お歳暮の人気商品ランキング!スイーツやお取り寄せで人気の品は?
お歳暮を贈るとき、お歳暮で人気の商品は何なのか、ということが気になりますね。昔と違い、スイーツやお取り寄せのひと品など、様々な種類があって、選ぶのに迷ってしまいます。
デパートでは毎年お歳暮ランキングも発表されています。
お歳暮を贈る時には、相手が喜んでくれるか、あげて困るものでないか、ということを色々考えながら贈り物を探すことと思いますが、一年の感謝の気持ちを伝えるお歳暮ですから、相手が受け取って困るようなものは避け、喜んでもらえるものを贈りたいですね。
ここではお歳暮の品を選ぶときのポイントや、お歳暮での人気商品は何なのか、ということを見ていきましょう。
目次
お歳暮を選ぶときの3つの注意点とは?
お歳暮を選ぶ時には、避けたほうがよいものがあります。
「好き嫌いが分かれるもの」「保存が効かないもの」は避け、また「目上の人に贈ると失礼にあたるもの」もあるので、こちらも気をつけます。
好き嫌いが分かれるもの
匂いや味が特徴的なもので、香味野菜を使ったエスニック調のものや、干物、缶詰、珍味などが挙げられます。
相手の好みがわかっている場合は問題ありません。
保存が効かないもの
お中元やお歳暮の時期は、ちょうど夏休みや冬休みと重なっているため、旅行などで留守にしている家庭も多いです。
その時に贈り物が届いてしまうと、数日不在として郵便局などに留め置かれてしまいます。
賞味期限が数日のものだと、受け取ったときには既に食べられなくなっている、といった最悪の状況も予想できます。
生ものなど、どうしても賞味期限が短いものを贈りたい場合は、事前に連絡し、贈ってもよいかどうかを確認することが大切です。
しかし、相手が断りにくい場合も考えられますから、できれば日持ちがするものを選ぶほうがよいでしょう。
目上の人に贈ると失礼にあたるもの
現金や商品券などは贈ると失礼になります。
それ以外にも、踏みつけることを表す履物類や、勤勉を奨励する意味の筆記用具や時計は避けましょう。
これらのことに気をつけながら、相手の家族構成や好み、年齢層などを十分に考慮して選びましょう。
お酒を飲まない人がビールをもらっても困りますし、夫婦二人なのに、たくさん量が入ったお菓子をもらっても食べきれません。
逆に、子供がいる家庭ならば、そういうものが一番喜んでもらえます。
自分が贈りたいものではなく、「相手に喜んでもらえるもの」を、贈る相手ごとに選びたいものです。
また、近年では健康に気を使っている人が増えています。無農薬や有機食品にこだわっている家庭もありますので、相手のこだわりなどを事前に知っている場合は、より慎重に贈り物を選びましょう。
冬のお歳暮に、ゼリーなど夏の時期の贈り物を選んでもよい?
夏のお中元、冬のお歳暮と言われるように、それぞれに定番と言われる贈り物があります。暑い夏に贈るお中元の定番は、
「ビールやジュース」「そうめん」「ゼリー・水ようかん」「氷菓子」などです。
近年は特に酷暑です。食欲が落ち、体力も落ちてしまう暑い夏を少しでも元気に乗り越えてもらえるように、という願いを込めて贈ります。
反対に、冬のお歳暮ではどうでしょうか。
お歳暮は年末の時期ですから、年が明けても食べられる日持ちがするものや、年末年始に家族や親戚が集まってみんなが楽しめるようなもの、「ハムやソーセージ」「新鮮なお肉」「フルーツ」「スイーツ」「ビールやお酒」が人気です。
もちろん、定番ではつまらない、自分で探して選んだこだわりのものを贈りたい!という場合、注意点さえクリアすれば、何を贈ってもよいのです。
それでは、お歳暮に「夏の商品」を選んでもよいのでしょうか。
基本的には、いけないという決まりはありません。もし先方が「冬もそうめんを食べる」とわかっていれば、それでもよいのです。
子供がたくさんいる家では、夏の定番であるジュースの詰め合わせなどは冬でも喜ばれるでしょうし、年配の方では、のど越しがよく食べやすいゼリーが好き、という人もいるでしょう。
ただ、やはり「冬なのにゼリー??」といぶかしく思う人も中にはいます。贈る相手の好みなどを知っていたり、親しい仲で欲しいものを聞ける場合などはいいですが、疑問に思う人がいるということも事実です。
目上の人など、特にきちんとしたい相手には、冬の定番のものや、日持ちのするお菓子などが無難といえそうです。
お歳暮に鮭を贈る意味は?
お歳暮のカタログで、鮭のそぼろや缶詰、新巻鮭などを見たことがあると思います。お歳暮に鮭を贈るというのは、昔からある習慣の一つです。
これには、どのような意味があるのでしょうか。
鮭やぶりなどの出世魚は「年取り肴」と呼ばれ、年越しに食べる風習があったようです。特に、塩漬けにされたものは保存が効き、年明けまで食べることができたので重宝されたようです。
冷蔵庫がなかった時代は、保存といえば塩漬けですね。昔から年末にいただくと嬉しいものであったことから、この習慣が根付いていったようです。
このように、お歳暮の贈り物として鮭が贈られるようになったわけですが、鮭は「割け」に通じて縁起が悪いことから、塩鮭をわらで巻いて贈る「新巻鮭」が贈られるようになりました。
豪華なお歳暮といえば、新巻鮭が有名です。とっても大きいです!
お歳暮で人気の商品ランキング!贈りたいもの、贈られたいものとは?
