今回の記事では、SMBC日興証券の取扱商品と手数料、分析ツールや口座開設方法・キャンペーンなど、幅広くご紹介していきます。
1990年代初めにバブルが崩壊して以降、日本経済は微々たる成長率しか出せない時代に突入しました。一部を除けば給与所得もさして上がらず、少子高齢化もあって将来的な見通しもそれほど明るくありません。
そうした状況で注目したいのは、収入の柱を給料以外に増やすということです。副業などある中で、よく指摘されるのが投資や資産運用。売買によって短期的なキャピタルゲインを狙ったり、資産を保有し続けることによって長期的にインカムゲインを狙ったりと、リスク許容度や資産額によってさまざまな取り組み方が可能となっています。
特に、近年はNISAや確定拠出年金など、非課税となる投資のバリエーションが増えてきています。政府が国策的に証券投資の動きを刺激しようとしており、仕組みを知ることで利益を挙げられるだけではなく、支払う税金を抑えることもできるようになっているわけです。
いざ投資を始めようとなると、まず決めなければいけないのが証券会社です。証券会社に口座を開設し、必要な金額を入金して、はじめて売買を始めることができます。近年は大手証券のみならずネット証券も増えており、選ぶのに困ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、いわゆる「日本3大証券会社」の一つであるSMBC日興証券についてご紹介します。
手数料や取引商品、口座開設方法や2017年6月現在のキャンペーン内容、口コミなど総合的にご紹介することで、SMBC日興証券で口座開設するかどうか判断できるだけの情報を得られます。
口座を開設する上では、さまざまな情報をまずはざっくりとチェックして、次に特に気になるポイントをじっくり見ていきたいところです。ぜひこの記事をお読みいただいて、SMBC日興証券の特徴を大まかにでも把握していただければと思います。
SMBC日興証券のおすすめポイント
まず、SMBC日興証券のおすすめポイントです。
①ネットとリアルで窓口を用意
最近では、実店舗を持たないネット証券が存在感を増しています。実店舗がない分、経費を削減できるため、それを還元する形で手数料を引き下げていることが大きな理由です。
ネット注文できると、従来の電話注文とは異なりとても気軽に売買することができます。ネットで銘柄情報や分析ツールをチェックできるのも便利なのですが、いかんせんインターネットに詳しい人向けのサービスといわざるを得ません。
ホームページ内の情報量が多いため、投資初心者やパソコン操作の苦手な人にとっては、一目で気が滅入ってしまうかもしれません。
その点を踏まえると、SMBC日興証券はネット証券では泣く、各地に支店を持っています。もちろんネット注文も可能ですが、従来どおり支店で注文や相談を行うことができます。
取引コースも、支店担当者のアドバイスを受けながら取引できる「総合コース」と、ネットで取引したい「ダイレクトコース」の2つがあります。
自分でネット操作できる人はダイレクトコース、できればプロのアドバイスを受けたいのであれば総合コースを選択するのがおすすめです。
また、窓口には「支店」「オンライントレード」「コンタクトセンター」の3種類があります。
窓口によって取扱商品が異なりますので、詳細は後述します。
要するに、ネット証券と同じような使い方もできれば、従来型の「リアル(対面)」を重視した証券会社との付き合いもできる、それがSMBC日興証券なのです。
②商品ラインナップが豊富
野村證券や大和証券と並ぶ大手証券会社だけあって、SMBC日興証券の商品ラインナップはネット証券と比較しても豊富です。
株式については、国内株式や信用取引、ETF/ETN、REIT、ミニ株、るいとうはもちろんのこと、外国株式(米国・新興国・中国・その他)、IPO/PO、CB(転換社債型新株予約権付社債)などがあります。
投資信託や債券にしても、ネット証券より選択肢が多いです。年金・保険の取扱まであります。さまざまな商品を見てみたい、売買したいという方には、SMBC日興証券がおすすめできます。
ただし、先物やオプション取引、FXの取扱はないので注意が必要です。
③投資情報を豊富に提供
初心者が口座を開設する証券会社を選ぶ上で、最も注意したいのは「投資情報をしっかり提供してもらえるか、しっかり勉強できるか」という点です。情報をしっかり理解してから投資の「実戦」に参戦しないと、すぐに痛い目を見ること間違いなしでしょう。
