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妊活中は布ナプキンで妊娠しやすい体づくりを!おすすめの布ナプキンとは?

女性なら毎月やってくる生理・・・。

生理痛でお腹や腰が痛かったり、ナプキンでムレたり、かぶれたり、とても憂鬱になりますよね。妊活中ならなおさら、「また生理が来てしまった」と気分も落ち込んでしまうかもしれません。

そんなときに、おすすめなのが布ナプキンです!面倒なイメージがある布ナプキン。

思い切って変えてみたら、かぶれない、子宮が温まるなどいいことだらけ!と布ナプキン派になる人が多いです。

もちろん、布ナプキンは妊活にもいい影響があります。

そこで今回は、妊活中にもおすすめな布ナプキンの妊活への効果など詳しくご紹介します。

目次

布ナプキンとは?

布ナプキンは布で出来たナプキン(月経布)のことで、洗って何度も繰り返し使うことができます。膣はデリケートで、紙ナプキンの化学物質を経皮から吸収する率が高いといわれています。

そのため、紙のナプキンが原因のかぶれや冷え、生理痛などに悩んでいる人も多いです。

そのような人や軽い尿漏れ、おりものが多いなどの悩みがある人に布ナプキンが注目されています。

布ナプキンは布でできているので、下着をつけているような感覚でかぶれが起きにくいです。

また、布ナプキンの素材は水を吸収し湿気は逃す構造なので、ムレにくく着け心地がよいと感じる人が多いようです。

布ナプキンは様々な形があります。紙のナプキンと同じような一体型とよばれる形のものや、ホルダーに吸収用の布をセットするタイプのものなどが一般的です。

オーガニックコットンなど肌にやさしい物や、様々なかわいい柄のナプキンがあるのも布ナプキンの特徴です。

布ナプキンと紙ナプキンの違いは?

