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NURO光の料金って本当に安いの?他の光回線と比べてみよう!

NURO光は「速度が速い」「料金が安い」という光回線としての基本スペックの評判が高いサービスです。

ただ、NURO光唯一の弱点が「提供エリアが関東地方のみ」だったのですが、2018年1月より「東海4県」「関西2府3県」でもNURO光が利用できるようになりました。

そのため、東海・関西地方にお住まいの方でNURO光が気になってる方は大勢いらっしゃるかと思います。

関東エリアで大人気だったNURO光ですが、実際に他の光回線と比べてどうなのでしょうか?

今回は、NURO光と他の光回線を徹底比較し、「NURO光のコストパフォーマンスはどうなのか」検証していきたいと思います。

目次

まずはNURO光の料金を確認しよう!

NURO光と他の光回線を比べる前に、まずはNURO光の料金を解説していきます。

NURO光の料金プラン

料金プラン表

プラン NURO 光G2V NURO 光G2
月額基本料金 ¥4,743 ¥7,124
基本工事費 ¥40,000(30ヶ月の分割にて請求)
契約事務手数料 ¥3,000(利用開始月に請求)
契約期間 2年間の継続契約 なし
契約解除料 ¥9,500 ¥0

よほどの理由がない限り「光G2V」を選択

NURO光の料金プランは、「光G2V」と「光G2」の2種類のみです。

  • 「光G2V」→契約期間を設定することで月額料金を引き下げたプラン
  • 「光G2」→契約期間が定められていない(いつ解約しても違約金がかからない)プラン

「光G2」の月額料金は割高の7,124円、「光G2V」の料金は、最低利用期間がある分お得な月額4,743円です。

「光G2V」は、契約更新月以外に解約すると9,500円の違約金を取られますが、そうだとしても「光G2V」の方が圧倒的にお得な料金設定です。

ですので、よほど特別な理由でもない限り「光G2V」を選択した方が良いでしょう。

初期費用

始めに3,000円の契約事務手数料が必要です。

工事費は40,000円と固定になっており、30ヶ月の分割で支払うことになっています。

「NURO光 for マンション」の料金プラン

NURO光 for マンション

月額負担金表

利用者数 Hands-up会費 月額料金 合計月額
4~6人 900円 1,600円 2,500円
7人 800円 2,400円
8人 700円 2,300円
9人 600円 2,200円
10人以上 300円 1,900円

月額負担金とHands-up会費

「NURO光 for マンション」の料金プランは、少し特殊で「月額負担金」と呼びます。

「NURO光 for マンション」は、1本の光ファイバーケーブルを共有する人数によって月額料金が異なるという少し変わったシステムを採用しています。

これが上の表の「月額負担金」です。

「NURO光 for マンション」の月額料金は、

  • 月額負担金
  • Hands-up会費

で構成されています。

「Hands-up会費」というのは、そのマンションのNURO光加入者全員で共有している回線やネットワーク機器のメンテナンス費用です。

マンションの共益費のようなものだと考えればいいでしょう。

この「Hands-up会費」が共有人数によって値段が変化し、合計金額に差が出てくるのです。

初期費用

もちろん「NURO光 for マンション」でも、契約事務手数料と工事費用は必要です。

契約事務手数料は3,000円、工事費用は40,000円固定で一戸建てと同額ですが、分割期間は36ヶ月となります。

NURO光でんわ

NURO光でんわ

フレッツ光やauひかり同様、「NURO光」でも光電話を利用できます。

ただ、NURO光を運営しているSo-net自体は、いちプロバイダなので、光電話サービスを自社で提供しているわけではありません。

NURO光の光電話サービスは、ソフトバンクの協力を得て運営されています。

月額基本料

基本料金 500円
ユニバーサルサービス料 2円

通話料

通話相手先 料金
SoftBankの光電話系サービス 0円
一般固定電話 3分7.99円
国内携帯電話 8-23時 1分25円
23-8時 1分20円

おうち割

先ほどNURO光の光電話サービスは、ソフトバンクの協力を得て運営されているとご紹介しました。

そのため、NURO光は、SoftBankの「おうち割 光セット」対象回線になります。

「おうち割 光セット」は、NURO光のネットと電話サービスに加入、かつSoftBankユーザーの場合、毎月の携帯代が2年間最大2,000円割引きされるサービスとなっています。

