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格安SIMのFREETELの料金や申込方法は?キャンペーンや口コミも紹介

 

数多く乱立するMVNOの中から、自分に最適なプランを探し出すのはなかなか苦労することではあります。

しかし、MVNOの比較を怠り、ありきたりな理由で契約先を決めてしまうと、後になって後悔してしまうことも決して珍しいものではありません。

手間を最小限にして、損せずに格安SIMを利用したいと考えるのであれば、MVNOの比較の段階を怠ることは決して許されることではありません。

そこで今回は「FREETEL」が提供するプランなどについて解説していきます。

 

目次

FREETELのおすすめポイント

まず、FREETELのここがオススメ、というポイントをまとめてみました。

使った分だけ料金が発生する従量制のプランがある

まず、FREETELには「使った分だけ料金が発生する」という特徴を持ったプランがあります。

その名も「使った分だけ安心プラン」です。データ通信を利用した分だけ料金が発生するという仕組みであり、毎月のデータ通信量が明確ではない人や、スマートフォンを初めて利用するのでデータ通信量の目安がわからないという人にオススメです。

このプランでは、「100MBまで」「1GBまで」「3GBまで」「5GBまで」「8GBまで」「10GBまで」「15GBまで」「20GBまで」という8つのステージで料金が決定されます。

例えば、ある月のデータ通信量が6GBだった場合、これは「8GBまで」のステージになるので、料金は2,140円になります。

別の月で4GBだった場合は、これは「5GBまで」のステージになり、1,520円になります。詳しい料金については後ほど詳しく解説していきます。

このように、毎月のデータ通信量が一定ではないという場合は、定額プランで契約するとどうしても過不足が発生してしまいます。

データ通信容量を余らせてしまったり、逆に足りなくなったりすると、無駄に料金を支払ったり、データ通信速度が制限される、もしくは割高のチャージ料金を支払うことになってしまいます。

使った分だけ安心プランであれば、毎月のデータ通信の利用分だけ料金が発生するので、過不足なく料金を支払い、スマートフォンでのデータ通信を利用することができます。

定額制のプランも選べる

次に、「定額制のプランも選べる」というポイントです。

FREETELでは、従量制のプランだけでなく、毎月◯GBという定額制のプランも選ぶことができます。

毎月のデータ通信量が決まっている場合は、こちらのプランのほうがメリットが大きいです。

定額制のプランは、「1GB」「3GB」「5GB」「8GB」「10GB」「15GB」「20GB」「30GB」「40GB」「50GB」のプランが用意されています。

定額制のプランは従量制のように自動的にデータ通信のステージが変動するようなことはないのですが、代わりに「データ通信容量の繰越し」と「データ追加チャージ」の機能を利用することができます。

従量制のプランは、「足りない時」や「余った時」でも対応するステージの料金を支払うことでスムーズに運用することができるということがメリットとして挙げられます。

定額制のプランの場合は、まず「データ通信容量が余った時」には、余った容量を翌月のデータ通信容量に加算して運用することができます。

例えば、5GBのプランを契約し、ある月に1GBのデータ通信容量が余った場合、翌月は5GB+1GB=6GBのデータ通信容量を利用することができます。

逆に「データ通信容量が足りない」という場合、例えば5GBのプランで月の途中で5GBを使い切ってしまった場合は低速通信に制限されてしまうのですが、追加のデータ通信容量を購入することで高速通信を引き続き利用することができます。

