「普通の転職なんて面白くない、他の人が知らないような、変わった仕事を探したい!」
「ただ職探しをするだけじゃ面白くない。職探し自体を楽しんでやりたい!」
そんな方は決して少なくないと思います。そこで今回は、普通の転職とは一味違う、「ちょっと変わった転職ができる求人サイト」をご紹介しましょう。
「普通の転職なんて面白くない、他の人が知らないような、変わった仕事を探したい!」
「ただ職探しをするだけじゃ面白くない。職探し自体を楽しんでやりたい!」
そんな方は決して少なくないと思います。そこで今回は、普通の転職とは一味違う、「ちょっと変わった転職ができる求人サイト」をご紹介しましょう。
近年は、比較的大きな企業でも多様な働き方を認める動きが増えてきました。「オフィスに決まった席を置かず、どこで仕事をしてもいい」、「決められたコアタイム以外は、いつ出勤・退社しても自由」といった企業も徐々に増えつつあります。
企業がこのように多様な働き方を認めるのは、少しでもいい人材を確保したいからにほかなりません。人々の価値観が多様化し、働き方に求めるニーズの幅も広がっている現在、「みんな決まった時間に出勤して、決まった時間に退社」といった画一的な働き方は、多くの労働者から敬遠される向きにあるのです。
働き方が多様化してきているのに合わせて、求人の方法も多様化してきています。今までのように、「メジャーな求人サイトや転職エージェントを利用する」という探し方だけでは、よくいえば定番の、悪く言えば「どこにでもあるような仕事」しか見つけることはできません。
そこで今回は、一般的な求人情報サイトとは違った切り口で仕事を紹介しているサイトをいくつかご紹介していきたいと思います。まずは、ユニークな求人情報を紹介しているサイトから見ていきましょう。
「日本仕事百科」は、株式会社シゴトヒトが運営する求人サイトです。従来の求人サイトでは、企業側が求める人物像と、実際に応募してくる転職希望者の人物像が一致しない「ミスマッチ」が少なくありませんでした。同サイトではそうしたミスマッチを防ぐため、「働く人を選ぶ仕事」をテーマに求人情報を掲載しています。
「日本仕事百科」は、求人広告を掲載する前に求人企業に対して取材を行います。従来の求人サイトにありがちな、求人企業にとって「いいところ」だけを掲載するのではなく、読者の目線に立ち、求人企業のあるがままの姿を紹介するためです。
求人情報は、写真を交えながら求人企業を取り巻く環境、実際の仕事ぶり、働く上での苦労などを、取材した内容を元に描写するところから始まります。そのため、求人情報を読んだ人は、求人企業の姿を頭のなかでありありと思い浮かべることができるでしょう。会社情報や勤務条件といった情報は末尾に掲載されています。
紹介している求人は新卒・中途・職種や業種、働く地域も一切不問なので、今まで想像もしなかったような仕事と出会える可能性もあります。なかには、転職するつもりがないのに読み物として楽しんでいる読者もいるとか。
人気を集めたパン屋さんの跡地に建てられた4階建てのフロアからなる「『働く』『仕事』の情報発信基地」、それが「ハローライフ」です。ハローライフには、主に3つの役割があります。ひとつ目は、転職希望者が新しい働き方と出会う場所を提供すること。ふたつ目は、企業や事業主に対して労働環境や採用制度に関するアドバイスを行うことです。そして3つ目は、決まったオフィスを持たない「ノマドワーカー」に仕事場として使ってもらうことです。
1階は、図書館(貸し出し不可)兼カフェとなっており、本を読んで自分の職業感を広げたり、仕事の合間に飲み物を飲んでリラックスしたりできるスペースになっています。2階にあるのは求人情報窓口とPCブース。おすすめの求人情報や、イベント情報をチェックできます。館内はWi-Fi、電源が完備されているので、PCブース以外でもPC作業が可能です。
3階には、「働く」「仕事」に関する企画展示が行われるギャラリーがあり、参加型イベントも開催されています。働く人の感性を高め、また情報発信にも役立つ場所です。4階はなんと、1階のカフェで提供される商品の製造工場になっています。ここは同時に、食品製造の仕事につきたいと考える人のインターンシップの場でもあります。今現在働いている人ばかりではなく、これから働きたいと考えている学生の支援も行っているのです。
