妊娠してから36週~40週目は臨月と言います。さらに37週目以降は正産期と言い、いつ赤ちゃんが生まれてきても良い状態になります。
臨月に入れば妊婦生活もいよいよラストスパート、待ちに待った赤ちゃんとご対面との時までもう少しです。楽しみな気持ち半分、不安な気持ち半分といったところではないでしょうか。
そんな臨月の過ごし方や最終確認、そして不安の取り除き方までご紹介します。臨月は赤ちゃん自身も外の世界へ出てくる最終準備をする大切な時期です。ママもしっかり準備をして楽しく過ごしましょう。
妊娠してから36週~40週目は臨月と言います。さらに37週目以降は正産期と言い、いつ赤ちゃんが生まれてきても良い状態になります。
臨月に入れば妊婦生活もいよいよラストスパート、待ちに待った赤ちゃんとご対面との時までもう少しです。楽しみな気持ち半分、不安な気持ち半分といったところではないでしょうか。
そんな臨月の過ごし方や最終確認、そして不安の取り除き方までご紹介します。臨月は赤ちゃん自身も外の世界へ出てくる最終準備をする大切な時期です。ママもしっかり準備をして楽しく過ごしましょう。
まずは臨月の過ごし方です。臨月ではいくつか気を付けなければいけないこともあります。そんなに難しいことではないし、特にお医者さんから注意を受けていないのであれば神経質になる必要もありません。ポイントだけしっかり押さえておきましょう。
臨月に入ったら出産に向けて体力づくりをしましょう。
出産には体力が必要です。激しい運動は危険ですが、軽い運動をすることで体力的にも精神的にも良い効果が出ます。
特に妊娠中はお腹が出て重くなる分、前かがみになり、腰や肩にも負担がかかります。
血行が悪くなると赤ちゃんに良い栄養を届けることができません。また、股関節を柔らかくしておくことで安産にも繋がります。
お腹が一番大きくなる時期で、動くことも辛い時期ではありますが、無理のない範囲で毎日運動を心がけましょう。
一番良いのはウォーキングです。新鮮な空気を思いっきり吸うことで気分も晴れますし、お腹の赤ちゃんにも酸素を多く届けることが出来ます。
真夏や真冬は外に出るのも大変なので、家で雑巾がけやトイレ掃除をしっかり行うのも効果的です。
妊娠は人それぞれ、また1人目と2人目3人目で異なることもあります。臨月は胃が圧迫されて食欲不振やつわりのような吐き気がある人もいますし、赤ちゃんが下がることで食欲が増す人もいます。
特に注意が必要なのは食欲が増してしまった人です。今まで体重管理をしていた人も最後は気が緩みます。しかし、臨月は体重増加しやすい時期でもあります。
油断していると一気に体重が増えて妊娠糖尿病や高血圧になる人もいますし、脂肪が増えた分産道が狭くなり、難産になる可能性もあります。最後まで気を抜かずに頑張りましょう。
臨月に限ったことではありませんが、妊娠中はなるべく人混みを避けた方が良いです。ぶつかったりする危険もありますし、風邪や時期によってはインフルエンザにかかってしまう可能性もあります。
妊娠中は免疫力が落ちて病気にかかりやすくなります。上に子供がいる場合や帰省などでどうしても出なければいけない場合は仕方ありませんが、なるべく人混みは避けるようにしましょう。
臨月以降はいつ生まれるか分かりません。病院から30分以内、遠くても1時間以内で行ける場所以外の外出は控え、外出する場合は最低限必要なものを持ち歩きましょう。最低限必要なものは以下のものです。
①母子手帳
②健康保険証
③産院の診察券
④携帯(家族やタクシーへの連絡用)
出来れば破水に備えて、タオルとナプキンを用意しておくと良いでしょう。事前に用意が出来れば万が一に備えて限度額適用認定証を申請し、持ち歩いておくとより安心です。
