WiMAXのキャンペーンって何度も受けられるの?乗り換えや再契約は?
WiMAXを契約する場合、本家のUQ WiMAXの他にも、いくつものプロバイダから選んで契約することができます。
利用できるサービスは基本的に同じですが、「キャンペーン」の違いがあります。
WiMAXのキャンペーンとしては「キャッシュバック」等が挙げられますが、一つの疑問が生じます。
それは「何度でもキャッシュバックを受けられるのか?」ということです。
契約中はさすがに無理でも、新たにWiMAXの契約をすれば、新たにキャッシュバック等のキャンペーンを利用できるのか、気になったことはありませんか?
そこでこの記事では、WiMAXのキャンペーンは何度でも受けることができるのか、その点について解説していきたいと思います。
目次
WiMAXのキャンペーンを複数回受けることは可能なの?
WiMAXのキャンペーンは、数万円クラスのお得なキャンペーンが多いです。
プロバイダごとに異なるキャンペーンを実施していますが、基本的にどのキャンペーンでもそれなりの恩恵を受けることができます。
では、そのキャンペーンは何度でも利用できるものなのでしょうか?
プロバイダを乗り換える場合
WiMAXのキャンペーンを新たに受けるというシチュエーションにおいて、まずは「プロバイダを乗り換える」という場合が考えられます。
例えば、UQ WiMAXを利用していたところを、BIGLOBEに乗り換えるといった場合です。
この場合、乗り換え先のプロバイダで新たに新規入会時のキャンペーンを利用することができます。
今まで別の会社でWiMAXを利用していたとは言え、乗り換え先のプリバイダで今までWiMAXを利用したことがなければ、何の問題もありません。
現在または過去のプロバイダと再契約する場合
もう一つのパターンは「プロバイダを変更しない」という場合です。
つまり、BIGLOBEのユーザーがBIGLOBEと再び契約を結び、それによってキャンペーンを利用するというパターンです。
これは、原則として不可能なことです。
WiMAXのキャンペーンは原則として「新規契約」においてのみ、適用されるものです。
既にWiMAXを利用していて、新たに契約を結んだとしても、それは新規契約とは言えません。
キャンペーン適用の条件を満たせないことになるので、キャンペーンの恩恵を再び享受することはできません。
ですが、「新規契約扱いになる」ような再契約の場合であれば、キャンペーンを適用できるチャンスは有る、ということになります。
WiMAXを同じプロバイダで再契約する際に、キャンペーンを受け取る方法
前述の通り、再契約の形によっては、あるいは新規契約扱いとなり、キャンペーンを利用する余地があるかもしれないということになります。
そこで、各プロバイダごとに再契約時のキャンペーン適用の是非について調べてみました。
GMO とくとくBB
まずは、業界でも最高クラスのキャッシュバックキャンペーンを実施している「GMOとくとくBB」です。
これに関しては、原則として再契約時のキャンペーン適用はできないようです。
ですが、「再契約ではない」場合であれば、まだチャンスはあります。
具体的には「家族がGMOとくとくBBのWiMAXを契約する」というパターンです。
この場合、同じ人が再契約するというわけではありませんので、キャンペーンが適用される可能性があります。
ただし、GMOとくとくBBが「新規契約である」と判断しない限り、キャンペーンを適用することは難しいと考えられます。
そのため、ご家族の契約において「メールアドレス」「電話番号」などの情報は、最初に登録した人とは別の情報を登録することをオススメします。
@nifty
次は「@nifty」です。
こちらの場合、同じ人が契約しても「ニフティID」が異なる場合、新規契約扱いになるようです。
@niftyの場合、WiMAXの契約時にIDを作るのですが、最初の契約とは別にIDを作るように契約を進めていけば、新規契約のキャンペーンを利用することができます。
BIGLOBE
次は「BIGLOBE」です。
こちらのプロバイダの場合も契約時に最初とは異なるIDを作成することで、キャンペーンを利用できるようです。
So-net
次は「So-net」です。
規約によれば、過去にSo-netを契約していた人の場合、再契約でキャンペーンを利用することはできないようです。
GMOと同じように、家族が契約することでチャンスが残されていると言えます。
Broad WiMAX
