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カブドットコム証券の手数料は?口座開設やキャンペーン・評判を解説

 

今回の記事では、カブドットコム証券を取り上げます。カブドットコム証券のおすすめポイントから商品ごとの手数料、口座開設方法や口コミなど、初めて証券会社への口座開設を考えている人でも十分判断できるくらい分かりやすくまとめていきます。

カブドットコム証券は、証券会社の中でもネット証券の先駆け的な存在として知られています。もともと「イー・サンワ証券」として1999年に設立されたのが元々のきっかけで、合併を繰り返す中で2001年にカブドットコム証券へと名前を変え、2005年には東証一部への上場を果たすに至りました。

2007年には社員によるインサイダー事件をきっかけに、外部調査委員会から社内風土改革や社長の意識改革などを勧告される問題もありました。しかし、その後も三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社(その後三菱UFJ証券ホールディングスの子会社へ)となるなど、経営的にも社会的にも存在感の強いネット証券であり続けています。

そんなカブドットコム証券は、分析ツールや投資情報の豊富さがアピールポイントであり、自社開発ツールであるため使いやすさにも定評があります。投資のための「手がかり」のほしい投資初心者にとってはうってつけの証券会社と言えるでしょう。

今回の記事では、カブドットコム証券について総合的に取り上げ、証券会社選びの参考になるような情報を提供させていただきます。

 

目次

カブドットコム証券のおすすめポイント

まず、カブドットコム証券のおすすめポイントです。

①高性能なツール類

カブドットコム証券と言えば、自社開発のオリジナルツールが有名です。

一般的には、こうしたツールは外部の会社に開発委託して作成するのが常ですが、やはり組織間のコミュニケーションロスがあるのか、「使いづらい」「見づらい」という声が少なくありません。

その点、カブドットコム証券ではトレーディングツール「kabuステーション」を自社開発しています。

こちらは東証の次世代売買システム(「アローヘッド」と言います)に対応しており、高速発注が可能。ほんのちょっとしたチャンスを逃さずに発注をかけることができます。

ロイターや日系QUICKニュースなどの最新ニュースも読めるようになっており、このツールだけで必要な操作がすべてできるようになっています。

カスタマイズ性も高いので、初心者でもうまく使いこなせばプロの投資家とおなじレベルの情報量および分析力で株式や先物の取引を進めていくことが可能です。

こちらの通常プランは、本来毎月972円(税込)の利用料がかかるのですが、以下の条件で無料になります。

 

  • 初回申込みの翌々月第1営業日まで
  • 当社全取引における約定回数が1回以上で翌月無料
  • お申込日の前営業日(継続は前月末)のお預り資産100万円以上で翌月無料
  • 信用口座開設済みの場合無料(新たに信用口座を開設する場合は開設完了日以降の申込から無料)
  • 先物オプション、FX、取引所CFDいずれかの口座を新規開設すると翌月無料

このkabuステーションを利用したければ、信用口座も開設しておくのがお得でしょう。

ただし、推奨ブラウザがInternet Explorer11しかない(EdgeやFirefox、Google Chromeの表記はありません)のには注意が必要です。

②MUFGならではの豊富な投資情報

カブドットコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(通称MUFG)の一員となっています。

一員であることのメリットはさまざまですが、投資家にとってはMUFG各社のアナリストが執筆した各種レポートを読むことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

例えば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に在籍するストラテジストやアナリストによる、株式・債券・為替など各市場の動向や個別銘柄についての分析レポートが無料で読めます。

一日10~20本レベルで提供されますので、これだけで初心者は「お腹いっぱい」になってしまうかもしれませんね。また、読み損ねたレポートについても、過去3ヵ月分は検索できるようになっているのも安心です。

他にも、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの経済調査部門が国内外のマクロ経済や市場の動向を仔細に分析したレポートも無料、三菱経済研究所による月刊の政治・経済レポートも無料となっています。