お歳暮で、贈りたいと思う商品のランキングを紹介します。贈り手からみた場合の人気商品です。
- 1位 ハムやソーセージ
- 2位 ビール
- 3位 洋菓子
- 4位 海苔
- 5位 日本酒や焼酎
- 6位 魚介類や肉類
- 7位 乾物や缶詰
- 8位 漬物や佃煮
- 9位 商品券やギフト券
- 10位 コーヒー
それでは、もらう側から見た場合の、人気商品ランキングを見てみましょう。
- 1位 商品券やギフト券
- 2位 ハムやソーセージ
- 3位 ビール券
- 4位 ビール
- 5位 食用油
- 6位 商品選択型ギフト券
- 7位 洗剤(10.2)
- 8位 コーヒー(9.5)
- 9位 魚介・肉類(8.8)
- 10位 海苔(7.4)
とても興味深いランキングですね。もらう側からすると、利便性がよい商品券やビール券、ギフト券が人気のようですが、贈る側からすると、やはり味気ない気がするのでしょう、金券関係はランキングが低くなっています。
魚介類や肉類なども、意外とランキングが低くなっています。年の暮れの慌ただしい時ですから、冷蔵庫もいっぱいなのかもしれません。そのような時に生ものが送られてくると、困ってしまうことは想像がつきます。
もらう側から見て、お菓子がランキング外というのは意外な結果ではないでしょうか。
何はともあれ、このランキングはあくまでも参考に留め、あなたの気持ちや考えで贈り物を選ぶようにしましょう。
また、12月になるとお歳暮の注文が殺到し、一時的に品切れになってしまう場合もあります。配送も混み合うため、予想外に遅く先方に届くこともあるようです。
お歳暮の時期は年々早くなっているということもありますし、手配は早めに済ませておく方が安心です。
お歳暮の人気スイーツとは?人気の品を紹介します!
お歳暮といえば、ハムやお菓子を思い浮かべますが、それではどのような品が人気なのでしょうか。
近年はデパートのカタログを見て選び、一斉配送する人が増えていますが、いつも同じような贈り物になりがちです。
「ちょっと珍しいものを食べてもらいたい」と思うときは、自分で探したとっておきのひと品を贈りましょう。
人気がある商品をいくつか紹介します。
1位 北海道ルタオ セピアの香り
ドゥーブルフロマージュで有名なルタオですが、焼き菓子もかなりの美味しさです。こちらは北海道産の素材を利用したクッキーの詰め合わせです。
10種類の、まるい形のクッキーが並べられている様はとってもおしゃれ。
北海道らしいひと品です。クッキーは、8、12、24、36枚入りがあります。
2位 ねんりんやのバームクーヘン
ねんりんやのバームクーヘンはいつも人気で行列ができていることが多いです。そんなお店のスイーツならば、特別感があって喜ばれますね。
まだ関東でしか店舗展開していないため、地方の人には特に手に入りにくいスイーツとしても喜んでもらえるでしょう。
3位 伊藤久右衛門の抹茶スイーツ詰め合わせ
伊藤久右衛門は、京都の宇治に店舗を構えるお茶屋であり、抹茶スイーツがとても有名です。
抹茶スイーツの詰め合わせには、抹茶のくず餅、宇治抹茶もなか、抹茶プリン、抹茶せんべい、抹茶わらびもち、抹茶飴、抹茶最中など、選ぶのも楽しい7種類の組み合わせです。
見た目も豪華で、一度は食べてみたいスイーツです。抹茶が好きな人にはきっと喜んでもらえるでしょう。
お歳暮で今話題のミルミールとは?
お歳暮やお中元の品を選ぶとき、最近人気なのがミルミールです。初めて名前を聞いた人も多いのではないでしょうか。
ミルミールとは、防腐剤や着色料不使用にこだわっている食品会社のことで、じわじわと知名度が上がってきている会社です。
近年、お中元やお歳暮の品を選ぶときのこだわりとして、「安全な食べ物を贈りたい」と考える人が増えていることから、この「ミルミール」が脚光を浴びています。
お菓子からジュース、お肉、海産物、ハムなどの加工品まで数多くの商品が取り揃えられていますが、そのどれもが安心・安全。体に優しい食べ物なので、自信を持って贈ることができます。
お歳暮やお中元で人気のミルミール。1番人気の品は?
特に人気なのが、「インフルブロックのどあめ」です。
こちらは、燕の巣を使ったキャンディです。燕の巣は貴重な食べ物として知られていますが、なんと中国では2000年以上も前から、皇帝しか燕の巣を口にすることができなかったのだそう。
その貴重な燕の巣を使って作られているのがこのキャンディなのです。
特筆すべきは、その高い風邪防止効果です。通常、風邪の予防にはのどの粘膜を守る必要があり、唾の中に含まれている「シアル酸」がウイルスやバイ菌の感染を防いでくれています。
燕の巣には、このシアル酸がなんと1600倍も含まれているのです。粘膜を守ってくれる力が1600倍になったようなものですから、その成分がのどの粘膜に侵入しようとしていたウイルスや菌を防いでくれる、という画期的な商品です。
冬の大敵はインフルエンザ。特に、受験生にとっては、インフルエンザにかかってしまったらどうしようと不安なことでしょう。このキャンディは、ウイルスや菌から体を守りたいすべての人におすすめです。
特に受験生や、風邪をひきやすい子供、年配の方には最適ではないでしょうか。
お歳暮の品を選ぶいうことは、案外難しいものです。喜んでもらえそうな品を色々考えて選ぶわけですが、選択肢が多すぎてなかなか決めることができないのではないでしょうか。
お歳暮を選ぶときは、基本的な注意点を理解して、その上で相手の家族構成などを考えて選びましょう。
どのようなものを選んでも、あなたがあれこれ心を砕いて選んだものです。きっと感謝の気持ちは伝わるでしょう。