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格安SIMとセットで購入できるタブレット端末を比べてみよう!

 

目次

持ち運びしやすい7~8インチのタブレット端末を徹底比較

スマートフォンや通信端末を持ち歩く際に重要視する要素の一つとして「サイズ」があります。基本的に、持ち運びする道具はサイズが小さく、軽いものが好まれる傾向にあります。

持ち歩く際に荷物がかさばらず、荷物の総重量を重くしないというメリットがありますが、通信端末の場合はそうもいきません。

単純な通話機能だけを追求するのであれば、小さくて軽い端末が有利です。

しかし、画面に文字が表示され、画面をタッチしてインターネット等を利用することを考慮するため、ある程度のサイズが必要となります。

とは言え、大きくなりすぎれば持ち運びに不便です。日頃からノートパソコンをポケットに忍ばせることなんて出来ませんよね?

スマートフォンやタブレット端末の場合、「人によって適正サイズが異なる」という特徴もあります。

例えば「iPhone5」と「iPhone6 Plus」だと、それなりのサイズ差があります。持ち運ぶ利便性を重視する場合はiPhone5くらいのサイズが良いのですが、操作性と画面の見えやすさを考慮するのであれば6 Plusのサイズが適していることもあります。

そして、タブレット端末にもサイズ差が存在します。そして、スマートフォンとは異なる適正サイズの考察が必要になります。

スマートフォンに比べて倍以上のサイズを持つ端末もあり、持ち運びの面ではスマートフォンに劣りますが、画面が見えやすく、操作もしやすいという特徴があります。

そして、一般的な10インチのタブレット端末は持ち運びの面で少し問題がありますが、7~8インチ程度になると持ち運びと操作性の両面を満たす可能性が高いです。

スマートフォンよりはサイズが大きくて持ち運びにも不便に感じるかもしれませんが、10インチクラスのタブレット端末に比べると十分に持ち運ぶことを前提とした通信端末であると評価することができます。

有り体に言えば、小さなスマートフォン<大きなスマートフォン<7~8インチのタブレット端末<10インチクラスのタブレット端末<ノートパソコンの順にサイズが大きくて操作しやすいと言えます。

7~8インチのタブレット端末は、これらにおいて中央部分に位置しており、場合によっては「中途半端」と感じるかもしれませんが、人によっては「痒いところに手が届く」サイズの端末であると評価することもできるのです。

さて、7~8インチクラスのタブレット端末は、そこまで選択肢が少ないというわけでもありません。

そうなると、「どのタブレット端末を選んで購入するべきか?」という疑問にぶち当たることになります。

そこで、7~8インチのタブレット端末を、それぞれ「スペック」「特徴」「SIMカードとセットで購入」という3つのポイントで比較してみたいと思います。

MeMO Pad 7 ZenPad 7.0 ZenPad 8.0
OS Android4.4.2KitKat Android 5.1 Lollipop Android 5.0.2 Lollipop
ディスプレイ
解像度
7インチワイド
TFT IPS液晶
1920×1200
7インチ
IPS液晶
1280×800
8インチ
IPS液晶
1280×800
プロセッサ インテルAtom Z3560
4コア
Qualcomm Snapdragon
210
Qualcomm Snapdragon
4コア 1.2GHz
RAM 2GB 2GB 1GB・2GB
ROM 16GB 16GB 8GB・16GB
外部メモリー
(最大値)
microSDXC
(64GB)
microSDXC
(128GB)
microSDXC
(64GB)
背面カメラ・前面カメラ 500万・200万画素 800万・200万画素 800万・200万画素
バッテリー容量 3950mAh 3450mAh 4000mAh
本体サイズ縦・横・厚さ
本体重量
200・114.4・8.3mm
279g
189・110.9・8.7mm
268g
209・123・8.5mm
350g
SIMカード規格 microSIM microSIM microSIM
防水機能 なし なし なし
防塵機能 なし なし なし
通話機能 あり あり あり

MeMO Pad 7(ASUS)

まずは「MeMO Pad7」です。ASUS製のSIMロックフリータブレット端末です。

①スペック

スペックを見てみると、メリットとして目立つ部分は「解像度の高さ」「重すぎない重量」「十分なバッテリー容量」があります。

デメリットとして目立つのは「背面カメラの画素数の少なさ」です。防水と防塵に関しては、今回紹介するどの端末も保有しない機能ですので割愛しておきましょう。

②特徴

この端末の特徴としては、先ほども説明した「解像度の高さ」です。

7インチクラスの端末としては高めの解像度を持つため、小さい字が潰れて読みにくいということが少ないです。細かい字を見る機会が多い人にとってメリットが大きいです。

カメラ機能に関しては、メインカメラの画素数が500万画素と低めであり、デジタルカメラ並みのクオリティで写真や動画を撮影することは難しいです。

(昨今のコンパクトデジタルカメラの平均的な画素数は2,000万画素に届いており、500万画素となると水中用など一部の特殊なカメラの画素数に相当する)

