妊娠力を高める!妊活中にホットヨガがおすすめの理由
最近、女性に人気が出てきている「ホットヨガ」ですが、実は妊活中の方にもおすすめなことを知っていましたか?
ホットヨガを行うことで、妊娠力がアップするため、別名を「子宝ヨガ」ともいわれています。
そこで今回は、ホットヨガが妊活にオススメな理由や、妊活中に行う上で注意したい点などを詳しくご紹介します。
目次
ホットヨガとは?
ヨガの中でも妊活女性に人気なのがホットヨガです。
ホットヨガは室温38~40度、湿度60%前後に保たれた部屋で行うヨガのことです。
通常のヨガも代謝を高め、身体を温める効果がありますが、高温高湿度の部屋でヨガをすることで適度な運動でさらにたくさん汗をたくさんかいて代謝を高めることができます。
またホットヨガは、室温が高いので身体が温まりやすく、怪我の予防になります。
温まることで、身体が柔らかくなりやすいので難易度の高いポーズもできやすいのがホットヨガの特徴です。
つまり、ホットヨガは通常のヨガに環境を整えるということをプラスすることで、安全に効果を高めることができるといえます。
ホットヨガの効果
ホットヨガは様々な効果があります。主なヨガの効果を見てみましょう。
- 新陳代謝が高まりダイエットや肥満防止になる(筋肉量もつくので痩せやすいからだになる)
- 新陳代謝が高まり老廃物が排出されるので美肌になる
- 便秘やむくみの予防
- 身体の歪みが解消され、肩こりや腰痛が軽くなる
- 必要なところに筋肉がつき、柔軟性が高くなるので怪我をしにくくなる
- ストレス解消、精神の安定など心理的効果もある
上記の効果は、もちろん個人差はありますが、特に新陳代謝が高まることと、身体の歪みが改善されることで、身体全体のバランスがとれ健康な身体へ導きます。
ホットヨガが妊活に良い理由
冷え性対策
ホットヨガには冷え性対策におすすめです。
女性の敵といわれる「冷え性」ですが、この冷え性の主な原因は運動不足、自律神経の乱れ、女性ホルモンの乱れなどがあるといわれています。
ヨガは運動不足や自律神経の乱れを解消してくれ、結果的に女性ホルモンのバランスも整うので、その結果、冷え性になりにくい体がつくられます。
ヨガでは普段あまり使わないインナーマッスルを鍛えることができますが、このインナーマッスルは少し動くだけで身体の内側から温まるといわれています。
特にホットヨガを行うことで、効率的に身体の芯からあたためて冷え性対策をすることができます。
また、ヨガはリラックス効果がありますが、ストレスも冷え性の原因といわれるため、心と身体両面から冷え性の防止ができます。
冷え性は、子宮や卵巣など婦人科系の臓器の機能を衰えさせてしまったり、むくみなど様々な不調の原因になったりするめ、ホットヨガで冷え性対策をすることは妊活中の人にとてもおすすめです。
子宮機能アップ
ヨガを行うと、全身の歪みが解消されます。現代人は日常生活のちょっとした癖などから身体が歪んでいることが多いのです。
特に骨盤周りが歪んでいると、子宮など妊娠に大切な臓器が変形してしまい、正しく機能することができません。
その歪みを戻して、正しい位置に子宮などがくることで血液の巡りもよくなり機能も回復します。
子宮は女性ホルモンのバランスも整える役割があるため、歪みによって回復するとホルモンバランスが整います。
ホルモンバランスを整えることで、生理痛や、生理不順など婦人科系の様々な不調が改善します。
また、ヨガは自律神経を整えてくれますが、自律神経もホルモンバランスと大きく関係しています。
自律神経のコントロールと女性ホルモンの分泌の指令が脳の近い部位から出ているため、自律神経が乱れるとホルモンバランスの乱れに繋がります。
ヨガで自律神経を整えることで、ホルモンバランスも整えられます。
ホットヨガの注意点
ホットヨガは、高温多湿のスタジオ内で行い身体の変化が大きいため注意する点もあります。特に妊活中は避けたほうがいい時期もあります。
高温期はなるべく避ける
排卵日後から基礎体温が上がり、次の生理まで高温期がきます。この高温期の間は、ホットヨガは行わないようにしましょう。
高温期の間は、精子、卵子、受精卵などが妊娠に向けて活動しますが、精子や卵子は熱に弱いことが分かっています。
また、高温期に身体を必要以上に温めてしまうと、着床を妨げてしまう可能性があります。
高温期に行うと必ずこれらのことが起こるというわけではないですが、リスクがあるで念のために控えておきましょう。
水分補給をしっかりと!
ホットヨガのスタジオは高温なので、普通のヨガよりも汗が多くでます。
普通のヨガでも水分をよくとりますが、ホットヨガでは特にこまめな水分補給が大切です。
目安としては1回で500~1000ml程度のお水を持って行きましょう。一気にがぶ飲みするより、少しずつこまめにとるほうが良いです。
水を飲み過ぎて太るということはありません。代謝するために、多くの水が必要ですし我慢すると脱水症状になる可能性があるので注意が必要です。
お水を忘れた場合は、スタジオで販売していることが多いのでスタジオで買ってもいいですね。
無理をしない!特に排卵期は注意!
ホットヨガは高温多湿の部屋で行うので、効果が出やすいことをご紹介しました。
その分通常のヨガより体調の変化が起きやすいという特徴があります。そのため特に無理をしないように気をつけましょう。
ヨガをしている最中に、息苦しくなったり、不調を感じたりしたらすぐに中断しましょう。
頭痛がする場合は、酸欠や軽度の熱中症になっている可能性があります。そのような場合は、先生に申し出てすぐに対処をしましょう。
ポーズも始めたばかりだと無理したくなる人も多いのですが、気持ちよいところでとめても十分効果があるといわれています。
無理なポーズをとると、筋肉や関節を痛めてしまう可能性があるので、無理をせず行いましょう。
特に注意したいのは排卵前後です。身体の中で卵胞が作られる時期です。
この時期にお腹に負担がかかる激しいポーズをすると、卵胞が壊れてしまうこともあるので、負担がかからないようなポーズだけにしましょう。
ホットヨガをはじめると、どうしてもきれいなポーズができるようになりたいとか、上手になりたいという気持ちが出てきてしまうかもしれませんが、目的は妊活なので無理なくゆっくり行いましょう。
レッスン前後の食事は控える
ヨガのレッスンではお腹の周りを動かすポーズがありますし、内臓の動きも活発になります。
そのため、レッスンの直前に食事は控えたほうがよいです。食事をするなら、1時間半~2時間くらい前で満腹になるほど食べないようにしましょう。
特にホットヨガは直前に食事をすると気持ち悪くなってしまう場合があるので要注意です。
ヨガの後も2時間程度、食事を避けたほうがいいといわれています。
ヨガをした直後は、エネルギーとして吸収しやすいともいわれているので、少し時間をあけてから食事をしましょう。
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