格安SIM

格安SIMの「hi-ho LTE typeD」とは?料金・申込方法や評判を紹介

スマートフォンを安く利用するとなると、いかにして月額料金を安くできるかどうかが重要です。

大手キャリアは総務省からの指導をあまり遵守している様子がなく、未だに高い月額料金を設定しています。

そうなると、選択肢としては「格安SIM」が有効なのですが、これを提供するMVNO歯数が多く、きちんと比較しないとお得に利用できなくなる可能性も十分に考えられます。

そこで今回は、「hi-ho LTE typeD」の特徴について解説していきます。

「hi-ho LTE typeD」はどんな格安SIMなの?

hi-ho LTE typeDは、「IIJグループ」に属する「株式会社ハイホー」が提供する格安SIMサービスです。

ハイホーでは、格安SIMの他にも光回線やADSLなどの通信サービスも提供しており、自社の会員向けにさまざまな有料サービスを展開しています。

「hi-ho LTE typeD」の特徴・おすすめポイント

次に、hi-ho LTE typeDの、ここがオススメというポイントについて解説していきます。

IIJmioの高品質・使い勝手の良いサービス

まずは、hi-ho LTE typeDは「IIJmio」と同じ通信設備を利用しているというポイントです。

IIJmioは、単独でもMVNOとして格安SIMを提供しながらも、さまざまなMVNOに対して設備やノウハウの提供を行っている通信事業者でもあります。

この通信事業者は通信品質が良いことで高い評価を得ており、それと同じ通信設備を利用しているhi-ho LTE typeDは、同等の通信品質を利用することができます。

具体的には、まず「バースト転送」です。

これは、通信速度が低速に制限されている場合、最初の一定量のデータ通信だけ高速通信と同じ通信速度でデータ通信を利用することができるのです。

この特性上、多くのデータ通信量を扱う動画の視聴やアプリのダウンロードなどにはあまり意味を成しませんが、高速通信であれば数秒で通信が完了するようなウェブサイトの閲覧やSNSの利用(一部、データ通信量の多いアクションもありますが)などを快適に利用することができます。

次に「通信速度の切り替え機能」です。

これは、通信速度が高速通信である状態の場合に、意図的に低速通信の状態にできる機能です。

高速通信はデータ通信が快適に行える反面、毎月決まったデータ通信量しか利用できません。

特にこれはhi-ho LTE typeDにとっては、ある意味で致命的なことでもあります。

しかし、低速通信に切り替えることによって、通信速度が低下して動画の視聴などが出来なくなってしまう代わりに、毎月のデータ通信容量に影響せずにデータ通信を利用できるのです。

つまり、低速通信でも利用できる機能は低速通信にして、データ通信容量を節約して、高速通信で利用したいアクションをいつでも利用できるように工夫することができるのです。