詳しくは下記で解説しています。

NURO光の特徴

続いて、NURO光の特徴をご紹介します。

お得な無料オプション

NURO光の無料標準装備

NURO光には、契約するだけ付いてくるお得な無料オプションが2つあります。

1つは無線LANルーターで、もう1つはセキュリティソフトです。

ただし、「NURO光 for マンション」の場合、セキュリティソフトは初期費用は無料ですが月額料金は500円かかります。

おそらくですが、「NURO 光 for マンション」は月額料金がかなり安いので、このセキュリティソフトを無料で付けるまでには至らなかったと思われます。

無線LAN「ONUホームゲートウェイタイプ」

光回線でWi-Fi接続する、または複数のデバイスで共有する場合には、無線LANルーター(無線親機)が必要になります。

今の時代、一般家庭内には、スマートフォンやタブレット、ゲーム機など無線でインターネット接続する端末が数多くあります。

このため、自宅をWi-Fi環境にするための無線LANルーターは、今や家庭に必須の機器と言えます。

この無線LANルーターは、家電量販店やAmazon・楽天で購入することができます。

ただ、高速な規格に対応したものほど高価格ですし、そもそもルーターの種類が多過ぎて、どの機器にすればいいのか迷ってしまう人が多かったりします。

ですがNURO光の場合、光ファイバーの末端に装着する端末装置に

  • 無線アクセスポイント機能
  • ルーター機能

が追加されています。

つまり、NURO光は契約するだけで無線LANルーターがセットで付いてくるということです。

機器自体はレンタル形式になりますが、レンタル料金は無料なので、無線LANのための別途費用が必要ありません。

なお、この無線LANの対応速度は、現在一般的に市販されているルーターの中では、最速クラスの最大450Mbpsとなっています。

ネットセキュリティ「カスペルスキー」

光回線業者が提供するセキュリティ系オプションサービスというのは、基本的に

  • 「マカフィー」
  • 「カスペルスキー」
  • 「ウイルスバスター」

といった大手のセキュリティソフトをユーザーに提供するというものです。

また、固定回線の「セキュリティオプション」は、基本的に有料(月額○○円)で、無料だったとしても「3ヶ月間」「6ヶ月間」といった期間限定のケースがほとんどです。

しかし、NURO光の場合、大手セキュリティソフトの「カスペルスキー」が無料で提供されます。

カスペルスキーは、プロバイダの「So-net」から個別で契約すると月額500円のオプションサービスです。

つまり、NURO光を契約すれば、毎月その月額500円分お得だということです。

おうち割 光セット

おうち割 光セット

上述した「NURO光でんわ」で業務提携しているSoftBankの携帯利用者(スマホ、ガラケー、iPad等)にとって、お得になるサービスが「おうち割 光セット」です。

おうち割 光セットとは

NURO光の契約と同時に「NURO光でんわ」にセットで加入することで、家族でお使いのソフトバンクの

  • スマートフォン
  • 3Gケータイ
  • iPad

の利用料金から2年間最大毎月2,000円割引してくれるサービスです。

NURO光の契約者個人だけでなく、家族の携帯代も割引の対象になります。

例えば、4人家族で皆がSoftBankユーザーの場合、最大で毎月8,000円割引されるということです。

適用条件

NURO光でんわに加入

SoftBankユーザー

NURO 光の契約者名が個人名義

登録する携帯電話がNURO 光の契約者本人、または家族名義の契約

NURO 光1契約につき、携帯電話回線最大10回線まで登録可能

ホワイトコール24

「NURO光でんわ」契約者、またはその家族がお持ちのSoftBank携帯から申し込めば、自宅の「NURO光でんわ」からの全てのSoftBank携帯への国内通話が無料になるサービスです。

また、登録したSoftBank携帯電話からの通話料が、全ての「NURO光でんわ」をはじめ、各社IP電話へも無料になります。

適用条件

NURO光でんわに加入

SoftBank携帯で対象プランを利用

NURO光と他の光回線の料金を比べてみよう!

