格安SIM

「Y!mobile」の格安SIMとしての評価は?料金プランや申込の方法を紹介

現在、大手キャリアのスマートフォンを利用している人は、毎月のスマートフォンの利用料で何千円もの金額を支払っているのではないかと思います。

昨今はもはやスマートフォンは生活の必需品となり、手放すことは考えられないのではないかと思います。

ですが、できるだけ月額料金を安くして利用したいと思うはずです。

そこで第一に思いかべるのは「格安SIM」です。数年前から注目されているこのサービスは、名前の通り大幅に安い料金でスマートフォンを利用することができます。

しかし、大手キャリアと比較して通信事業者数が多く、自分にとって最適なプランを見つけ出すのに手間取ってしまうことでしょう。

そこで今回は、「Y!moibile」で利用することができるスマートフォンについて解説していきます。

Y!mobileは普通の格安SIM(MVNO)と少し違う→「MNO」

まず、Y!mobileがどのような通信事業者であるのかということについて簡単に解説しておきます。

Y!mobileは「イーモバイル」と「ウィルコム」が合併し、Yahoo!と業務提携した後に現在ではSoftBank株式会社が運営している通信サービスです。

その生い立ちはさておき、重要なのはY!mobileが「MNO」であるというポイントです。

通常、格安SIMを提供しているのは「MVNO」であり、これはMNOから通信回線と設備を借り入れて通信サービスを提供しています。

Y!mobileはMNOであり、自社で回線と通信設備を持っています。

Y!mobileの特徴やおすすめのポイント

次に、Y!mobileを利用する上でこんな特徴がオススメのポイントだというところについて解説していきます。

通話定額サービスが有る

まずは、Y!mobileのメインとなるプランである「スマホプランS/M/L」の利用において、「10分間・月300回まで」の音声通話が無料で利用できるというサービスが付帯していることです。

このサービスは、2017年2月から回数制限を撤廃する予定となっています。

格安SIMの音声通話は、30秒あたり20円のレートで通話料が計算されています。

例えば1日5分の通話を利用すると200円、これが1ヶ月で6000円まで膨れ上がってしまいます。

大手キャリアの場合「かけ放題」のプランが有り、いくら通話をしても通話料がかかることはありませんでした(特殊な場合を除く・ライトプランの場合は5分間無制限で無料)。

そのため、大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、通話料がネックになるケースが多いのです。

Y!mobileの場合、(現時点では)月300回の回数制限はあるものの、1回あたり10分の通話であれば通話料をかけずに利用することができます。

似たようなサービスは他の格安SIMでも有料オプションとして提供されていますが、Y!mobileのスマホプランの場合は無条件でこのサービスが付帯しています。

1回10分で300回ということは3,000分、これを通話料に換算すると12万円にも上ります。

なお、1回10分を超える場合は、超過分に30秒20円のレートで通話料が計算されます。

通信速度が(どの時間帯でも)安定して速い

次に、Y!mobileは「通信速度が速い」という特徴があります。

しかも、「どの時間帯でも速い」というポイントが重要なのです。

通信速度の速さは格安SIMを利用する上で重要なポイントであり、快適なデータ通信を利用することができます。

格安SIMにおいて、前述の「通話料」も重要なのですが、それと同じくらいに「通信速度」も重要です。

通信速度とは、短時間でどれだけ多くのデータ量をやりとりできるかという指標であり、「ファイルのダウンロード」「動画の視聴」「音楽のストリーミング再生」といった大量のデータ量を通信する際に快適な通信環境を維持できるかどうかを左右します。

ここで重要なのは、実は「どの時間帯でも」というポイントなのです。

格安SIMは、大手キャリアから通信帯域を借り入れてユーザーにデータ通信を提供するのですが、昼間や夕方以降のように多くの人がスマートフォンを利用する時間帯だと回線が混雑し、通信速度が急激に低下してしまうのです(特に昼間)。

Y!mobileの場合、自社回線を利用していることもあって、他社が1Mbpsを下回る中、10Mbps以上の快適なデータ通信速度を維持できています(Y!mobile以外だと、ユーザー数の少ない「LINEモバイル」や、KDDIグループの「UQ mobile」くらいです)。

