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不妊にもなる!?ED(勃起不全・勃起障害)とは?原因と治療法まとめ

男性にとってED(勃起不全・勃起障害)はデリケートな問題で、なかなかEDについての相談もしづらいです。

EDは不妊の原因にもなり、夫婦間の深刻な問題にもなり得るのです。

今回は、そんなEDの原因や症状、治療法についてみていきましょう。

EDとは?

EDとは勃起不全・勃起障害のことを指しています。名前が示しているように勃起機能が低下しているのです。

そのため、EDの男性は性行為をするのに十分な勃起ができず、また勃起を維持できないといった症状が現れます。

EDは男性不妊のひとつとされています。しかし、男性にとってEDはデリケートな問題であり、相談しづらい病気といえます。

日本のED患者数は?

一説によると、日本では1,000万人以上の男性がEDの悩みを抱えている可能性があるとされています。

それほど多くの男性がEDに悩んでおり、特別な病気ではなく男性の誰にでも起こり得るのがEDと言えるでしょう。

EDの症状は相談しづらいため、正確な患者数やEDの実態は把握できていません。しかし、EDは男性にとってのみならず、女性にも影響を与えます。

子供を望んでいる女性のパートナーがEDで男性不妊に悩んでいるケースも多く見られています。

EDの症状

1.勃起しない

2.勃起しても維持できない

3.勃起時の硬さが不十分

EDでは上記の症状が見られます。

“ED=勃起しない”のイメージを持つ人が多いのですが、勃起状態の維持ができない、勃起時の硬さが不十分などもEDの症状と言えるのです。

また、マスターベーションでは勃起・射精ができたとしても性行為の時に勃起しないのもEDの可能性があります。

EDのセルフチェック

EDのセルフチェックは「勃起の硬さスケール」によって診断できます。

2009年に「勃起の硬さスケール」は開発されており。今では簡易的診断、治療の効果を評価するツールとして信頼されています。「勃起の硬さスケール」のチェックは以下の通りです。

グレート0:陰茎が大きくならない

グレート1:陰茎は大きくなるが、固くはない

グレート2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない

グレート3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない

グレート4:陰茎は完全に硬く、硬直している

このチェックで、グレート0~2に当てはまる場合はEDの可能性が高く、グレート3も満足な性交に支障をきたすのであればEDの可能性があるとされています。

EDの原因

EDになってしまう原因はさまざまです。一概にEDと一括りにはできません。EDの原因には生活習慣や心理的要因、神経障害など人によって違うのです。

EDの原因についてひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

生活習慣

ストレス・喫煙・飲酒などの生活習慣がEDの原因になります。ストレスをため込むことによって男性ホルモンの分泌が低下します。その結果、性欲の低下や精子の数の減少となってしまいます。

喫煙に関しては、非喫煙者と喫煙者のED発症率を比べると、約1.8倍もの差があり喫煙がEDと関係していることがわかります。喫煙すると血液の循環が悪くなるため非喫煙者に比べてEDになる確率が高くなるのです。

飲酒によりアルコールを摂取し、アルコールが体から抜けない状態だと生殖機能が低下し精子の形成に異常をきたす恐れがあります。ですから、過度な飲酒はEDの原因のひとつになるのです。

EDにならないためには生活習慣を正常に保ちましょう。ED以外にも生活習慣の乱れは健康に害を及ぼします。健康な生活を過ごすためにも生活習慣を正すことは大切なのです。

心理的要因

精神的なストレスがEDの原因になっていることがあります。夫婦間で子供を作ろうとしているのがプレッシャーとなりストレスになりEDになってしまうこともあるのです。

精神的なストレスによって神経の性的な興奮がペニスに伝わらなくなります。その結果、EDとなってしまいます。このEDは心因性EDとされています。

心因性EDには「現実心因」と「真相心因」の2つがあります。

現実心因は身近なストレスが原因になります。具体的には仕事のストレス、経済的な悩み、疲れなどです。

真相心因はトラウマが原因となります。幼児期の体験や性的トラウマがEDの原因になっているのです。トラウマは無意識下のため本人でも気づいていないこともあり複雑です。

神経障害、血管障害

神経障害や血管障害がEDの原因になることもあります。正常な勃起には神経が深く関わっています。勃起のメカニズムには神経が重要な役割を果たしているので、神経障害で神経に問題があるとEDになってしまう可能性があるのです。