ハローライフは、さまざまな仕事、さまざまな働き方を持った人々が自然と出会える場所です。新しい出会いは、仕事に新しいチャンスと刺激を与えてくれることでしょう。
「TURNS」は「移住」「田舎暮らし」に関連した情報提供を行うサイトです。Webだけでなく、雑誌への広告掲載も行っています。実は、首都圏で暮らす若者には田舎暮らしに憧れる人が少なくありません。「TURNS」の読者も、田舎暮らしや地方への移住に興味がある20~40代の若者が最も多くを占めています。
「TURNS」には、「よんでみる」・「はじめてみる」・「はたらいてみる」という3種類のコンテンツがあります。「よんでみる」は、地域で現在活躍する人々や様々なプロジェクトを紹介するコンテンツです。「はじめてみる」は、田舎での暮らしや農家の仕事を実際に肌で感じられる体験ツアーやワークショップを紹介するコーナー。そして最後の「はたらいてみる」は、働く人を募集している地方の企業・団体と働きたい人をマッチングさせるコンテンツです。
「将来は田舎でのんびり暮らしたい」、「定年を迎えたら地方に移住するのが夢」というふうに、将来の目的がはっきりしている方にぴったりのサイトではないでしょうか?
転職する際、毎回「職探しからスタートする」というのも面白くありません。次は、「仕事の探し方自体が変わっているサイト」をご紹介しましょう。
「仕事旅行」は、普段は体験できないような仕事を「旅」として体験できるサイトです。たとえば、家具職人やネイチャーガイド、探偵といった、「どんなふうに働いているのか想像しづらい」職業も体験することができます。
「仕事旅行」の流れは、まずサイト上で体験してみたい「仕事の旅」を探すことから始まります。旅の内容は、受け入れ先と相談して決められるため、あらかじめ要望を伝えておけばある程度反映してもらえるでしょう。
「旅」に申込んだ後は、当日現場に向かえば仕事体験がスタートします。最初は体験する仕事がどんなものなのか、基本的なレクチャーから始まります。ランチタイムは、受け入れ先のスタッフと一緒に過ごすので、仲良くなれば普通は聞けないような裏話も聞けるかもしれません。レクチャーも終わり、お互いの人柄も知った後はいよいよお仕事開始。実際に仕事の一部を体験することで、その職種の「生の現場の雰囲気」をつかむことができます。
「仕事旅行」ではこうした旅行プログラムに加えて、「大人のインターン」というサービスも提供しています。大人のインターンとは、「現職辞めずに、週末だけほかの企業のインターンに参加して、異なる業種・職種の経験を積もう」というもの。もちろん、インターンですから無給のものだけでなく給与がもらえるものもあります。
このように、いきなり別の仕事に転職するというのではなく、ほかの仕事を体験してみる、今の仕事を続けながら別の業種の経験を積む、というサービスはユニークです。
「サンカク」という名前の由来は、「経営への参画」からきています。今の仕事で働きながらにして、他企業の軽々課題解決に「参画」できるというサービスです。リクルートキャリアが運営しています。
「サンカク」では、「経営課題について、社外の人に相談したい」という企業が数多く相談相手を募集しています。登録者は、公開されている案件の中から気になるものを探し、課題についてディスカッションしたい=「サンカク」したい、という旨を相手企業に伝えることになります。応募した企業が、あなたに興味を持ってくれたら日程を調整し、いよいよ課題についてのディスカッションがスタートします。
ディスカッションの形式は、1対1の場合もあれば、ほかのサンカク登録者と一緒にグループで行う場合もあります。「いきなり1対1で議論するのは気が引ける・・・」という方も、グループディスカッションから参加すれば徐々に慣れていくことができるでしょう。
募集企業にとっては、「サンカク」を行うことによって新しい人材との出会いが生まれるというメリットがあります。また、「サンカク」登録者は異なる業界と接する機会が得られるので、その業界の生の声を聞くことができます。企業の課題解決に協力することで、「自分のスキルが社外でどこまで通用するのか」、いい腕試しにもなるでしょう。
