DMM光の料金や速度は?工事費やキャッシュバック・評判など徹底解説
DMMは元々インターネット上でコンテンツを配信する企業でしたが、そこから株やFX取引などの投資サービスも提供するようになり、さらには格安SIMや光回線などの通信サービス業界にも進出するようになりました。
DMMが提供しているサービスは、「安さ」「お得さ」を前面に押し出しているものが多く、コスト重視のユーザーたちから指示を集めています。
実際、格安SIMの「DMMモバイル」は価格の安さで人気を得ましたが、光回線の「DMM光」はどうなのでしょうか?
今回はこのDMM光について詳しく解説していきます。
目次
DMM光のおすすめポイント
- 光コラボの中で月額料金が最安クラス
- 2段階定額も提供(月額3,720~5,420円)
- 基本工事費0円(※転用の場合は初月基本料金0円)
- 5,000円キャッシュバック(※転用の場合は3,000円)
- お得なDMM光mobileセット割
- 次世代インターネット接続方式v6プラスに対応
- 申し込み手続きが簡単
>キャンペーン特設サイトへ
DMM光とは
DMM光は、DMMが提供する光回線サービスで、フレッツの光コラボの一種です。
光コラボは、NTTのフレッツ光の回線を使い、料金徴収とサポートをプロバイダに一括化した新世代のサービスです。
ちなみに、DMMは光回線サービスとしては後発組なので、フレッツ光でのプロバイダサービスは提供していません。
なお、DMM光の大きな特徴の一つが「次世代インターネット接続方式v6プラス」に対応している点です。
v6プラスとは?
v6プラスとは、フレッツ光ネクスト(下り最大1Gbps)回線を利用した接続サービスのことです。
最大の特徴は、これまで主流だった接続方式(PPPoE)とは異なり、混雑の少ない経路でインターネットへ接続できる点です。
これにより、従来の接続方式に比べて、曜日や時間帯に関係なく快適にインターネットできる可能性が格段に上がりました。
v6プラスが向いている人
ネットで動画やゲームをよくする人
v6プラスは、YouTubeなどの動画視聴やネット通信ゲームをよく利用するユーザーにおすすめです。
また、DMMの動画や電子書籍を利用している方の場合、特に安定した速度でサービスを利用することが可能です。
フレッツ光に不満のある方
v6プラスに対応しているDMM光に転用(乗り換え)することで改善される可能性があります。
ちなみに、フレッツ光からDMM光へ転用する場合、違約金不要かつ工事費は少ない金額で乗り換えることができます。
v6プラスの注意点
接続方式v6プラスでは一部利用できないサービスがあります。
もし下記に該当するサービスを利用する場合、申し込み時にDMM光に言えば、従来タイプのPPPoEサービスでの提供もしてくれます。
- 固定IPサービス
- 特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
- 特定ポートを使用するサービス(一部オンラインゲームなど)
- IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス
- 自宅から外部へのサーバー公開サービス
DMM光の月額料金
一戸建て用のファミリータイプの場合、月額4,820円です。
集合住宅用のマンションタイプの場合、月額3,780円になります。
2段階定額とは
DMMでは「光2段階定額」という料金プランが提供されています。
これは携帯電話などでよく見られた2段階定額プランと同じものです。
つまり、
1ヶ月当たりのデータ使用量が一定までは低めの料金で、それを超えると高くなっていき、さらに一定レベルでまた定額になる
というものです。
高い場合の料金は割高
高い場合の料金は、通常のプランより500円以上高くなります。
そのため、この2段階定額は「1ヶ月当たりのデータ使用量がそれほどでもないから値段を抑えたい」という方向けのプランです。
2段階定額プランの詳細
DMM光2段階定額は、ファミリータイプでのみ利用可能です。
低い方の料金は月3GBまでなら3,720円、高い方の料金は月10GB以上で5,420円になります。
なお、このプランを利用する場合、通信速度は「最大100Mbps」にまで制限されます。
ですので、通常プランの速度が「最大1Gbps」であることを考えると、よほど特別な理由がない限り、2段階定額プランは選択しない方が良いでしょう。
機器レンタルの月額料金
基本的に光回線の終端には、ONUという装置が接続されています。
この装置にルーターを接続することで初めてデバイスでインターネットを利用することができます。
そして、ONUとルーター機能が組み合わさった機器を「ホームゲートウェイ」と言います。
DMM光では、この「ホームゲートウェイ」を貸し出しています。
以下は機器レンタルの月額料金です。
ギガプラン対応無線LANルータ(NTT東日本のみ) |
300円 |
ホームゲートウェイ |
200円 |
無線LAN付きホームゲートウェイ |
300円 |
最低利用期間・解約手数料
DMM光の最低利用期間は24ヶ月間、違約金は9,500円となっています。
※最低利用期間内に解約された場合は、残りの期間にかかわらず解約手数料が発生します。
最低利用期間 |
開通日の翌月1日から24ヵ月間 |
解約手数料 |
9,500円 |
初期費用
契約手数料
契約手数料は2,000円です。