その点、SMBC日興証券ではさまざまなメディアを通じて投資情報の提供に努めています。
例えば、リアルタイムの株価情報や最新のマーケットニュース、アナリストレポートなど、パソコンや携帯電話、Eメールを通じて見られる情報がたくさんあります。
また、ホームページには動画コンテンツが多数揃えられています。市況や資産運用の考え方など多彩なテーマの動画が用意されているため、いつでも好きな時間に投資情報をインプットできるようになっています。
また、ネットだけではなく支店においても、さまざまなテーマで無料セミナーを実施しています。オンライントレードの操作方法のようなテクニカルな話題、資産運用や商品についての話題などがありますので、情報収集やスキルアップのためにぜひとも聞いておきたいテーマばかりと言えるでしょう。
なお、特に読んでおきたいのはレポートです。個別銘柄だけではなく、グローバル情勢や景気動向など質量ともに充実したレポートが作成・提供されているため、相場観を養うためにもぜひ読んでいきたいですね。
④金額指定の買付もできる「キンカブ」がNISAにぴったり
SMBC日興証券では、「キンカブ」という商品があります。これは、株式の売買では珍しく、金額指定での買付ができるものです。
一般的に、株式を購入する際の単位は株数です。例えば1株100円のものを最低100株で売り出していた場合、最低でも100×100=10,000円を持っている必要があります。これだと、少額で買い付けることは難しいということが分かると思います。
しかし、金額指定のできるキンカブの登場によって、小さい金額から少しずつ買い付けていくことができるようになっています。
ちょうどNISAや積立では、コストが割安に設定されていますので、なかなかおすすめの商品です。
⑤信用取引の売買手数料が無料
初心者だとあまり手を出す人はいないかもしれませんが、慣れてくると信用取引をやってみたいと思う人もでてくるのではないでしょうか。
そんな方には、SMBC日興証券がおすすめです。というのも、先ほどご紹介したネット取引のみの「ダイレクトコース」だと、約定代金や取引期間にかかわらず信用取引の委託手数料が無料に設定されているからです。
支店利用のある「総合コース」だと、最低手数料は875円(税抜)と有料になっていますから、混同しないように注意しましょう。あくまで無料になるのは、ダイレクトコースを選択した場合だけです。
SMBC日興証券の基本情報
取引手数料 ※いずれも税抜
現物取引手数料(ダイレクトコース)
約定金額 | 成行・指値 | |||
パソコン | スマホ・ケータイ | 自動音声 | オペレータ | |
~10万円 | 135円 | 1.0557%
(最低2,295円) |
||
~20万円 | 194円 | |||
~30万円 | 270円 | |||
~50万円 | 432円 | |||
~100万円 | 864円 | |||
~200万円 | 1,620円 | 0.8262%+2,295円 | ||
~300万円 | 2,160円 | 0.7344%+4,131円 | ||
~400万円 | 3,240円 | 0.6885%+5,508円 | ||
~500万円 | 0.6426%+7,344円 | |||
~1,000万円 | 4,860円 | 0.5508%+11,934円 | ||
~2,000万円 | 9,720円 | 0.5049%+16,524円 | ||
~3,000万円 | 16,200円 | 0.4590%+25,704円 | ||
~5,000万円 | 27,000円 | 0.2754%+80,784円 | ||
5,000万円超 | 229,500円 |
現物取引手数料(総合コース)
約定金額 | 支店 | パソコン
スマホ・ケータイ 自動音声 |
オペレータ |
~100万円 | 1.242% (最低5,400円) |
0.8694%(最低1,890円) | 1.0557% (最低2,295円) |
~200万円 | 0.972% +2,700円 |
0.6804%+1,890円 | 0.8262% +2,295円 |
~300万円 | 0.864% +4,860円 |
0.6048%+3,402円 | 0.7344% +4,131円 |
~400万円 | 0.810% +6,480円 |