また、追加したチャージ分が余った場合も、翌月に持ち越すことができます。

2種類の通話定額サービスを備えた「FREETELでんわ」を利用可能

次に、2種類の「通話定額サービス」を備えているアプリ「FREETELでんわ」を利用することができるというポイントです。

このアプリは、格安SIMの欠点の一つである「通話料が高い」というポイントを抑えることができ、お得な料金で音声通話を利用することができます。

FREETELでんわは、専用のアプリをダウンロードし、設定することで音声通話の料金を通常の半額にすることができます(30秒10円)。

これだけでも相当にお得なのですが、さらに「1分間かけ放題」「5分間かけ放題」という2種類の通話定額オプションを利用することができます。

これらのオプションは、それぞれの時間までの通話料を無料にすることができます。

なので、1回の通話が1分程度で済むのであれば前者のオプションを、それ以上の場合は後者のオプションを利用することで、通話料を大幅に削減することができるのです。

プランによって特定のアプリの通信量をカウントしない

次に、プランによって変化しますが、「特定のアプリを利用した際のデータ通信量がカウントされない」というポイントです。

上位のプランを利用するほどに、多くのアプリが対象となります。

まず、全てのプランで

  • 「AppStore」
  • 「LINE」
  • 「WeChat」
  • 「WhatApp」
  • 「Pokemon GO」

の5種類のアプリのデータ通信量がカウントされません。

さらに、2016年の12月からサービス開始が予定されているのですが、定額プランの3GB以上で

  • 「Twitter」
  • 「Facebook」
  • 「Messenger」

の3種類が、5GB以上になるとそれに加えて

  • 「Instagram」

が対象として追加(予定)となります。

これらの機能は、特別なプランに申し込むことや、特定のキャンペーンではなく、FREETELを利用していれば誰もが受けられる恩恵です。

人気のアプリが多く、これらのデータ通信量をカウントしないことでデータ通信容量の節約に繋げることができます。

音声通話プランでも最低利用期間が設定されていない

最後に、音声通話プランでも「最低利用期間」が無いというポイントです。

格安SIMの音声通話プランには、その期間内に解約すると解約手数料が必要になるというルールがほとんどの場合で適用されています。

それぞれのMVNOで期間は異なるのですが、FREETELの場合は最低利用期間自体が存在しません。

最低利用期間が存在しないということは、音声通話SIMを解約して他のMVNOに乗り換えるとしても、解約手数料は必要なく、乗り換えた先の事務手数料などの初期費用が必要になるだけです。

なので、対象の手間はかかりますが、大きな出費をすること無く他社に乗り換えることができるのです。

大手キャリアで24ヶ月、格安SIMでも最短で6ヶ月の最低利用期間が設定される中、最低利用期間が無いというのは気楽に利用できるという点で大きなメリットになります。

FREETELの料金プランの詳細

次に、FREETELの料金プランについて解説していきます。

FREETELでは、「使った分だけ安心プラン」と「定額プラン」の2種類のプランがあります。

まず、従量制のプランである「使った分だけ安心プラン」は、100MBまでであれば299円、1GBまでになると499円、3GBまでで900円、5GBまでで1,520円、8GBまでで2,140円、10GBまでで2,470円、15GBまでで3,680円、20GBまでで4,870円の料金になります。

それ以上になると、料金は変わらず、通信速度が200Kbpsに制限されてしまいます。

なお、SMS付きのデータSIMの場合はそれらに140円プラス、音声通話SIMの場合は700円プラスで利用することができます(例えば5GBまでの場合であればデータ通信専用SIMは1,520円、SMS付きの場合は1,660円、音声通話SIMの場合は2,220円の料金になる)。

定額プランの場合は、上記と基本的に同じで、100MBまでの枠組みがないことと、30GB以上のプランを利用することができます。

定額プランの30GBは6,980円、40GBは9,400円、50GBは11,800円で利用することができ、プラス140円でSMS付き、プラス700円で音声通話SIMを利用することができます。

また、定額プランの場合は「データ通信容量の持ち越し」と「追加チャージ」を利用することができます。

FREETELで現在実施中のキャンペーンを紹介

次に、FREETELで開催中のキャンペーンについて解説していきます。

現時点(11月19日)では、2016年11月20日までの期間限定で後述の「かえホーダイプラン」の基本料金が1年間一律で1,500円引きになるキャンペーンを開催しています。

FREETELで販売しているおすすめ端末はコレ!

