電力会社により、独自の料金&プラン設定がされています。選ぶ基準としてまず重視したいのは、「料金が安く、プラン設定がシンプル」であることです。
できるだけ安くしようとするあまり、プラン設定が複雑になり安くするつもりがかえって割高なプランに加入してしまった!ということは避けたいもの。
安さとシンプルさを基準にすることで、比較検討もしやすくなり、自分にとって本当にマッチした電力会社が見つけられるはずです。
この記事の目次
当サイトおすすめのトップ5を紹介
Loopでんき
- 基本料金が0円。使用量に応じた料金のみのお支払い
- プランは「おうちプラン」、「ビジネスプラン」の2種類
- 電力供給エリア
北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、九州電力の各エリア(一部地域、離島を除く)
Loopでんきの最大の特長は、なんと基本料金が0円!これまでの電力会社が設定していた基本料金を無くし、使用した電力に応じた従量料金のみを支払うというものです。
しかもその従量料金も使用量に応じて単価が変わることなく、どれだけ使ってもずっと単価は一定のため、本当にシンプルでわかりやすい料金プランといえます。
さらにプランの数もシンプルそのもので「おうちプラン&ビジネスプラン」の2プランのみとなっています。
電力会社としての特徴は、太陽光、風力、水力といった、自然エネルギーのみを供給していることです。
企業姿勢そのものにも、好感が持てる要素がいっぱいです。
地球環境はもちろん、お財布にもやさしい電力会社なので本当にオススメです。
ただし、一人暮らしなどで毎月の使用料が少ない方は、高くなるケースもあるので、一度試算してみることをお勧めします。
HTBエナジー
- 従来の料金に比べて、一律5%割引
- プランは低圧(一般家庭や商店など)と高圧(オフィスビルや工場など)の2種類
- 電力供給エリア
北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、九州電力の各エリア(一部地域、離島を除く)
HTBエナジーは、旅行会社として有名なH.I.Sの子会社として設立された電力会社です。
料金設定はシンプルで、以前の電力会社の料金から一律5%割引!新規参入企業の多くが、使用量によって割引率を変えているのに対し、すがすがしいほどの明快さです。
さらに、母体が旅行会社ということで、国内外の旅行が割引になる特典も用意されるなどサービスも満点です。
旅行好きには、要チェックの電力会社といえそうです。
今後、旅行会社の強みを生かした様々なサービスにも期待が持てそうですね。
eoでんき
- 月々の電気料金が約1万円を超える利用で、最大14.5%の割引
- プランも「シンプルプラン」の一つだけ
- 電力供給エリア
関西電力のエリア(一部地域、離島を除く)
eoでんきは、なんと関西電力の100%出資の子会社。
しかし不思議なことに、ある条件を満たすと親会社である関西電力の電気料金よりも割安に利用することができるのです。
eoでんきがお得になるのは、月々の電気料金が1万円を超える世帯。家族の多い世帯向けといえます。
また加入条件があり、eo光の契約ユーザーであることです。
auのスマートフォンを使用している方には、さらなるメリットも用意されているので、ぜひチェックのほどを!
eコトでんき
- 従来の料金に比べて約2%~9%割引
- プランは2コース
- 電力供給エリア
北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、四国電力エリア、中国電力、九州電力の各エリア(一部地域、離島を除く)
伊藤忠エネクスが供給する電力で、東京電力の電気料金に比べて約2%~9%もお得になります。
プランも2コースのみ。ただし加入条件が3つあり、
- 契約容量が30A以上のご家庭
- オール電化住宅ではないこと
- マンション単位で契約をしている一括受電ではないことが挙げられます。
一括受電かどうかは、管理組合に問い合わせていただければすぐに教えていただけるとのこと。
これまで利用していた東京電力に比べて確実に安くなりそうなので、ぜひ検討したいところです。
myでんき
- 従来の料金比べて、約3%~6%の割引
- プランは3種類
- 電力供給エリア
東京電力、中部電力、関西電力の各エリア(一部地域、離島を除く)
供給会社はガソリンスタンドの「ESSO、Mobil、ゼネラル」を運営する、東燃ゼネラル石油。
同社ではすでに20年以上も前から電力を供給している実績があり、まさにエネルギー企業としての信頼性も抜群です。
自社発電と他社発電を組み合わせ、効率良く供給することで、割安な料金となっています。
契約容量によって料金が決まる仕組みとなっていて、東京電力に比べて約3%~約6%の割引率になるように設定されています。
プランも3種類、使用する電力量で決められるようになっています。
まとめ
電力自由化に伴い、新規参入企業の多くが価格的メリットを押し出しています。
また母体企業との連携で、より利用者に対してメリットを還元しようとする姿勢も見られます。
企業理念や企業姿勢なども、考慮するポイントとなりそうです。
比較する際には、今まで1ヵ月でどのくらいの電力を使用しているのか、金額はいくらくらいなのかを把握した上で、検討してみることをお勧めします。