0.5670%+4,536円 | 0.6885% +5,508円 |
~500万円 | 0.756% +8,640円 |
0.5292%+6,048円 | 0.6426% +7,344円 |
~1,000万円 | 0.648% +14,040円 |
0.4536%+9,828円 | 0.5508% +11,934円 |
~2,000万円 | 0.594% +19,440円 |
0.594% +19,440円 |
0.5049% +16,524円 |
~3,000万円 | 0.540% +30240円 |
0.3780%+21,168円 | 0.4590% +25,704円 |
~5,000万円 | 0.324% +95040円 |
0.2268%+66,528円 | 0.2754% +80,784円 |
~1億円 | 270,000円 | 189,000円 | 229,500円 |
~5億円 | 324,000円 | ||
~10億円 | 378,000円 | ||
10億円超 | 432,000円 |
信用取引手数料
約定金額 | 総合コース | 総合コース
(バンク&トレード) |
最低手数料 | 945円 | 675円 |
100万円以下 | 0.4347% | 0.3105% |
100万円超 200万円以下 |
0.3402%
+945円 |
0.2430%
+675円 |
200万円超 300万円以下 |
0.3024%
+1,701円 |
0.2160%
+1,215円 |
300万円超 400万円以下 |
0.2835%
+2,268円 |
0.2025%
+1,620円 |
400万円超 500万円以下 |
0.2646%
+3,024円 |
0.1890%
+2,160円 |
500万円超 1,000万円以下 |
0.2268%
+4,914円 |
0.1620%
+3,510円 |
1,000万円超 2,000万円以下 |
0.2079%
+6,804円 |
0.1485%
+4,860円 |
2,000万円超 3,000万円以下 |
0.1890%
+10,584円 |
0.1350%
+7,560円 |
3,000万円超 5,000万円以下 |
0.1134%
+33,264円 |
0.0810%
+23,760円 |
5,000万円超 | 94,500円 | 67,500円 |
※上表は、すべて税込表示です。
※ダイレクトコースは、約定金額に関わらずすべて無料です。
※バンク&トレードとは、SMBC日興証券と三井住友銀行の口座連携サービスです。
株式ミニ投資手数料
約定金額 | 支店 | オンライントレード
コンタクトセンター・テレトレ |
2,000円未満 | 約定代金×2.484% | |
2,000円以上 | 約定代金×2.484% (最低手数料1,080円) |
1約定あたり 756円 |
中国株手数料
約定金額 | オンライントレード(日興イージートレード) |
最低手数料 | 54.00香港ドル(税抜50香港ドル) |
80万香港ドル未満 | 0.81%(税抜0.75%) |
80万香港ドル以上 200万香港ドル未満 | 0.54%+2,160香港ドル (税抜0.50%+2,000香港ドル) |
200万香港ドル以上 | 0.27%+7,560香港ドル (税抜0.25%+7,000香港ドル) |
外国手数料 | 約定金額の0.125%(最低25香港ドル) |
外国税(印紙税) | 約定金額1,000香港ドルに対して1香港ドル(端数切上げ) |
外国賦課金 | 次の取引賦課金、取引所手数料の合計額 取引賦課金:約定金額の0.0027%(小数点第3位四捨五入) 取引所手数料:約定代金の0.005%(小数点第3位四捨五入) |
その他
手数料 | |
投資信託 | 投資信託によって異なります |
取扱商品
取扱商品 | 個人 | 法人 |
国内株式現物取引 | ○ | × |
国内株式信用取引 | ○ | × |
REIT | ○ | × |
IPO・PO | ○ | × |
国内ETF・ETN | ○ | × |
単元未満株 | ○ | × |
立ち会外分売 | × | × |
貸株サービス | ○ | × |
米国株式 | ○ | × |
海外ETF | ○ | × |
投資信託 | ○ | × |
MRF | ○ | × |
外貨建てMMF | ○ | × |
ラップサービス | ○ | × |
