ダイハツのアトレーワゴンは4人乗っても荷物がたくさん積める軽自動車。1999年から発売されるロングセラーであるアトレーワゴンの特徴や買取相場を徹底解説したいと思います。買取価格もある程度期待できます。軽自動車の購入や売却を考えているなら一度参考にしてみてください。
アトレーワゴンの基本情報
新車価格
1,404,000円〜1,765,286円
型式
- ABA-S321G
- ABA-S321G改
- ABA-S331G
- BA-S331G改
排気量
658cc
グレード
- CUSTOM TURBO R
- CUSTOM TURBO RS
- CUSTOM TURBO RS “Limited”
駆動方式
- 2WD
- フルタイム4WD
燃費
13.8 km/L 〜14.8 km/L
ハイブリッド仕様
特になし
エコカー減税
特になし
乗車定員
4名
ボディカラー
- ブラックマイカメタリック
- ホワイト
- アーバンナイトブルークリスタルメタリック
- タングステングレーメタリック
- ブライトシルバーメタリック
- パールホワイトIII
- トニコオレンジメタリック
最高出力
64ps(47kW)/5700rpm
最大トルク
91[9.3]/ 2,800
歴史
アトレーは1981年、ハイゼットの乗用版として誕生しました。
1時期はトヨタ自動車にスキーパーとして2004年までOEM提供されていました。
軽1ボックス初のサンルーフ、フルファブリックシート、フロアカーペットなどが装備され、1982年には4WDも販売が開始。
アトレーワゴンの登場は1999年、軽自動車の規格変更に伴い行われた三度目のフルモデルチェンジからです。
リヤシートにスライド機能が追加されたほか、180mmのスライド量を生かした広さが特徴でした。また、リアシートスライド、リアシートベルトが標準装備されました。
アトレーは「魅力的な」という意味のフランス語ATTRAIが語源と言われています。
特徴
上質でモダンな車内空間
1.サイドウォークスルー
アトレーワゴンはインパネシフト、広い足元、高い室内高なので、運転席から助手席への移動もスムーズに行えます。
クルマの運転席側に余裕のない狭い場所でも、助手席側からラクに乗り降りできます。
2.大きなドアと低い床、乗降グリップで乗り降り楽々
床とシートは低めの設定になっていて、背の高い人でもスムーズな乗り降りが可能です。
また、つかみやすい大型の乗降グリップ(運転席/助手席/後席)が付いています。
車の乗り降りをさらにラクにしてくれます。
3.スモークドガラス
スモークドガラス(スライドドア/クォーター/バックドアウインドゥ)を好まない人もいますが、実は利点がたくさんあります。
車内のプライバシーを守れるだけでなく、夏場の冷房効果を高めてくれます。
また、中が見えないということは駐車場での盗難リスク軽減も期待できます。
4.キレイを持続するカーペット
ラゲージルームのカーペットには、ちょっとした泥汚れや水滴などをカンタンにサッと拭き取れるよう、防水/防汚処理が施されています。
キャンプやサーフィンなどに出かける際や園芸用品などを積む際に便利です。
力強い走りを実現するターボエンジン
アトレーワゴンは全車にターボエンジンが搭載されているため、ストレスのない、スムーズな発進加速が可能です。
高速での伸びやかな走りも特徴で、低回転からのトルクも力強く、快適なドライビングが楽しめます。
また、ホイールベースは2,450mmと長く設定されているため、荷物をたくさん積み込んでも安定感が抜群。
さらに、高剛性のボディは遮音性が高いため、静かな室内を実現しています。突き上げ感の少ない足まわりとあわせ、走りも上質。
4WDであれば、雪道、濡れた路面、オフロードなどの悪路もものともしない走りで、行動の範囲が広がること間違いなしです。
ワンランク上の快適装備
1.パワースライドドア(左側)
車から離れた場所でもボタンひとつでドアを開けることができます。
子どもを抱っこしているときや、両手に荷物を抱えているときに便利です。
また、運転席からもボタンひとつでドアを開けられるから、送り迎えなどのときに重宝するでしょう。
2.スライドドアイージークローザー(左側)
ドアを勢いよくバンッと締めなくても半ドアの位置まで閉めればあとは自動でロックしてくれます。半ドアになる心配もないので安心できます。
おすすめできるポイント
①広さ抜群の居住性
広く、たくさん荷物を積めるから家族でレジャーに行くのにも便利です。
②維持費が安い
軽自動車は税金も安く、長く維持するのに優れています。セカンドカーとしてもピッタリでしょう。
③快適装備が充実
軽自動車はどのメーカーでも売れ筋商品です。そのため、各メーカーが持つ最新装備が多く搭載されています。
おすすめできないポイント
①燃費は他社に負ける
燃費は同じ形の他社商品に比べると、少し悪いと言わざるをえません。
4WD車を選択すれば、さらに燃費は悪くなります。
②中古でも価格は高め
中古で購入しようにも軽自動車は人気車種。年次の新しいものであれば新車と変わらないようなものもあります。
③ロングドライブには向いていない。
東京から京都に観光なんてロングドライブを実施する場合には、やはり軽自動車は向いていません。長距離を運転することが多いならあまりお勧めできません。
アトレーワゴンの中古車オークション相場
※オークション相場についての注意点とお願い
以下の相場価格は買取業者が実際のオークションで落札した過去の買取落札額です。
2017年1月にオークションサイトで調べて算出したものであり、現在の査定価格と完全一致するものではございません。
車を売ろうと考えている方、購入しようとしている方は、あくまで相場価格の目安としてご参照ください。
- 年式:約3年前(平成26年)、走行距離:約3万kmの場合
52〜121万円
- 年式:約5年前(平成24年)、走行距離:約5万kmの場合
47〜102万円
- 年式:約7年前(平成22年)、走行距離:約7万kmの場合
39〜87万円
- 年式:約10年前(平成19年)、走行距離:約10万kmの場合
11〜48万円
まとめ
いかがでしたか?アトレーワゴンは広い居住性とキビキビした走りを享受できる車です。維持費も安くすむから長く乗るのにも向いています。さらには買取価格もある程度期待できます。軽自動車の購入を考えているなら一度は試乗してもいいのではないでしょうか。