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WiMAXのLTEオプションってどんなサービス?「au 4G LTE」通信は必要?

1995年のWindows95の発売から、自宅や会社のオフィスでインターネットの検索やホームページの閲覧、動画サイトでの動画視聴、オンラインショップでの商品購入など、利便性が良くなったサービスを活用していました。

その後、携帯電話でもインターネットの接続ができるようになり、ますますネット社会化されました。

2000年ごろになると、固定電話のADSL回線を使い、高速ブロードバンドによるインターネット接続サービスも登場しました。

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの通信キャリアでは、携帯電話からスマートフォンに機能がグレードアップされ、通信環境が急激に圧迫し、街中の無線LANやWi-Fiスポットの普及に力を注いでいました。

それと平行して、2007年KDDI100%出資子会社「UQコミュニケーションズ株式会社」が、2009年2月に東京23区、横浜市、川崎市でWiMAXという超高速通信サービスの試験が開始され、その直後には「WiMAX(旧WiMAX)」として正式サービスが開始されました。

KDDIグループ企業が提供している「au Wi-Fi SPOT」、「株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)」が提供する国内多数の公衆無線LANエリアを利用した「UQ Wi-Fiプレミアム」「Wi2 300」なども、全国にエリア展開を開始し、今では至るところでインターネットが使えるようになりました。

そんな中、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの通信キャリアでは、スマートフォンの急激な普及の後押しもあり、次世代通信として3Gから4Gといったエリアが広く超高速で通信ができるサービスを開始しました。

その中でもauでは、この4Gサービス名を「au 4G LTE」通信と称して、全国をカバーするエリアに展開しました。

この「au 4G LTE」通信と、WiMAXの関係性も密接となっています。

そこで、WiMAXにおける「au 4G LTE」通信について、解説します。

WiMAXのオプションサービス「LTEオプション」とは?

WiMAXと関係性が密接になっている「LTEオプション」の特徴、申し込み方法、料金について解説します。

「LTEオプション」の特徴

auが展開する「au 4G LTE」通信について解説する前に、WiMAXの通信方式について、解説します。

WiMAXの通信方式は、

  • 「WiMAX(旧WiMAX)」
  • 「WiMAX2+」
  • 「LTEオプション」

という3種類があります。

「WiMAX(旧WiMAX)」は2009年に開始したサービスで、日本全国をカバーしているエリアでサービスが利用できます。

しかし、2018年にサービスが終了する予定です。

2013年には次世代WiMAXという位置づけで「WiMAX2+」というサービスが開始されました。

この「WiMAX2+」は、「WiMAX(旧WiMAX)」よりも通信速度が非常に速く、利用者も多数になっています。

残りの「LTEオプション」ですが、この通信方式はauのスマートフォンなどで使われている4Gといった、第4世代のデータ通信用に提供している回線の規格を利用して、WiMAXを使えるようにしている「WiMAX2+」のオプションです。

「LTEオプション」を利用するメリットは、

  • 「電波の届く範囲が広いこと」
  • 「ビルや建物といった障害物も関係なく電波を通す」

という特徴を持っており、日本国内で一番広いサービスエリアでサービスしています。

そのため、「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」よりも、広い範囲で利用できるだけでなく、電波が届きやすく安定して使えます。

デメリットもあります。Wi-Fiに比べると通信速度が遅いことです。

このようなメリット、デメリットがありますが、「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」が提供されていないエリアで利用したい場合、エリア内であっても「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」の電波が届かないといった場合に、「LTEオプション」があれば、安心したWiMAXの利用ができるということになります。

申し込み方法

「LTEオプション」は、「WiMAX2+」のオプションです。

そのため、申し込みをしたい場合には、「WiMAX2+」の契約が必要になります。

「WiMAX2+」の契約は、家電量販店、インターネットのプロバイダが公開しているホームページで行うことができます。

「WiMAX2+」申し込みページに「LTEオプション」を選ぶことができますので、合わせて申し込みを行います。

料金

「WiMAX2+」のオプションである「LTEオプション」は、有料サービスになっています。

しかし、WiMAXがKDDI100%出資子会社「UQコミュニケーションズ株式会社」で運営されていることから、同じKDDIグループのauのスマートフォン、タブレットなどの利用者は、無料のサービスになっています。

具体的には、「auスマートバリューmine」の契約をします。

LTEオプションによる「au 4G LTE」通信は必要なの?