他の光回線サービスの多くが契約事務手数料3,000円であることを考えると、少し安めに設定されています。
基本工事費
転用の場合は、フレッツ光の回線をそのまま利用することになりますので、基本工事費はかかりません。
新規に契約する場合には、
ファミリータイプ 2,000~18,000円
マンションタイプ 2,000~15,000円
になります。
工事費の金額の差に関しては、DMMや収容局で作業が終了できそうな場合は2,000円ですが、工事担当者が家にやってきて作業しなければならない場合は18,000円または15,000円の工事費が発生します。
※平成29年12月1日より基本工事費は0円になりました。追加工事が必要な場合には、別途工事費が必要です。
DMM光電話
光コラボの回線を利用した光電話サービスです。
基本的に、フレッツ光で提供される光電話サービスとほぼ同じものです。
月額料金
月額基本料金は500円で、一般のNTT固定電話と比べると900~1,200円程度割安になります。
通話料
固定電話にかける場合、エリアに関係なく3分あたり8円です。
携帯電話との通話料金は、通信キャリアによって違います。
ドコモの場合は1分16円、au・ソフトバンクの場合は1分17,5円です。
いずれも光電話の料金としては標準的なものです。
固定電話 |
市内 |
3分8.5円 |
3分8円 |
県内市外 |
3分20~40円 |
県外 |
3分20~80円 |
携帯電話 |
ドコモ |
1分20円 |
1分16円 |
au |
1分30円 |
1分17.5円 |
ソフトバンク |
1分40円 |
工事費
工事を土日にする場合は、上の図の工事にプラス「土日休日工事費」として3,000円加算されます。
DMM光テレビ
DMMの光テレビでは、地デジ・BS・CSの視聴ができます。
ただし当然、有料BSやCSの視聴には別途料金がかかります。
月額料金
地デジと無料BSのみを視聴する場合には、月額660円で利用できます。
アンテナ不要で地デジもBSデジタルも見ることができるので、特に家の外観的にアンテナを設置したくない方におすすめです。
工事費
工事を土日にする場合は、上の図の工事にプラス「土日休日工事費」として3,000円加算されます。
通信速度は?
続いて、DMM光の速度について解説していきます。
原則的には他のフレッツ光回線と同じ
DMM光の最大速度はフレッツ光と同じ「下り上り1Gbps」になります。
光コラボ回線は、どのサービスも実際に利用することになる回線は全てフレッツ光回線です。
なので原理的には、光コラボである限り速度は同じなので、DMM光だから特に速くなるとか遅くなるということはありません。
DMMコンテンツは速くなる!?
通常の光回線サービスの場合、DMMへはインターネットの他のサーバを経由してアクセスすることになります。
しかしDMM光の場合は、DMMのコンテンツサーバにダイレクトに接続されるため、コンテンツのダウンロード速度が速くなります。
ですので、DMMのヘビーユーザーにとっては、DMM光はおすすめの光回線です。
お得なキャンペーン(キャッシュバック)はあるの?
今のところDMM光では、定期的なキャッシュバックキャンペーンは提供されていません。
スポット的にDMMポイントプレゼントキャンペーンが期間限定で開催されていたりします。
ただそこまで頻繫に実施されるキャンペーンでもありませんし、還元率もそこまでは高くないので、開催タイミングを待つほどのことでもありません。
キャンペーン特設サイトからの申し込みに限り、新規の方は5,000円、転用の方は3,000円のキャッシュバックが貰えます。
キャッシュバック特典
本ページのキャンペーン特設サイトからDMM光を申し込みの方に限り、
- 新規ユーザー 5,000円
- 転用ユーザー 3,000円
のキャッシュバックが受け取れます。
キャッシュバック特典受け取りまでの流れ
DMM光のキャッシュバック特典を受け取るまでの流れを見ていきましょう。
申し込み、利用開始
DMM光申し込み完了後、申し込みしたサービスおよび特典の概要がメールにて通知されます。
キャッシュバック受け取り手続きの案内
DMM光利用開始月の翌月から11ヵ月目に「DMM会員登録のメールアドレス宛て」にキャッシュバック受取り手続きの案内メールが送られてきます。
受け取り手続きの案内メールは「対象月の1日から5日頃」に送られてきます。
手続きは、対象月の案内メール送付翌日から「14日間」です。
もし期間内に手続きできなかった場合、キャッシュバック特典は無効となりますので注意して下さい。
キャッシュバック受け取り
手続きが完了してから数日以内に指定した口座へ送金されます。
キャッシュバックは、金融庁管轄の資金移動業者である株式会社イーコンテクストの「CASH POST」サービスを利用し、指定する口座へ送金してくれます。
基本工事費無料
2017年12月からDMM光は基本工事費が無料になってますますお得になりました。
工事費が0円で済むので、初期費用を大幅に抑えることができます。
注意事項
※基本工事費はファミリータイプ18,000円、マンションタイプ15,000円を指します。
※土日休日の工事の場合は追加工事費3,000円が必要です。
※利用環境等を確認した結果、追加工事が必要な場合には別途工事費が必要です。
※転用の方で回線スピードの変更を希望する場合、2,000~18,000円の工事費用が発生します。
※廃止・移転元にかかる工事は、適用対象外となります。
DMM光mobileセット割とは?