さらに、月額1,000円を支払うことによって「スーパーだれとでも定額」をいうサービスを利用することができます。

このサービスは、音声通話定額サービスの回数制限と時間制限を無くして通話を利用することができる、本当に使い放題の音声通話定額サービスなのです。

近々、通常のサービスでも回数制限が撤廃されるので、このサービスの魅力は時間制限の撤廃だけになりますが、長電話を多用する人にとってはメリットが大きいです。

ただし、完全なかけ放題ではなく、Y!mobileが「不正な長時間の通話」と判断した場合は通話が遮断されてしまいます。

最大3枚までSIMカードを利用できる

次に、スマホプランであればどのプランでも3枚までSIMカードを利用することができます。

いわゆる「シェアプラン」と呼ばれるものであり、家族での利用や一人で複数の端末を利用する際に単一の契約で3枚までSIMカードを利用することができるのです。

シェアプランは、親回線となる契約に、子契約となるSIMカードを2枚まで発行して、親回線のデータ通信容量を同一契約の子回線と分け合うことができるプランです。

例えば7GBのスマホプランLの場合、3GB・2GB・2GBでデータ通信容量を分けあってスマートフォンでデータ通信を行うことができます。

さらに、「シェアプランセット割」を適用することによって、スマホプランMでは月額490円、スマホプランLの場合は無料でシェアプランを利用することができます(スマホプランSは980円)。

また、シェアプランに加入した月は3GBまで高速通信を利用することができます。

Yahoo!JAPANのサービスを利用するとパケット容量が増える

最後に、「Yahoo!JAPAN」のサービスを利用することで、パケット容量を増やすことができるというポイントです。

サービス名は「パケットマイレージ」で、特定のアクションによってマイルを貯めて、貯まったマイルの総額に応じて追加データ通信容量の無料サービスを利用することができます。

このサービスでは、毎月の貯まったマイルの総額に応じて

  1. 「ブロンズ」
  2. 「シルバー」
  3. 「ゴールド」
  4. 「プラチナ」

の4段階のステージが用意されています。

ブロンズは0.5GB(1回)、シルバーは1GB(2回)、ゴールドは5GB回(10回)、プラチナは無制限のデータ通信容量の追加が可能になります。

Yahoo!JAPANにアクセスして毎日貯めたり、Yahoo!ショッピングやヤフオクの利用、5日毎に利用できるおみくじでマイルを貯めて、条件を達成した場合に翌月のデータ通信容量を増やすことができます。

Y!mobileの料金プランの詳細

次に、Yahoo!mobileの料金プランについて解説します。

Y!mobileのホームページから申し込みができるのは

  • 「スマホプランS」
  • 「スマホプランM」
  • 「スマホプランL」

の3種類で、音声通話SIMに分類されます。

それぞれ月間1GB・3GB・7GBのデータ通信容量を持つプランで、月額2,980円・3,980円・5,980円で利用することができます。

月間のデータ通信容量を超えてしまった場合、通信速度は128Kbpsに低下します。

その場合、通信速度を基に戻すには500MB:500円で追加チャージする必要があります。

また、家族で利用する場合には「家族割引サービス」が適用され、2回線目以降の月額料金が500円引きされます。

Y!mobileで現在実施中のキャンペーンを紹介

次に、Y!mobileで実施されているキャンペーンについて解説します。

Y!mobileでは、格安SIMでは珍しく、数多くのキャンペーンが開催されています。

キャンペーン専用の紹介ページではいくつものキャンペーン情報が掲載されていますが、実際にスマートフォンの契約で利用することができるキャンペーンは一部分だけです。

中でもわかりやすいキャンペーンとしては「ワンキュッパ割」が挙げられます。

これは、契約から12ヶ月間、月額料金を1,000円引きしてくれるサービスです。

毎月のコストを大幅に削減してくれるので、お得な料金でY!mobileのスマートフォンを利用することができます。

他にも、ショップやSNSに関連した期間限定キャンペーンも数多く実施されています。

それぞれ適用条件は、公式サイトのキャンペーンのページで個別に紹介されていますので、Y!mobileの利用を考えている人は事前にキャンペーン情報を確認しておきましょう。

Y!mobileで販売しているおすすめの端末はコレ!