個別銘柄レベルのミクロな分析から、世界全体の経済動向というマクロな分析までトータルでチェックできるのはMUFGという巨大グループならではと言えるでしょう。

小手先の方法論を学ぶのもよいですが、マクロな経済・社会の動向を踏まえて分析に生かすのも、長い目で見れば成功率を上げるポイントになるかもしれません。

さらに、初心者向けを中心とした会場セミナーおよびオンラインセミナーも頻繁に実施されています。もちろん無料ですから、気になるセミナーに積極的に参加しましょう。

③お得な手数料体系

手数料についても、初心者にとっては割安に感じる局面が多いかもしれません。というのも、数十万円レベルの少額の約定代金の場合に、手数料が低く設定されているためです。

詳細は後ほど一覧表にして記載しますが、例えば現物株式手数料は約定金額10万円以下で90円(税抜)。

また、少額で分散投資できることから人気のETF(上場投資信託)については、16銘柄(2017年6月現在)を「フリーETF」に指定して、現物も信用も売買手数料0円というサービスを実施しています。

他にも、50歳以上を対象として現物株式の売買手数料を2~4%割引する「シニア割引」や、女性を対象として現物株式の売買手数料を1%割引する「女子割」、さらにはNISA口座を開設した人を対象として現物株式の売買手数料を最大で5%割引する「NISA割」など、数々の割引サービスを実施しています。

これらを組み合わせる、すなわち複数適用することもできるため、例えば50歳以上の女性でNISA口座を開設している場合はよりお得になります。

以上のように、約定代金や利用者の属性などに応じて手数料が割安になったり割引になったりと、カブドットコム証券ではオリジナルのサービスを各種実施しています。

これらのサービスは時期によって変更される可能性もありますので、月に一度はホームページをチェックしてそうしたサービスがないか、変更されていないかチェックすることをおすすめします。

④初心者にやさしい少額投資の「プチ株」

投資方針は人それぞれですが、中には投機的なハイリスク・ハイリターンではなく、地道にコツコツ積立投資したいという方も多いことでしょう。

そんな方に向けてカブドットコム証券が用意しているのが、単元未満株を取引できる「プレミアム積立(プチ株)」という商品です。

これは、毎月500円以上1円単位で、指定した銘柄を一定金額ずつ購入できるサービスです。一般的には、株式は100株や1000株など決められたかたまりを「1単位」とし、投資家は単位レベルでしか購入できません。

例えば、1株500円で1単位=100株だとしたら、最低購入金額として5万円は必要になるわけです。これだと、リターンは大きいのですが値下がり時のリスクも自ずと高くなります。

その点、プチ株であれば毎月少しずつ自分のペースで積み立てられますから、最初から5万円や数十万円などといった元手を一気に投入する必要はありません。

また、金額が一定であるため、株価が下がれば買い付ける株数は多くなりますし、株価が上がれば買い付ける株数は少なくなります。長期的に見ると、一気に買い付けるよりも平均買付価格を引き下げる効果があるのです。

銀行の定期預金と同じように、積立代金は銀行の口座から毎月自動的に引き落とされていきます。自分ではそれほど手間をかけることなく、手軽に「投資家デビュー」を果たせるというわけです。

記録的な低金利が続く昨今、預金の一部を「プチ株」に当てて資産づくりを進めるのも悪くはないのではないでしょうか。

⑤お得なIPO抽選

IPOとは、証券取引所に株式を上場し、一般投資家でも購入できるように「新規公開」することです。

どの会社も、上場後は多くの投資家に株式を購入してもらいたいと考えるため、比較的割安の価格(公募価格)をつけるとされています。上場後に値上がりさせることで、会社に勢いがあるように見せたいという思惑も働きますよね。

IPO抽選によって、上場直前に公募価格で株式を購入する権利を割り当てることになります。口座のある証券会社がIPOの「主幹事」になっていると、IPOの取扱が行われます。

値上がりする可能性の高い株式ですから、投資家にとっては「狙い目」として人気の高い商品です。

ただ、一般的にはIPO抽選は法人や大口の機関投資家に多く権利(票)が割り当てられる傾向にあるため、特に投資を始めたばかりの初心者にはハードルが高いのも事実です。

ところが、カブドットコム証券ではそれまでの取引実績や投資金額などに関係なく、完全に一人1票の平等な抽選形式を採用しています。相対的に、一般投資家にとってはIPO当選する確率が上がることになります。

