BMWの中核を担う主力モデルであり、欧州市場においてメルセデスベンツのCクラスと人気を2分するBMWの3シリーズ。今回はこの車の特徴や買取相場を徹底解説します。
BMWの中核を担う主力モデルであり、欧州市場においてメルセデスベンツのCクラスと人気を2分するBMWの3シリーズ。今回はこの車の特徴や買取相場を徹底解説します。
4,090,000円〜8,130,000円
4,310,000円〜8,350,000円
3シリーズ
3シリーズツーリング
13.5km/l〜21.4km/l
アクティブハイブリッド3(最高出力306ps、最大トルク400Nm)。
燃費は欧州複合モードで547.6km/L。トヨタのプリウスPHVと全く同値を実現。
330e iPerformance セダン M Sport (ZC7)
自動車取得税*免税・減税額156,000円
自動車重量税*免税・減税額30,000円
自動車税(登録翌年度)*免税・減税額29,500円
免税・減税総計215,500円
320d ツーリング M Sport AT (ZC7)
自動車取得税*免税・減税額149,700円
自動車重量税*免税・減税額30,000円
自動車税(登録翌年度)*免税・減税額29,500円
免税・減税総計209,200円
5名
326ps(240kW)/5500rpm
45.9kg・m(450N・m)/1380~5000rpm
3シリーズの初代モデルは1975年に発売を開始。初代はボクシーなボディを生かした優美なデザインと直列4気筒エンジンを搭載していました。
日本では1981年から販売を開始。1982年には初のフルモデルチェンジを行い車体寸法が拡大し、より滑らかで全体的に丸みを帯びたデザインに変更されました。
丸目4灯のヘッドライトが可愛らしい印象を与えます。1990年には2度目のフルモデルチェンジ。居住性と対衝突安全性改善のため、ボディサイズがさらに拡大しました。
1998年のフルモデルチェンジでは、先行してセダンが発表され、2年後の2000年にツーリングとクーペがラインナップに加わりました。
専用サスペンションと内装、バンパーなどを装備した「Mスポーツモデル」も選択が可能でした。
2005年のフルモデルチェンジではエクステリアデザインを日本人デザイナー永島譲司が担当。
パンクをしてもある程度、通常走行が可能なランフラットタイヤが設定されました。
ツーリングはモデルチェンジ度同時にラインナップしています。
2012年にモデルチェンジした6代目が現行モデルとなっています。
燃費消費量を最大20%低減させてくれるシステムです。エンジン・レスポンス、シフト・タイミングを最適化しオートマチック・エア・コンディショナーも自動調整を行います。
また、ドライバーにより効率的なアクセル・ワークをアドバイスしてくれたり、通常の走行と比べて走行距離を延長できているかどうかを知らせてくれたりします。
ECO PRO モードで50 ~160km/h 走行中にアクセルを離し、ブレーキを一定時間踏まないでいると、車両はアイドリング状態で惰性走行し、燃費の向上に貢献します。
搭載されたカメラによって走行中の安全をサポートします。
60 km/h 以上での走行時に、車線からクルマがはみ出しそうになると、ステアリング・ホイールを軽く振動させて、ドライバーに知らせてくれる「レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)」、車間距離が詰まり過ぎたり、衝突の危険があったりする場合にドライバーに注意喚起をしてくれる「前車接近警告機能」があります。
5 km/h から60 km/hで走行中に衝突が避けられないと車が判断すると自動的にブレーキを掛けてくれる「衝突回避・被害軽減ブレーキ」があり、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」は歩行者に対しても有効です。
インテリジェント・エネルギー・マネジメント・システムとはエンジン・オート・スタート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワー・ステアリングの総称です。
クルマが走行している時だけ燃料を消費するシステムです。信号待ちや渋滞時、車が完全に停止するとエンジンが自動的に止まって燃費消費量の低減に寄与します。
ブレーキ・ペダルから足を離すのと連動して、エンジンが再始動します。エンジンが適切な作動温度に達していなかったり、暖房/冷房が十分に利いていなかったり、バッテリーの電圧が低すぎ足りする場合はエンジン・オート・スタート/ストップ機能は作動しないようになっているため安心です。
ブレーキを掛けるたびに生み出される運動エネルギーを有効利用するシステムです。
ドライバーがブレーキをかけたときに発生するエネルギーを電力として回収し、エンジンの負荷を低減させ燃費向上に寄与します。
