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格安SIM業界最大手のOCN モバイル ONEの料金プラン・申込方法・口コミ

 

格安SIMに乗り換えしようと思っても、いざとなると「どのMVNOにすればいいの?」と悩んでしまう人も多いです。実際、10以上のMVNOから選ぶことになるので、選択肢の少なかった昔と比べると悩んでしまうものです。

ですが、実際に利用することになるMVNOは一社に限られます。最適に一つを選ぶためには、各MVNOの特徴を正確に把握していく必要があります。そこで、「OCNモバイルONE」の特徴について解説していきます。

 

目次

OCN モバイル ONEのおすすめポイント!

まずは「OCNモバイルONEのここがオススメ!」というポイントをいくつかピックアップしていきたいと思います。

「◯MB/日」など豊富なラインナップのプラン

まず、料金プランが豊富なラインナップで提供されているというポイントです。格安SIMは単一のプランではなく、提供されている複数のプランの中から自分にとって最適のプランを選び、それにオプションを加えて自分なりのプランを完成させることができるのです。オプション数はどのプランでも基本的に一緒なので、基本となるプランの幅が多いこともMVNOの評価を決める一因となります。

OCNモバイルONEの場合、基本となるプランは6種類で、データSIMの場合は「データ通信のみ」「SMS付き」「050 plus付き」の3種類が用意されています。なので、合計で24種類のプランの中から、自分の「スマートフォンの利用スタイル」に合わせたプランを選択することができます。

OCNモバイルONEが提供しているプランの中で面白いと感じるのは「110MB/日」「170MB/日」の2種類のプランです。通常、高速通信のプランでは「1ヶ月で◯GBデータ通信を使ったら低速通信になる」というプランが提供されています。OCNモバイルONEのこれらのプランでは、1日ごとの制限を規定しているのです。つまり、1日で110MB・170MBのデータ通信を行うと、通信速度の制限がかかってしまうということになります。

これのどこに魅力があるのかと言えば「翌日には通信速度制限が解除される」ということです。月ごとに規定する通常のプランの場合、仮に20日でデータ容量を使い切ってしまった場合は、追加でチャージ(データ容量を追加購入)しない限り約10日間の通信速度制限を受け続けることになります。しかし、日ごとにデータ通信容量を規定しているこれらのプランの場合、仮に110MB・170MBを使い切ってしまっても翌日には通信速度制限が解除され、高速通信でインターネットを利用することができます。

この特徴は他のMVNOが提供しているプランには見られないのです。どのプランでも基本的に月ごとのデータ通信容量を規定するか、あるいは低速通信の使い放題のプランばかりです。スマートフォンの運用方法によっては、このプランの魅力が活かされることになります。

NTTコミュニケーションズが運営母体

次に、運営しているのが「NTTコミュニケーションズである」ということです。これ自体が具体的なメリットになるというわけではなく、「ユーザーとして、安心感が持てる」ということです。

格安SIMの中には、今まで通信事業者として活動した経験がない企業も少なくありません。そういった企業は「MVNE(MVNOに通信事業者としての施設やノウハウを提供する、その企業自体がMVNOであることが多い)」を利用していますが、やはり運営企業自体が通信事業者としての経験が長い場合だと安心感が大きいです。

NTTコミュニケーションズは、大手キャリア「docomo」の運営母体でもあります。大手キャリアとして長年培ってきた通信事業者としてのノウハウで、サポート体制が充実しています。格安SIMを利用するに当って「サポートはしっかりしているのか?」ということを心配される人も多いのですが、格安SIMでありながら大手キャリア並のサポート体制を期待できるという点が評価できます。

また、OCNモバイルONEはMVNOの中でトップクラスのシェアを誇る格安SIMでもあります。やはり通信事業者としての老舗であるNTT・OCNが運営しているということで安心感が評価されているということなのでしょう。シェアが多いということは「ユーザー数が多い」ということであり、これも新規ユーザーにとって安心感を持つことにつながるのではないかと思います。もちろん、「ユーザー数が多いから自分にとっても最適なはず」と安易に考えるのではなく、あくまでもOCNモバイルONEが提供するサービスの中身を知った上で、自分なりの評価を下すことが重要です。

「050 plus」を格安の料金で利用可能、5分間かけ放題の「OCNでんわ」も

次に、通話に関して豊富なプランが用意されているというポイントです。通話に関するオプションが充実しているということは格安SIMにとって大きなメリットとなります。特に、大手キャリアからこちらに乗り換えたユーザーにとっては、今までと同じような使い方ができるという点でメリットが大きくなります。

