トヨタのセルシオを売りたい!特徴や買取相場を徹底解説

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「セルシオ」は、トヨタの北米ブランド「レクサス」の最高級セダンとして発売されたレクサスLS400の国内モデルとして、バブル絶頂期の1989年に登場しました。

 

圧倒的な静粛性と安定した走りを武器に北米市場を席巻し、アメリカの車業界を震撼させた車種の国内モデルですので、人気が出ないわけがありません。

 

しかし、そもそもレクサスの礎となったLS400 の国内モデルだっただけに、日本でのレクサスブランドの展開とともに、セルシオの名は廃止されています。

 

そんなトヨタの高級セダン「セルシオ」について、詳しく解説していきます。

基本情報

バブル絶頂期に登場したセルシオは、高級セダンとして人気を博していましたが、2006年のレクサスブランドの国内展開によって、「レクサス・LS」として販売されることになりました。

 

そのため、「セルシオ」として2006年に販売終了した3代目が最新のものとなり、現在では新車を入手することはできません。

新車価格

セルシオは2006年5月に販売終了となっています。その時に販売されていたのは、3代目後期型のシリーズです。

 

当時の新車車両価格は、593.3万円から787.5万円と、さすが高級車といった風格のある値段設定になっています。

 

なお、スーパーチャージャーを搭載した「V430-R」という特別仕様車も存在していました(愛知県内でのみ販売、登録)。こちらの価格は1,029万円という、レベルの違うものになっています。

型式

セルシオの型式は、以下の2つに分かれています。これはボディサイズとサスペンションの違いになっています。

 

  •  DBA-UCF30 …… コイルサスペンション
  •  DBA-UCF31 …… エアサスペンション
排気量

セルシオは、北米仕様のレクサスLS400がベースなだけに、排気量は4.3Lと日本の交通事情を考慮すると大きめとも言えるエンジンを搭載しています。

 

ボディサイズが全長5015mm×全幅1830mm×全高1470mmと、すべて5ナンバーサイズを超える完全な3ナンバー車ですので、安定して滑らかな走りを実現するためには、これだけのパワーが必要なのかもしれません。

グレード

セルシオのグレードは、以下のようになっています。

 

グレード エンジン 型式
A仕様 4.3L DBA-UCF30
eR仕様
C仕様 4.3L DBA-UCF31

エンジンはどのグレードも同じですが、サスペンションとボディサイズが違っています。(C仕様の車長が、リアシートの快適性を上げるために長くなっています)

 

A仕様やeR仕様のコイルサスペンションでも十分な乗り心地ですが、エアサスペンションを経験してしまうと、もう戻れません。

 

なお、C仕様には、標準装備が違う「インテリアセレクション」「Fパッケージ」「Fパッケージ インテリアセレクション」が存在していました。

 

※前述しているスーパーチャージャー搭載の特別仕様車「V430-R」はeR仕様をベースにしたものです。

駆動方式

セルシオの駆動方式は、高級車の代名詞であるFR駆動です。

 

これは、前方にエンジンを搭載して、駆動輪を後方にしているもので、前輪を舵専用、後輪を駆動専用にすることで、優れたハンドリングを得られている駆動方式で、高級車に多く採用されているものです。

 

燃費

これだけ大きなエンジンと車体ですので、セルシオの燃費に期待するのは間違っているでしょう。

具体的なカタログ値は、どのグレードも8.9km/Lとなっています。

 

いまとなっては決して良い燃費とは言えませんが、当時のこのクラスとしては優秀な燃費です。なにより、セルシオに乗る人は、そんなことを気にしないのかもしれません。

ハイブリッド仕様

セルシオには、ハイブリッドモデルはありません。そういった機能については、クラウンに任せていたのでしょう。

 

エコカー減税

セルシオは、エコカー減税被対象車です。(「平成17年度燃焼基準」は達成していますが、平成27年度税制改革によって、エコカー減税の対象外になっています)

