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料理ブロガーであり子育てママでもある山本ゆりさんのレシピが人気な理由は?

こんにちは!nanairoで編集&ライターを担当しているyuriです。
今回はレシピブロガーでもあり本も出されている「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」の山本ゆりさんにお会いしてきました!!(私と名前一緒ですが・・・笑)
ブログや本からもなんとなくゆりさんの人柄は想像できていたのですが、想像をはるかに超えて最高におもしろい方でした。さすが大阪生まれ大阪育ちなだけあって笑いのセンスは神レベルです笑。ってこんな紹介の仕方ですいません。もちろん料理も神レベルでした!!
そんなゆりさんの素顔に迫るインタビューとゆりさん直伝のレシピを皆さんにお伝えさせていただこうと思います。
 

目次

ゆりさんてどんな人?

知っている方も多いかもしれないのですが、今回ゆりさんに#私を構成する8性格m-gram超精密性格診断をしてもらいました。
診断開始から、質問や自分の答えに対してのつっこみオンパレードでした。

性格診断の結果は…??

ゆりさんを構成する8性格

楽観的
聞き上手
結構優しい
スルースキル高い
ガラスのハート
一匹狼
腰が重い
協調性が高い

ご自身の結果を見られてどうですか?

「え~!!!わっからん」笑笑!!
人生で一匹狼って初めて言われてちょっとうれしいです。そんなカッコいい立場にたったことがないから。はーーーでもそうかもしれない。
楽観的ってのも初めてですね。どっちかというと、いつも最悪のパターンを想定して生きてるんですけど。
それにしても楽観的でガラスのハートって・・・でも確かに、楽観的に考えるくせにめっちゃ傷ついて、でもまぁしゃーないか・・・ってのは、言われてみたらそうかもしれないなぁ。ってこれ何が書いてあったとしても自ら当てはめてしまいますね。笑。
ゆりさんの素顔が少しわかったところでインタビュー開始!!

料理はいつから本格的に始められたんですか?

料理自体は小学生の時から普通に作ってはいました。高校の時は、いつも部活が終わったあと買い出ししてそのあと晩御飯を作ってましたね。
我が家の夜ご飯は、みんなバラバラなことが多くて。祖母が基本的に作ってくれてたんですけど、あったりなかったりで、作れる人が適当に作る感じで。高校のころには私がいつの間にか晩御飯担当みたいになってました。

その時から今のようなレシピを作られ始めたんですか?
実家暮らしだったんですけど、実家にはまったく材料が揃ってなくて、本当にお洒落な調味料どころかポン酢とさしすせそくらいしかなかったんです。
その状況でお店ご飯やカフェご飯みたいなものを作れたらいいんちゃうかなと思って、最初に「どこにでもある材料で、簡単」というのに絞ってブログを立ち上げて、今に至ります。
そこに共感された方が多かったんですね!
料理は好きだったんですけど、下手というか手際が悪くて。どこで不安になるとか、自分が失敗したことはできるだけ書いて、これはしなくていい、これはめんどくさいって思う部分を全部書いたら、意外とそこに共感してくださる方がいらっしゃったので、そこはよかったのかもしれません。

こんなにもたくさんのレシピのアイデアはどこからうまれるの?

カフェの看板を見たり、どこかに食べに行った時にメニューを見たり、デパ地下や、コンビニ、スーパーのお惣菜売り場を見て考えることも結構あります。
昔はマニアかと思うくらいレシピ本を見ていたんですが、最近はレシピ本を見ちゃうと盗んでしまったら怖いんで、気軽にレシピを見られなくなってしまって笑。でも、メニューや写真だけなら見た目しかわからないからそれを参考にして、似たようなもので家でも真似できる食材に変えて作るというのが多いですかね。

1日のスケジュールって?

っばっらばらです。ほんとバラバラで笑
起きる時間も寝る時間もバラバラで、朝3時までブログを書く時もあれば、子供と一緒に9時に寝るときもあるし、どんだけまとまらへんねんってくらいバラバラなんですけど。
たいていは、朝起きて仕事して、子供起こしてバタバタに2人を保育園に送りだして、そこからブログを書くか雑誌やコラムやレシピの仕事をするか、試作をして。とりあえず料理かパソコンでほぼ1日が過ぎて、バタバタで迎えに行って帰ってきて、ごはん食べて遊んで寝かせて、夜にまた仕事をします。そんなに大した仕事量でもないのに、単に自分の要領が悪いんですね笑。無駄が多い。
子育てしながら料理作るって大変じゃないですか?
確かに、凝った料理は作れないです。特に1人目の最初の1年は本当にちゃんと作れなかった記憶があります。適当でいいよって言われても自分が嫌で、いや、普段適当なくせに、そういう時だけ嫌になって(笑)、イライラしたり落ち込んだりしてました。でもだんだん、朝作って味を染み込ませておいて夜に温め直すだけのレンジ料理とか、ほんとにすぐ作れるものとか、とりあえずこれを食べさせておいてその間にこれを・・・!とか、そういうものがわかってきて。より簡単な料理が増えました。