次に、FREETELで販売している端末について解説していきます。

ご存じの方も多いかと思いますが、FREETELは格安スマホのメーカーでもあります。

そのため、FREETELの格安SIMでは自社商品をSIMカードとセット販売しています。現時点で利用することができるのは、限定モデルも含めて9種類です。

コスト面を重視するのであれば「KATANA 01」です。一括販売で8,800円、24回払いであれば毎月618円での利用になります。

分割払いにすると総額が14,832円になるので、一括払いで購入することも考慮するとよいかと思います。

スペックを重視する場合は「KIWAMI」がオススメです。一括は29,800円、分割の場合は毎月1,923円で利用することができます。

格安スマホの中ではトップクラスの性能を、割安の値段で購入することができます。

その他にもFREETELブランドの端末である「Priori 3 LTE」「MIYABI」「KATANA 02」など、さまざまな端末から選ぶことができます。

申し込み~利用開始までの流れ

次に、FREETELの申し込みから利用開始までの流れについて解説していきます。

①ホームページの情報を確認する

まず最初に、FREETELのホームページにアクセスし、申し込みに必要な情報や一連の流れについて確認します。

ホームページのトップページ上部の「購入ガイド」をクリックします。

申し込む内容に適した選択肢をクリックします。

すると次のページでは「支払い方法」「ご準備頂くもの」「お申込みからご利用までの流れ」の情報が掲載されています。

申し込み手続きを開始する前に、これらの情報をきちんと確認しておきましょう。

②申込の手続きを開始する

情報を確認できたら、申し込みの手続きを開始します。ページ右上の「FREETEL eSHOP」をクリックし、購入する方法を選択します。

あとは、表示される指示に従って操作して、申し込み手続きを進めていきます。内容に間違いが無いか確認しながら手続きを進めていきます。

③SIMカードの受け取りとAPN設定

手続きが完了したら、SIMカードが自宅住所まで郵送されます。

これを受け取ったら「APN設定」を行います。

端末に、届いたSIMカードを挿入し、設定を行います。

APN設定の方法については、FREETELのホームページ下部の「料金・SIM」の項目の「APN設定方法」という項目をクリックすると、端末ごとの設定方法が掲載されていますので、内容を確認しながら設定をしましょう。

FREETELの注意点

次に、FREETELを利用する上で注意しなければならないポイントについて解説していきます。

短期間でのMNP転出には高額な手数料が必要になる

まず、短期間での「MNP転出」には高額な手数料がかかるというポイントです。

これは「最低利用期間が設定されていないMVNO」に見られる特徴であり、短期間でMNP転出をすると解約手数料込みでの転出手数料が必要になるという特徴があります。

FREETELでは、音声通話にも最低利用期間が設定されておらず、短期間で音声通話SIMを解約しても高額な手数料が必要になることはありません。

しかし、その反面で「MNP転出」の際には、解約した期間に応じてMNP転出手数料が決定されます。

具体的には、1ヶ月目にMNP転出を行った場合には15,000円の転出手数料が必要になります。

そこから1ヶ月毎に1,000円ずつ手数料が減少していき、12ヶ月目には4,000円に、12ヶ月目以降は一律で2,000円の手数料が必要になります。

つまり、短期間でMNP転出するほどに高額な手数料が必要になるということになります。

スピードテストアプリの速度はあてにならない

次に、「スピードテストアプリ」の結果があてにならないということです。

MVNOの通信速度を計測するためのアプリとして、いくつかのスピードテスト系のアプリが利用できます。

しかし、FREETELの場合はその速度は決して当てになるようなものではありません。

現時点では違っている可能性もありますが、FREETELや他のいくつかのMVNOでは、スピードテストアプリの利用に際して通常よりも早い速度が発揮されるということがあります。

つまり、実用的な数値データを入手することができないということになります。

これは、他のアクションにおいても似たようなことになります。

FREETELの通信速度は、利用するデータ通信の種類によって通信速度が異なることがあります。

そのため、特定のアクションには速い通信速度を発揮することがあっても、別のアクションではそれを感じさせない遅さでデータ通信を行うことがあるということになります。

FREETELの速度は?