そのため、自動車税などはまるまる支払う必要があります。

 

また、初年度登録から13年、18年を超えると割り増しされます。販売終了から10年以上経っていますので、初年度登録がいつなのか、確認しておいた方が良いでしょう。

維持費に大きく影響しますので、その税額を見ていきましょう。

経年 自動車
重量税 合計
2年目〜
13年目
76,500円 16,400円 92,900円
14年目
〜18年目
87,900円 20,000円 107,900円
19年目〜 25,200円 113,100円

維持費としての税額は相当な金額になっていますので、タイミングによっては早めに売却した方が良いかもしれません。

乗車定員

セルシオの定員は、高級4ドアセダンとして標準的な「5名」です。

ボディカラー

クラウンセルシオには、以下の9色が展開されていました。

 

・パール系 :ホワイトパールクリスタルシャイン、シルキーホワイトパールクリスタルシャイン

・ブラック系:ブラック

・シルバー系:プレミアムシルバー

・グレー系 :ダークグレーマイカ

・その他  :ボルドーマイカ、ダークブルーマイカ、グレイッシュブラウンマイカメタリック、オリーブマイカメタリック

最高出力

世界最高水準の静粛性と制振性を実現しているセルシオですが、そのエンジンも高級セダンとして恥じないV8気筒4.3Lエンジンと大きなものです。

 

最高出力 …… 206kW(280ps)/5,600rpm

最大トルク

気持ちの良い走りを実現するには、アクセルを踏み込むことなくスムーズに加速する加速性能が重要です。セルシオのエンジンには、そのためのトルクも十分に備わっています。

 

最大トルク …… 43.8kgm(430Nm)/3,400rpm

歴史

セルシオは、北米市場を席巻したレクサスLS400 の日本国内モデルとして、バブル絶頂期の1989年に投入されました。

 

当時、すでにクラウンクラスでは満足できず、多くのユーザーがメルセデス・ベンツやBMWなどへ流れていました。

そんな中に投入されたセルシオは、数多くの国内ユーザーをトヨタに踏みとどまらせることに成功しました。

そんなセルシオの歴史を振り返ってみましょう。

1. 初代(10系)

北米の高級車市場に驚きをもって迎えられたレクサスLS400は、その静粛性と制振性でそれまでの高級4ドアセダンの常識を破り、大ヒットとなりました。

 

その日本国内モデルとして投入されたのが、「セルシオ」です。

 

バブル絶頂期の1989年に投入され、当時の高級セダンブームにも乗って、セルシオは瞬く間に日本を代表する高級セダンの地位を築き上げました。

 

クラウンとセンチュリーの間の位置づけとして投入されましたが、センチュリーはオーナー自身が運転しないことを前提としているモデルであるため、オーナーが運転する車としては、セルシオは最上級という位置づけになっています。

2. 2代目(20系)

バブル崩壊後の円高の影響をうけ、高級車自体の販売台数に陰りが見えている中、1994年10月にセルシオはフルモデルチェンジを果たします。

 

初代で不満の多かったブレーキ性能とリアシートの居住性が改善され、馬力アップと車体重量の軽量化を行って、運動性能が飛躍的に上がっています。

 

また、後期モデルでは、再度、馬力が上がり、ATも4段から5段へ変更されることで、より動力性能を向上させました。

また、それに加えて助手席やサイドなど6つのエアバッグ、横滑り防止、ブレーキアシストなどの安全性能にも力が入れられています。

3. 3代目(30系)

2000年8月に投入された3代目のセルシオは、外観も内装も先代から大きく進化を遂げています。

 

曲線を多用したエクステリアは優雅で、インテリアも高級ホテル(帝国ホテルやリッツカールトン)の客室を参考にして作られる繊細で格調高い仕上がりになっています。シートは、JALやブリティッシュエアウェイズのファーストクラス用シートを参考にしたようです。

 