まずは「050 plus」です。これは専用の通話アプリを利用して、格安の料金で音声通話を利用することができる「IP電話」サービスです。IP電話であるため、「データ通信専用SIM」でも利用することができます。OCNモバイルONEでは、データ通信SIMの3つのプランの中に「050 plusつきSIMカード」というプランがあります。同じ要領のプランの中では最も高額ではありますが、データ通信SIMの料金プラス150円で利用することができます。050 plusには基本料金が存在し、その料金は300円、つまり050 plusが一体化しているプランは半額の基本料金で利用できるということになります。なお、音声通話SIMで契約しているユーザーはこのアプリを無料で利用することができます(1番号に限り)。

もう一つは「OCNでんわ」です。これも通話アプリの一種ですが、「050 plus」と違ってこちらは「音声通話SIM」での利用が前提となります。音声通話SIMを利用しているユーザーは無料で利用できて、通話料は30秒あたり10円と、通常の通話料の半額で利用することができます。IP電話サービスとは違って電話番号はSIMカードに割り当てられているものであるため、相手に通知する必要がありません。そして、OCNでんわには「5分間かけ放題オプション」が利用できます。月額850円で利用できるサービスで、こちらの場合は「1回5分までの音声通話を無料にする」という特徴があります。1回あたりの通話時間が5分を超えた場合は30秒10円のレートで通話料がかかります。1回5分までであれば、何回電話をかけても無料で利用することができます。

「余剰データ容量の次月繰越」「データ通信速度切り替え機能」など使い勝手が良い

次に、「データの取り扱いの使い勝手が良い」というところです。具体的には「余剰データ容量の次月繰越」と「データ通信速度の切り替え」です。これらの機能は、データ通信容量を無駄なく活用するために必要な特徴であり、多くの人にとってメリットが有るものです。

「データ容量の次月繰越」は、その月に余ったデータ容量を来月のデータ容量に加算することができるという機能です。例えば3GBの容量のプランを利用中に1ヶ月2.5GB使ったとします。すると0.5GBが余りますが、翌月に持ち越して来月のデータ通信容量を3.5GBにすることができます。これにより、毎月のデータ通信容量がバラバラだという人でも、無駄なくデータ通信を行うことができるのです。そして、OCNモバイルONEの場合は「日毎のプラン」もありますが、こちらの場合だとその日に余らせたデータ容量を次の日に持ち越せます。170MBのプランで150MBしかデータ通信を行わなかった日があれば、次の日は190MBまで高速通信ができるというわけです。

もう一つは「データ通信速度の切り替え機能」です。データ通信容量は「モバイル通信状況下における高速通信時」のみ、データ通信容量を消費します。つまり、Wi-Fi通信状況下であったり、モバイル通信時でも低速通信の場合はデータ通信容量を消費しません。OCNモバイルONEでは「ターボ機能」という、専用のアプリを利用したデータ通信速度の切り替え機能があります。これにより、通信速度の速さが求められていないデータ通信を行う際に低速通信に切り替えして、データ通信容量を節約することができます。そして、節約のし過ぎで余ったデータ通信容量は翌月(日毎のプランの場合は翌日)に持ち越しができるので、節約のし過ぎでもったいないことになる心配はいりません。

スマホのセット購入が豊富なラインナップ

最後に、「スマホのセット購入のラインナップが豊富である」ということです。2016年10月現在、新商品のラインナップも合わせると10種類のスマートフォンのセット販売が用意されています。その他にも3種類のタブレット端末、4種類のモバイルWi-Fiルーター、ルーターの内2種類はレンタルにも対応するなど、幅広いラインナップが用意されています。

MVNOの中には、端末の購入においてラインナップが極端に少ないものもあります。そうなると、「新しい端末が欲しいけれど、格安SIMで使えるのか不安だ」と思う人は、セットでの購入を考えるものですが、ラインナップが少ないので選べる端末が少ないということになります。特に「ガラケーからの乗り換え」だと端末購入は必須ですし、スマートフォンに詳しくないためMVNOから購入したいというケースが多いです。