こうした形式は、カブドットコム証券以外にもマネックス証券が採用していますが、カブドットコム証券はMUFGであるため、カブドットコム証券のみならず親会社の三菱UFJ証券が主幹事になってもIPOの取扱があるのは大きなメリットとなっています。

カブドットコム証券の基本情報

取引手数料

現物取引手数料
インターネット 電話
自動応答(IVR) オペレーター
約定金額 成行・指値 成行・指値 成行・指値
10万円 90円(税込97円) 190円(税込205円) 2,090円(税込2,257円)
20万円 180円(税込194円) 280円(税込302円) 2,180円(税込2,354円)
30万円 250円(税込270円) 350円(税込378円) 2,250円(税込2,430円)
50万円 250円(税込270円) 350円(税込378円) 2,250円(税込2,430円)
100万円 990円(税込1,069円) 1,090円(税込1,177円) 2,990円(税込3,229円)
200万円 1,890円(税込2,041円) 1,990円(税込2,149円) 3,890円(税込4,201円)
400万円以上 3,690円(税込3,985円) 3,790円(税込4,093円) 5,690円(税込6,145円)
信用取引手数料
約定代金 信用取引手数料 前営業日の建玉残高

または前営業日の新規建て約定代金合計※

3,000万円以上

5,000万円未満

5,000万円以上

6,000万円未満

6,000万円以上
10万円以下 99円 5%割引

最低94円~

30%割引

最低69円~

0円無料
10万円超 20万円以下 179円
20万円超 30万円以下 249円
30万円超 40万円以下 349円
40万円超 50万円以下 449円
50万円超 60万円以下 539円
60万円超 70万円以下 629円
70万円超 80万円以下 719円
80万円超 100万円以下 760円
100万円超 200万円以下 940円
200万円超 500万円以下 1,100円
500万円超 1,200円
プチ株(プレミアム積立含む)
約定代金 手数料
2万円まで 100円
以降1万円増加まで毎に 67円増加
その他
手数料
日経225先物

TOPIX先物

日経平均VI先物

300円(税抜、片道1枚当たり)
日経225mini

ミニTOPIX先物

JPX日経インデックス400先物

東証REIT指数先物

TOPIX Core30先物

38円(税抜、片道1枚当たり)
東証マザーズ指数先物 40円(税抜、片道1枚当たり)
NYダウ先物 940円(税抜、片道1枚当たり)
日経225オプション 約定代金の0.2%(最低手数料200円/税抜)
取引所CFD 153円(税抜、片道1枚当たり)
投資信託 銘柄による(ノーロード銘柄は0円)
外貨建MMF 0円(為替スプレッド20銭から)
国内債券 0円
外国債券 0円(為替スプレッド20銭から)
FX 0円

取扱商品

取扱商品 個人 法人
国内株式現物取引
国内株式信用取引 ○(社内審査あり)
REIT
IPO・PO
国内ETF・ETN
単元未満株
立ち会外分売 × ×
貸株サービス ×
米国株式 × ×
海外ETF
中国株式 × ×
投資信託
MRF × ×
外貨建MMF ×
ラップサービス × ×
国内債券 ×
外国債券
日経225先物・日経225ミニ ○(社内審査あり)
日経225オプション ○(社内審査あり)
FX ○(社内審査あり)
金/プラチナ × ×

取扱市場

東証
名証
福証
札証
TOKYO PRO Market ×
マザーズ
ジャスダック
セントレックス
Q-Board
アンビシャス
海外株式
NYSE ×
NYSE arca ×
NASDAQ ×
香港 ×
上海A ×
SGX(シンガポール ×
IDX(インドネシア) ×
SET(タイ) ×
KLSE(マレーシア) ×

入金手数料が無料の銀行

三井住友銀行
三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
ジャパンネット銀行
楽天銀行
ソニー銀行

