「貯蓄から投資へ」というフレーズがありますが、銀行の普通預金・定期預金では歴史的な低金利が続く中、株式や債券、投資信託などへの投資によって資産を殖やす動きは少しずつ進んでいます。
NISAや積立NISAなど、国を挙げて国民の投資意欲を喚起する政策も進められているところです。
資産運用や株式投資などの情報を知って資産運用を開始しようと考えている方も多いと思います。そうした方がまず悩むのが、どの証券会社を利用すればよいのかという点です。
野村や大和のような大手の証券会社もありますし、その他昔ながらの中小証券会社も根強く営業を続けています。それに加えて、最近では実店舗を持たないネット証券も増え、業界において存在感を高めています。
そこで今回ご紹介するのは、1999年の創業以来、現在までネット証券大手として知られるマネックス証券です。業界でも最安レベルの株式取引手数料や充実の投資情報など、投資初心者にも優しい要素がたくさん。
今回は、マネックス証券の概要からおすすめポイント、各種ツールやキャンペーン、口コミなど総合的にご紹介していきます。
この記事の目次
マネックス証券のおすすめポイント
まず、マネックス証券のおすすめポイントです。
①少額投資の際の手数料が安い
マネックス証券では、株式売買手数料の体系が2通りあります。
1注文の約定金額に対して手数料のつく「取引毎手数料コース」と、一日の約定金額の合計に対して手数料のつく「一日定額手数料コース」です。
このうち、投資初心者であれば明らかに「取引毎手数料コース」がおすすめです。なぜなら、約定代金が安い場合に限り、業界でもかなり安い水準の手数料になっているため。特に、約定代金10万円以下だと100円(税抜)となります。
初心者であれば、まずは小さめの金額から投資を始めるべきです。したがって、少額投資の場合の手数料の安い証券会社がおすすめとなります。マネックス証券は、まさにおすすめ条件を満たした証券会社であると言えるでしょう。
②投資情報や分析ツールが充実
初心者で知識がなくても、まぐれあたりで大きな利益を出す可能性はあるかもしれません。しかし、資産運用は数年・数十年にもわたる長期的なスパンで考えることが必要です。大きな損をせず、こつこつ利益を出し続けなければいけません。
継続して運用益を上げるためには、それなりに勉強をしないといけません。そして、得た知識をもとに市況を分析し、機を見て売買していくことが求められます。
そうした点を踏まえますと、マネックス証券の用意している豊富な投資情報や分析ツールは大きな助けになることでしょう。
リアルタイムで銘柄情報(価格、指標、最新ニュース、チャートなど)やマーケットボードなどがチェックできるばかりでなく、日次更新の市況概況やアナリストレポート、マーケット展望などは今後の売買の方向性を考える上で大きな手がかりになります。
特に、マーケットボードが無料で使用できるのは大きなポイントです。自分の知りたい銘柄を1000まで登録できますので、株式投資をするのであれば必ず活用してください。
その他、ストラテジーレポートや金融テーマ解説、投資のヒントなどの情報は、初心者が金融・投資・経済の基本を学ぶ上でとても役に立ちます。はじめは情報量が多すぎて戸惑ってしまうかもしれませんので、いくつかに絞って情報を入手するのがよいでしょう。
③投資信託が1,000円から試せる!