国内債券 | ○ | × |
外国債券 | ○ | × |
日経225先物・日経225ミニ | × | × |
日経225オプション | × | × |
FX | × | × |
金/プラチナ | × | × |
取扱市場
東証 | ○ |
名証 | ○ |
福証 | ○ |
札証 | ○ |
TOKYO PRO Market | ○ |
マザーズ | ○ |
ジャスダック | ○ |
セントレックス | ○ |
Q-Board | ○ |
アンビシャス | ○ |
海外株式
NYSE | ○ |
NYSE arca | ○ |
NASDAQ | ○ |
香港 | ○ |
上海A | × |
SGX(シンガポール) | × |
IDX(インドネシア) | × |
SET(タイ) | × |
KLSE(マレーシア) | × |
入金手数料が無料の銀行
三菱東京UFJ銀行 |
三井住友銀行 |
みずほ銀行 |
ゆうちょ銀行 |
ジャパンネット銀行 |
東京スター銀行 |
セブン銀行 |
注文機能
指値 | ○ |
成行 | ○ |
逆指値 | ○ |
日興VWAPトレード
※Volume Weighted Average Priceトレード の略称で、当日の金融商品取引所で 成立した価格ごとの売買高で 加重平均した価格をもとに売買する |
○ |
テクニカルチャート
トレンド系
一目均衡表 | ○ |
移動平均 | ○ |
MACD | ○ |
ボリンジャーバンド | ○ |
パラポリック | ○ |
ポイント・アンド・フィギア | × |
ペンタゴン・チャート | × |
オシレーター系
RSI(相対力指数) | ○ |
ストキャスティクス | ○ |
移動平均乖離率 | ○ |
サイコロジカルライン | ○ |
CCI | × |
DMI | × |
その他
ヘッドアンドショルダーズ | × |
ダブルトップ&ダブルボトム | × |
トライアングル | × |
エンベローブ | × |
モメンタム | × |
ROC | × |
レシオケータ | × |
ヒストリカル | × |
ボラティリティ | × |
戻し値推定チャート | × |
日柄カウンター | × |
モバイル対応
Android | ○ |
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Windows Mobile | ○ |
ガラケー | ○ |
SMBC日興証券の口座開設キャンペーンの詳細
SMBC日興証券では、2017年6月現在、様々な口座開設キャンペーンを行っています。
新規口座開設で最大20万円の買付手数料キャッシュバック
キャンペーン期間内にダイレクトコースで新規に口座開設を完了すると、現物株式および株式投資信託の買付手数料、それぞれ上限10万円(最大20万円)をキャッシュバックします。
対象期間は2017年6月1日(木)~8月31日(木)です。
ただし、対象取引期間は口座開設月を含む3ヵ月間となります。6月に口座開設すると、8月末までが対象取引期間です。
対象商品は、国内現物株式(国内ETF、ETN、REIT、東証上場外国株を含む)、株式投資信託、投信つみたてプランの3種類です。
「イージー・コムストックローン」新規契約キャンペーン
日証金(日本証券金融株式会社)がSMBC日興証券と提携して提供する証券担保ローンが「イージー・コムストックローン」です。キャンペーン期間中にイージー・コムストックローンを新規契約すると、最大4,000円分のQUOカードがプレゼントされます。
対象期間は2017年5月1日(月)~2017年9月29日(金)です。
SMBC日興証券のその他の機能
夜間取引
SMBC日興証券では、夜間取引(PTS取引)の取扱はありません。
会社四季報の活用
個別銘柄情報画面から、四季報情報を銘柄ごとにチェックすることができるようになっています。
スクリーニング
市場や業種などの条件を入力することで、該当する銘柄を検索する「銘柄条件検索」が利用可能です。あらかじめ設定された「財務上の収益性」「業績の成長性」「財務安定性」の3つの条件からも検索ができます。
ランキング機能
直近終値に比べ、寄り前最良買気配値が値上り(値下り)した割合が高い(低い)銘柄を30位まで表示する「寄り前気配ランキング」、直近5日間の平均に比べ、増えた売買高の割合が高い上位30銘柄を表示する「売買高急増ランキング」があります。
