MENU

auでんきの電気料金プランは?申込から契約、解約までの流れ

 

2016年4月から始まった電気小売自由化によって、2017年2月末時点で約200社が参入。競争が激化の一途をたどっています。今回は、その中でもauでんきの電気料金プランについて詳しく説明します。auスマホやauひかりとのセット割が大きなメリットですよ。

 

目次

auでんきの料金プランやサービスの特徴は?

大手通信会社であるKDDIが提供するauでんきの電気料金プランの特徴は、2つあります。

スマホやネットと電気料金をすべてauにすればセット割引がつく

auでんきの最大のアピールポイントは、auスマホ(auケータイ)かauひかりとauでんきをセットにすることで「auでんきセット割」に申し込めるようになることです。これは、電気料金に応じてau WALLETプリペイドカードへキャッシュバックするサービスで、実質的に割引になります。

気になるキャッシュバック率(還元率)ですが、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費税相当額を除く電気料金が一月あたり5,000円未満であれば1%、5,000円以上8,000円未満であれば3%、8,000円以上であれば5%となります。電気料金係に10,000円であれば、毎月500円、年間6,000円がキャッシュバックされます。

なお、au WALLETクレジットカードを併せて申し込むことで、支払200円ごとに2ポイントを貯めることができ、プリペイドカードにチャージできる金額が増えます。

auでんきアプリで省エネが楽になる

auでんきアプリをインストールすれば、パソコン・スマホ・タブレットから毎月の電気使用量を逐次チェックすることが可能になります。自分と似た家庭の電気使用量と比較することができ、省エネの目安になります(比較機能は中国エリアでは使用不能)。

この際、ログインIDを既存のau IDと統合すれば管理が少し楽になります。

auでんきの電気販売エリア

沖縄や一部の離島を除く全国が電気販売エリアとなっています。

すなわち、これまで北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の管内だった地域はすべてauでんきに申し込むことが可能です。

auでんきのオススメ電気料金プラン

auでんきの料金プランは二種類(エリアによっては一種類)で、既存電力会社の従量電灯Bに当たるのが「でんきMプラン」、従量電灯Cに当たるのが「でんきLプラン」です。どちらも、既存の従量電灯B/Cと基本料金・電力量料金とも変わりません。

そのため、au WALLETプリペイドカードやクレジットカードに申し込み、「auでんきセット割」の適用ではじめてお得になります。

どちらの電気料金プランでも、セット割を適用すれば1~5%のキャッシュバックとなります。また、電気料金の支払をau WALLETクレジットカードで行えば、200円=2Pの割合(還元率1%)でポイント還元されます。プリペイドカードとクレジットカードの二つで、合わせて還元率が最大6%になる計算です。

既存の地域電力会社との徹底比較

既存の東京電力、関西電力、中部電力、九州電力の代表的なプランと、auでんきの二種類のプランを比較してみます。auでんきにはオール電化プランがないので、切り替える場合は注意が必要です。

東京電力との比較

基本料金・電力量料金とも、従来の従量電灯BおよびCと違いはありません。「auでんきセット割」に申し込み、au WALLETクレジットカードで電気料金を支払うと、電気料金に応じて以下の通り毎月キャッシュバックとなります。キャッシュバックの分だけ、既存プランよりお得ということになります。

電気料金 auでんきセット割の還元 au WALLET
クレジットカードの還元
合計
5,000円未満 1%(50円未満) 50P未満 100円未満
5,000円~8,000円未満 3%(150円~240円未満) 50P~80P 200円~320円未満
8,000円以上 5%(400円~) 80P 480円~

したがって、スマホかネットをauにしていれば、auでんきセット割を申し込んですべてauにしてしまうのがおすすめです。逆に、もともとau以外を使用しているのであれば電気料金だけauでんきにするメリットはありません。