また、血管障害もEDの原因のひとつです。動脈硬化や高血圧などにより血管循環が悪くなります。その結果、勃起するまでの血液が充満できずにEDとなってしまうのです。

薬の影響

特定の薬の副作用によってEDとなることもあります。EDになる可能性があるのは中枢神経に作用する薬や循環器・消化管に作用する薬などです。

具体的には解熱剤・鎮痛剤・抗うつ薬・血管拡張薬などの副作用によってEDになる可能性があるとされています。

もちろん、EDの原因がひとつだけとは限りません。場合によってはEDの原因が複数あり混合していることもあります。

EDの治療法

EDの治療には治療薬によるものが一般的に知られています。他にも陰茎海綿体注射(ICI療法)の接種や外科手術などもEDの治療法としてあります。

それぞれの治療方法についてみていきましょう。

EDの治療薬

EDの治療で一般的なのは治療薬によるものです。EDの治療薬として有名なのはバイアグラです。しかし、バイアグラは治療よりも補助がメインとなっています。バイアグラによって強制的に勃起をさせるようなものです。

他にもEDの治療薬としてはレビトラ、シリアスなどがあります。どれも副作用が報告されています。ですから、EDの治療薬は医師と相談して処方してもらうようしてください。

陰茎海綿体注射(ICI療法)の接種

陰茎海綿体注射とは血管作動薬を陰茎海綿体に直接注射する治療法のことです。陰茎海綿体注射の特徴はなんと言っても即効性です。治療後は5~10分ほどで勃起が始まり、2~3時間ほど持続します。

ですから、治療後がすぐに帰宅して性行為をすることになります。遠方で治療している場合はパートナーに近くのホテルに待機してもらうのがいいでしょう。治療後にはホテルへ直行して性行為をしてください。

外科手術

EDの治療法として外科手術もあります。外科手術によって根本的に治療することができます。しかし、リスクやデメリットも存在します。

EDに対する外科手術の成功率は約50%と言われており、リスクがあります。もちろん、手術にはお金が必要でありリスクもデメリットもあるのが外科手術なのです。

ですから、EDの治療法として外科手術を選ぶのならリスク・デメリットを理解したうえで臨むようにしてください。

EDのセルフケア

EDを自分ができる範囲でケアしたい人も多いのではないでしょうか。相談もしづらく、病院に行きたくない人もいると思います。

自分の力でもEDに効果的なケアは可能です。ですから、EDを改善するためのセルフケアについてみていきましょう。

生活習慣がEDの原因となっていることがあります。なので、生活習慣を見直して正常に保つように心掛けるのが大切です。1日3食、バランスの取れた食事をするようにしましょう。

また、喫煙・飲酒も量をセーブして減らしていきましょう。いきなり喫煙・飲酒を止めるとストレスがかかり逆効果です。少しずつ減らしていき改善していきましょう。

適度な運動もセルフケアとして重要です。とくにスクワットはEDの改善に有効な運動とされています。適度な運動でストレスを発散してEDのセルフケアをしてください。

まとめ

男性なら誰にでもEDになる可能性があります。忙しく働いている男性ならなおさらです。だからこそ、パートナーと二人で相談して早期の対処をしてください。

早期に対処すればセルフケアで改善できることもあります。セルフケアだけでうまくいかなくとも治療法はあるのです。

一人で悩むのではなく二人でEDについて理解して治療に当たりましょう。パートナーと一緒にEDによる危機を乗り越えることによってより絆を深めることができるでしょう。

参考文献:東邦大学医療センター 大森病院 リプロダクションセンター 勃起障害(ED)

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