MENU

お灸で妊活!ツボを刺激して妊娠しやすい体づくりをしよう!

 

妊娠しやすい体をつくるためには体の調子を整える必要があります。

妊活中に身体を整えるために役立つのが「お灸」です!

中国では約3000年もの歴史があると言われる「お灸」で、様々な身体の不調を整えることができます。

実は、最近妊活にお灸をする人が増えてきていることを知っていましたか?

今回はそんなお灸について詳しくご紹介します。

妊活に役立つツボや、自分でできるお灸の方法なども解説します。

 

目次

お灸とは?

お灸とは、もぐさを皮膚のツボの上に置いて燃やして、その熱による刺激で身体を整える治療方法です。

諸説ありますが、3000年ほど前の中国で発祥したといわれていて、日本へは1000年前ごろに中国へ留学生として渡っていた、遣隋使や遣唐使によって伝えられたといわれています。

それ以来、日本でも長い間人々に重宝されてきた民間療法です。

お灸の原料である「もぐさ」は、ヨモギの葉の裏についている白い綿毛を集めて精製したものです。

ヨモギの葉はヨーロッパでは「ハーブの女王」といわれるほど、様々な効果があるといわれ愛用されています。

最近では、婦人科系疾患に効果が期待できる韓国のよもぎ蒸しなども人気ですよね。

よもぎは、食物繊維、クロロフィル(葉緑素)、ミネラルなど栄養素が豊富で、血液循環を改善したり、疲労回復、浄化、成長作用に加え、咳止め、月経痛、増血・止血作用など様々な作用があると言われています。

このもぐさで、お灸をすると、身体を温め、ツボを刺激して、身体の不調部分を整えてくれます。

お灸の効果とは?

具体的な、お灸の効果としては以下が挙げられます。

 

・血行改善

・むくみ改善

・肩こり・腰痛の改善

・冷え解消

・不眠改善

・ホルモンバランスを整える

・疲労回復

・ストレス軽減、リラックス効果

お灸は民間療法ですが、身体や火を扱う仕事のため誰もができるわけではありません。

治療として行うことができるのは医師以外であれば、「きゅう師」という国家資格を持った人のみができ、一般的には3年ほど専門学校に通った人が国家試験を受けます。

西洋医学のように、科学的根拠がなくてあやしいと思われがちですが、国家で認められている資格なので安心です。

お灸の妊活への効果

不妊の大きな原因になりやすいのが、冷えや血行不良です。

このような体の不調をお灸で改善することができるのです。

身体が冷えて血流が悪くなると、子宮や卵巣など妊娠に不可欠な器官に血液や栄養素が十分に行かずに、働きが低下してしまいます。その結果、妊娠がしにくい状態になってしまうので注意が必要です。

また、生理不順や月経困難症も、冷えや血行不良が影響しています。

子宮に効くツボもあるので、そこを刺激することで、子宮疾患や、これらの月経に関する不調も改善できる場合があります。

さらに、ツボを刺激することで自律神経のリズムが整うといわれていて、自律神経の乱れが原因で起こる不眠や、疲労などを改善することができます。

ストレス軽減やリラックス効果もあります。

妊活中は、何かとストレスを感じやすいですが、このストレスが身体のバランスを崩す原因になって、月経周期乱れることもあります。

このように、お灸は妊活中の人が抱える様々な悩みを解消してくれる、すぐれ物なのです。

お灸のやり方

治療としてのお灸は「きゅう師」の資格が必要だとお伝えしましたが、自宅で手軽にできる簡易版の市販のお灸もあります。

自分でやるお灸の方法や、お灸NGの時など詳しい方法を見てみましょう。

お灸にも様々なタイプがありますが、大きく分けると有痕灸と無痕灸です。

漢字の通りですが、やけどの痕が残るものが有痕灸で残らないものが無痕灸です。

一般的に使われるのは無痕灸です。

その中でも、多く使われるのが温筒灸で、もぐさを燃焼させる位置を肌から離れた高い位置にして輻射熱の温かい刺激を与えるお灸の方法です。

その他にも電気を使う電気灸や温灸器という容器に入れたもぐさでゆっくり温める方法などもあります。

今回ご紹介するのは、もちろん無痕灸です。市販のもので手軽におうちでできます。

 

【用意するもの】

【やり方】

  1. お灸をのせるツボを決めます。おおよその位置を決めて、押してみて少し痛かったり響くような場所がツボです。
  2. お灸の台座についているシールをはがし指に貼り、ライターで火をつけます。
  3. 火がついたお灸を、ツボに貼り付けます。
  4. 3分ほどで終了です。