バリアブル・スポーツ・ステアリングとは走行のシーンに応じてステアリングに対する前輪の切れ角やアシスト量が自動で変化するシステムです。
高速走行時は安定性がよくなり、駐車時には取り回しが向上します。油圧式システムのパワー・ステアリングとは異なり、ステアリング操作を行った時にのみエネルギーを消費するので燃費向上にも寄与します。
路面状態とエンジン回転数に基づいて、最も効率的なギヤを自動で選択します。街乗りや高速道路での長距離走行時などそれぞれに適したシフト・チェンジを電子制御で行ってくれます。
また、ディスプレイに矢印が点灯しシフト・アップまたはシフト・ダウンのタイミングをドライバーにアドバイスしてくれます。
停車/発進をくり返す渋滞時の運転負荷の軽減に寄与するのがACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ& ゴー機能付)です。
設定した速度で走行し、先行車との距離が詰まると自動で減速、車間距離が開けば自動で再加速します。
路上や駐車場での縦列および並列駐車をサポートします。駐車可能なスペースを車が自動で感知し、ステアリングが自動で動いて車を駐車します。
ドライバーは音声ガイダンスとディスプレイにそってアクセル・ペダルとブレーキ・ペダルを操作するだけで簡単に駐車ができます。
コントロール・ディスプレイにリヤ・ビュー・カメラの映像が映し出されて車両後方の障害物、車両、歩行者の確認をすることができます。
フロントガラスに速度やナビゲーション・システムのルート案内、曲名リストやラジオ局のリスト、前車接近警告などが映し出されます。
道路から視線を落とすことなく確認ができるので非常に便利な機能です。
両手に荷物を抱えている時でも「リモート・コントロール・キー」をポケットなどに入れておけばドアのロック解除などをスムーズに行うことができます。
また、エンジンの始動/停止もできます。
プラグインハイブリッドモデルもラインナップに加わっていますガソリンを一切使わずに電力のみで走るEV走行距離は近所への買い物程度であれば十分に可能です。
自宅はもちろん外出先などでも設備さえあれば気軽に充電できるのもポイントです。スマホと連動し、バッテリーの充電ステータスや渡航距離などを知ることもできます。
同じ3シリーズでもSport、Luxury、M Sportの中から自分の好みのモデルを選択することができます。
BMWは他社に比べ、ブレーキの性能が高いと言われています。走る、止まる、曲がるが非常に滑らかです。
車内は広く、居住性が良いのもポイントです。主力モデルのため様々な装備が搭載されているのもオススメポイントです。
力みなぎるパワー特性とシルクのように滑らかなフィールがBMWらしさを体感できます。
高精度ダイレクト・インジェクション・システム、ツインスクロール・ターボチャージャーといった、革新のテクノロジーも享受できます。
セダンやクーペに比べて荷物をたくさん詰めるのがツーリングのポイントです。コンフォート・アクセスもあり、現行モデルは利便性が向上しています。
新車の価格は3シリーズなら、4,090,000円〜8,130,000円、3シリーズツーリングなら、4,310,000円〜8,350,000円と国産高級車並み。
同程度の国産車ならもっと安値で購入することができるので、あまり外車に興味のない方にはおすすめできません。
3年、5年程度であればまだいいですが、それ以上経つと買取価格がどんどんと下がるのが輸入車の宿命です。
人気モデルのため、街中でもよく見かける車です。人と同じは嫌だという人にはオススメできません。
長く乗っているとどうしても修理箇所が出てきます。
一つの部品を変えるというより、システムをごっそりと入れ替えないといけない場合が多く、修理代は馬鹿になりません。
街の中古車などで購入するのは少し怖いです。ディーラーで販売する認定中古車はその点は安心できますが価格は高めです。
※オークション相場についての注意点とお願い
以下の相場価格は買取業者が実際のオークションで落札した過去の買取落札額です。
2017年1月にオークションサイトで調べて算出したものであり、現在の査定価格と完全一致するものではございません。
車を売ろうと考えている方、購入しようとしている方は、あくまで相場価格の目安としてご参照ください。
156 ~ 303万円
78 ~ 212万円
38 ~ 165万円
12 ~ 127万円
199 ~ 258万円
データなし
38 ~ 92万円
12 ~ 57万円
いかがでしたか?原稿モデルは国産車の同モデルにはないような先進装備が充実しています。
また、スタイリッシュなエクステリアとシンプルかつ高級感あふれるインテリアの3シリーズツーリングも魅力です。
輸入車の購入を検討しているのであれば一度市場をしてみてもいいかもしれません。