プルプルでもちもちの赤ちゃんの白い肌は、ずっと触っていたいくらい気持ちいいですよね。
でも赤ちゃんの肌は意外とデリケートで乾燥しやすく、ベビーローションで毎日のスキンケアが欠かせません!
そこで今回は、赤ちゃんに必要なスキンケアとして、ベビーローションの選び方をみていきましょう。
赤ちゃんにおすすめのベビーローションも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの肌にベビーローションが必要な理由
赤ちゃんの肌は生後1ヶ月ごろまでは皮脂量が多いのですが、生後2、3ヶ月を過ぎると徐々に皮脂量が減っていき、乾燥しやすくなってきます。
肌が乾燥すると、赤ちゃんが肌を掻きむしってしまったり、カサカサとした状態になったりします。
さらに乾燥がひどくなると、アトピーなどの肌トラブルの原因にもなるため、赤ちゃんの肌にもベビーローションを使って保湿が必要です。
赤ちゃんの肌は大人が思っている以上にデリケートで乾燥をしやすいので、こまめな保湿で肌を守ってあげましょう。
ベビーローションとベビーオイルの違いは?
赤ちゃんの保湿の方法として、ベビーローションとベビーオイルがありますが、これらの違いは一体何なのでしょうか?
それぞれの特徴をみていきましょう。
ベビーローション | ベビーオイル |
●肌に水分を与える役割をもつ |
●肌の水分を保つ役割をもつ |
このようにベビーローションとベビーオイルには、役割の違いやテクスチャーの違いなどがあります。
一番大きな違いは、ベビーローションは肌にうるおいを与えるもので、ベビーオイルは肌のうるおいを閉じ込めるものということです。
まずは、肌の内側が乾燥しがちな赤ちゃんの肌をベビーローションで保湿してあげることが必要です。
そのうえで、必要に応じて、乾燥しやすい部分などはベビーオイルを使用しましょう。
ベビーローションの選び方
ベビーローションは多くのブランドから様々な商品が出されていますよね。
店舗や通販で探しても多すぎてどれがいいのかわからない、という人も多いはず。
そこで、今回は赤ちゃんのベビーローションを選ぶ際に気をつけたいポイントを紹介します。
赤ちゃんの肌へ刺激になる成分は避ける
ベビーローションを選ぶ上で、赤ちゃんの肌への優しさは一番大切なポイントです。
肌にやさしいものを選びたいときは、ベビーローションに赤ちゃんの肌に刺激になる成分が含まれていないかを確認しましょう。
刺激となる成分は以下のようなものがあります。
合成香料・合成着色料
化学合成された着色料や香料は赤ちゃんの肌に必要なものではありません。
特に香料が入っていると赤ちゃんもリラックスできると思いがちですが、赤ちゃんの肌には刺激になってしまうので、無香料で無着色のものを選びましょう。
防腐剤
化粧品を腐らせないために配合されている成分のため、ある程度は必要ですが、できるだけ避けましょう。
特にフェノキシエタノール、パラベン、BG、エタノールなどは刺激になりやすいので避けた方がいいです。
合成界面活性剤
合成界面活性剤は多くの化粧品に含まれている成分ですが、肌に悪い成分としてよく挙げられる成分です。
しかし、界面活性剤は水分と油分を混ぜ合わせるために必要なので、化粧水には欠かせない成分なのです。
そのため赤ちゃんのスキンケアでは、合成界面活性剤は避け、天然由来の界面活性剤を選ぶようにしましょう。
合成界面活性剤には、ジメチコンやイソステアリン酸などといった成分があります。
「無添加」や「オーガニック」だけで判断しない
赤ちゃんのローションは「無添加」や「オーガニック」の商品がいいの?と悩むことがあると思います。
まず「無添加」は、メーカーによって基準がまちまちなので「無添加」とされていても、赤ちゃんの刺激になる可能性がある成分が含まれていることもあります。
なので、無添加とされていても、先ほど紹介したような、赤ちゃんの肌に刺激になる成分が含まれていないかどうかを確認するようにしましょう。
次に「オーガニック」は植物由来の成分が使われていて、肌にやさしいイメージがありますが、必ずしも肌に刺激がないわけではありません。
天然成分ゆえにアレルギーが起こる可能性もありますので、赤ちゃんの肌に合うかどうかが大切になります。
「無添加」や「オーガニック」という言葉だけに惑わされず、本当に赤ちゃんの肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。
肌の成分に近い保湿成分がおすすめ
赤ちゃんの肌には、天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質と呼ばれる成分がおすすめです。
天然保湿因子は肌の角層に存在する成分で、肌の水分を保つ役割をもっています。
成分としては、アミノ酸、乳酸、ヒアルロン酸、PCA-Naなどがあります。
