髪の毛が細いから、切れ毛になりやすい。
そう思ってはいませんか?
髪が細く柔らかいことは女性らしくて可愛いですが、切れ毛ができるのは別の話です。
切れ毛ができやすいのは、髪の毛の太さだけが原因とは限りません。
それどころか、切れ毛を放置していると髪の毛がさらに傷みが進み、最終的には抜け毛が増えてしまうのです。
髪の健康に黄色信号!
切れ毛ができてる原因と、そのまま放置していたらどうなるのか、切れ毛を防止する方法をまとめてご紹介しましょう。
シャンプーは液体のまま使うのではなく、手で柔らかい泡にしてから使った方が、髪を摩擦で傷めることなく洗えます。
頭皮は爪でひっかかないように、指の腹に力を入れて汚れを落としましょう。
頭皮を洗い終わったら、次はこすらないように髪の毛をなで洗いします。
整髪料をたくさん使いハードにセットしている日は、1度で洗い落とそうとせずに、泡洗いを2回した方が髪の摩擦を防げます。
泡洗いと頭皮の洗い方をマスターすると、洗い上がりにスッキリ仕上がるので、ぜひお試しくださいね。
ドライヤーやコテで髪の毛を加熱しすぎると、切れ毛になりやすいのですが、髪を乾かさずに自然乾燥をするのも良くありません。
濡れて強度がない状態が長く続くと、手で触る・髪同士や服で擦れるなどの摩擦により、傷みの原因となります。
またフワフワと曲がったまま乾くことで、翌朝のまとまりにくくなり、ヘアセットの時にドライアーを長くあてる原因にも繋がります。
髪の毛を洗った後は、擦らないようにしっかりとタオルドライをし、粗目のブラシで髪全体をとかします。
その後、もう一度タオルドライ。
両手で髪を挟み込むようにタオルを押し当て、水分を取りましょう。
ドライヤーは、髪の毛の一部分に長く充てるのではなく、手やブラシで毛を流しながら温風を当てて、高温になりすぎないように気を付けてください。
温風3分、冷風1分というように、温風と冷風を交互にあてた方が早く乾きます。
イオン機能がついているドライアヤーを使うと髪に潤いを与えてくれるので、忙しい朝のヘアセットにも便利ですよ。
食事をないがしろにしていては、切れ毛を防ぐことはできません。
健康と美容、髪の美しさのために栄養バランスを見直しましょう。
髪の毛を作るために必要な栄養素と、その栄養を含む食品をまとめました。
・タンパク質(ケラチン):大豆、大豆製品、白身魚、卵白、牛乳
・亜鉛:ナッツ類、納豆、海藻類、ゴマ
・鉄分:牛肉、ホウレン草、まぐろ、ひじき
・ビタミンE:アボガド、ナッツ類、うなぎ、ごま
和食に使われる食品には、髪の毛に必要な栄養を豊富に含んでいるものが多く、高タンパク低脂肪の献立を作りやすいです。
外食が多い生活をしていると、脂質や塩分の多い食事になりがちですので、気を付けてましょう。
納豆や豆腐といった大豆を使った食品は、新陳代謝を良くし、美肌効果も期待できます。
腹持ちが良く栄養満点ですから、朝食に1品つけてみませんか?
ダイエットが気になって食べる量を減らしたいのなら、炭水化物や糖質の制限をおすすめします。
間食にはミネラル豊富なナッツを選べば、口さみしさを抑えられますよ。
食事を変えても、切れ毛や抜け毛の減りを実感できるまでに時間がかかります。
ですが半年後・1年後に、栄養を気を付けてよかったと思える日が来ますので、未来の自分のために努力しましょう。
切れ毛の原因は1つではなく、毎日少しずつ切れ毛は進行していきます。
髪からのSOSである切れ毛を放置していると、抜け毛まで引き起こすとは、多くの人が気が付いていないでしょう。
髪をいたわるシャンプー方法を取り入れる、髪に良い食品を取る、この2つの対処方法を続けると、今よりも数段美しい髪の毛を育てられます。
男性は初対面の女性と会った時、顔や胸と同じように髪の毛にも目がいくそうです。
それだけ髪の毛は女性らしさの象徴であり、魅力度アップのポイントとなります。
切れ毛や枝毛を防ぎ、人の目を引き付けるような艶やかな髪の毛を手に入れてくださいね。