れ替わる忙しいタイプのキャンペーンなので、気になって保留していたらいつの間にか内容が変わっていたなんてことも珍しくありません。
次に、フレッツ光のメリットについて解説します。
まず、一概には言えませんがドコモ光はフレッツ光と比較すると通信速度が出ないという評判が出ています。
これは、ドコモ光のというよりも光コラボ全体に言えることであり、フレッツ光時代のほうが通信速度が出ていたという口コミをよく見かけます。
これに関しては同じ回線を利用している以上、回線の品質によるものではなくプロバイダの影響が考えられます。
そして、ユーザー数の多さについてはお住いのエリアごとに状況が異なるので、場所によってはドコモ光のほうが圧倒的に速い速度が出せるケースも少なくありません。
詳しい状況に関しては、お住いの地域の口コミをネットで調べるか、近所でフレッツ光やドコモ光を利用している知り合いに、通信速度について確認してみてください。
次は「サポート体制の安定感」についてです。
同じNTTグループですが、光回線サービスを提供してきた熟練度ならばフレッツのほうが断然上です。
これは、サポート体制にも現れることになります。
ベテランのNTT東西のほうが、携帯電話を中心とした通信サービスこそ優れているドコモよりも光回線に関する問い合わせの対処能力が高いです。
サポートを利用することになるユーザーとしては、やはりベテランのほうが頼りになります。
最後に、フレッツ光を「法人契約」で利用する場合、法人契約専用のキャンペーンを利用できます。
上記サイトでは、法人の利用を条件として、最大で60,000円のキャッシュバックを受け取ることができるキャンペーンが実施されています。
法人契約ということはビジネス目的でインターネットを利用するということになります。
万が一、何らかのトラブルが発生したときもフレッツ光ならサポートも万全であるため、業務に差し支えるリスクも最小限で済むという点も、フレッツ光を法人契約で利用することのメリットになります。
次に、フレッツ光からドコモ光に転用し、その後にフレッツ光に戻せるかということについて解説します。
もちろん、どの通信サービスを利用するかは人それぞれ自由ですので、フレッツ光からドコモ光に乗り換えるのも、ドコモ光からフレッツ光に戻すのも自由です。
一部、違約金等の制限はありますが、基本的にその通信サービスを利用可能な場所に住んでいるのであれば乗り換えは本人の自由です。
ただし、フレッツ光からドコモ光に乗り換えたときのように「転用」によって乗り換えることはできません。
転用は、フレッツ光から光コラボに乗り換えるにあたって、開通工事なし、フレッツ光の違約金なしで軽めの手続きで乗り換えができるシステムです。
このシステムは、フレッツ光から光コラボへの乗り換え専用のシステムであり、現時点では逆のパターンはシステムが用意されていません。
同じように見えて実は全く異なるプロセスであり、すでにドコモ光に転用したユーザーは同じような感覚でフレッツ光に乗り換えることはできません。
もちろん、前述の通りドコモ光に転用したからと言って一生もしくは一定の期間内はドコモ光を解約できず、他社に乗り換えられないということはありません。
もし、ドコモ光よりも魅力的な回線契約(フレッツ光を含む)を見つけたのであれば、そこに乗り換えることはできます。
ただし、その場合は「ドコモ光の違約金」について考慮する必要があります。
契約内容次第で契約期間と違約金が設定されているため、ドコモ光を解約して他社の新規契約を行うにあたっては違約金の支払いが必要になります。
方法としてはフレッツ光への再乗り換えは可能です。
しかし、フレッツ光から転用した時と同じ感覚で乗り換えることはできないということを肝に銘じておく必要があります。
フレッツ光からドコモ光への転用をお考えのユーザーは、ドコモ光の特徴や、お住いの地域で通信速度等に問題が生じていないか十分にチェックしておきましょう。
最後に、ドコモ光を契約する際に適用可能なおすすめのキャンペーンについて解説します。
まずは「GMOとくとくBB」です。
これは先ほど紹介したキャンペーンで、10,000ポイントのdPOINTと、地域限定でのキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
また、申し込むプロバイダをGMOとくとくBBにすると、Wi-Fiルーターを無料でレンタルできるキャンペーンも実施しています。
高性能な無線ルーターを無料で用意することができるので、ルーターを購入しようと思っていた人は利用する価値アリではないかと思い
次は「ドコモnet」です。タイプAのプロバイダであり、料金が若干安く設定されています。また、自社提供のプロバイダであり、サポートの面でも利便性があります。
もし、スマートフォンもドコモであれば、スマホもネットもトラブル時の問い合わせは全てドコモになります。光回線はネットとプロバイダが別になると、いざという時にどちらに問い合わせをすれば良いのかわからなくなります。
ドコモnetはドコモの自社プロバイダであるため、問い合わせの時に連絡先を悩まなくて済みます。
次は「ドコモnet」です。
タイプAのプロバイダであり、料金が若干安く設定されています。
また、自社提供のプロバイダであり、サポートの面でも利便性があります。
もし、スマートフォンもドコモであれば、スマホもネットもトラブル時の問い合わせは全てドコモになります。
光回線はネットとプロバイダが別になると、いざという時にどちらに問い合わせをすれば良いのかわからなくなります。
ドコモnetはドコモの自社プロバイダであるため、問い合わせの時に連絡先を悩まなくて済みます。
最後は「OCN」です。
知名度の高い通信会社であり、タイプBなので料金は若干高いですがプロバイダとしての安心感はトップクラスです。
OCNをプロバイダに選ぶと、
の3つの特典を利用できます。
利用できる特典の種類が多いので、使い勝手の良いキャンペーンであると言えます。