投資初心者におすすめの商品は、少額で分散投資のできる投資信託です。株式投資では、一つの会社に1単位数万円や数十万円費やさなければ株式を購入することはできません。
また、その会社が大きく業績を落としたらその分損する金額も大きくなります。リスクが大きいので、なかなか初心者にはハードルが高いかもしれません。
それに対して、投資信託だと少額でいくつもの会社に分散投資しているような銘柄を購入することができます。特に、今回ご紹介しているマネックス証券では、一部の投資信託が1,000円という安値から購入することができるので大変おすすめです。
また、投資信託の銘柄選びでは、手数料を抑えることが重要です。価格の上下動はコントロールできませんが、手数料はコントロールできるからです。特に、「ノーロード」と言われる申込手数料無料のお得な銘柄が狙い目です。
その点、マネックス証券ではこうしたノーロード銘柄も数多く揃っており、低いコストで投資を試してみることが可能です。世界中の会社に分散投資できますから、銘柄によっては世界的に有名な企業へ投資することになるかもしれません。
④初心者でも安心!充実のサポート体制
はじめて証券会社のホームページ(マイページ)にログインすると、画面一杯に並んだ情報の多さに圧倒されてしまうはずです。例えば株式を購入するにはどこをどのように操作すればよいのか、初心者には分からないことだらけです。
そうした初心者のために、マネックス証券では通常のサポートダイヤルに加えて、パソコン操作の技術的な質問に対応する「パソコンサポートダイヤル」も用意しています。
「お客様からのご意見・ご要望への回答」というコーナーからFAQもチェックできますので、分からないことがあれば自分で過去の回答をチェックし、それでも不明であればどんどんサポートダイヤルのオペレーターに質問しましょう。
⑤海外投資商品が充実
今後人口が減少していく日本の経済にはそれほど期待できないので、海外に目を向けたいと考える方も多いことでしょう。マネックス証券では、米国株や中国株だけでなく、インドやブラジルなどといった新興国ファンド、FX(外国為替証拠金取引)、海外ETF、外国債券など、数多くの海外投資商品が用意されています。
外貨建ての商品を保有することで、金利&為替差益を狙うことができます。少し慣れてきたら、広い世界に自分の資産を展開させるのもよいでしょう。
⑥マネックスポイントをうまく使ってお得に取引
取引に応じて「マネックスポイント」が貯まります。マネックスポイントは、投資信託の購入代金の1.5%、毎月の平均残高の12分の1×0.08%など、どんどん貯まっていきます。例えば、投資信託を10万円分購入すれば1500ポイント!また毎月60ポイント程度が自動的に獲得されます。
このポイントは、株式売買手数料に1ポイント=1円の単位で充当することができます。また、Tポイントやnanacoポイント、WAONポイント、JAL/ANAのマイルなど、各種のポイントと交換することも可能です。
他にも、書籍などの「マネックスグッズ」との交換も可能で、投資信託や株式取引をする人にとってはぜひ頭に入れておきたいポイントの一つと言えるでしょう。
なお、マネックスポイントは翌々年度末=3月31日までと有効期限が決められていますので、ポイントを腐らせてしまうことなく効率的に使いたいものです。
⑦IPO投資に便利なマネックス証券
マネックス証券は、初心者の個人投資家がIPO投資を狙いやすい証券会社として知られています。
IPOとは、東証などの証券取引所に株式を上場し、投資家が購入できるように公開することです。この上場時の値段である公募価格は、株式を購入してもらえるように比較的割安で設定されていることが多く、結果上場後に値上がりしやすいとされています。
したがって、この値上がりをうまく利用して、上場前に公募価格で株式を購入し、上場後に売却することで差益を狙う手法があります。これがIPO投資です。
しかしなかなかうまい話はないもので、一般的には機関投資家や大口投資家に優先して株式が回されます。
その点、マネックス証券は投資金額や実績などに関係なく、完全平等抽選が行われており、初心者でもIPO投資がしやすくなっているのです。
投資に少しずつ慣れてきたら、IPO投資を狙ってみるのも面白いですね。株式上場時はどの会社関係者や投資家もテンションが高いので、利益うんぬんを除いても楽しいですよ。
マネックス証券の基本情報