脂肪間脂質も肌に存在する成分で、角質層の細胞と細胞の間にあり、代表的なものにセラミドがあります。
これらのような元々肌に備わっている保湿成分は、赤ちゃんの肌を健やかな状態に保つために必要なのです。
おすすめのベビーローション6選
それでは赤ちゃんにおすすめのベビーローションを紹介していきましょう。
今回は、無添加、オーガニック、市販のおすすめを集めてみました。
どれも赤ちゃんの肌にやさしい成分が使われていますので、参考にしてみてください。
無添加でおすすめ
ドルチボーレ ミルキーベビーローション
メーカー | SANSHIN |
価格 | 2,800円(税抜) |
容量 | 150ml |
主な保湿成分 | セラミド、PCA-Na、ヒアルロン酸ジメチルシラノール |
無添加 | 香料、着色料、鉱物油、パラベン、旧表示指定成分、アルコール、エタノール、石油系界面活性剤、シリコン、フェノキシエタノール |
ドルチボーレ ミルキーベビーローションは楽天市場のベビーローション・オイル部門でリアルタイムランキング1位を獲得したこともある、ベビーローションです。
通販でしか購入できないのに、赤ちゃんの肌への実感の良さから口コミで人気が広まった商品です。
ベース成分の水からこだわり、赤ちゃんの肌に必要な保湿成分「セラミド」や「ヒアルロン酸」などを贅沢に配合しています。
口コミ
べたつくこともなく、しっとりとして使いやすいです。
ドルチボーレに変えてから、息子の乾燥性湿疹に悩まなくなりました。
ボトルもシンプルでおしゃれなので気に入っています。
もう少しコスパが良く、大きな容器のものがあればうれしい。
ぬくもりミルクローション
メーカー | Nukumori |
価格 | 2,980円(税抜) |
容量 | 150ml |
主な保湿成分 | 8種の天然植物エキス、葉酸、ビオチン、ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸 |
無添加 | 合成着色料、シリコン、鉱油物、紫外線吸収剤、参加系化合物、パラベン、フェノキシエタノール、エタノール、防腐剤、DPG、PG、合成酸化防止剤、パラフィン、コカミドDEA |
ぬくもりミルクローションは、95%以上が保湿成分でできた無添加ボタニカルベビーローションです。
ママコスメコンシェルジュが開発しているので成分にはかなりこだわっていて、保湿成分以外にも葉酸やビオチンといった整肌効果のある成分や痒みや肌荒れを抑える成分も配合しています。
ボタニカル成分で作られているので、頭皮の皮質に使ってもOKです。
ベタつきがないので、手を洗う必要もないので、家事や仕事で忙しいママにおすすめです!
口コミ
べたつかず、手を洗わないでいいのでとっても便利!
香りに凄い癒やされます。
子供のカサカサがよくなりました。
コールセンターの対応が不親切で残念でした。
エトヴォス ベビーローション
メーカー | ETVOS |
価格 | 2,000円(税抜) |
容量 | 120ml |
主な保湿成分 | セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸 |
無添加 | 香料、着色料、鉱物油、パラベン、旧表示指定成分、防腐剤 |
国産ミネラルコスメで人気のあるエトヴォスのベビーローションは、赤ちゃんもママもしっとりうるおうローションとなっています。
保湿成分は4種類のヒト型セラミドといった、肌と同じ構造を実現できる成分となっています。
また防腐剤も含まれていないため、敏感な肌でも安心して使えます。
口コミ
のびが良くてベタベタせず、香りもないので使いやすい!
赤ちゃんの保湿にぴったりで、トラブルなく過ごせています。
ポンプタイプなので、安定して使いやすかったです。
浸透力がなく、いつまでも肌の上にヌルヌルと残ってしまいました。
オーガニックでおすすめ
アロベビー ミルクローション
メーカー | N&O |
価格 | 2,300円(税抜) |
容量 | 150ml |
主な保湿成分 | シアバター、ホホバオイル、オリーブ油 |
無添加 | 着色料、鉱物油、パラベン、旧表示指定成分、防腐剤、アルコール、合成ポリマー、シリコン、石油系界面活性剤 |
楽天やAmazonでも第1位を獲得したことのある、国産オーガニックブランド「アロベビー」のミルキーローション。
99%以上が天然由来成分で作られていて、ホホバ種子油やシア脂の高保湿成分も配合されています。
世界的なオーガニック基準「エコサート認証」も取得していて、赤ちゃんの肌にも安心なスキンケアとなっています。
口コミ
娘の乳児湿疹がひどかったのですが、アロベビーのおかげでもちもちの肌になりました。
ワンプッシュでよく伸びてしっとりとするので、とても使いやすい!