「Blabo!」は、共創マーケティングを行うことを目的に作られたサービスです。共創マーケティングとは、消費者と生産者が協力して新しい商品やサービスを生み出すこと。生産者の目線だけで商品づくりをしていると、どうしても「今ある技術で何が作れるか」という発想で商品開発が進んでしまいがちです。そうした状況を打破する方法として、今注目を集めているやり方です。
たとえば、Blabo!から生み出された人気商品に薄くスライスされた餅「毎日が、もちようび」があります。これは、餅を使った新商品のアイデアに悩んでいた企業が、Blabo!を通じて消費者にアイデアを募集したことから生まれた商品です。「朝、スープに餅を入れると腹持ちがいいから、薄くスライスされた餅がほしい」という声を元に商品化したところ、見事ヒット商品を生み出すことに成功したのです。
Blabo!は消費者のアイデアを企業とマッチングするためのサイトですが、商品開発や企画、マーケティングなどの仕事につきたい人にとっては、自らの企画力をPRするための場としても役立ちます。Blabo!に登録し、提供したアイデアが商品化につながると、メーカーから公式プランナーに認定されます。認定証が送られるほか、企画会議に招待されるなど、さらに活躍の場を広げていくことが可能です。実績を積み重ねていけば、やがてスタープランナーに登録され、限定の企画会議に参加することもできるようになります。
このように、いきなり転職を目指すのではなく、実績や自己ブランディングを積み重ね、将来の転職の布石にするというのも面白いやり方です。
政府が「成長戦略の目玉」と位置づける「地方創生」。この地方創生の動きに乗っかる形で、仕事の可能性を広げていくのも面白いかもしれません。
地方創生を推進する民間のプロジェクトの例として「教えて!goo×地方創生プロジェクト」をご紹介しましょう。このプロジェクトは、体育会学生の就職採用支援を行う株式会社アスリートプランニングと、Q&Aサイト「教えて!goo」を運営するNTTレゾナント株式会社が協力して推進しています。
主に、アスリートプランニングが保有している移住・定住希望者のデータベースを資産として活用し、地方自治体への移住者や外国人旅行者を増やすのが目的です。スポーツイベントや合宿の誘致、地域へのスポーツ指導強化、アスリートのセカンドキャリアとしての地域おこし協力隊員紹介、といった活動を実施しています。
過去にアスリートとしての実績がある方、スポーツにかかわる仕事で地域に貢献したいと思っている方におすすめです。
「普通の転職はしたくない」という方のために、「ちょっと変わった求人サイト」を7つご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
「普通とは違う転職」を実現するには、メジャーな求人サイトとは違う切り口で転職先を紹介しているサイトを利用するのがおすすめです。また、もう一つの方法として「転職までの流れ自体が変わったサイト」を利用するのも面白いでしょう。「地方創生」のような、社会の大きな潮流のそばでは、常に新しい仕事が誕生しています。そうした流れに乗って職探しをするのもいいかもしれません。
「転職」といっても、やり方はさまざまです。普通の仕事探しに飽きてしまった方は、こうした変わった転職の仕方に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか?
変わった仕事はそこまで多くないので、珍しい仕事はすぐに求人募集が終わってしまう可能性があります。
そのためには、変わった仕事に転職したいのであれば、求人情報を小まめにチェックしましょう。
まだ、どのような転職サイトの求人情報をチェックするかでも出会える確率は大きく変わってきますので、3つおすすめの転職サイトをご紹介します。
転職実績 | 非公開 |
公開求人数 | 約9,300件 |
非公開求人数 | なし |
対象地域 | 東京・大阪・名古屋・福岡を中心に全国展開 |
会員数 | 約701万人(2017年4月末現在) |
利用料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
リクナビNEXTは転職サイト最大手ならではの案件の多さと転職者の8割が登録している信頼できる転職サイトです。
また、転職者の決定数シェアも圧倒的です。
企業からの信頼も厚く、掲載や更新が多いので、変わった仕事に出会うチャンスも多いので、まずは登録(無料)して求人情報をチェックしてみましょう。