あるデータによると予定日に出産した人は5%程度しかいないそうです。つまり、臨月に入ったらいつ生まれても大丈夫なように色々と確認をしておく必要があります。
臨月前にすでに準備をしてある方も多いとは思いますが、最終確認をしておきましょう。
出産後に必要なものは、入院中にネットショップで購入して、退院に合わせて自宅に配送しても間に合います。
筆者はおむつやミルクなど産院と同じものを使うつもりだったので、入院中に注文しました。
しかし、入院グッズは事前に用意しておく必要があります。
また、外で陣痛が来てそのまま病院に行くこともあるので家族が持っていける場所に置いておく必要があります。一番良いのは臨月に入った時に玄関に置いておくことです。
初めての出産では、いざ陣痛が始まるとパニックになる人もいます。
いざという時に慌てないために、病院の電話番号、陣痛タクシー等を頼む場合はその電話番号も携帯に入れておきましょう。一応携帯が使えなかった時用にメモも残しておくとより安心です。
予定日前後は、誰が付き添ってくれるのか、その人にどのように連絡をするのかも確認しておきましょう。パパに連絡が付かなくて困る場合は、会社の電話番号も確認していつでも連絡を取れる準備をしておくと良いでしょう。
出産は人それぞれですし、その時々で異なるのですが、いくつか兆候があります。ただし、これらが来ない人もいれば、いくつか重なって起こる事もあります。兆候があってもすぐに生まれるわけではないので、まずはどのようなものか知って、冷静に対処しましょう。
予定日近くなるとお腹の張りが強くなり、赤ちゃんを包んでいる卵膜と子宮壁の間にズレが起り少量の出血をします。これがおしるしです。
おしるしがあってもそこから陣痛まで数日かかることもあります。大量出血した場合、気になる場合は病院に電話をして指示を受けましょう。
破水とは赤ちゃんを包む卵膜が破れ羊水が流れ出てしまうことです。細菌に感染する可能性もあるので、すぐに病院に連絡しましょう。
陣痛は子宮の収縮で起こります。初産の場合は10分感覚、経産婦さんの場合はもう少し早めの段階で病院に連絡しましょう。
初めて出産をする方は特に不安の気持ちが強くなる時期でもあります。出産前の心の準備を整えましょう。
何事も初めて経験することは怖いものです。いつどうなるのか、痛みはどのくらいか、いつまで続くのか分からないと恐怖心は増すばかりです。
まず、出産をイメージしてみて下さい。一番良いのは出産の経験を色々聞くことです。色々な出産スタイルがあります。イメージ出来るまで色々な話を聞いてみて下さい。
どうしても怖い時、最後は神頼みです。安産祈願で有名な神社に行く、安産に良いお守りを買うなどして心を落ち着けましょう。
出産はその時々で違うので、絶対な安心というのは産むまで訪れません。
生まれてからも今度はおっぱいが出ない、泣きやまない、ちゃんと育てられるのかなど不安に思うこともあるので結局赤ちゃんが出来てから安心という日はなかなか来ないものなのかもしれません。
しかし、自分の気持ちを落ち着かせる方法を知っていれば必ず乗り越えられます。神頼みも自分を落ち着かせる一つの方法です。
臨月に入るとますますお腹は大きくなり、動くのも辛いし、腰痛や肩こり、悪阻のような吐き気などマイナートラブルに襲われる方も多いです。しかし、それも後少しです。
赤ちゃんは外に出ていくための準備をはじめ、赤ちゃんと対面するまでもう少しです。初産の場合は、夫婦二人でゆっくり過ごす最後の時間です。
せっかくの大切な時間なので楽しんで過ごしてもらいたいと思います。
その為には、しっかり準備をして備えておくこと、出産をイメージして、気持ちを落ち着かせることが大切です。
出産すると慌ただしくて、妊娠中もっとゆったりとした気持ちで過ごせばよかったと後悔するものです。後悔のない妊婦生活を送ってください。