今の日本で、「下取りよりも買取」という新しい流れを作ったと言っても過言では無いガリバーですが、ネットには多くの酷評が溢れ、「ガリバーは信用できない」「ガリバーは酷い」と思われている方も少なくないかもしれません。
しかし、その情報は本当なのでしょうか?
この記事では、20年以上に渡り業界のトップであり続けるガリバーの特徴や強みをはじめ、ネットに溢れる酷評はどこまで真実なのかを詳しく見ていきたいと思います。
今の日本で、「下取りよりも買取」という新しい流れを作ったと言っても過言では無いガリバーですが、ネットには多くの酷評が溢れ、「ガリバーは信用できない」「ガリバーは酷い」と思われている方も少なくないかもしれません。
しかし、その情報は本当なのでしょうか?
この記事では、20年以上に渡り業界のトップであり続けるガリバーの特徴や強みをはじめ、ネットに溢れる酷評はどこまで真実なのかを詳しく見ていきたいと思います。
ガリバーは1994年、創業者であり現代表取締役会長である羽鳥兼市氏が、福島県郡山市に1号店となる「ガリバー安積店」をオープンさせたところから始まります。
今では当たり前となった車の買取に特化したビジネスモデルを確立したパイオニア的存在で、買取台数は2001年から2014年まで1位を獲得し続け、販売台数も業界で常にトップクラスを維持しています。
そして、展開する店舗数は日本国内に520店舗を超え、間違いなく業界ナンバー1の規模を誇り、日本だけにとどまらず、アメリカ4店舗、タイ8店舗、ニュージーランド2店舗、中国1店舗を展開し、目標はグループ全体で合計800店舗を目指し、続々と新店舗がオープンしています。
また、買取に特化した事業展開から、買取った車を販売する小売にも注力し、販売に特化した店舗の展開や、個人売買支援事業「クルマジロ」や、月額定額制で最短90日で乗り換え可能はサービス「NOREL(ノレル)」など、買取ビジネスで業界に変革をもたらした先駆者らしく、新しいサービスを続々と発信しています。
ガリバーが買取ビジネスで成功し、さらに中古車業界に変革をもたらすことができた秘訣は、買取った車は2週間しか在庫にすることはせず、販売できなかった車両はオークションに出品するという「鉄の掟」があるからだと言われています。
中古車は、他の商品に比べ在庫の管理コストがかかると言われおり、ガリバーは創業当時からこの鉄の掟である2週間ルールを基本とし、常に在庫を持たず、管理コストを圧縮することで、無駄なコストを削減し、高価買取と安値販売を実現しています。
前章でも触れたように、ガリバーは買取、販売とのナンバー1の実績を誇っています。
全国から多くの車を買取ができるからこそ、在庫を持たなくともユーザーが求める車を用意することができ、販売台数が増える。
多くの台数を自社グループ内で販売できるからこそ、さらに高い金額で買取ることができ、買取台数も増える。
という好サイクルが確立しているからこそ、創業から常にトップ争いを続けて来れたと言えるでしょう。
ガリバーの店舗数は、直営とフランチャイズを合わせて、国内に520店舗という規模で展開されています。
そして、各店舗で買取られた中古車は、「ドルフィネット」という独自の販売システムにすぐさま登録されます。
このドルフィネットを活用することで、車を売りたい人と、買いたい人を結びつけることができ、他社よりも顧客のニーズに対応することで高価買取を実現しているのです。
ドルフィネットに上がっている情報は常に更新され、排気量や乗車定員などの車両の基本情報はもちろん、走行距離や細かな傷、内装の状態までを確認することができ、実際に車を見ているかのような感覚で車を選ぶことができます。
さらに、気なる車があればそのまま見積を作成してもらうことができることや一つの車種に絞れず迷っている場合でも、他メーカーの同じタイプモデルや、ライバル車種などもリストアップしてくれます。
したがって、ユーザーにとってはその場に居ながらにして全国の豊富な在庫から選ぶことができるのです。
ガリバーの査定は、その車のいいとこを探し、どんどんプラス査定につなげてもらうことができます。
例えば、一般的にはあまり人気が無いと言われる赤い車でも、その車種で人気の色が赤であればプラス査定にしてくれますし、ナビやホイールが純正よりもグレードが高く人気があれば当然プラス査定になるのです。
