いざ、妊活しようと思ったら、セックスレスになってしまった・・。
「仕事で疲れている・・・。」
「子作りのためだけにするのは無理・・・。」
などと、妊活セックスレスは妊活中なら誰にでも起こりうることです。
そもそもどうしてそうなってしまうのでしょうか?
妊活セックスレスの原因と解消法について紹介します。
いざ、妊活しようと思ったら、セックスレスになってしまった・・。
「仕事で疲れている・・・。」
「子作りのためだけにするのは無理・・・。」
などと、妊活セックスレスは妊活中なら誰にでも起こりうることです。
そもそもどうしてそうなってしまうのでしょうか?
妊活セックスレスの原因と解消法について紹介します。
一般にセックスレスというのは、健康な男女が、特に重大な理由もなく1ヶ月以上性交渉をしない状態のことを言います。
「1ヶ月以上なんて短すぎるのでは?」という声も上がりそうです。
厚生労働省と(社)日本家族計画協会が共同で行った調査によると、1ヶ月以上セックスをしていない夫婦の割合は、全体の44%なのだとか。
夫婦の3組に1組がセックスレスである、というのが今の実状。
つまり、セックスレスというのは全然めずらしいことではないということなんです。
セックスレスのカップルの中でも、お互いにその気持ちがなく、それでも夫婦が満足している、という場合もあれば、どちらかがしたいと思っていても相手が応じてくれず、我慢していたり欲求不満に陥ってしまっているケースもあります。
では、妊活セックスレスとはどういう状態なのでしょうか?
性交渉なしでは妊活は成り立ちません。
どちらかが非協力的、タイミング法での性交渉に応じてくれない、となると妊活においては致命的。
性交渉ありきの妊活ですから、一度逃すと来月までチャンスはやってきません。
一般のセックスレスとは少し違い、「毎月必要なタイミングでできていない」というのが妊活セックスレスということになります。
妊活セックスレスの原因の根底にあるのは、義務感やプレッシャーが挙げられます。
どんなことでも「しなくちゃいけない」と思うと急に興味が失せたり、モチベーションが下がることって、ありますよね?
「したいからする」だったのが、「子供を作るためにする」に変わってしまうと、どうしても義務感が先立ってしまい、肝心の仲良しタイムが味気のないものに。
では、具体的に妊活セックスレスとなってしまう原因を見て行きましょう。
毎朝、基礎体温をはかり、食事に気をつけて頭の中は妊活のことばかり。
でも、排卵日にセックスしても絶対に妊娠するとは限らないのは事実。
むしろうまくいかないほうが多いものです。
毎回、気合を入れ過ぎていると、いつか消耗して妊活セックスレスに陥ってしまいます。
排卵日にしかパートナーを求めない、ということはありませんか?
男性にとって「排卵日」という言葉は、「あ、しなくちゃいけない」というプレッシャーがかかる注意ワード。その言葉を聞いて「またか・・」と、うんざりする男性だっています。
排卵日にしか求めない、ということは性の対象としてではなく、子供を作るための相手、としてだけ男性を見ている、ということにつながります。
女性だって子供を作るためにだけに体を求められるのはイヤですよね?
愛し合って結婚して、お互いを求めあっていたのに、「子供が欲しい」と思った途端、愛の行為が子作りにとって代わってしまった・・。
そんなことはありませんか?
「今度こそ絶対うまくいきますように」「今回もダメだったらどうしよう」そんな思いが邪魔してせっかくの行為に集中できないなんて、残念ですよね。
男性もそんなあなたの微妙な反応を察知して、プレッシャーを感じてしまうかもしれません。
女性の体は月経周期で微妙に変化します。排卵日になると乳房が張ったり、排卵痛を感じる女性もいます。
体の調子がイマイチなのに、セックスなんて・・。
でも、このチャンスを逃すと来月まで待たなければならない。気が乗らないのにしなくちゃいけない、という義務感が先立つと、セックスが苦痛になってしまいます。
男性も、仕事で疲れていて1分でも早く寝たい時もあるでしょう。
ストレスが原因で、女性の気持ちに応えられないこともあります。
男性の体はデリケートで、プレッシャーをかけられると萎縮してしまうものです。
それが繰り返されるとお互い辛くなり、妊活を続けるのが困難になってしまいます。
妊活中はパートナーとのコミュニケーションを密にして、どんな些細な事でも二人で共有することが基本。
妊活は女性の月経周期に合わせてスケジュールが組まれるため、つい女性が主導権を握りがち。
それを軽減しようと、何でも男性に公開したり、また、それが義務だと思ってしまいます。
「来週の水曜日が排卵日みたいだから、前後3日は絶対に開けといてね」で通じる相手ならいいのですが、あんまり色気がないと思いませんか?
男性も、「よし、任せとけ」と言える人もいれば、ゲンナリしてしまう人も(後者の方が圧倒的に多いのでは?)。
女性は男性と違い、毎日が妊活。ずっと積み重ねてきたことを無駄にしたくはないんです。
だから念には念を入れたい気持ちはわかりますが、全ての男性がその要望に応えられるかと言えば、そうではありません。
男性の性欲は女性が思うより繊細で不安定なもの。
なので、プレッシャーを与えないためにもあえて情報を公開しない、というのも一案です。
男性の中には「全て把握しておきたい」という人もいます。何でも包み隠さず共有しあうという夫婦もいます。
でも、そうでないカップルはあえて女性側が公開せず、子作りという名目をなくしてしまいましょう。
「今夜は一緒に休みたいから、なるべく早く帰って来て」と微妙なニュアンスで伝えたほうが、ムードを壊すこともありません。これだと男性にも重荷にならないはず。
妊活中は子作りばかりに気持ちが向いてしまい、排卵日以外にセックスしないカップルも少なくありません。
日々の妊活の努力が排卵日に全て注がれ、数日後に結果が出てガッカリ・・。
その反動でセックスそのものに興味がなくなってしまうパターンは多いです。
しかし、排卵日だけしかセックスしないというのは、夫婦のありかたを考え直してみたほうがいいかもしれません。
妊活や排卵日のことは一旦頭の中から追い出し、二人だけの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、男性の中には、精子の量や運動率を下げないために、排卵日以外は禁欲をしている人います。しかし、実はそれは逆効果という説もあります。
精子はなくなると新しいものがどんどん作られる仕組みです。作られてから日数が経過したものは運動率が低い、とも言われています。
調査によると、排卵日しかセックスしないカップルより、何もない時でもセックスしているカップルのほうが妊娠率が高い、という結果もあります。
普段から会話やスキンシップで心と身体のコミュニケーションを深めるようにすることが、いずれ実を結ぶはずです。
妊活中はストレスもたまりやすく、ホルモンの影響でつい感情的になってしまうこともあります。
「どうして自分だけ?」と不本意に感じてしまうことも・・。
そんな時にパートナーの言葉や態度に敏感に反応してしまって、傷ついたり傷つけたりしてしまうと後々お互いが気まずくなりセックスレスに。
そんな時は、一旦妊活にこだわるのをやめて、まずは二人の気持ちを優先してみましょう。
お互いのココロとカラダ一つにして、妊活そのものをポジティブに乗り切りましょう。