購入できる端末の種類が多いというのは、それだけでユーザーの利益につながります。特に「分割購入」という、一時的な高負担を避けるための方法が利用できるというのは嬉しいポイントです。分割払いは24ヶ月で対応、中には毎月の支払いが1,000円を下回る格安スマホもラインナップされています。選択肢が多いことは悩む原因になりかねませんが、比較するための表も用意されていますので、そちらの方で確認することをオススメします。

OCN モバイル ONEの料金プランの詳細

次に、OCNモバイルONEの料金プランについて解説していきます。OCNモバイルONEは、3種類のデータ通信SIMと音声通話SIMの4種類があり、それぞれにデータ通信容量が異なる合計24種類のプランが用意されています。基本となるのはデータ通信専用SIMの6種類で、他のプランはそれに規定の金額を合計した料金となります。

データ通信専用SIMは、「110MB/日コース」を900円、「170MB/日コース」を1,380円、「3GB/月コース」を1,100円、「5GB/月コース」を1,450円、「10GB/月コース」を2,300円、「500Kbpsコース(月間15GB)」を1,800円で利用することができます。SMSつきデータSIMはそれにプラス120円、050 plusつきデータSIMはプラス150円、音声通話SIMはプラス700円で、それぞれ利用することができます。実際の料金は、「OCN光モバイル割」などの割引や、各種有料オプションなどの合計金額で決定されます。

料金プランを見ると、やはり他には見られない「日毎のコース」が目を引きます。データ通信容量が1日毎に設定されており、超過しても翌日には通信速度が回復しているという特徴があるので、スマートフォンでのデータ通信の使い方によっては非常に便利になる可能性があります。

他には「500Kbpsコース」も魅力です。このコースは他とは違って高速通信ではなく、通信速度の最大値が500Kbps、これは低速通信時の通信速度の約2倍にしかならない通信速度です。ですがデータ通信容量は全てのプランの中で最大の「15GB/月」であり、通信速度の速さよりも「通信速度制限を気にせずにデータ通信を利用したい」という人にオススメのプランとなります。

OCN モバイル ONEで現在実施中のキャンペーンは?

次に、OCNモバイルONEで開催中のキャンペーンについて解説します。OCNモバイルONEでは現在「10分かけ放題キャンペーン」を開催しています。OCNでんわをよりお得に、便利に利用することができるキャンペーンとなっています。

OCNでんわでは「5分かけ放題オプション」があり、月額850円で1回5分までの通話を何度でも無料にするサービスがあります。期間限定で、この無料通話時間が5分から10分に拡大されています。キャンペーンの適用対象は、新規・既存ユーザーを問わず5分かけ放題オプションを利用しているユーザーです。OCNでんわの5分かけ放題オプションを利用していれば、キャンペーン自体の申し込みは不要で自動的に適用されます。

OCN モバイル ONEで販売しているおすすめ端末はコレ!

次に、OCNモバイルONEで販売している端末について解説します。OCNモバイルONEでは、スマートフォンだけでも(新商品の端末を含めて)10種類のスマートフォンが用意されています。分割購入は音声通話SIMだけ適用されますが、中には分割でなくてもお得に購入できるスマートフォンもあります。

料金だけで見れば、「gooのスマホ g06」がオススメです。この端末、なんと一括購入でも7,800円で購入できる、非常に格安のスマートフォンなのです。音声通話SIMとの同時契約で分割購入する場合であれば、24回払いで1回あたり380円という低負担です。スペックで見ると見劣りするポイントも多いのですが、「初めて持つスマートフォン」「2台目以降のサブ機」など、価格の安さを活かしたさまざまな利用法が思いつきます。

コスパを重視するのであれば「gooのスマホ go5」がオススメです。端末の一括購入は39,800円、分割購入でも毎月1,700円かかりますが、この価格帯ではハイスペックな端末であると言えます。他にも格安スマホとして人気の高い「Zenfone」「HUAWEI」「arrows」など、多彩なラインナップからスマートフォンを選ぶことができます。

申し込み~利用開始までの流れ

次に、OCNモバイルONEの申し込みから利用開始までの一連の流れをおおまかに解説していきます。

①ホームページで「ご利用の流れ」を確認する

まず、ホームページから「ご利用の流れ」を確認しましょう。トップページ上部の「SIM」から、自分が契約したいSIMの種類をクリックし、下部に表示されるメニューの中から「ご利用の流れ」をクリックしてページに移動します。

移動したページには、それぞれの契約において必要になる書類などの確認と、申し込みから利用開始までの大まかな流れが解説されています。特に「商品到着後に必要な情報」をしっかりと確認しておくと、後になって慌てなくて済みます。