次に、FREETELの通信速度について解説していきます。

FREETELの通信速度は、MVNOの平均的な通信速度より若干ですが速いといったレベルです。

前述の通り、スピードテストアプリの結果はあまりあてにならないのですが、昼間の通信速度は1Mbpsレベルの速度を維持しており、他の時間帯でも平均的な通信速度は実現しています。

また、FREETELの場合は利用するアクションによって通信速度が変化するという特徴もあります。

具体的には「ファイルのダウンロード」「アプリのダウンロード」の場合、時間帯によっては通信速度が遅いと感じることがあると言った程度です。

基本的には、快適な通信速度を維持できているという水準で推移していると評価することができます。

MMD研究所の調査によれば、2016年10月時点でのFREETELのシェアは格安SIM全体で見るとおよそ5%程度で、トップクラスのシェアと比較するとまだまだ少ないです。

今後、大型キャンペーン等でユーザー数が急増した場合、通信速度がどのように変化するのかはまだ評価できません。

初期費用を10分の1にできる「全プラン対応パック」でお得に利用

次に、初期費用の負担を軽減できる「全プラン対応パック」について解説していきます。

このプランは。通常であれば3,000円必要になる初期費用を、わずか299円に削減することができるプランです。

通常と同じ2種類のプランを利用できるのですが、キャンペーンが適用されないというデメリットがあります。

全プラン対応パックは、FREETELのホームページからだけではなく、Amazonやヨドバシ・ドット・コムなどからも購入することができます。

最大の特徴は「初期費用が299円になる」というポイントで、格安SIMの初期費用が一般的に3,000円であるのと比較すると、約10分の1に削減することができるのです。

また、これ専用のプランが有るのではなく、通常の「使った分だけ安心プラン」と「定額プラン」を利用することができます。

特に、使った分だけ安心プランは月額299円から利用することもできますので、合わせても598円にしかなりません。

節約した分だけ端末の購入費用に充てることができれば、一括購入で割安の値段で新品のFREETELブランドのスマートフォンを購入することもできます。

ただし、このプランではFREETELで開催中のキャンペーンが適用されないというデメリットがあります。

しかし、開催しているキャンペーンが自分向けではなかった場合であれば、これはデメリットにはならないでしょう。

キャンペーン内容を調べた上で上手く活用すれば、初期費用を最小限に抑えてFREETELの格安SIMを利用することができるのです。

半年で端末を交換できる「かえホーダイ」プラン

次に、FREETELのスマートフォンを半年で交換することができる「かえホーダイ」のプランについて解説していきます。

これを利用することで、半年ごとに新しい端末を利用することができます。

このプランには、

  • 「端末の購入費用」
  • 「データ通信容量」
  • 「通話定額サービス」
  • 「端末補償」

の4種類が含まれており、端末を交換できるという大きなメリットが注目のプランです。

このプランは、利用する半年ごとに機種変更をすることができます。

通常であれば24回払いという制限があるか、一括で高額な購入費用を負担することになりますが、このプランであれば半年ごとに好みの端末に交換することができるのです。

用意されているプランは端末ごとに「XSコース」「Sコース」「Mコース」「Lコース」「XLコース」の5種類のプランが用意されています。

XSコースは1GBのデータ通信容量と15分の無料通話、Sコースは3GBと30分、Mコースは5GBと60分、Lコースは10GBと60分、XLコースは20GBと60分です。

最大で60分の無料通話も込みで、書くプランの料金が設定されています。

また、現在は1年間の月額利用料を毎月1,500円引きのキャンペーンを開催しており、最安値1,790円から利用することができます。

月額利用料には「端末の費用」「データ通信容量の費用」「無料通話の費用」「端末補償の費用」が含まれているので、お得な料金で利用することができます。

FREETELを実際に利用した人の評判は?

次に、FREETELのユーザーの口コミについて解説していきます。

従量制のプランが人気

 

  • 「使った分だけ料金が発生するのが便利」
  • 「どれだけ使うかわからなかったから助かっている」
  • 「毎月の通信量が不安定だったからとても便利」

FREETELの口コミでは、従量制のプランである「使った分だけ安心プラン」が人気を集めています。

定額制のプランでは、どうしてもプランごとに定められたデータ通信量を基準として考えなければなりませんが、従量制のこのプランではそれを気にすること無くデータ通信を利用できます。

ただし、使いすぎには注意が必要です。

しかし、料金が比較的割安であるという点は嬉しいポイントです。

基本的に定額制のプランと同じ水準の料金で利用することができるので、割高な料金を課せられるという心配はいりません。

よほど「ネット使い放題」のプランと同じような使い方をしない限り、適正な料金でスマートフォンのデータ通信を利用することができます。

通信速度はおおむね高評価