誰でも、「車を高く売りたい」「お得に購入したい」と思うものですが、どんな物の売買でもその業界の大手企業は、やはり外せない有力候補になるでしょう。
そんな中古車業界の大手企業と言えば、ここ数年で急成長し、今最も注目を集める「ビックモーター」を忘れてはいけません。
この記事では、「なぜビックモーターの利用者が多く、成長できる秘密はどこにあるのか」また、「あなたにとってビックモーターが本当に有力候補になり得るのか」といったことが判断できるよう、ビックモーターに関する情報をまとめてみました。
誰でも、「車を高く売りたい」「お得に購入したい」と思うものですが、どんな物の売買でもその業界の大手企業は、やはり外せない有力候補になるでしょう。
そんな中古車業界の大手企業と言えば、ここ数年で急成長し、今最も注目を集める「ビックモーター」を忘れてはいけません。
この記事では、「なぜビックモーターの利用者が多く、成長できる秘密はどこにあるのか」また、「あなたにとってビックモーターが本当に有力候補になり得るのか」といったことが判断できるよう、ビックモーターに関する情報をまとめてみました。
近年急成長を見せ、人気俳優さんなどを起用したテレビCMなども豊富に流れているビックモーター。
ビックモーターの歴史は、1976年に現社長の兼重宏行氏が出身地の山口県岩国市で兼重オートセンターを開業されたことから始まります。
今では車買取業界の雄、ガリバーに迫る勢いで年々成長スピードを上げ、特に2014年以降の出店はかなりのハイペースで行われており、2016年にはひと月に全国で15店舗をオープンさせる月が複数回あるなど、その好調さが伝わってきます。
それでは、そんな今中古車業界で注目度満点のビックモーターですが、その急成長のひみつや、人気のひみつはどこにあるのか、ビックモーターの特徴や強みについて見ていきましょう。
ビックモーターが近年急成長を遂げている1番の原動力は、何と言っても中古車の販売台数にあります。
2014年度の中古車販売企業販売台数ランキング((株)総合企画センター大阪調べ)では3年連続日本1に輝き、車買取業界トップのガリバーと常にトップを争っている状態です。
ビックモーターの店舗の中には広大な展示場を併設した大型店舗も多く、敷地内にはところ狭しと魅力的な中古車が展示販売され、全国の在庫台数は1万台を超えるという豊富さで、欲しい車がきっと見つかるでしょう。
上記のように、販売力にも優れたビックモーターですので、オークションなどに出品せず、買取った車の多くは自社の整備工場で整備され、販売されます。
このように、オークションなどの他業者を介すことが無いため、余計な中間マージンやコストをカットすることができ、その余剰分を買取価格や、販売価格に反映させることができるのです。
価格面でも有利になる自社整備と販売ですが、価格以外にも意外なメリットがあり、それは、中古車を購入する際に、その車の素性が分かりやすいということです。
オークションなどの仲介業者を通ってきた車両は、いくつもの業者手を介す度に、どうしてもその車がどの地域で使われていたのかなど、出品表や記録簿に載っていない故障や、修復歴などが分かりづらくなってしまいます。
しかし、買取から整備販売までをビックモーター1社で行うことで、どの地域で使われ、どういう使い方をされていたのかなどの情報を知ることができる可能性が高くなり、より安心して中古車を購入することができます。
関西を中心に中古車販売や買取を行っていた「ハナテン」と、2005年4月に資本業務提携を行い、2016年1月にハナテンはビックモーターの完全子会社となります。
それまで関西ではおなじみの中古車販売店であったハナテンを傘下に収めたことで、既存店舗や既存顧客の獲得といったメリット以外にも、ハナテンが運営する「ハナテンオートAA(オートオークション)があります。
このように、オークション会場も同じグループ内で運営することで、自社で買取した販売し辛い車の出品はもちろん、ビックモーターの販売在庫に無い車両でも、自社オークションから販売することができます。
ビックモーターは、買取台数と販売台数、オートオークションの運営など、今では日本の自動車流通業界の一角を担う企業なのです。
販売台数を大きく伸ばす大きな要因の一つは、販売後のサポート体制の充実があるでしょう。
全国にあるビックモーターの店舗では、中古車の販売や買取はもちろん、保険、車検・整備、鈑金・修理など、車を維持所有していく上で必要なすべてのサービスを受けることが出来るため、購入した後も新車ディーラーのように、なんでも相談できるので安心です。