次に、Y!mobileで販売している端末について解説します。

Y!mobileでは、「iPhone5s」や、アウトレットの「AQUOS CRYSTAL Y2」、他5種類のスマートフォンを販売しています。

また、音声USIMカード単体でも契約することができます。

初期費用を抑えてスマートフォンを利用したい場合は、iPhone5sの他、「LUMIERE」が「月額割引」で24回払いの割賦金を全額割引してくれるので、わずかな頭金だけで購入することができます。

1年間の割引を含めると、これらの端末のセット購入の場合は月額1,980円からスマートフォンを利用することができます。

申し込み~利用開始までの流れ

次に、Y!mobileを利用するための申込みの一連の流れについて解説していきます。

①ホームページの情報を確認する

まずは、Y!mobileのサービスなどの情報について、Y!mobileのホームページで確認を行いましょう。

実施中のキャンペーン情報やよくある質問、契約に際して必要になる物について情報を確認し、申し込みにあたって不安な点が残らないようにしておきましょう。

②オンラインストアで商品を購入する

次に、オンラインストアで商品の購入を行います。

ホームページ右上の「オンラインストア」のボタンをクリックし、購入したい商品名をクリックします。ラインナップを全て表示するには「もっとみる」をクリックします。

商品をクリックしたら、プランや支払い方法、オプションの選択の画面に移行します。

利用したいプランやオプションなどを正確に選択しておきましょう。

なお、SIMカードのみの購入の場合、「SIMカードのサイズ」を利用予定の端末に合わせておく必要がありますので注意しましょう。

③商品の受け取り

申し込み手続きが無事に完了したら、Y!mobileから該当の商品が配送されます。

受け取りを済ませて、中身を確認しておきましょう。電源を入れて設定を済ませて、利用開始となります。

Y!mobileの注意点

次に、Y!mobileを利用する上で注意しなければならないポイントについて解説していきます。

月額料金が割高(格安SIMとは言えないかも)

まず、「月額料金が割高である」というポイントです。

そのため、Y!mobileを「格安SIM」に分類すべきかどうかは判断に悩んでしまいます。

例えば、「DMM mobile」や「イオンモバイル」と比較してみるとわかりやすいかと思います。

格安SIMの中でも特に料金が安いことで有名なDMM mobileの場合、音声通話SIMの

  • 1GBは1,260円
  • 3GBは1,500円
  • 7GBは2,560円

で利用することができます。

Y!mobileのキャンペーンで、2年間データ通信容量が2倍であることを考慮しても、DMM mobileの2GBは1,380円、15GBで4,300円など、はっきりとY!mobileの料金が高いことがわかります。

ただし、Y!mobileには音声通話定額サービスがあり、これを踏まえると料金の高さも納得出来ないわけではありません。

ですが、それはあくまでも「通話料を節約したい人」に限られるのであり、そこまで音声通話を利用しない人の場合だと、割高な料金を強いられることになるスマホプランを利用する価値があるのかどうかは微妙なところです。

大手キャリアと比較すれば割安に感じるとは思いますが、格安SIMへの乗り換えの目的が「スマートフォンの月額料金を安くしたい」という場合であれば、魅力は薄いです。

割引の条件が複雑で面倒

次に、Y!mobileの料金の割引の条件等が面倒なところです。

Y!mobileはいくつかの割引サービスがあるのですが、いくつかの割引が重なることで計算が面倒になり、かつそれぞれの条件を考慮しなければならないところが面倒になります。

オンラインストアでは、実際にプランを選択することで月額料金の計算をしてくれますので、一応は検証や比較をすることはできます。

しかし、端末の種類によっては月額割引を適用できなかったり、その適用条件を調べなければならなかったりなど、複雑な印象を払拭することはできません。

データSIMのプランはネットでは契約できない

次に、オンライン上では「データSIM」を契約できないというポイントです。

オンラインストアでは、音声通話SIMである「スマホプラン」しか契約できず、割安で音声通話機能のないデータSIMは実店舗での購入のみに限定されます。

最低利用期間が2年

次に、「最低利用期間が2年」というポイントです。

一般的な格安SIMの最低利用期間が6ヶ月・12ヶ月のどちらかであることを考えると、2年という期間は長く感じてしまいます。

最低利用期間内の解約は、9500円の契約解除料がかかってしまいますので、元々の料金の高さも含めて考えるとお得さを感じなくなってしまいます。

通信速度制限時の速度が他社よりも遅い

最後に、通信速度制限時の速度が他社よりも遅いというポイントです。

格安SIMの速度制限は、ほとんどの場合で200Kbpsです。

一応はデータ通信が利用できるといったレベルの速度なのですが、Y!mobileではさらに遅い128Kbpsしか出せなくなってしまいます。

Y!mobileでは、いわゆる「使い放題」「無制限」のプランが用意されておらず、キャンペーンを利用しての最大通信容量は月間14GBです。

つまり、1ヶ月で14GB以上のデータ通信を利用してしまった場合、通信速度が致命的なほどに低下してしまいます。

高速通信に戻す方法として、0.5GBごとに500円を支払うことで通常速度に戻すことができます。

しかし、これはさらにコストパフォーマンスを悪くする結果になり、大手キャリアと大差ない金額まで引き上げられてしまう可能性が高いです。

通常速度は他の格安SIMよりも速いのですが、速度制限時は他社よりも遅い速度になってしまう、なんともピーキーな特徴を持っています。

Y!mobileの速度は速い?遅い?