最後に「データ通信容量の次月持ち越し」です。

前述の「通信速度の切り替えでデータ通信容量を節約する」ということは、時に「過剰にデータ通信容量を余らせる」ことにもなりますが、調整はそう簡単な話ではありません。

実際には1GB単位で余ってしまうこともありますが、hi-ho LTE typeDの場合は余ったデータ通信容量を翌月に持ち越して高速通信を利用することができます。

「余らせ過ぎたらもったいない」ということがないので、ストレス無く格安SIMの機能を利用することができます。

家族での利用にも最適

次に、家族での利用にも適しているというポイントです。

hi-ho LTE typeDでは

  • 「アソート」
  • 「ファミリーシェア」

の2つのプランで、最大3枚までSIMカードを利用することができます。

1度の契約で3枚までのSIMカードを発行し、データ通信容量を共有してスマートフォンを利用することができます。

家族全員がそこまでデータ通信を利用しないという場合は、3GBのデータ通信容量を持つアソートプランがオススメです。

家族でそれなりにデータ通信を利用する、もしくは一人が動画の視聴などを多用するという場合にはファミリーシェアプランがオススメです。

また、家族での利用以外にも「一人で複数の用途でスマートフォンを使い分ける」という場合にも、3枚までSIMカードを利用できるこれらのプランを活用できます。

固定回線と一緒に利用すると割引

次に、hi-hoの固定回線と一緒に利用することで、200円の割引を受けられるというポイントです。

hi-hoは光回線のプロバイダでもあり、格安SIMと一緒に利用することによって月額料金を200円引きにしてもらうことができます。

より安い料金で通信サービスを利用することができます。

有料オプションが豊富

次に、有料オプションが豊富に用意されているというポイントです。

hi-ho LTE typeDでは5種類のオプションが用意されており、好きなものを申し込んで利用することができます。

①サポートレスキュー

月額552円で利用することができる、遠隔ヘルプ・データ復旧サービスです。

インターネットやパソコンにトラブルが発生した際に、メーカーにたらい回しにされること無く一発で解決することができます。

②hi-hoライフ

月額300円で利用することができる、生活の総合サポートサービスです。

通常1万円以上のウイルス診断が無料で利用できる他、鍵屋ガラスのトラブルなどのトラブルにかかる費用を割り引いてもらうことができます。

③hi-hoリフラ

月額300円で利用することができる、オンラインの健康管理サービスです。

体重や血圧などのデータ管理だけでなく、有資格者であるスタッフによるアドバイスや健康関連の施設の優待クーポンの利用など、健康に関わるさまざまなサポートを利用できます。

④hi-hoマイルクラブ

月額300円で利用することができるオンラインポイントサービスです。

提携先のネットショップでのショッピングでポイントを貯めることができ、貯まったポイントはさまざまな特典と交換することができます。

⑤hi-ho snapio

月額300円で利用することができる、オンラインストレージサービスです。

スマートフォンやデジカメで撮影した写真データをオンライン上で保存・管理することができ、1枚8円からプリントすることができます(30枚無料プリント付き)。

「hi-ho LTE typeD」の料金プランの詳細

次に、hi-ho LTE typeDで利用できる料金プランについて解説します。

hi-ho LTE typeDでは4種類のプランを利用することができ、

  • 一人用のプランである「エントリー」「ミニマムスタート」
  • 3枚までSIMカードを利用できる「アソート」「ファミリーシェア」

から選択することができます。

データ通信専用SIMは、

  • エントリーが2GB:770円
  • ミニマムスタートが3GB:933円
  • アソートが3GB:1,409円
  • ファミリーシェアが10GB:2,838円

での利用になります。

SMS機能を付帯させる場合はプラス140円で、音声通話機能付きの場合はプラス700円で利用することができます。

また、データ通信容量を使い切ってしまった場合には、100MB単位で追加チャージすることができます。

100MBを200円で利用することができ、3ヶ月後まで有効期限を持ちます。

1GB=2,000円と考えるとコストパフォマンスは良くないのですが、どうしても高速通信が必要な時に100MB単位で追加できるため、利便性自体は決して悪くありません。

hi-ho LTE typeDで現在実施中のキャンペーン

次に、hi-ho LTE typeDで開催中のキャンペーンについて解説します。

hi-ho LTE typeDでは、初月の月額料金が無料になるキャンペーンを開催しています。

キャンペーン名は「格安SIMで毎日お得キャンペーン」で、2016年11月30日までの期間限定です。

また、4つのプランでそれぞれ特典の内容が異なります。

「エントリー」と「アソート」のプランでは、初月の月額料金が無料になります。

「ミニマムスタート」のプランでは、それに加えて「100MB分の追加チャージ」をもらうことができます。

「ファミリーシェア」では、月額無料に加えて、毎月の利用料が3,409円のところを2,838円で利用することができるようになります。

hi-ho LTE typeDで販売しているおすすめの端末は?

次に、hi-ho LTE typeDで販売している端末について解説・・・と行きたかったのですが、2016年11月現在ではhi-ho LTE typeDで端末のセット販売・単体販売は実施していない様子です。

調べてみたところ、端末の単体販売は、よくある質問の中で実施していないことが明言されており、セット販売については「新規受付終了の各コース」に、端末の全種類が記載されていたので、セット販売は終了したものと思われます。

申し込み~利用開始までの流れ

次に、hi-ho LTE typeDに申し込んでから実際に利用できるようになるまでの一連の流れについて簡単に解説していきます。

①申し込み情報を確認する

まず、hi-hoのホームページを確認し、申し込み方法や流れについて確認しておきましょう。

表示されている場所は、hi-hoのホームページのメニューバーにある「会員サポート」にカーソルを合わせ、表示される内容の中から「入会」を選んでクリックします。

申し込みにあたっての注意点についても記載されていますので、きちんと確認しておきましょう。

時間に余裕があれば、「Q&A」も確認しておくと、後になってトラブルが起きにくくなります。

②ホームページから申し込み手続きを開始する

確認作業が完了したら、hi-ho LTE typeDのページから申し込み手続きを開始します。

上記のページからですと、一旦メニューバーにある「サービス一覧」にカーソルを合わせてから「高速モバイル」「hi-ho LTE typeDシリーズ」とクリックして、格安SIMのページに移りましょう。