必要な情報を確認し、書類を揃えたら、申し込みの手続きに入ります。書類に不備があると申込の手続きの時間が長引いてしまい、利用開始までの時間が長くなってしまいます。しっかりと書類関係の情報は確認しておき、トラブルの原因にならないように注意しましょう。

②ホームページから申し込みを行う

次に、ホームページから申し込み手続きを進めていきます。手続きの細かい操作等については、ホームページに記載されている指示通りに進めていきます。音声通話SIMとデータ通信SIMで手続きの進め方が異なりますので、間違えないように確認しながら手続きを進めていきましょう。

ホームページ以外の申込方法だと、「即日受取カウンター」という方法もあります。オンラインでの申込方法だと利用開始までにそれなりの時間が必要になります。すぐにでも利用可能なスマートフォンを手元に入手したいと考えている場合、カウンターに出向いて手続きすることをオススメします。

③商品が到着したら設定を行う

最後に、申込後に到着する商品を受け取り、中身を確認します。中身に特に問題がなければ、初期設定を行います。設定方法はホームページに細かく記載されていますので、不安な点は前もって確認しておき、滞りなく操作を行えるようにしておきましょう。

OCN モバイル ONEの注意点

次に、OCNモバイルONEを利用するに当って注意しなければならないポイントについて解説していきます。

通信速度はそこまで速くない

まず、通信速度がそこまで速くないというポイントです。詳しくは次の項目で解説しますが、通信速度が速くないことは、人によっては大きなデメリットになりかねません。事実、格安SIMから別の格安SIMに乗り換えたユーザーは、通信速度に関して不満を持っています。

料金は他社と比較して割高

次に、料金が他のMVNOと比較して割高であるという点です。例えば「DMM mobile」と比較してみると、3GBのデータ通信SIMはOCNモバイルONEで1,100円、DMM mobileだと850円で利用できます。5GBの場合だと1450円と1,210円であり、およそ200円前後の差が生じています。

比較対象となったDMM mobileは「格安SIM業界最安値」のMVNOであるため、比較対象としては悪かったかもしれません。ですがMVNOの中にはDMM mobileに追従する料金設定を実現しているところも少なくありません。つまり、OCNモバイルONEは料金面では多くのMVNOに遅れを取る形になるのです。

端末の購入に際し、データ通信専用SIMの場合は分割購入できない

最後に「データSIMだと端末を分割購入できない」というポイントです。端末の分割購入は「らくらくセット」で購入する必要があるのですが、これが「音声通話SIMとの同時申し込み」でないと利用することができないのです。

一部、「gooのスマホ go6」のように格安の中のさらに格安のスマートフォンもあり、一括購入でもそこまで大きな負担にならないこともあります。ですが多くの場合は数万円のお値段になってしまいます。高額なスマートフォンを少ない負担で購入したいと考えるのであれば、やはり分割購入したいものです。

そもそも、MVNOでスマートフォンを購入する理由としては、「そのMVNOに対応していることが保証されている」ということだけでなく「端末を分割で購入できる」という魅力も無視することができません。データ通信SIMで契約したいと考えているユーザーは、OCNモバイルONEでは一括購入するか、もしくは既に持っている端末を使う、あるいは別のところでスマートフォンを購入するなどの対処が必要になります。

OCN モバイル ONEの通信速度

次に、OCNモバイルONEの通信速度について解説します。前述の通り、OCNモバイルONEの通信速度は「速くない」という評価が最もわかりやすいのではないかと思います。全体的に「致命的な遅さ」とは言い難いものの、他社と比較するとどうしても見劣りしてしまうところが多いのではないかと思います。

通信速度に関しては「昼間などのユーザーが集中する時間帯の通信速度の低下」は、OCNモバイルONEはもちろん、他の多くのMVNOでも同じ現象が見られています。その際、そこまで他社と比較して致命的なほどに低下するわけではなく、どちらかと言えば平均的な他社と同じ程度の水準で低下すると考えて問題ありません。

ですが、全体的に他社と比較してみると、どうしても通信速度の速さを下から数えたほうが速いケースが多いのです。MVNOの中には通信速度の速さが評価されているMVNOはもありますが、それと比較するとはっきりとした差が生じます。

とは言え、普通にデータ通信を行うにあたって、そこまで致命的な通信速度の低下は発生していません。なので、「普通に使う」という場合であれば、そこまで明確なデメリットになるわけではありません。ですが、もし通信速度の速いMVNOからOCNモバイルONEに乗り換えした場合であれば、明確に「通信速度が遅い」と感じることになることは間違いないでしょう。

通話料を安くするにはどうすれば良いのか?

