通信サービスを解約する時には、いろいろと調べておかなければならない事があります。
果たして、違約金なしで解約することができるのか、解約することで付随サービスがどうなるのか、きちんと調べて、解約時のリスクを把握した上で解約しましょう。
そこで今回は、「@T COMヒカリ」の解約方法について解説します。
住所はいつでも言えるかと思います。
ですが、ユーザーIDなど契約者情報に関連する情報については忘れてしまっている可能性もありますので、その際には契約書類などを用意して調べておいて下さい。
次に、@T COMヒカリを解約する時に必要になる「違約金」について解説します。
@T COMヒカリを解約するにあたっては、「2年バリューパック」の解約時の契約解除料として12,000円の支払いが発生します。
ただし、この違約金は特定のタイミングでの解約時には発生しません。
2年契約となる2年バリューパックは、利用開始月の翌月を1ヶ月目として、24ヶ月目および25ヶ月目が「更新期間」となり、更新期間中に解約した場合は契約解除料を支払わなくても解約できます。
2年バリューパックは2年間の自動更新となり、26ヶ月目以降は再び解約時に契約解除料12,000円が発生します。
これについても、開通月の翌月を1ヶ月目とした「24の倍数」ヶ月目およびその翌月(48ヶ月目+49ヶ月目、72ヶ月目+73ヶ月目)が更新期間となり、契約解除料なしで解約できます
次に、@T COMヒカリを解約する上で他に注意しなければならないポイントについて解説します。
@T COMヒカリの解約は、カスタマーセンターに電話することで実行できます。
そのため、電話するタイミングによってはカスタマーセンターにつながらない可能性があります。
特に、新生活シーズン等で問い合わせが殺到する時期にはなかなか電話がつながりません。
連絡するタイミングをずらして、解約手続きを行ってください。
夕方以降は退勤後の人が連絡するタイミングとなるのでお勧めできません。
@T COMヒカリの「解約月」の月額料金ですが、規約によればこれは日割り計算されます。
ただし、「スカパーJSAT 施設利用料」は除きます。
@T COMヒカリの新規開通工事費用は、30回の分割払いが可能です。
この支払いが残っている状態で@T COMヒカリを解約する場合、工事費用の残債は一括で請求されます。
@T COMヒカリの最初の更新期間は24ヶ月目および25ヶ月目なので、工事費用が残っている可能性が高いです。
@T COMヒカリから「別の光コラボ」および「フレッツ光」へは「転用での乗り換え」はできません。
転用はフレッツ光から光コラボへの乗り換え時に利用できる制度であるため、光コラボに乗り換える際には新規工事を必要とします。
@T COMヒカリの「ヒカリ電話」を利用している場合、解約時にはこのサービスも解約となります。
もし、アナログ回線から引き継いだ電話番号を利用している場合、サービス解約に伴って廃止になる前にアナログ回線に移しておく必要があります。
ただし、アナログ回線から番号ポータビリティで移した番号ではない電話番号(光電話サービスで発番した電話番号)の場合は、番号ポータビリティを利用できません。
電話番号が廃止になるので、連絡先の変更を知人に知らせておく必要があります。