その中でも、車検と整備に関しては、大規模店舗には自社整備工場が多く存在し、その充実ぶりは目を見張るものがあります。
それまで中古車店が備えている整備工場というのは、納車前の簡単な整備や、納車時に車検を取得するための認証工場がほとんどでした。
しかし、ビックモーターの整備工場の多くが、国から指定を受けた指定工場のため、車検も自社工場で完結できます。
また、自社工場の設備や国家資格整備士の数などは、国産新車ディーラーと比べてもそん色のないものとなっています。
2014年式 トヨタ ハリアー
ビックモーターのほかに、ガリバーやカーチスでも出張査定をしてもらいましたが、結果的には3社ともほぼ同じような金額でした。
しかし、一番違っていたのは向こうから言われる1番最初の金額で、ガリバーやカーチスは最初に結構安い金額を言われ、こちらが交渉すると少しずつ上がっていく感じでしたが、ビックモーターの営業さんは、一番初めに最高値の金額を提示してくれました。
もしかしたらさらに高くなるかもという淡い期待で、さらに交渉しましたが、最終的にはビックモーターが少しだけ高かったため、売却を決めました。
もちろん価格は満足していますが、何と言っても最初から全力で金額を提示してくれたことがとても気分が良く感じました。
2008年式 スズキ ワゴンR
年式も新しくなく、何か所かぶつけてしまっているため、もともとあまり高い金額は期待していなっかのですが、査定をして頂いた担当の営業マンの方は、すごく丁寧に査定をしてくれ、こちらの質問にも丁寧に答えてくれたのでとても好感が持てました。
買取価格については、自分で事前に調べていた相場よりも多少マイナスでしたが、ぶつけている箇所があったためほぼ予想通りで、特に不満はありませんでした。
しかし、「店舗に持ち帰り整備してみて、査定が落ちる可能性があります。査定額が変動しないようにできるクレーム安心保障というオプションのようなものが、約1万円で付けられます。」と言われ、なんだか納得できなかったため、結局売却はしませんでした。
後日知り合いの車屋に車を見せたところ、価格は妥当な金額で、売却後のクレームを補償するオプションのようなものを導入しているのは、ガイバーとビックモーターだけという話を聞き、やはり謎の有料サービスだなという印象を受けました。
2010年式 ホンダ オデッセイ
何社かで買取査定を依頼し、一番高かったビックモーターに売却を決定。
担当の丁寧な説明や、査定する姿も好印象で良かった。
ところが、売買契約を済ませ、車を引き取りに来る日になるまで一切連絡が来ず、その日になっていきなりビックモーターから委託されたという陸送業者が引き取りに来た。
日にちも時間も当然約束した通りではあったが、大切な車を、いきなり面識のない業者に引き渡すのは不安であったため、こちらからその場で担当に連絡し、確認をするはめに。
その代行業者を悪く言うつもりはないが、常識的に考えていきなり見ず知らずの業者に車を渡すなどということがあるのだろうかと疑問に思った。
また、売却後の入金を、約束していた日に振り込まれず、数日遅れでの入金となった。
大きな企業のため一応信用はしているが、契約してしまえばこっちのものという風に取られても仕方のない対応は少々残念である。
年々目ざましいスピードで店舗数を増やしているビックモーターは、今最も中古車業界で注目されている企業です。
その注目度は、業界トップのガリバーの関係者から「ビックモーターが1番怖い相手」という言葉出るほど、業界内でも常に意識される存在です。
もともと中古車販売店からスタートしているビックモーターは、軒並み中古車販売ではかなりの高評価が多く見受けられますが、買取になると、少々マイナスな書き込みや口コミを多く見かけます。
なかでも多かったマイナスの口コミは、クレーム安心保障に関することと、接客態度に関する事でした。
上記の口コミにもあるクレーム安心保障については、ガリバーが導入したサービスで、ビックモーターが追従する形で同じようなサービスを導入し、この2社だけが導入している保険のようなサービスです。
このクレーム安心保障については、瑕疵担保責任の解釈の違いにより賛否が分かれるところですし、クレーム安心保障があるということは、「ビックモーターは2重査定をします。」と言っているとも取れますし、逆に、「少額の保証料で、限度額まではビックモーターが負担します。」と言っているようにも取れます。
このクレーム安心保障については、本当に自分に必要かどうかをよく見極めることが必要になるでしょう。