③SIMとセットで購入する場合の料金例(DMM mobile)

DMM mobileで、この端末をセット購入する場合は3,000円未満でそれなりの選択肢があることが魅力です。

データSIMなら3GB(5GBでも3,104円で利用可能)、SMS付きなら3GB、通話SIMに関しては最安値3,028円で高速通信3GBのプランも3,417円で利用することができます。

なお、プランの中で最安値となると、データSIMの「ライトプラン」が2,272円で利用することができます。

端末費用込でこの料金で利用できるのは相当な魅力です。高速通信を考慮すると最安値は2,434円で、これも十分に魅力的な安さです。

ZenPad 7.0(ASUS)

次は「ZenPad 7.0」です。これもASIS製のSIMフリータブレットの一種です。

①スペック

スペックで気になる部分は、メリットとしては「重量が軽い」ということが挙げられます。デメリットとしては「全体的にMeMO Pad 7に劣る」というとわかりやすいです。

②特徴

この端末は、とにかく「重量が軽い」の一言につきます。MeMO Pad 7と比べても(わずかですが)軽く、同水準のサイズの端末に比べて持ち運びやすいという特徴があります。

しかし、先ほどのMeMO Pad 7に比べて、全体的にスペックで劣ります。ディスプレイの解像度もバッテリー容量も劣りますので、全体的に見劣りしてしまいます。

ですが、カメラの画素数はメインが300万画素ほど勝っていますが、デジカメに比べると劣る部分は否めません。

③SIMとセットで購入する場合の料金例(DMM mobile)

何かと悪い部分ばかり目立たせてしまいましたが、この端末は「価格が安い」という魅力があります。

DMM mobileで購入する場合、3,000円あればデータSIMの5GBや、通話SIMも3GBまで利用することができます。

最安値となると1,793円で利用することができるという、端末の割賦代金込みで毎月2,000円未満で利用することができるという大きなアドバンテージがあります。

スペック的に見るとMeMO Pad 7に劣りますが、タブレット端末としての利用において大きな支障があるとも言えません。

普通にインターネットをする程度であれば問題なく使用することができるはずです。コスト面でのメリットを活かし、同じ予算でより多くのデータ容量を持つ高速通信プランを利用するという方法が適しています。

ZenPad 8.0(ASUS)

次は「ZenPad 8.0」です。これもASUSのSIMフリー端末です。

①スペック

スペックを見ると、同じ名前を持つ「ZenPad 7.0」に比べて全体的にグレードアップしています。ですが、ディスプレイの解像度は7.0と同じで、同社の「MeMO Pad 7」に劣ります

②特徴

この端末の特徴としては、購入するキャリアによって「一部のスペックが異なる」という点です。

具体的には「RAM」と「ROM」です。楽天モバイルで購入した場合はRAMが1GBでROMが8GB、BIGLOBE SIMで購入した場合はRAMが2GBでROMが16GBになります。

それ以外の部分に関しては、全体的に前述のMeMO Pad 7とZenPad 7.0の良いところを合わせたようなスペックになっています。

カメラの画素数はZenPad 7.0と同じ800万画素、バッテリー容量はMeMO Pad 7を若干来れる4,000mAhとなります。

しかし、本体重量が約350gと重くなっています。100g弱ほど重くなっていますので、持ち運びなどにおいてデメリットとなりやすいです。

この点は前述の端末よりもサイズが1インチ大きいので仕方がないでしょう。

③楽天モバイルとBIGLOBE SIMでのセット価格

後述の同水準の端末と比べても見劣りしやすいこの端末は、7.0と同様に価格面でのメリットが強いです。

楽天モバイルでのセット販売の場合、最安値はデータSIMのベーシックプランで1,638円と破格の料金です。

高速通信を利用したい場合でも5GBのデータSIMが3000円未満で利用することができますし、通話SIMの場合でも3,393円で利用できます。

大容量の10GBのプランでも、データSIMは3,512円、SMS付きは3,641円、通話SIMですら4,268円で利用できるなど、割賦代金を含めた料金とは思えないほど安くなっています。