布ナプキンと紙ナプキンは様々な違いがあります。違いについて詳しく見てみましょう。

素材の違い

紙ナプキンは一般的にポリエチレンやポリエステルなどの石油素材が原料です。

もちろん、お肌につけて大丈夫なものが使われていますが、やはり不安を感じてしまう人も多いようです。

その点、布ナプキンはオーガニックコットンや天然の綿を使ったものが多く安心して使うことができます。

吸収力と防水性

布ナプキンは漏れてしまいそうで不安という人も多いのではないでしょうか。

布ナプキンは綿など吸収力が強い素材を使っているため、経血をよく吸収してくれます。

紙ナプキンと比べてしまうと吸収力は少し低いですが、実際に使うと想像よりも吸収力が高く十分な吸収力があると言えます。

また、防水布を使って漏れ防止をしている布ナプキンもあり、不安な人は防水布つきのものを使えば心配なく使えます。

布ナプキンと比べると紙ナプキンは商品として長年吸収力を改善されてきているものなのでその点では抜群です。

「高吸収ポリマー」という体積の100~300倍もの吸水力があるプラスチックがはいっているため、長時間や多く出血する時などは心強いです。

ナプキンの費用

布ナプキンを使うに当たって費用がかかると感じている人も多いのではないでしょうか。

布ナプキンは1枚1,000円~1,500円程度で、紙ナプキンの1枚あたり20円と比べるとかなり高いように感じてしまうかもしれません。

実際は、長期で見ると布ナプキンのほうが断然安く済みます。

布ナプキンは、洗い替えも含めて2日分10枚程度を一度揃えれば、平均で5年程度使用可能です。つまり、5年間の費用は10,000円~15,000円程度です。

一方、紙ナプキンでは平均で1回の生理で25枚程度使用するので、60か月(5年間)で約1,500枚も使用します。

1枚20円だとすると、5年間の費用合計が30,000円です。布ナプキンの2~3倍の費用がかかることになります。

布ナプキンのメリット

布ナプキンのメリットはたくさんあります。主なものを詳しく見てみましょう。

生理痛の緩和

布ナプキンを使うと、生理痛や排卵痛が緩和されるといわれています。

生理痛の主な原因となるのが「プロスタグランジン」という生理活性物質で、子宮の収縮を促進して生理の経血を排出させます。

このプロスタグランジンの量が多くなること収縮が活発になり、生理痛の原因になります。

プロスタグランジンは毒や異物が多いほど多く発生します。

紙ナプキンは、肌に触れる部分が化学繊維ですし、石油素材でできた吸水ポリマーやダイオキシンなども含まれているため、それを経皮吸収して体内に入ってしまいます。

そのため、これらの毒素を排出しようとして子宮の収縮が活発になり生理痛が悪化する原因になります。

このため天然の素材を使った布ナプキンに変えることで、生理痛が軽くなる場合が多いです。

冷え性の改善

布ナプキンは綿など洋服と同じような自然の素材のため、つけていると重ね着と同じ効果があります。

重ね着をすることで、子宮を温め、冷え対策をすることができます。冷えがなくなると、基礎代謝も上がるので妊娠しやすい体質になります。 

子宮が冷えてしまうことで、子宮など婦人科系の器官の働きが弱くなり、婦人科系の病気、不妊症の原因になることもあります。

女性にとって子宮を温めるのは、とても大事なことなのです。

不快感の改善

紙ナプキンを使用している人は、生理の度に不快を感じている人が多いのではないでしょうか。

布ナプキンを使用することで、その不快感の多くが改善されます。

紙ナプキンは漏れ防止のためにシートの下にビニールがあるため、湿気を逃すことができません。そのため、ムレが発生しやすくなります。

一方で布ナプキンでは「透湿防水布」を使用していて、水蒸気を逃す細かい穴があいているため水は漏れずに湿気を逃しムレにくい構造になっています。

また、自然素材で肌触りがよく、かぶれやかゆみなどのトラブルもおこりにくいので生理のストレスが軽減されます。

嫌な臭いを防ぐ

生理の時に経血のニオイが気になる人も多いでしょう。

実は、経血自体は無臭ですが、紙ナプキンを使うと湿気や体温でムレが起きて、菌を繁殖させてしまうため、ニオイが発生しやすくなります。

また、吸水ポリマーなどの石油系の化学物質が経血に触れることもニオイの原因になります。

布ナプキンは通気性が良く紙ナプキンに比べムレが発生しにくく、化学物質も使っていないので布ナプキンを使いはじめてニオイが気にならなくなったと感じる人が多いです。

布ナプキンの使い方

新品は予洗いをしよう!

新品の布ナプキンを使う時は、必ず予洗いをしてから使います。

布ナプキンにはコットン本来の油分が残っていることが多いので、予洗いすることで肌触りと吸収力が良くなります。

予洗いは洗濯機で洗い・すすぎ・脱水を1度ずつして、乾かすだけで十分です。

他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫ですが、柔軟剤は使用しないでください。

布ナプキンの装着方法

布ナプキンの装着は簡単です。一体型の場合、紙ナプキンのように下着に乗せて装着します。布ナプキンはテープではなくボタンでとめます。

布ナプキンは小さくたたんで、ポーチなどに入れて持ち歩きます。

使用前は衛生面を考えて、使用後は汚れが漏れないように肌面を内側にして折りたたみましょう。

ほとんどの布ナプキンが折りたたむとポケットティッシュほどの大きさになります。

使用後の布ナプキンはジッパー付きの袋に入れるとニオイや湿気が漏れません。

使用後の布ナプキンは水かアルカリウォッシュを溶かした水をスプレーしておくと、洗濯時に汚れが落ちやすくなります。

布ナプキンの洗い方

布ナプキンで一番気になるのが、洗濯ではないでしょうか。

経血は取れにくいイメージが強く洗濯が面倒で、布ナプキンを使うのを躊躇している人も多いですよね。

実はコツさえつかめば、お手入れは簡単です。

使ってその日の経血であれば、水か40度くらいまでのぬるま湯で洗えば簡単に取れます。

取れにくい場合は、もみ洗いをしてから、少しつけ置きして、さっと洗って乾かしましょう。

オススメなのは、経血を落ちやすくする洗剤です。

100円ショップなどでも買える、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュとして販売されていることも)を水に溶かしてつけ置きするだけで、多少時間が経っていてもほとんどの経血が落ちます。

また、重層や酸素系の漂白剤を使ってもOKです。

合成洗剤で落ちやすいものもありますが、折角肌にやさしい布ナプキンを使っているのに石油系の合成洗剤を使ってしまっては意味がありません。

つけ置きして汚れが落ちたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水をかけて陰干しします。

面倒な人は、セスキ炭酸ソーダでつけ置きしていたものを、さっと洗ってネットに入れて洗濯機で洗ってもOKです。

布ナプキンの洗濯はすごく面倒と感じてしまうかもしれませんが、実際にやってみるととても簡単です。

おすすめの布ナプキン

「布ナプキンを使ってみたいけど、どこで買ったらいいかわからない!」という方も多いのではないでしょうか。そこで、おすすめの布ナプキンブランドをご紹介します。

Kotori Works

  出典:Kotori Works

Kotori works(コトリワークス)の布ナプキンはオーガニックリネンを使用しています。

中の生地には今治タオルのオーガニックコットンを使っていて、抜群の吸収力です。

このKotori worksのように外側の生地だけでなく、中の生地や糸までオーガニックにこだわっているオーガニックコットンはなかなか無いですね。

特にこだわっているのが汚れ落ちの良さです。

天然素材のなかで一番汚れが落ちやすいリネンを使用しています。

リネンはコットンに比べ肌触りが落ちるというイメージがありますが、Kotori worksのリネンはチクチク繊維を丁寧に取り除いて布ナプキン専用に高密度に織りあげた物を使っています。