アロベビーを使った次の日から、肌のかさつきがマシになり、掻きむしりの回数も減りました。
保湿効果はありますが可もなく不可もなくといった商品でした。
エルバビーバ ベビーローション
メーカー | ジョンマスターオーガニック |
価格 | 2,916円(税抜) |
容量 | 175ml |
主な保湿成分 | ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、シア脂 |
無添加 | 合成香料、着色料、鉱物油、パラベン、旧表示指定成分、アルコール、合成ポリマー、シリコン |
ベビーオイルでも人気の高いオーガニックブランド「エルバビーバ」のベビーローション。
とろりとした乳液タイプとなっていて、マンダリンとカモミールのほのかな香りがあります。
ヒマワリ種子油やホホバ種子油、シア脂などの天然のうるおい成分が、赤ちゃんの肌をしっとりと保護してくれます。
口コミ
0歳と5歳の子供と一緒に使えるので、とても助かります。
塗った後もべたつかずサラサラとしていて、肌もふっくらとしました。
柑橘系の香りが少し強いので、好き嫌いが分かれると思います。
市販でおすすめ
ピジョンクリアローション
メーカー | ピジョン |
価格 | オープン価格 |
容量 | 120ml |
主な保湿成分 | イソステアリン酸コレステリル、セラミド2、アミノ酸、ヒアルロン酸 |
無添加 | 香料、着色料、鉱物油、パラベン、旧表示指定成分 |
ベビー用品の大手メーカーピジョンの低刺激で弱酸性のベビーローション。
赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分「ピジョンベビーリピッド」を配合。
さっぱりとした化粧水タイプでみずみずしいやわらかな肌に導きます。
アミノ酸やヒアルロン酸といった保湿成分も含んでいて、全身保湿にぴったりです。
口コミ
とてもさっぱりとしていて、夏場の保湿にぴったりです。
ドラッグストアや薬局で手に入りやすいので、無くなってもすぐに買えるのが嬉しい!
リニューアルされてから、肌に合わなくなってしまいました。
ジョンソン ベビーローション
メーカー | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
価格 | オープン価格 |
容量 | 100ml |
主な保湿成分 | グリセリン |
無添加 | 香料、着色料、パラベン、旧表示指定成分 |
ジョンソンのベビーローションも薬局やドラッグストアといった市販で手に入りやすい商品です。
保湿成分とオイルのダブルの効果で、肌にうるおいを乾燥から守ります。
べたつかずに、しっとりと使いやすいのも人気の理由のひとつです。
口コミ
ベタベタせずに保湿できるところが嬉しいです。
子供が生まれてからずっとリピートをしています。
お手頃な価格なのにしっかり保湿ができるローションです。
直ぐに乾きやすく頻繁に塗り直す必要がある。
部位別の使い方ポイント
赤ちゃんへのローションの塗り方の基本としては、朝・晩と肌を清潔にした後に全身保湿をします。
共通のポイントとしては、やさしく肌を滑らせるように塗るようにしましょう。
そのほか、頭皮と顔、体の部位別に分けたポイントを紹介していきます。
頭皮
赤ちゃんの頭皮も顔や体と同じように乾燥をしてしまいます。
髪の毛が生えている間を指の腹を使って、ベビーローションを塗りこんでいきます。
特に生え際は乾燥しやすいので、塗り忘れに注意をしましょう。
顔
顔を塗るときは500円玉くらいの量を手のひらにとり、おでこ、両頬、鼻、顎と分けてのせ、クルクルと円を描くように優しく伸ばしていきます。
耳や首のシワの部分は塗り忘れをしやすいので、気をつけましょう。
また口周りやほっぺの部分の乾燥が気になる場合は、重ね塗りをしてもいいでしょう。
体
体にローションを塗るときは、腕、胸、お腹、足というように一部分ずつを上から下に向かって滑らすように塗っていきましょう。
赤ちゃんは関節部分がシワになっていて、その部分に汗疹や湿疹ができやすくなります。
皮膚が重なっている部分は特に清潔にしてから、ローションでしっかりと保湿をしてあげるようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの肌におすすめのローションは、肌への優しさと保湿力があるものを選ぶようにしましょう。
またローションを使う際、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、使い始める前にパッチテストをすることをおすすめします。
今回紹介した商品はどれも肌への優しさが良く、保湿力もしっかりしているので、気になる商品があれば、ぜひお試しください。
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