BIGLOBE SIMの場合は、3,000円あればデータSIMの6GBのプランを、音声通話SIMも3GBなら利用することができます。

12GBの大容量プランも4,000円台で利用することができるなど、やはり購入金額の安さが目立つ内容となっています。

MediaPad M2 8.0 LaVie Tab S dtab
OS Android 5.1 Lollipop Android4.4KitKat Android4.4KitKat
ディスプレイ
解像度
8インチ
1920×1200
8インチワイドLED
IPS液晶
1920×1200
8インチ
1280×800
プロセッサ Hisilicon Kirin 930
8コア
4 x A53@2.0GHz
4 x A53@1.5GHz
インテルAtomプロセッサ Z3745 1.33GHz (1.86GHz、4コア) Hisilicon Kirin 910 1.6GHz 4コア
RAM 2GB・3GB 2GB 1GB
ROM 16GB・32GB 16GB 16GB
外部メモリー
(最大値)
microSDXC
(128GB)
microSDXC
(64GB)
microSDXC
(32GB)
背面カメラ・前面カメラ 800万・200万画素 800万・160万画素 500万・100万画素
バッテリー容量 4800mAh 4290mAh 4650mAh
本体サイズ縦・横・厚さ
本体重量(g)
214.8・124・7.8mm
330g
209.8・123.8・7.9mm
305g
215・121・7.9mm
340g
SIMカード規格 microSIM microSIM microSIM
防水機能 なし なし なし
防塵機能 なし なし なし
通話機能 あり なし あり

MediaPad M2 8.0(Huawei)

次は「MediaPad Ms 8.0」です。前述までとは違い、「Huawei」製のSIMフリータブレットです。

①スペック

スペックを見ると、目をみはるのは「解像度の高さ」と「8コアのプロセッサ」、それに「バッテリー容量が多い」ということです。

8インチなので7インチに比べて本体サイズと重量が大きいことは気になりますが、ハイスペックなタブレット端末として活用することができます。

②特徴

もう一つ気になる特徴としては「異なるRAM・ROMの存在」です。これは、楽天モバイルが販売している端末に見られる特徴であり、具体的には「カラーの違い」があります。

単純な色違いではなく、数字の大きい方は「ゴールド」のスペック、小さい方は「シルバー」のスペックです。

数値的に見てシルバーのほうが劣ってはいますが、あくまでもゴールドと比較しての数字です。十分なスペックを持っていることには変わりませんので、その点は他の端末とも比較しながら考慮すると良いかと思います。

③SIMとセットで購入する場合の料金例(楽天モバイル)

ハイスペックなゴールドは、当然ながら料金もそれなりです。とは言え、シルバーよりも200円ほど高額になるだけです。

楽天モバイルでのセット販売の毎月の料金は、シルバーが最安値で2,358円、ゴールドの場合は2,583円とお得な料金です。

しかし、ハイスペックな端末を使うのであれば、是非とも高速通信を利用したいところです。

高速通信が可能な最低金額のプランは、3.1GBのデータSIMで、シルバーは2,763円、ゴールドは2,988円です。

あまりプラン数が多くないのは玉に瑕ですが、手頃な料金で快適な通信を行えるというのは無視できない魅力です。

LaVie Tab S(NEC)

次は「LaVie Tab S」です。NEC製のSIMフリー端末です。

①スペック

スペックで気になるところは「本体重量」です。

7インチに比べると重くはありますが、8インチの中では他の端末に比べて20~30gほど軽く、持ち運びに適した端末であると言えます。

②特徴

スペック表では省いていますが、この端末の弱点は「対応周波数が少ない」ということです。

これにより、混雑する時間帯には通信環境が悪くなり、山間部のような電波があまり届かないような場所だと無条件で圏外になりやすくなります。

③楽天モバイルでのセット価格を紹介

楽天モバイルでのセット販売の場合、最安値は2,268円と控えめです。通信速度の遅いベーシックプランであれば、通話SIMも3,000円ちょっとで利用することができます。