また、電子制御機構が大幅に増強されたことも特徴的です。

 

エンジンを切るとハンドルが自動的に上がり、サイドミラーが折りたたまれますし、すべてのドアにイージークローザーが標準装備されています。また、スマートキーシステムを選択することも可能になっていました。

 

環境性能についても、当時としては十分なものを持っており、排気ガス規制においては、平成12年度基準よりさらに75%低減しています。

また、後期型では燃費も8.2km/Lから8.9km/Lまで向上しています。

 

その後も堅調に販売台数を伸ばしていましたが、2006年のレクサスブランドの日本展開で、セルシオはレクサスに編入され、「セルシオ」という名称は廃止され、セルシオの販売は終了しています。

特徴

すでに販売終了から10年以上経ちますが、いまだに人気の高いセルシオについては、多くのオーナーがネット上で情報を展開しています。

ここでは、そんなオーナーたちの生の声を紹介しましょう。

おすすめできるポイント

①エンジンのパワーは文句なし

4.3Lエンジンはこの巨体を難なくスムーズに動かしてくれます。

アクセルを軽く踏むだけで素直に加速してくれますので、べた踏みなんかしたことありません。本当に運転が楽な車です。

②静粛性が高い

あんなに大きなエンジンを積んでいるとは思えない静かさです。

それに、エアサスペンションのおかげで、飛んでいるかのように走ることができます。

③改造せずにノーマルのままでも格好いい

そもそも大きなボディに大きなヘッドライト、フロントマスクは何もいじらなくても十分格好いいです。

改造せずにノーマルで乗った方が良いかもと思いながらも、いろいろと考えてしまいます。

おすすめできないポイント

①年間維持費は結構きつい

中古車で手に入れました。そもそも「エコカー減税なんて関係ない」と思っていましたが、毎年の税金は結構きついです。

燃費もいまでは良いとは言えませんので、全体として年間維持費はしんどいですね。

②メンテ代が結構かかるので注意

高級車っていうのは、部品の数が多いそうです。そのうえ、部品も高い。もちろん、快適に乗るためには定期的なメンテナンスは必須。

ただ車検を通すためだけに部品を交換していたファミリーカーの頃を考えると、とんでもなくお金がかかります。

セルシオのオークション相場

セルシオは、公用車や社用車に使われることも多く、どちらかと言えば年齢層の高い車とも思われますが、運動性能や安定性などから、改造車のベースとして若者にも人気があります。

特に、C仕様は中古車市場でも高い人気を得ており、価格も一定水準をくだらない状況ですが、実際の過去のオークション相場のデータは現状見つけることができませんでした。

 

よって、分かり次第改めて記載させていただきく思います。
また、少しでも高い買取相場を狙うのであれば一括査定サービスに出してみるのがおすすめです。
一括査定サービスで他社と競合させていくことにより、オークション相場に近い買取額で上手に車を売却しましょう。

  • 年式:約3年前(平成26年)走行距離:約3万kmの場合

データなし

  • 年式:約5年前(平成24年)走行距離:約5万kmの場合

データなし

  • 年式:約7年前(平成22年)走行距離:約7万kmの場合

データなし

  • 年式:約10年前(平成19年)走行距離:約10万kmの場合

データなし

まとめ

北米市場へ挑戦的な投入を行い、現在のレクサスブランドの礎を築いたレクサス・LS400の日本モデル「セルシオ」は、バブル景気に湧く日本でも大きなヒットを飛ばしました。

 

様々な電子機構によって、ドライバーに負担をかけることなく、静かで快適な居住スペースを提供する「セルシオ」は、トヨタのおもてなし精神の詰まった最高級4ドアセダンなのです。

 

そんな「セルシオ」は、すでに販売終了から10年以上が経過し、中古車市場での価格もこなれてきています。そのため、憧れの「セルシオ」に乗ろうと考えてる人は少なくないでしょう。

そうなれば、売却価格も自然と上がることになります。

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