次に、Y!mobileの通信速度について解説します。

前述の通り、Y!mobileの通信速度は格安SIMで比較してみると相当に速いです。

格安SIMの鬼門とも言える「昼12時台の通信速度の低下」もほとんど見られず。快適なデータ通信を約束してくれることでしょう。

格安SIMにおいて、昼間でも通信速度が低下しない理由としては、

  • 「通信品質が非常に優秀」
  • 「ユーザー数が極端に少ない」

などの理由が考えられます。

Y!mobileの場合は、他社と異なりMNOであって、厳密には格安SIMとは言えないのではないかと思います。

ただし、大手キャリアよりは少ないコストで速い通信速度のデータ通信を利用することができますので、その点では非常に優秀であると言えます。

「Y!mobile」を実際利用した人の口コミ

次に、Y!mobileを利用しているユーザーの口コミについて解説していきます。

通信速度の速さに定評

  • 「昼までのサクサク動画が見れる」
  • 「どの時間帯でも変わらない速さが優秀」
  • 「山間部では電波が届きにくい」

Y!mobileの口コミでは、やはり通信速度の速さが評判を集めている様子です。

昼間の通信速度の速さは、格安SIMでスマートフォンを利用する人であれば誰もが鬼門と考えるものですが、Y!mobileでは昼間でも快適な通信速度が維持されています。

ただし、SoftBank系の回線であるため、山間部では電波の受信に苦労するという意見も見られます。

通話定額サービスが高評価

  • 「どれだけ通話しても通話料がかからない」
  • 「通話料が大幅に削減できてうれしい」
  • 「docomoやauと同じように電話が使える」

もう一つの評判は「通話定額サービス」に関することです。

1回10分を300回、この条件下であれば30秒20円というレートで通話料が発生しないというのは美味しいポイントです。

しかしながら、このサービスが込みのプランしか無いので、音声通話の重要度が高くない人にとってはあまり魅力に感じないかもしれません。

Y!mobileが向いている人・おすすめの人は?

最後に、Y!mobileを利用することがオススメな人はどんな人なのかということについてまとめてみました。

音声通話を多用する人

まずは「音声通話を多用する人」です。

Y!mobileではスマホプランで10分300回の音声通話を通話料無料で利用することができます。

また、近々300回という回数制限を撤廃する上に、1,000円の月額料金で10分の制限時間も撤廃できます。

有料オプションを利用するかどうかは音声通話の使い方次第で決めなければなりませんが、少なくともスマートフォンで通話を多用するという使い方に適したプランであると言えます。

快速なデータ通信を利用したい人

次に「快速なデータ通信を利用したい人」です。

Y!mobileは昼間でも快適なデータ通信速度を叩き出しており、時間を問わず快適なデータ通信環境を維持することができます。

10Mbpsを超える通信速度を昼間でも利用できる格安SIMは限られており、ある程度知名度の高さも重視したい場合には特にY!mobileがオススメです。

複数のSIMカードを利用したい人

最後に「複数のSIMカードを利用したい人」です。

Y!mobileのスマホプランでは、最大3枚までSIMカードを同じ契約で利用して、データ通信容量を分け合うことができます。

上位のプランであればシェアプランの利用料を割り引くことができるので、非常にお得です。

また、2回線目以降は家族割サービスで割引を受けることができます。

ただし、基本的に料金が高いため、「お得に利用できるか」という点では疑問が残ります。

また、Y!mobileのシェアプランでは3枚までしか利用することができないので、それ以上の枚数を利用したい場合は別の契約を結んでSIMカードを発行してもらうしかありません。

そうなると、5枚以上のSIMカードを発行できるシェアプランを利用できる格安SIMはいくつか選択肢がありますので、シェアプラン目的で利用するというのは少し動機として弱い気もします。

ABOUT ME
Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。