※その他通常振込入金は所定の手数料にてほぼ全ての銀行から可能。

注文機能

指値
逆指値
W指値
±指値
成行
リレー注文
Uターン注文
トレーリングストップ
時間指定注文
バスケット注文
IOC注文(immediate or cancel)

テクニカルチャート

トレンド系
一目均衡表
移動平均
回帰トレンド
MACD
ボリンジャーバンド
パラポリック
ポイント・アンド・フィギア ×
ペンタゴン・チャート
オシレーター系
RSI(相対力指数)
その他
ヘッドアンドショルダーズ
ダブルトップ&ダブルボトム
トライアングル
エンベローブ
モメンタム ×
ROC
レシオケータ
ヒストリカル ×
ポラティリティ ×
戻し値推定チャート ×
日柄カウンター

モバイル対応

OS
Android
iPhone
iPad
Windows Mobile
ガラケー

カブドットコム証券の口座開設キャンペーンの詳細

カブドットコム証券では、2017年6月現在、様々な口座開設キャンペーンを行っています。

kabu smart for au リリース記念キャンペーン

株式投資をサポートするauスマートフォン専用アプリ「kabu smart for au」がリリースされたことを記念して、このアプリ経由で口座開設した顧客を対象に、一律200円をプレゼントするキャンペーンを実施しています。

また、投資信託1万円以上の買付で1,000円がプレゼントされます。ただし、過去にカブドットコム証券の口座を開設したことのある人や、法人・未成年は対象外ですので注意してください。

対象期間は2017年4月6日(木)~2017年9月29日(金)です。

auユーザー限定スマホで資産形成応援キャンペーン

3種類のキャンペーンがあります。一つ目は、「現物株式手数料10%分還元キャンペーン」です。

カブドットコム証券に口座を持っており、au携帯電話を契約の顧客を対象に、現物株式手数料の10%分をau WALLETプリペイドカードにチャージするものです。

二つ目は、「新規口座開設最大10,000円分還元キャンペーン」です。au携帯電話を契約している利用者が、新たにカブドットコム証券に口座を開設した場合、「プチ株(プレミアム積立含む)」の取引手数料20%を最大10,000円分 au WALLETプリペイドカードにチャージするものです。

三つ目は、スマホの契約手続きから使い方まで、自宅まで担当者が訪問して教えてくれるサービスです。

いずれも、対象期間は2017年1月4日~2017年6月30日となっています。

NISA新規口座開設応援プラン(住民票取得代行サービス)

NISA口座開設手続きに必要な住民票(マイナンバーの記載なし)等の取得を無料でカブドットコム証券が代行してくれます。ただし、住民票の取得までは、最大で2ヵ月程度かかることがあります。

対象期間は2017年4月1日(土)~2017年9月30日(土)です。

ご家族・ご友人 紹介プログラム

「ご家族・ご友人紹介プログラム」に紹介者が申込をしたうえで、その家族や友人が翌々月末営業日までに口座を開設した場合、開設月翌月の紹介者の現物株式、信用取引、プチ株(プレミアム積立含む)の取引手数料(税込)の合計から最大5,000円までキャッシュバックを受けることができます。

また、紹介された人も、紹介月の翌々月までの投信買付金額が合計10万円以上で2,000円プレゼントとなります。

カブドットコム証券のその他の機能

夜間取引

かつては「kabu.comPTS」という夜間取引サービスを実施していましたが、2011年10月に終了となりました。2017年6月現在、夜間取引は実施していません。

会社四季報の活用

ログインすると、個別銘柄ごとに最新の会社四季報の情報を参照することができます。四季報記事・会社概要・前期の決算情報だけでなく、月足チャートもチェック可能です。

スクリーニング

「カブナビ」というスクリーニングツールがあります。銘柄の基本情報から、財務・テクニカルまで170を超える条件設定から、最適な銘柄を検索できるようになっています。検索結果はチャート・財務・ニュースなど、6種類が表示されます。