周波数の少なさを無視することができれば、ハイスペックな端末を安い料金で調達し。運用することが可能になります。

dtab

最後は「dtab」です。これもHUAWEI製のタブレット端末です。

①スペック

スペックを見ると、同サイズの端末と比べてさまざまな点で劣っています。特に、解像度が低いことが致命的となりかねません。

細かい字を見る機会の多い使用法となると、解像度の低さが仇になるケースも少なくないでしょう。プラス面では、バッテリー容量が多いということが挙げられます。

②特徴

この端末で気になる点といえば、他の端末と違って「SIMロックがかかった端末である」という点です。

docomoが販売する端末であり、docomo系の格安SIMであれば使うことができます。ただし、「テザリング」が使用できない点は十分に注意しておきましょう。

③「もしもシークス」でのセット価格を紹介

この端末をセット購入することは、あまり旨味がないようにも思えます。

というのも、キャリアでセット販売されているものを購入するメリットの一つである「割賦販売」を利用できないということです。

「もしもシークス」で購入するのですが、このMVNOは端末の分割販売を受付していませんので、2万円ちょっととは言っても一括での支払いは痛手になりかねません。

仕事やPC代わりに使える10インチ台のタブレット端末を比較

次に紹介するタブレット端末は「10インチ台」のタブレット端末です。前述までとは一回り大きなサイズになり、「ノートPC」の手前程度のサイズで運用することを前提とすることになります。

画面が大きくなることで持ち運びにはそれなりに気を使わなければならなくなりますが、大画面ならではの「細かいところまできちんと見ることができる」という点は大きなメリットとなります。

別途、キーボードなどの周辺機器を接続することを考慮すれば、持ち運びやすいノートPCのように使用することができます。

ZenPad 10 YOGA Tablet 2
OS Android 5.0.1 Lollipop Windows 8.1 with Bing 32bit版
ディスプレイ
解像度
10.1インチ IPS液晶
1200×800
10.1型ワイドIPSパネル
IPS液晶
1920×1200
プロセッサ インテル Atom プロセッサー Z3560 (最大1.83GHz 4コア) インテル Atom Z3745 1.33GHz 4コア
RAM 2GB 2GB
ROM 8GB 32GB
外部メモリー
(最大値)
microSDXC
(128GB)
microSDXC
(64GB)
背面カメラ・前面カメラ 500万・200万画素 800万・160万画素
バッテリー容量 4890mAh 9600mAh
本体サイズ縦・横・厚さ
本体重量
251.6・172・7.9~8.9mm
510g
255・183・3~7.2mm
639g
SIMカード規格 microSIM microSIM
防水機能 なし なし
防塵機能 なし なし
通話機能 なし なし

ZenPad 10(ASUS)

まずは「ZenPad 10」です。ASUS製のSIMフリー端末、その10インチバージョンです。

①スペック

スペックを見ると、画面サイズの割に解像度が低く、細かい文字が荒くなって見えてしまいます。また、ストレージ容量が8GBと心もとないのも気になってしまいます。

バッテリー容量はそれなりにありますが通話機能がないこととカメラの画素数も少ないことから見て、スマートフォンよりもノートPCの大体としての性格が強く出ています。

②特徴

本体の記憶容量は8GBと小さいのですが、外部メモリーを使用することで最大で128GBまで増やすことができます。

ある程度の画像や動画などのデータを運用する場合であれば、外部メモリーを利用して記憶容量を増やすことを前提とする必要があります。

また、別売りの「Z Stylus」を使用することで、1,024段階という筆圧感知レベルを活用した線の細さを自在に変える事ができるという性能を持たせることができます。

昨今はネット上でもイラスト等を用いたビジネスが発展していますので、イラスト・デザイン関連のネットビジネスを営んでいる人の仕事用デバイスとして活用するという方法もあります。

③SIMとセットで購入する場合の料金(楽天モバイル)

楽天モバイルでセット購入する場合、端末に通話機能が搭載されていないのでデータSIMを利用することになります。

最安値はベーシックプランで2,000円を下回り、最も大きなプランでも4,000円を下回ります。コストを抑えつつ大画面の端末を利用することができます。

YOGA Tablet 2(Lenovo)

次は「YOGO Tablet 2」です。これまで紹介していなかった「Lenovo」製のSIMフリータブレットです。

①スペック

スペックを見ると、同じ水準のサイズであるZenPad 10に比べて全体的にグレードアップしています。

解像度も高く、何より特筆すべきはバッテリー容量です。他の端末の2倍に近い容量があります。ただし、本体重量も上記の端末の中でも最大級のものです。

②特徴

スペック面では優れたタブレット端末なのですが、問題点は先ほども登場した「対応周波数」です。

この端末は、3GのFOMAプラスエリアには対応していないので、docomoが販売している端末に比べて周波数の対応で問題が生じる可能性が高いです。

③楽天モバイルでのセット価格を紹介

この端末はハイスペックな分、お値段もそれなりのレベルになります。楽天モバイルでの最安値でも3,258円でデータSIMの最大クラスになると5,000円を超える料金になります。

SIMとタブレットのセット購入におすすめのMVNOは?