移動先のページの上部右側にある「新規お申し込みはこちら」をクリックします。

移動先のページを下にスクロールしていき、4種類のプランから申し込みしたいプランを選んでクリックし、さらに下に表示される「(コース名)に新規申し込み」という青いボタンをクリックします。

あとは、表示される画面の指示に従って操作を進めていきます。

③SIMカードの端末への挿入と初期設定

申し込み手続きが完了したら、hi-hoからSIMカードが郵送されます。

これを受け取り、内容物に問題がないかどうかを確認しておきましょう。問題なければ、SIMカードを台座から取り外し、端末に挿入します。

端末にSIMカードを挿入することができたら、「APN設定」を行います。

設定方法については、hi-ho LTE typeDの個別ページから「設定方法」をクリックしましょう。

移動先のページに設定方法が記載されていますので、参考にして初期設定を行いましょう。

hi-ho LTE typeDの注意点

次に、hi-ho LTE typeDを利用する上で注意すべきポイントについて解説します。

ホームページで見るべき情報が分かりにくい

まず、ホームページでhi-ho LTE typeDの情報を調べる際に、「どこに情報が記載されているのか?」ということが、分かりにくいというポイントです。

これは個人的な見解も少なくないのですが、この記事を書く際にhi-ho LTE typeDのページを見た時に、「ここに記載されているか」と思って調べた情報が、全く見当違いのページに記載されていたということが多かったのです。

例えば、hi-ho LTE typeDでセット購入できる端末は何があるのだろうかとhi-ho LTE typeDの個別ページを確認したのですが、端末に関する情報が記載されていなったのです。

そこでさまざまなページを検分した結果、hi-ho LTE typeDのページの一つ前の「ホーム>サービス>高速モバイル」のページの下に「新規受付終了の各コース」というものがあり、そこでようやく「hi-ho LTE typeDでは端末のセット販売を行っていない」ということがわかったのです。

たちが悪いと思ったのは、設定方法のページには「hi-hoにてご提供のデータ通信機器設定方法」ということで端末の情報が記載されていたので、「ここでは端末が買えるのでは?」と思ってしまったことです。

おそらく、過去に提供していた端末に関する情報をそのままにしておいたのでしょうが、もう少し説明が欲しかったところです。

最低利用期間が長い

次に、音声通話SIMの最低利用期間が12ヶ月で長めであるということです。

格安SIMは、音声通話SIMをメインとして「契約からこの期間の間に解約した場合には、解約手数料が発生する」という仕組みがあります。

hi-ho LTE typeDの場合、音声通話SIMに12ヶ月の最低利用期間が設定されており、最低利用期間が残っている1ヶ月分×1,000円の解約手数料が必要です。

なので、最大で12,000円もの高額な解約手数料が必要になります。

ですが他社と比較して、最低利用期間の残りが少なくなるほどに解約手数料の金額も減っていきます。

他社の場合だと期間内の残り日数にかかわらず8,000円~10,000円の解約手数料が必要になるので、ある程度使えば他社よりも少ない解約手数料で済むことが多いです。