関西電力との比較

関西電力エリアでは、auでんきは従量電灯Aに当たる「でんきMプラン」のみの申込となります。東京電力管内と同じようにauでんきセット割に申し込むことで、はじめて2%~6%のキャッシュバックを手にすることができます。これが既存プランからの割引率(割引額)に当たります。やはりauユーザーにはお得になります。

中部電力との比較

中部電力エリアでは、従量電灯Bに当たる「でんきMプラン」と従量電灯Cに当たる「でんきLプラン」の二種類が用意されています。

東京電力エリアと同様に、基本料金・電力量料金とも既存プランと変更はありません。すでにauを利用しているユーザーに限り、既存の中部電力プランよりも割引(キャッシュバック)のメリットを享受できるプランです。

九州電力との比較

九州電力エリアでは、従量電灯Aに当たる「でんきMプラン」のみの提供となります。両者の電気料金にもやはり違いはありませんので、auでんきセット割のポイント還元の分だけ既存のプランよりもお得になる計算です。

auでんきへの申込方法の流れ

申し込むためには、主に「検針票を用意する」「WEBか電話か店舗で申込を行う」「スマートメーターを設置する」が必要です。ただしスマートメーターの設置は業者が担当します。

au IDと検針票を用意する

申し込むに際して、「電力会社のお客さま番号」と「供給地点特定番号」が必要となります。事前に電気料金の検針票を用意してください。紛失してしまった場合は、既存の電力会社に電話で問い合わせましょう。また、au IDも手元に用意してください。未登録の場合は、無料で登録することができます。

なお、入会金をはじめとした初期費用はかかりません。

WEBか電話か店舗で申込を行う

WEBや電話での申し込みに加えて、全国に展開されているauショップで申し込めるのがauでんきのメリットと言えます。

1点注意点としては、WEBからでんきLプランを申し込むことはできません。

電話の場合はauでんきお客さまセンター(0120-925-881)へ問い合わせます。全国の店舗(auショップ、au取扱店、PiPit)に来店して申し込むときは、最新の検針票と本人確認書類、印鑑を持参しましょう。

契約手続きが完了すると、自宅住所に「ご利用開始のご案内」が届きます。中には、利用開始となる日付(検針日)が記載されています。

スマートメーターを設置する

スマートメーターが設置されていない場合、地域の電力会社がスマートメーターへの交換工事を行います。利用開始日付までに工事が終わらないケースがありますので、既存電力会社に確認する必要があります。

新電力への変更方法、解約方法の流れ

auでんき内部での契約容量やプランの変更、別会社への切り替え、引っ越し時の解約方法についてご説明します。

契約容量やプランを変更する場合

契約容量や料金プランを変更する場合は、auでんきお客さまセンター(0120-925-881)へ連絡してください。

auでんきから別会社へ切り替える場合(引っ越しなし)

auでんきから別会社へ切り替える場合は、その会社と契約手続きをすればauでんきの解約手続きを代行してくれます。auでんきに連絡する必要は特にありません。

引っ越しをする場合

引っ越し先でauでんきを使い続ける場合、auでんきお客さまセンター(0120-925-881)へ連絡して申込が必要となります。

引っ越し前は違う電力会社で、引っ越し先で新たにauでんきと契約する場合は、前の電力会社の解約+auでんきへの新規申込が必要です。

解約する場合

auでんきお客さまセンター(0120-925-881)に連絡して解約します。利用開始から1年未満で解約する場合、2,000円の解約違約金がかかるので注意してください。1年以上経過していれば、いつ解約しても無料です。

ただし、沖縄や一部離島のようにauでんきの対象エリア外である場合は、解約違約金はかかりません。

もしあなたが現在お住まいの家から移動することがなくau電気を解約し、別の電力会社への乗り換えを検討しているなら、電気料金の一括比較を検討してみてください。

電気料金は比較を行うことで年間最大約2万円近くも電気代を節約することも可能です。

電力会社による電気料金の比較は一括比較サイトで無料で行うことができますので、この機会にぜひ一度お試しください。2分であなたの電気料金が安くなるかを確かめることができます。

 
 >公式サイトへ