冒頭でも述べましたが、DMMは格安SIMサービス「DMMモバイル」を提供しています。
これとDMM光をセットで申し込むと、利用料金が一律500円割引になります。
月額ずっと500円割引
DMMモバイルのデータSIMの最安価格は440円なので、DMM光とセットした場合は500円割引になり、
- ファミリータイプ 月額4,760円
- マンションタイプ 月額3,720円
から利用できます。
ですので、例えば格安SIMを使う予定がなくても、
- DMMモバイル最安のSIMカード→440円
- DMM光mobileセット割→500円引き
になるので、DMMモバイルを契約した方が60円分お得な料金になってしまうのです。
月々60円お得になって格安SIMが無料で使えると考えると、セット契約した方が有利かも知れません。
なお、SIMを挿入する端末がない場合、端末も別途用意しなければならなくなる場合、その端末代金分のコストは余分に発生します。
申し込み~利用開始まで
次は、DMM光の契約方法をご紹介します。
転用ユーザーと新規ユーザーで、DMM光の申し込み~利用開始までの流れは微妙に違います。
フレッツ光を利用している場合(転用)
①転用承認番号取得
NTT東西の公式ページから転用承認番号を取得します。
②申し込み
DMM光の申し込みページから手続きを行います。
③内容確認・開通処理
DMM光から申し込み内容の確認の連絡があり、開通のための作業が行われます。
④開通
案内に従って設定を行うと、インターネット接続が可能になります。
フレッツ光を利用していない方(新規)
①申し込み
DMM光の申し込みページから手続きを行います。
②内容確認・開通処理
DMM光から申し込み内容の確認の連絡があり、開通のための作業が行われます。
③工事
作業員が来て、引き込み工事が行われます。
ファミリータイプの場合、工事には立ち会いが必要です。
④開通
案内に従って設定を行うと、インターネット接続が可能になります。
DMM光の評判は?
最後に、DMM光を実際に利用しているユーザーの口コミをご紹介します。
v6プラスに対する高評価
「よく混雑する21~24時の時間帯でも快適なネット通信」
「特に夜間のインターネットに大満足」
「フレッツ光から乗り換えて良かった」
DMM光の次世代インターネット接続方式「v6プラス」に対して高評価のものが多数見受けられました。
プロバイダを問わず、従来の接続方式よりv6プラス接続の方が速度が速いと言われています。
ですので、DMM光はネットのヘビーユーザーにおすすめの光回線と言えるでしょう。
DMMコンテンツがめちゃくちゃ速い
「DMMサービスが本当に快適に利用できる」
「DMM動画がスラスラ見れる」
「DMMの電子書籍を利用しているが超速い」
DMMサービスが快適にできるといった良い評価も多く見られました。
上記でも述べましたが、DMM光の場合、自社サービスに関してだけはサーバを経由せずに直接接続されるので、当然実感速度が段違いに速くなります。
これはシステム上必然なので、DMMサービスのよく利用する方にDMM光はドンピシャの光回線と言えます。
説明担当者が不慣れ?
「DMM光に問い合わせしたが、対応がイマイチだった」
「オペレーターの説明が不十分」
「DMM光に電話した際、めちゃくちゃ待たされた」
続いては、DMM光の悪い口コミに関してですが、「サポート体制」に対する不満がちらほら見られました。
電話で説明するオペレーターの質は、DMMのような新興業者よりもパソコン通信あがりの古参業者の方が高いようです。
個々の担当者のレベルというよりは、ノウハウを蓄積しマニュアル化してあるかどうかの違いでしょう。
まとめ
DMM光の魅力は「価格の安さ」もさることながら、「DMMの各種コンテンツへの接続速度が高くなる」というポイントです。
DMMは電子書籍やゲームなど、さまざまなコンテンツを提供しているので、これらの利用頻度が高い人は、特に乗り換えを検討してもよいでしょう。
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