通話定額サービスが無い

次に、通話定額のためのオプションサービスが提供されていないというポイントです。

これにより、通話料が高くなってしまい、大手キャリアよりも高額なコストを支払うことになる可能性も発生します。

格安SIMの通話料は、30秒で20円のレートで発生します。

つまり、1分で40円、10分で400円、1時間で2,400円の通話料が発生するということになります。

仮に1日10分の音声通話を利用するとなると、1ヶ月で300分なので、通話料は12,000円に膨れ上がってしまうのです。

格安SIMの中には、通話料を安く抑えることができるサービスを提供しているところもあります。

ですが、hi-ho LTE typeDの場合はこれがありません。

IP電話サービスを提供しているようなのですが、hi-ho LTE typeDへの加入だけでは利用条件を満たしていないのです。

音声通話機能を利用する人にとっては、通話料の高さに悩まされることになります。

利用できるプラン数が限定的

最後に、利用できるプラン数が非常に限定的であるということです。

4種類しかないというだけでも少なめなのですが、さらに「一人用」「家族用」で分けるとそれぞれ2種類ずつしかプランが用意されていません。

また、一人用のプランの場合、利用できるデータ通信容量は2GBと3GB、ほとんど変わらない容量なのです。

これ以上の大容量となると、「ファミリーシェア」が10GBの容量を持ちますが、こちらはSIMカード3枚用のプランなので、一人で1枚だけ利用するのは割高となります。

hi-ho LTE typeDの通信速度

次に、hi-ho LTE typeDの通信速度についてです。

hi-ho LTE typeDは、IIJmioと同じ通信設備を使っているため、300Mbpsという高い通信速度の最高値と、通信品質の良さを誇ります。

通信速度については詳しいデータは手に入らなかったのですが、「IIJmioの通信品質」を「マイナーゆえのユーザー数の少なさ」で利用できるため、それなりの通信速度で利用できるのではないかと推測します。

「hi-ho LTE typeD」を実際利用した人の評判は?

次に、hi-ho LTE typeDを実際に利用しているユーザーの口コミについて解説していきます。

プラン数が少ないことに不満が

  • 「5GBくらいのプランが使いたかった」
  • 「1人用だと10GBのプランが無いから割高に感じる」
  • 「3GBだけだと足りないと感じる」

多く見られる意見としては「プラン数が少ない」という点が大きなデメリットになっている様子です。

hi-ho LTE typeDでは通信速度の切り替えや追加チャージなどが利用できるので機能性は悪くないのですが、基本となるプラン数が少ないことでそもそもの使い勝手が良くないのです。

特に「一人で大容量を使いたい」という需要には応えることが難しいです。

家族での利用に適しているのは高評価

  • 「家族で利用しています」
  • 「3枚まで利用できるのはうれしい」
  • 「10GBはいらないけれど、3GBでは少ない」

一方で、肯定的な意見としては、複数枚のSIMカードを利用することができるという点が評価されています。

3枚まで利用することができるので、家族での利用および複数端末の利用において役に立ちます。

しかし、プラン数が少ないことは相変わらず突っ込まれている様子で、3GBと10GBという2つのプランではそこまで使い勝手も良くはないのかもしれません。

おわりに

hi-ho LTE typeDは、IIJmioの通信設備を利用した高品質な通信サービスを利用することができる格安SIMであることは理解できます。

しかしながら、内容となるサービス全体を見てみると、どうにも「中途半端」な感じが否めません。

まず、プラン数が圧倒的に少なすぎます。

「エントリー」のプランは、業界最安値の「DMM mobile」と同じ金額で利用できるのですが、4GB以上のプランが無いのがどうしても気になります。

また、シェアプランについても、3GBと10GBのプランしかに用意していないところが使い勝手を悪くしているのではないかと思います。

メリットとなる「IIJmioの通信品質」については、これはhi-ho LTE typeDだけのメリットではなく、前述のDMM mobileやその他にも多くのMVNOがIIJmioをMVNEとして利用しています。

つまり、バースト機能などの利便性は、他のMVNOでも十分に活用することができるのです。

hi-ho LTE typeD固有のキャンペーンについても、「初月無料」という一時的なものであり、非常にキャンペーン力が弱いと感じています。

端末も販売していない様子ですし、今後はどうなるのかということが全く分かりません。

唯一、考えられるメリットとしては「知名度が低い」ということです。

IIJの子会社であるということ以外、hi-hoで気になるポイントは見受けられず、ほとんどの人はhi-hoが通信事業者であることも知らないのではないかと思います。

なので、ユーザー数が少なく、通信速度がユーザー数の多さで低下してしまうリスクも少ないと考えられます。

とは言え、そうなると「現状のサービスを提供し続けられるのか?」という点が気になってしまいます。

つまり、サービスの提供が中止され、IIJmioの方に統合されるのではないかという推測もできます。

hi-ho LTE typeDの場合は2GBのプランが提供されていますが、IIJmioの方では6GBや10GBのプランが提供され、SIMカードも複数枚利用することができます。

まとめると、提供が終了になったプランが多く、IIJmioとの差別化が難しくなった印象を受けてしまいます。

なので、サービス自体が終了になってしまうのではないかと推測してしまうのです。

もちろん、今後のことは誰にもわかりませんが、あまり将来性を感じないという考えが正直なところです。

ABOUT ME
Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。