離乳食とかにも拘ってたんですか?
いやもう全然です!!時々聞かれるんですが、申し訳ないぐらい苦手でした。なんかもう、赤ん坊の好みがわからない。笑 ひよこクラブの付録なんかを参考に作ってましたが、それでも思ったように進まなかったり、市販のものに頼りまくりでした。
時間をかけて凝って作って見た目もカラフルにしたのに、ひと口も食べず全部ベーッと出して手で遊んで髪の毛に塗りつけて終わられるともう、キィーー!!ってなるんですけど、この気持ちって誰にも当たれないですよね(笑)だから2人目はそもそも手の込んだものを作ってないと思います。ダメージが少ないものを作る笑 そのかわりできるだけイライラしないで食事をしようと。品数が少なくても、戦時中は・・・とかすぐ頭の中で戦時中を引き合いに出します。
食育、全然駄目ですね・・・(遠い目)離乳食で3品も4品も並べているのを見ると本当に尊敬します。
子供たちが一番好きなゆりさんの料理は?
あみ(6歳の娘)はひじき入りのかやくご飯だと思います。これだけは絶対お代わりします。あとは肉じゃが、豚汁、オムライス、ハンバーグ、フライドにんじん、じゃがいもチーズボールですかね。
なみ(1歳の娘)は・・・おみそ汁だと思います。私の料理とか関係ない、誰の料理でもおみそ汁です。とりあえず汁もん。顔全体で食べます。
あみに実際聞いてみたところ、目玉焼きと肉じゃがとかやくご飯だそうです。「あとハンバーグと、にんじんのやつと、じゃがいもとチーズのやつと、焼き飯と、エビフライ(※作ったことない)と、ラ王」。
ゆりさんの料理を毎日食べる旦那さんの反応ってどんな感じなんですか?
とくに何も言わないことがほとんど…おいしいとかすごい言ってくれたらいいんですけどね。涙
こっちが聞けば「おいしい」って言いますけど、結構脅迫のごとく聞いてますけど笑、普段は食べた時に「うん」って言ってくれたらおいしかったんかな、くらいに解釈してます。 その代わり、夜ご飯が1品だけでも、なんならカップ麺でも全然OKのタイプなのでラクですが・・・あ、でも「これあんまり・・・」とかはよく言われますよ。逆にせえよ。
旦那さんにもお洒落に盛り付けて毎日出しているんですか?

え!!!いーーーっさい!!笑
まず夫は生の薬味のねぎが嫌いで、上にネギがかかってると嫌がるんですよ。だからいつも色合いゼロです。あと、ワンプレートだとごはんとお肉の横にレタスを添えたりするじゃないですか。それも野菜がぬるくなるのが嫌らしいんで、ワンプレートがそもそも駄目なんですよね・・・・夫に関してはお肉料理は一皿茶色!!横に別皿でレタス!!っていう状態です。まあ、言ってしまえばそれが一番美味しいんですけどね。冷たいものは冷たいもの、温かいものは温かいもので。
だから友達が来たり、こんなふうに仕事の時やブログでだけ楽しく盛り付けをしてます。友達は優しいから「おいしそー!」とか言ってくれるんで・・・
まぁ自分ひとりやったらもっとひどいですね。だいたい全部ご飯にのせてるし、なんならタッパーのまま食べたり。こういうの駄目なんですけどね本当はね。
ゆりさんが料理をする過程で一番好きなところは?
盛り付けです。下ごしらえが面倒でも、焼いたり煮たりが大変でも、最後の最後お皿に盛りつけて、それがすごく美味しそうに仕上がった時に楽しいなと思います。逆にいえば、切ったり炒めてる時間は特に「楽しい」と感じてないかもしれない・・・

料理する際に大切にしている事は?

「全然ない」!!とか言ったら駄目ですよね笑
ほんといい加減だからあかんなって思うんですけど、ほんとはね基礎とかちゃんとしなあかんなと思うんですけど、まあ、最終的に家で美味しく食べられたらいいやと…
凝って作ってもそれと美味しさは見合わないことも多々あって。特に子供って、すごく頑張って時間をかけて作るより、その時間遊んであげたりする方が良かったりしますからね。誕生日にめちゃ頑張って作って見栄えはいいけど、その時間子供に対して、「あっちで遊んでなさい」とかは本末転倒なんで、それやったら外で買ったりしてもいいかなと。だから、あんまりこだわりすぎないってことを大切にしてますかね。

全然ないことないじゃないですか!!笑
いや、うまいこと良いように言うならです。笑 実際はただの手抜きです。
1日フリーな時間与をえられたら何したいですか?
えーーー何するやろ!それは子どもも一緒ではなく1人で丸1日ですよね?服買いにいって…あーでも旅行も捨てがたい・・・でも日帰りで帰ってこんとあかんか。
いや、友達と飲みに行きますかね。昼から。昼から夜までずーーーーっと笑
もしくは家にこもって、本を大量に読む。そして淋しくなる頃に友達と飲みにいく。
とても素敵なお時間をいただきましてありがとうございました。

最後に

想像を超える楽しいトークで、あっという間にインタビューが終わってしまいました。お忙しい中、長い時間を取ってくださったゆりさんには本当に感謝です。
素敵なママであり、素敵な妻であり、素敵な女性でした。
今回の取材だけでは語りきれない魅力たっぷりなゆりさん。

すでに知っている方はもちろん、この記事を読んでくださってゆりさんの事を知られた方、ぜひ山本ゆりさんのブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」に遊びに行ってみてください。含み笑いどころか大笑いしちゃうはずです。
もちろん本の中にもゆりさんのおもしろトークなども掲載されていますのでぜひご覧になってみてください。

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