「LTEオプション」の特徴や申し込み方法、料金、および「au 4G LTE」通信について解説しました。

では、このLTEオプションによる「au 4G LTE」通信が、なぜ必要なのかといったことについて、「au 4G LTE」通信が必要な人、利用できた方がいい人、といった利用者目線で解説します。

「WiMAX2+」のエリア外によく行く

「LTEオプション」のメリットの解説で、「日本国内で一番広いサービスエリア」とお話しました。

「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」の弱点である、「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」エリア外の利用ができることが最大の利便性になっています。

例えば街中ではなく、地方や山間部などの「WiMAX2+」のエリア外によく行く場合には、どうしても「WiMAX2+」を使うことができません。

そのような場所でWiMAXを利用したい場合には、「LTEオプション」が有効です。

「WiMAX2+」のサービスエリア内ではあるが、割と田舎に住んでいる

「WiMAX2+」のサービスエリアは、都会や地方など、ある程度人口密集地を中心に範囲を広げています。

しかし、「WiMAX2+」のサービスエリア内であっても、割と田舎では電波が届きにくい場所になっていたりします。

そんな時には、「日本国内で一番広いサービスエリア」を持っている、「LTEオプション」が有効です。

「WiMAX2+」の電波だけでは、いざという時に不安

都会や地方を問わず、「WiMAX2+」の電波だけで不安という利用者にも、「LTEオプション」が有効です。

例えば、ビルの立ち並ぶ場所、地下街、高層階の建物の上位階で利用する場合など、「WiMAX2+」の電波が届きにくい場所も多々あります。

そのような時に、「LTEオプション」が利用できれば、いざという時に不安してWiMAXを活用することができます。

LTEオプションで「au 4G LTE」通信が利用できるWiMAXルーターを紹介

「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」「LTEオプション」は、WiMAX通信回線と、利用しようとする機器の間に、ルーターという機器をつないで利用します。

そのルーターの内、「au 4G LTE」通信が利用できる4つのルーターを解説します。

Speed Wi-Fi NEXT W04

2017年2月に発売された、HUAWEI社が製造している「Speed Wi-Fi NEXT W04」です。

「WiMAX2+」は、今まで最大速度220Mbpsで利用することができていますが、2016年12月から関東・中部・関西エリアを皮切りに最大速度440Mbpsに拡大しています。

その最大速度に対応している最新ルーターです。

連続通信時間は約10時間、「WiMAX2+」「au 4G LTE」の両方で利用することができます。

重量約140gですので、外出先といったモバイル環境で利用することができます。

また、Wi-Fi規格は、IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)に対応していますので、タブレット利用時最大通信速度で利用することができます。

Speed Wi-Fi HOME L01

2017年2月に発売された、HUAWEI社が製造している「Speed Wi-Fi HOME L01」です。

こちらのルーターは、自宅でWiMAXを利用したい場合のルーターです。

2016年12月から開始された最大速度440Mbpsに対応している最新ルーターです。

有線LAN規格は、Ethernet 1000Base-T/100Base-TX/10Base-Tに対応、無線LAN規格は、IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)に対応しています。

加えて、2.4GHz/5GHzは同時に利用することが可能になっています。

Speed Wi-Fi NEXT W03

2016年7月に発売された、HUAWEI社が製造している「Speed Wi-Fi NEXT W03」です。

連続通信時間は約12時間、「WiMAX2+」「au 4G LTE」の両方で利用することができます。

重量約127gですので、外出先といったモバイル環境で利用することができます。

また、Wi-Fi規格は、IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)に対応していますので、タブレット利用時最大通信速度で利用することができます。

このルーターの特長は、東京都渋谷駅周辺から順次開始されている受信最大速度370Mbpsで利用できるルーターになっています。

「au 4G LTE」では最大速度150Mbps、「WiMAX2+」では受信最大220Mbpsを同時に利用できる機能となっていますので、最大速度370Mbpsが実現できるようになっています。

Speed Wi-Fi NEXT W02

2016年2月に発売された、HUAWEI社が製造している「Speed Wi-Fi NEXT W02」です。

連続通信時間は約8.5時間、「WiMAX2+」「au 4G LTE」の両方で利用することができます。

重量約119gですので、外出先といったモバイル環境で利用することができます。

また、Wi-Fi規格は、IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯)に対応していますので、タブレット利用時最大通信速度で利用することができます。

WiMAXのLTEオプションの注意点は?速度制限にどう影響するの?