OCNモバイルONEには、いくつかの「通話関連のアプリと、それぞれの使い方」があります。これを活用することで通話料金を安くすることができるのですが、複数ある選択肢の中で「どれが一番安いの?」と思われる人も少なくありません。

まず、データ通信SIMの場合は「050 plus」しか選択肢がありません。なぜならデータSIMなので、音声通話の値引きに関するアプリは使えません。IP電話はデータ通信の回線を利用するので、音声通話SIMでなくとも利用することができます。通話料は1分17円(固定電話は3分8円)なので、通常の音声通話と比較して半分以下の料金で利用することができます(30秒20円=1分40円)。ただし、「電話番号が050で始まる」「緊急連絡(110や119など)が利用できない」など、いくつかのデメリットもありますので、その点を考慮した上で利用しましょう。

問題となるのは「音声通話SIM」の場合です。この場合だと「050 plusを利用する」「OCNでんわを、オプション無しで利用する」「OCNでんわを、5分かけ放題オプションありで利用する」という3つの選択肢があります。これらを比較する場合、「料金」「通話音質」「それ以外のデメリット」で比較する必要があります。

まず「料金」に関してです。050 plusの場合は1分17円で、OCNでんわは1分あたり20円です。料金だけで見れば、050 plusに軍配が上がります。ですがOCNでんわには「5分かけ放題オプション」があり、これを利用すれば1回5分以内の通話に料金は発生しません。オプションの利用料として月額850円かかり、これは050 plusの50分の通話料金に該当します。1回あたり5分以内という条件をつければ、1ヶ月で50分以上の通話をするかどうかで分かれます。

次に「通信音質」に関することです。前述の通り、IP電話はデータ通信の回線を使いますので、通常の音声通話とは異なる回線です。そして、音声通話用の回線と比較するとデータ通信回線を利用した音声通話のほうが音質が悪く、時に遅延も発生します。もし、人混みの中で通話を行う場合、昼間などのユーザー数が増加する時間帯に電話をかける場合だと、特に影響が大きくなります。そうした「通話の品質」を無視できないという場合は、通常の音声通話回線を利用するOCNでんわの方が優秀です。あとは「オプションの有無」ですが、850円の料金が30秒10円のレートに換算すると42分ほどになりますので、そこをボーダーとして判断しましょう。

最後はその他のデメリットなのですが、IP電話は「データ通信量を消費する」というデメリットがあります。使用する回線がデータ通信用の回線であり、通話に際してデータ通信が発生します。そのため、通話にかかるデータ通信量を考慮していないと、月の途中で通信速度に制限がかけられてしまうことになりかねません。

選択肢があるということは、格安SIMを選ぶのと同様に「それぞれの特徴を性格に把握する」ということが重要です。「こっちのほうがお得だろう」と思って安易な方法で決めてしまえば、いざ振り返ってみた時に「こっちのほうがお得だったじゃないか!」ということになりかねません。そうならないように、自分の利用するプランでどの通話機能が利用できるのか、その方法は他の方法よりも通話料金が安くなるのかなどを総合的に判断しましょう。

OCN モバイル ONEを実際に利用した人の口コミを紹介

次に、OCNモバイルONEを利用しているユーザーがネット上に公開している口コミを集めてみました。

大手キャリアとの比較が多い

 

「docomoから乗り換えしたらスマホ代がとても浮いた」

「節約になった、乗り換えしてよかった」

「今までと同じくらい便利に、安く使えてラッキー」

OCNモバイルONEを利用するユーザーの口コミとしては、「大手キャリアと比較してのレビュー」が多く見られる傾向にあります。格安SIMを選ぶにあたって、シェアNo1であるOCNモバイルONEを選んでいる結果なのだと推測できます。大手キャリアと比較してOCNモバイルONEの料金は安く、しかも運営母体がNTTコミュニケーションズであるという安心感は大きいものなのでしょう。

ユーザー数の多さからサービスにも反映

 

「前よりも使いやすくなった」

「通信品質が改善されている」

「欲しかった機能が追加されて嬉しい」