本記事のメインテーマです。

ここまでNURO光の料金や特徴を詳しく解説してきましたが、最後に「他の光回線サービスと比べてどうなのか」見ていきましょう。

NURO光は、関東・東海・関西エリアの光回線なので、該当するエリアで契約できる人気の光回線を比較対象にしました。

また、分かりやすいように「戸建て」と「マンション」に区別して比較しています。

※記載の金額はすべて税抜金額です。別途消費税がかかります。

比較する光回線とその提供エリア

NURO光→関東、東海、関西地方

auひかり→関西、東海地方を除くほぼ全国

ソフトバンク光→ほぼ全国

ドコモ光→ほぼ全国

コミュファ光→東海地方

eo光→関西地方

料金比較(戸建て)

戸建てプラン

光回線 月額料金 携帯割引
NURO光 4,743円 SoftBank
auひかり 4,900~5,200円 au
ソフトバンク光 5,200円 SoftBank
ドコモ光 5,200~5,400円 docomo
コミュファ光 3,810~5,550円 au
eo光 4,667~4,953円 au

上の表を見ていただけたら分かるように、人気の高い光回線の中でもNURO光の月額料金は安い部類に入っています。

そして、上の表でNURO光より月額料金が安い可能性があるコミュファ光とeo光ですが、これには理由があります。

それは、速度スペックによって異なる料金プランを提供しているからです。

以下でご紹介していきます。

コミュファ光の料金プランの種類

30メガホーム(最大30Mbps)・・・3,810円

300メガホーム(最大300Mbps)・・・4,750円

1ギガホーム(最大1Gbps)・・・5,250円

※ここに記載している月額料金は、キャンペーンによる割引等を除外した純粋な基本料金です。

eo光の料金プランの種類

100Mコース・・・4,667円

1ギガコース・・・4,953円

※ここに記載している月額料金は、キャンペーンによる割引等を除外した純粋な基本料金です。

コストパフォーマンスが高いNURO光

以上、コミュファ光とeo光の月額料金の安さのからくりはお分かりいただけたと思います。

NURO光は「最大2Gbps」のプランしか提供されていませんので、比較するとしたら「最大1Gbps」のプランとですよね。

そう考えると、NURO光の月額4,743円は、人気の光回線の中でも最安の利用料金ということになります。

また、他の光回線の速度スペックは全て「最大1Gbps」にもかかわらず、NURO光の最大速度は「2Gbps」です。

つまりNURO光は、速度が1番速い光回線で料金も1番安い光回線サービスということになります。

だからあれだけ関東エリアで爆発的に利用者数を伸ばしたのだと思われます。

ただしもちろん、コミュファ光の「最大30Mbps」、eo光の「最大100Mbps」の速度で十分という方の場合、月額料金自体はNURO光より安いので選択肢としてはアリだと思います。

でも、僅かな金額の差で「最大2Gbps」のNURO光を利用できることを考えると、少し勿体ない気がします。

キャッシュバックキャンペーンや月額料金割引サービスについて

今回の料金比較には、通信サービス業界特有の

  • キャッシュバックキャンペーン
  • 月額料金割引キャンペーン

を一切反映していません。

ですので、どの光回線サービスも、実際はこれらキャンペーン特典によってもう少し安くなります。

料金比較に反映させなかった理由は、今回比較対象に挙げた光回線は、どのサービスもそれぞれキャンペーン特典が充実しているからです。

そのため、今回は光回線の純粋な月額基本料金を比べてみました。

もちろん、光回線サービスを選ぶ際にキャンペーンは重要ですが、NURO光はとても還元率の高い特典を提供していますので、そこは安心して大丈夫です。

料金比較(マンション)

マンションプラン

光回線 月額料金 携帯割引
NURO光 1,900~2,500円 SoftBank
auひかり 3,800円 au
ソフトバンク光 3,800円 SoftBank
ドコモ光 4,000~4,200円 docomo
コミュファ光 3,810~5,250円 au
eo光 3,124~3,791円 au

上の表を見ていただけたら分かるように、人気の高い光回線の中でも「NURO光 for マンション」が最安ですよね。

これは文句の付けようがないくらい圧倒的に安い月額料金と言えるでしょう。

おまけに「NURO光 for マンション」の速度スペックは、NURO光と同様「最大2Gbps」です。

他の光回線の場合、マンションの配管状況によりますが、ほとんどの物件が「最大100Mbps」だったりします。

そう考えるとやはり、「NURO光 for マンション」もコストパフォーマンスの非常に高い光回線と言えるでしょう。

ただし当然、注意点もあります。

詳しくは下記ページをご覧ください。

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