取引手数料 ※いずれも税抜
現物/信用取引手数料(取引毎手数料コース)
約定金額 | パソコン | 携帯電話(スマホアプリ) | ||
成行 | 指値 | 成行 | 指値 | |
10万円以下 | 100円 | 100円 | ||
10万円超 20万円以下 | 180円 | 180円 | ||
20万円超 30万円以下 | 250円 | 250円 | ||
30万円超 40万円以下 | 350円 | 350円 | ||
40万円超 50万円以下 | 450円 | 450円 | ||
50万円超 100万円以下 | 1,000円 | 1,500円 | 約定金額の0.1% | |
100万円超 | 約定金額の0.1% | 約定金額の0.15% | 約定金額の0.1% |
現物取引手数料(一日定額手数料コース )
一日定額手数料コース | 1日何回取引しても 2,500円(約定金額300万円ごと) 月間利用ボックス数21回目からは2,250円 月間利用ボックス数121回目からは1,650円 |
米国株
1取引あたり | 約定代金の0.45% ※最低手数料5米ドル ※手数料条件20米ドル |
中国株式
1取引あたり | 約定金額×0.2808% ※小数点第3位切り捨て(取引手数料として約定代金の0.26%小数点第3位以下切り上げ、および消費税として取引手数料の8%小数点第3位以下切り捨て) ※最低手数料75.6香港ドル |
その他
手数料 | |
投資信託 | 銘柄による ※ノーロード銘柄は0円 |
FX | 10,000通貨以上の場合0円 10,000通貨未満の場合1,000通貨あたり30円 |
国内国債 | 0円 |
外国国債 | 商品による |
取扱商品
取扱商品 | 個人 | 法人 |
国内株式現物取引 | ○ | ○ |
国内株式信用取引 | ○ | ○(社内審査あり) |
REIT | ○ | ○ |
IPO・PO | ○ | ○ |
国内ETF・ETN | ○ | ○ |
単元未満株 | ○ | ○ |
立ち会外分売 | ○ | ○ |
貸株サービス | ○ | ○ |
米国株式 | ○ | ○ |
海外ETF | ○ | ○ |
中国株式 | ○ | ○ |
投資信託 | ○ | ○(外国投信は×) |
MRF | ○ | ○ |
外貨建てMMF | ○ | ○ |
ラップサービス | ○ | × |
国内債券 | ○ | ○(個人向け国債は×) |
外国債券 | ○ | ○ |
日経225先物・日経225ミニ | ○ | ○(社内審査あり) |
日経225オプション | ○ | ○(社内審査あり) |
FX | ○ | ○ |
金/プラチナ | ○ | ○ |
取扱市場
東証 | ○ |
名証 | ○ |
福証 | ○ |
札証 | ○ |
TOKYO PRO Market | × |
マザーズ | ○ |
ジャスダック | ○ |
セントレックス | ○ |
Q-Board | ○ |
アンビシャス | ○ |
海外株式
NYSE | ○ |
NYSE arca | ○ |
NASDAQ | ○ |
香港 | ○ |
上海A | ○ |
SGX(シンガポール | × |
IDX(インドネシア) | × |
SET(タイ) | × |
KLSE(マレーシア) | × |
入金手数料が無料の銀行
三菱東京UFJ銀行 |
ゆうちょ銀行 |
じぶん銀行 |
※ネットバンキングで入金手数料無料その他通常振込入金は所定の手数料にてほぼ全ての銀行から可能。
注文機能
指値 | ○ |
逆指値 | ○ |
ツイン指値 | ○ |
成行 | ○ |
連続注文 | ○ |
リバース注文 | ○ |
寄付 | ○ |
引け | ○ |
指成 | ○ |
本日中 | ○ |
今週中 | ○ |
今月中 | ○ |
テクニカルチャート
トレンド系
一目均衡表 | ○ |
指数平滑移動平均線(EMA) | ○ |
加重移動平均線(WMA) | ○ |
MACD | ○ |
ボリンジャーバンド | ○ |
パラポリック | × |
ポイント・アンド・フィギア | × |
ペンタゴン・チャート | × |
オシレーター系
RSI(相対力指数) | ○ |
ストキャスティクス | ○ |
移動平均乖離率 | ○ |
サイコロジカルライン | ○ |
CCI | × |
DMI | × |
その他
ヘッドアンドショルダーズ | ○ |
ダブルトップ&ダブルボトム | ○ |