防水シートも100パーセントオーガニックです。

初めての人のお試しのための布ナプキントライアルセットや、布ナプキンを始める人のためのセットなど様々なセットも販売しています。

公式サイトはこちらhttp://nunonap.com/

touta.

touta.(トゥータ)は古着や端切れ、デッドストック生地などの廃材生地を利用して環境にやさしい布ナプを制作しています。

廃材なので、色や柄の指定はできませんが様々な柄が楽しめて、世界に1つだけというのも嬉しいですね。廃材なのに、デザインがよく可愛いものも多いです。

気になる肌にあたる部分は、お肌にやさしいオーガニックコットンを使っていて安心です。廃材利用している分、価格も他に比べてお安くなっています。

公式サイトはこちらhttp://www.touta.org/napkin.html

nunona

  出典:nunona

nunona(ヌノナ)はフェリシモでも買える布ナプキンです。

世界基準GOTS認定のオーガニックコットンを使用しています。

実は、「オーガニックコットン」といわれるものでも、少しだけしかオーガニックコットンが入っていないものもありますが、この認証をとるためには95%以上が無農薬・無肥料でなければ認証されないのでとても高品質の証です。

天然素材でやさしい付け心地なのはもちろんですが、防水性と通気性にこだわっていてムレにくく、ニオイも発生しない特徴があります。

布ナプキンの長さは6種類から選ぶことができます。経血量によって使い分けられるのが嬉しいですね。

また、下着のサイズはそれぞれ違うので、ボタンをつけてもゆるくなってしまうということがありますが、その点nunonaはボタンが2つついていて、装着時に2段階で調整できます。

毎月限定で発売される1万円、2万円、3万円の布ナプキン福袋もあります。

1万円でも15アイテム入っていて40%OFFなので布ナプキンを始めるときにたくさん必要な場合はとてもお得です。

公式サイトはこちらhttp://nunona.jp/

Sunny Days

  出典:Sunny Days

Sunny Days(サニーデイズ)は、心地よさを追求して、パイル、ネル、モダール等の素材が使っている布ナプキンです。

すべて国内の裁縫工場でひとつひとつ丁寧に手作りしています。

花柄、動物柄、ピンクなど明るくポップな色やデザインが多いのもサニーデイズの特徴です。

気持ちがブルーになりやすい生理ですが、柄がかわいいと気持ちも上がりますよね。

サニーデイズは、お試しセットだけでなく基本セット、1週間の充実セットなど様々なセットがあり、目的に応じて選ぶことができます。

また、もともとは洗剤屋さんなので米ぬかなどの微生物で使った浸け置き用洗剤なども販売していて、これも人気です。

公式サイトはこちらhttp://toreru.com/sunnydays/

JEWLINGE

ジュランジェは国産の無漂白ネル素材を使用していて、肌触りがとてもいいナプキンです。

透湿防水布を使用していて、モレずに湿気だけ逃してくれる構造でムレにくくできています。

ピンクの花柄など女性らしいデザインがメインですが、その他にも様々な色・柄が選べます。

商品の種類が豊富で、形も色々選べます。お試し用や、災害時に使える使い捨ての薄いネルの布ナプキンも販売しています。

公式サイトはこちらhttp://www.jewlinge.com/

まとめ

布ナプキンは環境に良いだけと思っていた方も多いかもしれません。

実は、生理痛を和らげてくれたり、子宮をあたためてくれたりいいことだらけです。

特に妊活をしている人には、紙ナプキンから吸収する化学物質などは良くないので布ナプキンがおすすめです。

「洗濯は簡単!」「モレない!」と聞いても、本当かな?って疑ってしまう気持ちもあるかも知れません。

そんな人は無理をせず軽い日に少しためしてみると良いですよ。

また、モレが心配な人は、紙ナプキンの上に布ナプキンをのせるなど安心できる状態から始めてみてもOKです。無理せず楽しみながらできたらいいですね!

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