タブレット端末を購入する際に、単独ではなく格安SIMとセットで購入するという方法もあります。

では、その際に選べるMVNOの中でおすすめの業者はどこなのでしょうか?それぞれの特徴を交えながら解説していきます。

楽天モバイル

まずは「楽天モバイル」です。

①料金プラン

料金プランは選択肢が少なく、高速通信のプランはそれぞれ3種類ずつしかありません。

一応、下は3.1GB、上は10GBなのである程度幅広いユーザー層を取り込むことはできますが、大容量プランを利用したいユーザーの場合だと物足りないと感じてしまう可能性もあります。

②特徴

しかし、楽天モバイルの良いポイントはそこではありません。まず「楽天スーパーポイントが貯まりやすい」ということです。次に「料金プランは比較的安い」ということです。

これらの特徴から、タブレット端末をお得に利用したいという場合に適していると言えます。

また、選択できる端末の種類が多いこともメリットとなります。各キャリアごとに取り扱っている端末の種類は異なり、種類の数も違います。

楽天モバイルは端末の選択肢が多いので、自分好みの端末を選びやすくなります。

DMM mobile

次は「DMM mobile」です。

①料金プラン

DMM mobileの料金プランは上下ともに幅広く、最適な容量の高速通信を選びやすくなります。

また、料金も安めなので端末の購入代金による負担を最小限に抑えることができます。

②特徴

DMM mobileには「バースト機能」などがあり、端末を使用する上でデータ通信の機能面でのメリットが大きいです。

安い料金で利用することができますが、通信速度はトップクラスとは言えません。もちろん、十分な通信品質を備えてはいますが、そこまで速いわけではないことは理解しておきましょう。

BIGLOBE SIM

次は「BIGLOBE SIM」です。

①料金プラン

BIGLOBE SIMの料金プランは楽天モバイル並の数量ですが、「6GB」のプランがコストパフォーマンスが良い感じです。

ユーザーが一人であれば、6GBというプランは非常に使い勝手が良い容量であると言えます。

②特徴

BIGLOBE SIMは料金プランではそこまで大きなポイントはありませんが、自社サービスを絡めた割引に力を入れています。

どのようにして割引のメリットを活かすかによって、このMVNOでセット販売を利用するメリットの大きさも変化すると言えます。

もしもシークス

最後は「もしもシークス」です。

①料金プラン

料金プランは、MVNNOの中でもトップクラスの少なさです。

また、4つあるプランのうち3つは通話SIMであり、データSIMは「これでもかっ!」という、日ごとにデータ量が設定されている珍しいプランを利用することになります。

②特徴

このMVNOは他にも珍しい特徴があります。格安SIMは「かけ放題のプランがない」という、要するに「通話に関する定額のプランがない」という特徴があります。

しかし、このMVNOは例外的にそのプランが用意されており、それぞれのプランで「◯分以内の通話が1ヶ月☓☓回までなら無料」というプランが用意されています。

データ量の多いプランで契約するほどに、通話に関しても1回あたりの無料通話期間の長さと回数が増加します。

1つのプランを除いて通話に関する珍しい特徴を持っているので、タブレット端末で通話を利用する人ほどメリットが大きくなります。

また、「これでもかっ!」は通話SIMではなく、高速通信のデータ容量も1ヶ月単位ではなく「1日あたりのデータ通信量」で計算されます。

なので、1ヶ月あたりで10.5GBになるのですが、1ヶ月で10.5GBというプランがあったとしても同じ結果とはなりません。

1ヶ月◯GBという場合には、月の途中でそれを超過してしまった場合は翌月まで低速通信になりますが、1日◯MBという場合にはその日の低速通信制限は翌日には解消されます。

使い勝手が異なりますので、同じ感覚で使おうとすると困る場面も出てきます。

タブレット端末でデータ通信を多く利用するという場合、毎日のデータ通信量のそこまで差がない(350MB以内もしくは350MB前後で推移する)場合にはメリットが大きいです。

仮に、何らかの理由で一気にデータ通信を行わなければならない場合でも、翌日には復旧しますので被害を最小限に抑えることができます。

なお、もしもシークスというMVNOについて、今まで聞いたことが無いという人も少なくないのではないでしょうか。

実際、通信事業に参入したのも2014年の年末頃であり、歴史の浅いMVNOです。そのため「聞いたことが無いMVNOだから不安だ」と感じる人も少なくないでしょう。

現時点では確固たる評価は難しいですが、ネット上で口コミなどを参考にした上で、自分に最適なプランを提供していると感じたら、利用することも視野に入れてみると良いでしょう。