一般的な買取相場だけに縛られず、その車のプラスポイントをより多く評価につなげることができるのは、買取と販売台数がトップクラスであるガリバーならではと言えるのです。
ガリバーで査定を受けたことがある方ならご存知かもしれませんが、ガリバーの査定士は自分の目で車を確認しながら、車両データやその場で撮影した画像など専用端末にて本部に送信します。
ガリバー本部ではそのデータや画像をもとに、最新の相場価格データなどと照らし合わせ、経験豊富な査定士が査定額を即座に出すことができます。
つまり、全国に広がる自社ネットワークと、約130か所のオークション会場から集められた膨大な相場情報や、市場の動向などを本部で一括して把握することで最高価格の情報を常に把握しているため、高い買取価格を出すことができるのです。
・2009年式 トヨタ ランドクルーザー
首都圏への転勤が決まり、大型の4WD車は不要になったため、ガリバーに査定を依頼してみることにしました。
出張査定で自宅まで来てくれた営業の方は、ビシッとスーツを着てとても清潔感があり、対応も丁寧でとても好感が持てました。
また、エンジンルームやホイールなどの細かなところまで丁寧に査定してくれ、ぴかぴかではないけれど、日々のメンテナンスをしっかりしていたことを評価してもらえました。
特にこちらからアピールするほどではないと思っていた内容でもしっかり査定し、プラス評価してもらえたことはとてもうれしく、また、さすがだなと感心させられました。
・2010年式 ダイハツ ムーヴ
買い替えのためディーラーで下取り査定を依頼したところ、なんと下取りは0円という評価でした。
年式も古く、走行距離も10万キロに近いため仕方がないのかと思いましたが、ダメもとで一括査定サービスを利用し、3社の買取業者に査定を依頼してみることにしたのです。
なかでもガリバーさんが一番高い査定額を提示して下さり、下取りで0円と言われた車を10万円で買取ってもらうことができました。
また、引き取りの日取りについても、車が無くなっては困ると相談したところ、こちらの都合を快く聞き入れてくださり助かりました。
ネットには悪い口コミが多かったので少々不安でしたが、対応してくれた担当の方はまったくそんなことが無く、全てスムーズに終わらせることができました。
複数の業者に査定を依頼し、若干でしたがガリバーが一番高い査定額を提示してくれましたが、結果ガリバーではなくほかの業者に買い取ってもらうことにしました。
ガリバーの店舗に出向き査定をしてもらったのですが、査定時間も20分程度で済み、提示された金額もそれまでで一番高い金額を提示してもらいました。
対応してくれた営業マンの方もとても明るく感じが良かったのですが、ここからが問題。
「この価格は今だけ」と即決を迫られ、さらにキャンペーン中でめったにないチャンスだとかとにかくその場で決めるようにという感じでした。
挙句の果てには仮契約という謎の提案まで出る始末、結局その場で契約はせず、帰宅後キャンセルの意向を伝えました。
車の売却には大きな金額がうごきますし、こちらとしては大切な財産を手放すという行為であるため、もう少し考える猶予を貰えればよかったなと思っています。
ネットにあふれるガリバーの評判は、あまり良くない評判ばかり目につきますし、オリコンの満足度調査でも9位と決して高くないため、少々不安い思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ネットの書き込みというのは、何かのトラブルや、嫌な思いをしたときに書き込まれやすい傾向にあるため、取扱台数の多い大手企業では必然的に悪い口コミが多くなり、またどうしても目立ってしまう傾向にあります。
確かに社員数が3000人を超える大企業であるため、中には口コミにあるような酷い営業マンがいることは事実かもしれませんが、取扱い台数の多さから見れば特別多いという訳ではありません。
また、取扱い台数だけではなく520店舗のネットワークを活かした買取や販売は間違いなくナンバー1であるため、複数の買取業者で比較できる一括査定サービスを利用する際には、候補に入れておいて間違いの無い業者でしょう。