以上のようなルーターを利用し、「WiMAX2+」のLTEオプションを活用することができます。

LTEオプションを活用する上で注意しなければならない点や速度制限について解説します。

「WiMAX2+」のLTEオプションの注意点

LTEオプションは、ルーターで「au 4G LTE」に対応している機種に限り利用することができるようになっています。

  • 「WiMAX(旧WiMAX)」
  • 「WiMAX2+」
  • 「LTEオプション」

で使われるルーターは、

  1. 「ノーリミットモード」
  2. 「標準モード(ハイスピードモード)」
  3. 「ハイスピードプラスエリアモード」

という通信モードがあります。

ノーリミットモードは、「WiMAX(旧WiMAX)」に対応しています。

標準モードは、「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX2+」の両方に対応しています。

ハイスピードプラスエリアモードは、「au 4G LTE」に対応しています。

「LTEオプション」での具体的な使い方は、ルーター内の設定で「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えます。

この設定で「au 4G LTE」通信が利用できます。

速度制限

「WiMAX2+」には、速度制限が設けられており、

  • 「月間通信制限7GB」
  • 「ネットワーク混雑回避のための速度制限(3日間10GB)」

の2種類あります。

この速度制限が、利用する「au 4G LTE」ではどのような場合で速度制限になるのかといったことについて解説します。

①「ハイスピードプラスエリアモード」での「WiMAX2+」とLTEの通信量の合計が7GB以上となった場合

「ハイスピードプラスエリアモード」は、「au 4G LTE」回線を利用する設定です。「au 4G LTE」回線を利用する場合、「WiMAX2+」回線と同様に、速度制限があります。

「月間通信制限7GB」の制限が設けられていますが、一番注意が必要なこととして、どんな契約プランでも「月間通信制限7GB」を受けてしまうことです。

具体的には、「ギガ放題プラン」の場合、通常は「月間通信制限7GB」の速度制限はありません。

しかし、「au 4G LTE」回線を利用した場合には、「月間通信制限7GB」の速度制限の対象になってしまうことです。

せっかく、月間の速度制限がない「ギガ放題プラン」ですが、「通常プラン」と同じになってしまいます。

②したがって、「ギガ放題プラン」の方は、普段は「ハイスピードモード」のWiMAX 2+通信を心掛ける

「au 4G LTE」回線を利用する「ギガ放題プラン」は、「月間通信制限7GB」の速度制限の対象になりますので、「ギガ放題プラン」の方は、「WiMAX2+」のハイスピードモードで活用するよう心掛けると良いと思います。

③「au 4G LTE」は、「3日間で10GB以上利用時」の速度制限の対象にもなる

速度制限の1つで「ネットワーク混雑回避のための速度制限(3日間10GB)」があります。

この制限は、「通常プラン」「ギガ放題プラン」のどちらの契約プランでも、設定されています。

10GBのデータ通信量としてカウントされる

「WiMAX2+」であっても、「au 4G LTE」であっても、3日間で10GB以上のデータ通信を行った場合には、概ね1Mbpsの通信速度まで制限されてしまいます。

「au 4G LTE」を一切使っていなかったとしても、この短期速度制限中はLTEも低速に

もし「ネットワーク混雑回避のための速度制限(3日間10GB)」の速度制限になってしまった場合には、「au 4G LTE」を一切使っていなかったとしても、期間中の「WiMAX2+」だけでなく、「au 4G LTE」の速度も制限されます。

「au 4G LTE」通信を無料で利用できる裏ワザを紹介

このように利便性のある「au 4G LTE」通信ですが、有料ということで利用できるものです。

では無料で利用したい場合、どのようにすればよいか、解説します。

「WiMAXルーター」×「格安SIM(mineo/UQ mobile)」

「au 4G LTE」通信を無料で利用できる裏ワザとして、まだまだ知られていないこととして、au回線を利用する格安SIMがあれば、特別な契約が不要になり、「au 4G LTE」通信を無料で利用できます。

具体的には、WiMAXのルーターがLTE対応機種を用意します。

そのルーターに入っているSIMを、例えばmineoやUQ mobileのSIMカードと交換し、パソコン側とルーター側にてAPN設定を行います。

そうすることで、そのルーターは「WiMAX2+」だけでなく、「au 4G LTE」通信を無料で利用することができます。

まとめ

WiMAXのLTEオプションが、どのようなサービスで、メリットがどのようなものかを解説しました。

そもそも、WiMAXが100%の安定力でサービスが提供されていれば、問題ありません。

しかし、サービスエリアを広げることで、月額料金が高くなります。

そのようなコストをかけない実現方法として、別回線である「au 4G LTE」通信が利用されています。

超高速通信の利用時に、電波がつながらなかったりした場合、外出先のインターネット利用が無駄になってしまいます。

そのような無駄のない利用方法として、「au 4G LTE」通信は有効です。

2017年夏ごろには、au利用者だけでなく、全WiMAX利用者も無料になると発表されました。

ビルや建物といった障害物も気にすることなく、超高速インターネットが使えますので、LTEオプションの申し込みをおすすめします。

ABOUT ME
Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。