株価ボード
気になる銘柄の4本値、複数気配、出来高、チャートなどの株価情報が一覧で確認できる自動更新ツールが株価ボードです。
株価ボードでは、「4本値リスト」、「気配ボード」、「チャートボード」、「銘柄100」の4つのインターフェイスが搭載され、用途に応じて使い分けることができます。
キャッシュバック・プレゼントサービス
口座開設キャンペーンとは別に、SMBC日興証券では各種キャッシュバック・プレゼントサービスを実施しています。
夏の個人向け国債キャンペーン
キャンペーン期間中に募集される個人向け国債のうち、10年債、5年債を購入すると、対象金額に応じて現金がプレゼントされます。
対象期間は2017年5月11日(木)~7月31日(月)です。
ドコモdポイントがもらえる特典
この特典に申し込んだ上で、以下の条件を満たすとドコモdポイントがもらえます。
まず、投信つみたてプランを利用すると、初回引き落とし時にdポイントを500+3ポイント、それ以降も引き落としのたびに3ポイントゲットできます。
また、メルマガ「お金の常識をカエル! FROGGY MAGAZINE」に申し込むと50ポイント、投信取引サポートツール「fund eye」利用で55ポイント(抽選で500ポイント加算)となります。
fund eyeキャンペーンの対象期間は2017年6月1日(木)~8月31日(木)です。それ以外の2件は終了時期未定です。
口座開設~利用開始までの流れ
①口座開設
インターネット、スマホアプリ、申込書類の郵送、支店と4種類の申込方法があります。
インターネット経由で申し込む場合、ホームページの入力フォームから必要事項を記入し、口座開設書類を自分で印刷して記入・郵送する必要があります。
この申込方法だと、「総合コース」に申し込むことはできません。
スマホアプリで申し込む場合、スマホからフォーム入力と運転免許証等の画像送信を行うことで、郵送不要で申し込めます。
申込書を郵送してもらう場合は、まずホームページから資料請求を行います。届いた書類を入力して返送すれば、作業自体は完了となります。
支店の場合は、担当者から指示を受けながら申込手続きを進めます。
②審査
申込完了後、SMBC日興証券側で所定の審査が行われます。
審査の結果、口座開設を断られるケースもありますが、理由は教えてもらえません。審査基準も明らかにされていません。
③口座開設完了の連絡
審査に通過すると、仮パスワードと日興カードが別々に簡易書留(転送不要)郵便で届きます。そのパスワードを利用すれば、ログインできます。
④入金
証券口座に入金して初めて、取引が可能となります。
⑤取引開始
確認ができたらいよいよ取引開始です。
SMBC日興証券の口コミを紹介
キンカブの評判がよい
ネットだと、初心者を中心にキンカブの評判が良いようです。
1万円から株式投資を行うことができて、金額指定での買付が可能となっているため、リスクを抑えて効率よく取引できます。
同じく金額ベースで上限の決められているNISAで使いやすいです。
信用取引の手数料無料
前述の通り、SMBC日興証券では取引金額にかかわらず手数料が無料になっています。
他の証券会社では、松井証券が約定金額10万円以下で無料になるだけで、すべて無料というのはSMBC日興証券しかありません。
ネット上でも、この点に対する評価が高くなっています。
支店担当者がよく代わる
ダイレクトコースを選べば関係ありませんが、実店舗で相談できる担当者がころころ代わるという声があります。
証券会社の社員は数年で転勤するとも言われているため、長期的に利用している顧客にとっては残念なところかもしれませんね。
まとめ
SMBC日興証券は、日本3大証券会社の一つです。
支店で相談できる「総合コース」と、ネット証券と同じようにネット上ですべて操作する「ダイレクトコース」のどちらかを選んで申し込みます。
信用取引の手数料が無料であることや、金額指定の株式取引が可能な「キンカブ」がとても便利です。特に初心者であれば、キンカブを利用した積立投資を少額から始めるのが無難かもしれませんね。
また、取立てて大きなデメリットがないのも大手ならではで、安心して利用できるのが初心者には嬉しいです。
ただし、先物・オプション取引はできないので注意してください。先物・オプション取引を積極的に行いたい場合は、他の大手証券会社やネット証券に口座を開設するとよいでしょう。