トライアングル | ○ |
エンベローブ | × |
モメンタム | × |
ROC | × |
レシオケータ | × |
ヒストリカル | × |
ポラティリティ | × |
戻し値推定チャート | × |
日柄カウンター | × |
モバイル対応
OS | |
Android | ○ |
iPhone | ○ |
iPad | ○ |
Windows Mobile | ○ |
ガラケー | ○ |
マネックス証券の口座開設キャンペーンの詳細
マネックス証券では、2017年6月現在、様々なキャンペーンを行っています。
住民票取得代行サービス
NISA口座開設手続きに必要な住民票(マイナンバーの記載なし)等の取得を無料でマネックス証券が代行してくれます。ただし、住民票の取得までは、最大で2ヵ月程度かかることがあるとのことですので、手続きを急ぎたい場合は利用しない方がよいでしょう。
対象期間は2017年4月1日(土)~2017年6月30日(金)です。
信用取引手数料のキャッシュバック
口座開設日当日から起算して31日以内に約定した信用取引での取引手数料(税抜)について、最大10万円までキャッシュバックを受けることができます。対象は、新たに信用取引口座を開設した顧客です。
米国株取引手数料のキャッシュバック
初回入金から20日間の米国株取引手数料(税抜)について、最大3万円(キャッシュバック時のレートで円換算)までキャッシュバックを受けることができます。対象は、外国株取引口座において、初回入金(円→米ドルへの為替振替取引または、外貨お預り金の米ドルの外国株取引口座への振替)を行った顧客です。
FX PLUS口座開設キャンペーン
キャンペーン期間中の合計取引枚数に応じて、最大50,000円のキャッシュバックを受けることができます。なお、1枚は1万通貨単位です。
キャンペーン期間中合計取引枚数(※) | キャッシュバック金額 (オートレールご利用無し) | キャッシュバック金額 (オートレール1回ご利用) |
1,000枚以上 | 30,000円 | 50,000円 |
500枚~1,000枚未満 | 20,000円 | 25,000円 |
100枚~500枚未満 | 3,000円 | 5,000円 |
15枚~100枚未満 | 500円 | 1,000円 |
※取引枚数は新規、決済取引どちらも含みます。
※オートレールの「ご利用」条件は、期間中に1回以上の設定(注文)を行うと、本条件が自動的に適用されます。約定(新規・決済)の有無は問いません。
口座開設を2017年7月3日(月)7:00から2017年9月30日(土)5:55までに行うことが条件です。
- オートレールとは
オートレールとは、簡単な設定を1度行うだけで持続的・自動的に、FX取引が行われる注文方式です。自身が予想した通りの上昇相場、レンジ相場であった時は利益の最大化を目指し、思惑が外れた場合も、損切りを徹底させることができます。
マネラップ口座開設時の200円プレゼント
ロボ・アドバイザーを利用したラップサービスである「マネラップ(投資一任口座)」を開始した顧客に対し、漏れなく200円をプレゼントします。なお、法人はマネラップを利用できません。
マネックス証券のその他の機能
夜間取引
2011年12月8日をもって、夜間取引サービスは終了となりました。
会社四季報の活用
個別銘柄ごとに東洋経済社の会社四季報データを閲覧することができます。無料であるばかりでなく、口座を開設すれば申込不要で利用することができます。
スクリーニング
株式(ETF(上場投資信託)などを含む)の中から指定した条件に一致する銘柄を検索し、一覧表示させることができます。
取引所や投資金額、時価総額など、豊富な条件から最大5つまで検索項目を選択可能となっています。
キャッシュバック・プレゼントサービス
口座開設キャンペーンとは別に、マネックス証券では各種キャッシュバック・プレゼントサービスを実施しています。
投資信託申込手数料実質0円キャンペーン
対象期間中に投資信託を購入すると、キャンペーンにエントリーした顧客に漏れなく申込手数料(販売手数料)を全額キャッシュバックします。投信積立、NISA・ジュニアNISAも対象に含まれます。ただし、ETFやREITなどの上場投資信託、外国籍投資信託、外貨建てMMFは対象外となっていますので注意してください。
対象期間は2017年6月1日(木)~2017年7月31日(月)(約定日ベース)です。
