妊活を始める時、まず大切になるのは生活習慣を見直すことですよね。
普段何気なく飲んでいるものが、実は妊娠を遠ざけてしまっているかもしれませんよ。
今回は妊活にいい飲み物について詳しく紹介していきます。
妊活を始める時、まず大切になるのは生活習慣を見直すことですよね。
普段何気なく飲んでいるものが、実は妊娠を遠ざけてしまっているかもしれませんよ。
今回は妊活にいい飲み物について詳しく紹介していきます。
妊活中におススメの飲み物は、何といっても体を温めるものです。そして、冬だけでなく夏でもホットか常温で飲むようにしたいものです。
また、体を温める作用のある飲み物を飲むこともおすすめです。
体を温める飲み物の特徴は以下の通りです。
妊娠しやすい体づくりのためには、体を冷やしてはいけません。
女性に多い冷え性は、血行が滞っている状態です。血の巡りが悪いと子宮や卵巣に十分な栄養が行きわたりません。
子宮や卵巣が冷えていると、生理不順や不妊症になりやすいので要注意です。
女性の生理周期は「低温期」と「高温期」に分かれていますが、どちらの時期でも飲み物はホットか常温が理想です。
低温期の体の中では着々と排卵に向けて準備をしている期間のため、体を温めておくことで、安定した高温期を迎えることができます。
そして、高温期は黄体ホルモンが分泌されて、妊娠しやすい体を作る時期です。
この時期に基礎体温がバラついて不安定だったり、高温期が14日以下と短い場合は黄体機能不全と呼ばれ、不妊の原因になります。
低温期・高温期も温かい飲み物で体を温めておくことが、妊娠しやすい体作りに欠かせない、というわけなんです。
夏でも空調の効いた部屋にいると、体が冷えてしまうので、妊活中はとにかく体を温めることがポイントになります。
たんぽぽ茶はたんぽぽの根を乾燥させたものを用いたお茶です。
焙煎させるとコーヒーに似た味になるため、たんぽぽコーヒーとしても有名です。ノンカフェインなので、妊婦さんや授乳中のママにコーヒー代わりに飲まれています。
たんぽぽはビタミンやミネラルが豊富で、昔から漢方や薬草に用いられるほど、たくさんの効能があります。
子宮内膜の血液循環をよくしたり、卵胞の成長を促す働きがあるので、妊活中の方は要チェックの飲み物です。
また、たんぽぽ茶は男性の不妊にも効果があります。男性ホルモンに働きかけるので、性機能だけでなく男性の活力そのものにもいい影響があります。
また頭髪を豊かにさせる効果もあります。妊活中のカップルならぜひ一緒に飲みたいお茶ですね。
マメ科の植物の葉を乾燥させたお茶で、鉄分などのミネラルを豊富に含みます。ノンカフェインなので、妊活中でも安心して飲めます。
ポリフェノールが豊富なので、卵子の老化を防ぐ効果も期待できます。発酵させたお茶なので、体を温める効果もあります。
多少クセがあり、鉄っぽい味もありますが慣れると飲みやすいお茶です。
冬の飲み物として定番のココア。ココアには血管を拡張させる働きがあり、血行が良くなる効果があります。体が温まる飲み物の代表選手ですね。冷えの改善には最適の飲み物です。
亜鉛や鉄など女性の体に摂って大切なミネラルも豊富です。ポリフェノールも含まれているので、卵子の老化も予防してくれます。
ハーブティーにはホルモンバランスを整えてくれたり、ビタミンやミネラルが豊富なもの、リラックス効果が高いものなど様々な種類があります。
妊活に効果があるハーブをブレンドしたものもあるので、そういったものをチョイスしてもいいですね。オーガニックのものなら安心して飲めます。
また、ハーブティーにはリラックス効果があります。ストレスは子宮や卵巣機能が最も打撃を受けやすいので、ハーブティーでホッと一息、ストレスを開放させる習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
「ハーブの味が苦手」という人は、紅茶など他のお茶に混ぜたり、ミルクなどで割って飲むとおいしくいただけます。
それでは、妊活におすすめのハーブを紹介します。
女性のためのハーブと言われ、女性ホルモンを整える働きがあります。妊活はもちろん安産や母乳の出をよくする効果があります。子宮を刺激する働きがあるので、妊娠初期は避けたほうがいいでしょう。少し酸味のあるクセのない味です。
体を温めるので、昔から風邪の薬としても使われてきたジンジャー。内臓から体の末端まで温めてくれるので、冷え解消にピッタリのお茶です。ピリッとしたスパイシーな味です。
ビタミン爆弾と呼ばれるほどビタミンCやビタミンEを多く含むハーブティーです。お茶にすると赤くてきれいな色が出るので、目でも楽しめるハーブティーです。抗酸化作用があるので、卵子の老化も予防できます。酸味のあるさっぱりとした味です。
ビタミンやミネラルが豊富で、特に鉄分を多く含むので女性の体に嬉しいハーブティーです。貧血や血液の浄化、生理時の過多月経にも効果があります。緑茶に似た飲みやすい味です。
コーヒーに多量に含まれるカフェインは男女の生殖機能に影響を与え、妊娠率を下げると言われています。
カフェインは卵管の筋肉の収縮を妨げる働きがあります。卵管の筋肉がうまく収縮しないと受精卵の移動がうまくいかず、着床しにくくなってしまいます。
また、カフェインの過剰摂取は男性の不妊にも関わってきます。
コーヒーを毎日3杯以上飲む男性は、1杯以下の男性に比べて妊娠率が半分以下だったという研究報告もあります。
カフェインはビタミンBやCを体外に排出させ、鉄の吸収を妨げる働きもあります。睡眠の質も下げてしまうので、飲む量を減らしたり、カフェインフリーのタイプを選ぶといいでしょう。
アルコールは血行を促進させ、リラックス効果もあるので適度のお酒は妊活中でも取り入れたいところ。
ただし、ビールは体を冷やすため、キンキンに冷えたビールを何杯も飲むのはやめたほうがいいですね。
飲むならポリフェノールが豊富な赤ワインや、体が温まる熱燗がおすすめです。
東洋医学では、食べ物や飲み物は陰と陽に分けられれ、陰は体を冷やすもの、陽は体を温めるものとされています。牛乳や豆乳は陰の飲み物に分類されます。
また、パイナップルやマンゴーなど暑い国が原産国のフルーツや、夏が旬のフルーツのジュースは、陰の食べ物で体を冷やします。
いかがでしたか?普段はあまり気にせずに、「おいしいから」「ついクセで」と体を冷やす飲み物をガブガブ飲んでいたけど、実は妊活にとってはよくなかった!ということってありますよね。
妊活の基本は体を温めることです!これを機に普段の飲み物も変えてみてはいかがですか?
でも、好きな飲み物を一切飲んではいけないわけではありません!
無理にガマンすると逆にストレスになってしまうので、少しずつ妊活にいいと言われる飲み物にシフトいけるといいですね。