キャッシュバック・プレゼントサービス

口座開設キャンペーンとは別に、カブドットコム証券ではキャッシュバック・プレゼントサービスを実施しています。

シストレFXで米ドル/円対象「スプレッド縮小キャンペーン」実施

キャンペーン期間中、通貨ペア 「米ドル/円」のスプレッドが縮小されます。現行スプレッドは0.5銭ですが、期間中は0.4銭となります。

対象期間は2017年5月15日(月)から2017年6月30日(金)で、適用時間はAM9:00から翌日AM4:00です。

株主推進割引と株主優待割引

カブドットコム証券の口座を開設した上で、カブドットコム証券をはじめとしたMUFGの株式を購入すると、最大で50%割引となります。カブドットコム証券は50%、MUFGやKDDIなどは10%割引です。

また、カブドットコム証券の株式を保有していると、保有株数や保有期間に応じて最大15%まで現物株式取引の手数料が割引になるサービスもあります。例えば、100株を半年未満だと0.5%割引、400株を1年~1年半だと2.0%の割引です。

kabu.comカードと手数料キャッシュバック

クレジットカード「kabu.comカード」を作成すると、毎月の取引手数料から一定割合で手数料キャッシュバックが行われます。一般カードだと1.0%、ゴールドカードだと1.5%キャッシュバックとなります。

口座開設~利用開始までの流れ

①口座開設

「電子口座開設」の申込

「口座開設」ボタンをクリックし、申込フォームに氏名、メールアドレス等を入力します。その後は、画面上の指示に従って各種項目に入力していきます。

申込が完了したら、本人確認書類(運転免許証や健康保険証などでOK)の提出に移ります。提出方法はファイルアップロード、メール、FAX、郵送のいずれかでかまいませんが、一番手間がかからないのはファイルアップロードです。あらかじめスマホやデジカメで本人確認書類を撮影し、パソコンの中に画像データを取り込んでおきましょう。その際、画像が不鮮明(文字がぼやけて読めない)・一部画像が切れているなどがないよう確認してください。

その後、カブドットコム証券から「口座開設通知」が届きます。そこに記載された口座番号とパスワードでログインしてください。

郵送での口座開設

順調にいけば、約6営業日で手続きが完了します。「郵送で口座開設する」ボタンから口座開設資料申込入力画面へアクセスし、必要事項を入力します。

受付完了後、口座開設申込書類が登録された住所へ郵送されます。申込書類に必要事項を記入した上で、本人確認書類のコピーを同封して返送してください。口座開設手続き完了後、カブドットコム証券の口座番号・パスワードが記載された「口座開設のご通知」が送付されます。

②入金

画面上部の「入出金・入出庫」から入金依頼画面にアクセスします。その後、インターネットバンキング、銀行窓口、ATMにて自分の名義の口座から振込を行うと、入金手続きが完了します。

③取引開始

確認ができたらいよいよ取引開始です。

カブドットコム証券の口コミを紹介

IPO投資がやりやすい

IPO抽選が完全平等なので、初心者でもIPO投資に挑戦しやすいのが大きな特徴です。現在、IPO投資はかなり人気があるため、こうした仕組みを採用しているカブドットコム証券の評価は高くなっています。

プチ株が便利

初心者にとって、少額投資できるプチ株の評価が高いようです。手数料が100円(税抜)からとなっており、必要金額も低いことから初心者が手を出しやすい商品となっています。また、プレミアム積立を利用すると、積立回数に応じて最大で50%手数料が割引になることもあり、定期預金感覚で投資できるという評価です。

オペレーターの対応にばらつき?

電話で問い合わせたときのオペレーターの対応にばらつきがあるのか、評価が分かれています。「丁寧だった」という評価から、「不愉快」という評価まであるため、かなり個人差があるのかもしれません。

まとめ

カブドットコム証券は、ネット証券の草分け的存在です。初心者が少額投資をしたければ、現物株式の手数料は低めですし、「プチ株(プレミアム積立)」でこつこつマイペースに投資を続けることができるためおすすめです。

その一方、大口投資になってくると手数料が割高となるため、注意が必要です。豊富な分析ツールや情報目当てにカブドットコム証券の口座を残し、メインは他証券とするような使い方もよいでしょう。