米国ETF売買手数料のキャッシュバック
対象ETFの米国株取引にかかる取引手数料(税抜)について、全額キャッシュバックを受けることができます。なお、対象銘柄は2017年2月27日現在で28銘柄(すべてウィズダムツリーETF銘柄)です。
NISA口座/ジュニアNISA口座の株式手数料を恒久的に実質無料
NISA口座/ジュニアNISA口座で取扱いの国内株式(現物株式・ETF・ETN・REITを含む)について、売買取引の手数料が無料となります。
また、NISA口座における米国株および中国株の買付時の国内手数料もキャッシュバックとなります。現地取引手数料や売買時の国内手数料、その他費用はかかりますので注意してください。ジュニアNISAの外国株式の取扱は2017年6月現在未定となっています。
口座開設~利用開始までの流れ
①口座開設
Web(ペーパーレス)での口座開設の申込
書類の郵送がいらないので、最短3営業日で取引が可能となる申込方法です。マネックス証券のホームページの右上にある「口座開設」ボタンをクリックし、申込フォームに氏名、住所、メールアドレス等を入力します。
次に、手元に運転免許証とマイナンバーの画像データを用意します。それぞれ、画像がぼやけたり暗すぎたりしないように注意しつつ、スマホやデジカメで写真を撮影してください。口座開設の必要情報の入力・申込後、30分以内にアップロードする必要があるため、申込前に準備しておくと慌てないで済みます。
マネックス証券から「口座開設通知」が書留郵便(転送不要)で届きます。
届いたら、ログイン・入金して取引スタートとなります。
なお、未成年者はペーパーレス口座開設を利用することができません。必ず郵送で申し込んでください。
郵送での口座開設
ペーパーレス口座開設と同様、ホームページ右上の「口座開設」ボタンから申込フォームにアクセスし、各種情報を入力して申込を行います。
その後、マネックス証券から「口座開設キット」が郵送されてきますので、中に同封されている証券総合取引口座の開設申込書に必要内容を記入し、本人確認書類およびマイナンバーの確認できる書類のコピーとともに返送します。
その後はペーパーレス口座開設と同じです。マネックス証券から「口座開設通知」が書留郵便(転送不要)で届きますので、ID・パスワードを入力してログインします。
②入金
投資を開始するためには、証券口座に入金することが必要です。前述の通り、以下の銀行に口座を持っていると、入金手数料無料でリアルタイム反映の可能な「即時入金サービス」を利用することができます。
三井住友銀行 |
三菱東京UFJ銀行 |
みずほ銀行 |
ゆうちょ銀行 |
ジャパンネット銀行 |
楽天銀行 |
ソニー銀行 |
その他の銀行の場合、振込手数料を負担する必要があり、しかもリアルタイム反映ではありませんが、振込によるマネックス証券口座への入金自体は可能です。
③取引開始
確認ができたらいよいよ取引開始です。
マネックス証券の口コミを紹介
個人投資家でもIPO投資に挑戦しやすい
マネックス証券の特徴は、IPOの割り当て抽選が平等であることです。通常であれば機関投資家や法人が優先されるところ、投資金額や実績に関係なく1人1票の完全に平等な抽選が行われています。そのため、他の証券会社と比較するとIPOに当選しやすいという評判が多いです。
米国株の取引手数料が安い
手数料の安いネット証券の中でも、SBI証券と並んで米国株の取引手数料が安いのが特徴です。取扱銘柄も3000以上あるため、米国株への投資におすすめという声が多くなっています。
国内現物株の取引金額が高くなると手数料が気になる
約定金額が10万円以下だと、手数料100円(税抜)とかなり安い水準にあるのですが、50万円や100万円と金額が高くなると、むしろ手数料は他証券と比較して高いという評判があります。
まとめ
マネックス証券はネット証券大手として、幅広い商品展開を行っています。特に、IPOや米国株の使い勝手の良さについては定評があります。また、サポートダイヤルのオペレーターが丁寧に応対してくれるため、初心者でも使いやすいと言えます。
その一方、取引金額が上がってくると手数料が高止まりするため、あまり頻繁に取引を行うのはためらわれます。口座開設が最短3営業日でできるため、初心者がお試しとして利用してみるにはちょうどいい証券会社です。慣れてきたら、狙いたい商品に応じて他の証券会社へ「浮気」するのもよいでしょう。