次は「Broad WiMAX」です。
こちらの場合、更新期間で解約して再契約することで、キャンペーンを適用することができます。
注意すべきポイントは「キャッシュバックキャンペーンではない」ということですが、引き続きBroad WiMAXを利用したい場合には手間はかかりますが、安く利用できるのでオススメの方法です。
UQ WiMAX
次は「UQ WiMAX」です。
こちらも調べてみた結果、再契約してもキャンペーンは利用できないようですが、家族が契約する場合はまだチャンスが有ると言えます。
しかし、他社と比較してあまり大きなキャンペーンは実施していないので、キャンペーン狙いなら別のプロバイダと契約されることをオススメします。
家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ等)
最後は家電量販店でWiMAXを契約する場合です。
この場合だと、多くの場合は再契約時にキャンペーンを利用することができるかと思いますが、場合によっては利用できない可能性もあります。
詳しくは、契約した家電量販店のスタッフに問い合わせを行う必要があります。
一応確認!「契約更新月を放っておくとどうなるの?」
念のため解説しておきたいのですが、WiMAXの契約を放っておくとどうなるのか、ということについて簡単に解説しておきます。
WiMAXの契約は、基本的に「2年契約」です。
つまり、2年が経過したら契約は終了となるのですが、基本的に2年毎に自動的に契約が更新されます。
つまり、契約更新月を放って置いた場合、自動的に同じプロバイダのWiMAXサービスを継続して利用することになります。
WiMAXに限らず、こうした数年契約の自動更新型のサービスの場合、規定の年数が経過した際に数ヶ月の「契約更新期間」が設定されています。
サービスや提供している会社にもよりますが、基本的に1ヶ月もしくは2ヶ月の契約更新月が決められています。
その期間内の解約の場合、契約解除料を支払うこと無く契約を解消することができます。
言い換えると、それ以外の期間の間にWiMAXの契約を解約する場合、解約に際してコストを支払うことになるということになります。
WiMAXを解約する理由が「キャンペーンを利用したいから」という場合、解約に際してコストを支払うことは本末転倒となります。
必ず、契約更新期間中に解約し、新たにWiMAXを契約するようにしましょう。
現在おすすめの「WiMAXキャンペーン」を紹介
では、現在のWiMAXプロバイダが実施しているキャンペーンについて簡単に解説していきます。
GMO とくとくBB
まずは「GMOとくとくBB」です。
多くの情報サイトにおいて、WiMAXのキャンペーンの中で最もオススメしているキャンペーンです。
再契約時には、同一契約者ではキャンペーンを利用することができないので注意しましょう。
そのキャンペーンの最大の魅力は「最大33,000円のキャッシュバック」です。
プロバイダが指定したルーターをセットで購入することによって、ルーターごとに決められた金額のキャッシュバックを受けることができます。
また、キャッシュバックが減額される代わりに、「クレードル」を無料で入手することもできます。
So-net
次は「So-net」です。
同一契約者の場合はキャンペーンを再利用することはできません。
キャンペーンは「2万円キャッシュバック」と「月額料金割引」の2種類から選択することができます。
キャッシュバックの金額は他社と比較してそこまで大きなものではないので、契約期間終了に伴って他社に乗り換えることもオススメです。
BIGLOBE
次は「BIGLOBE」です。
IDを作り変えれば、新規にキャンペーンを利用することができます。
現在、利用できるキャンペーンは、月額料金割引とキャッシュバックを合わせると約6万円相当のメリットが有るキャンペーンです。
毎月の通信費を抑えつつ、キャッシュバックも受け取ることができるオススメのキャンペーンです。
期間限定ですが、契約更新期間が合うユーザーであれば、こちらのキャンペーンを利用することをオススメします。
Broad WiMAX
次は「Broad WiMAX」です。
再契約によってキャンペーンを適用することができますが、キャッシュバックキャンペーンは実施していません。
ですが、契約更新後は割引キャンペーンが適用されないため、再契約の手間をかけてでも割引を適用してもらう方がお得にWiMAXを利用することができます。
UQ WiMAX
最後は「UQ WiMAX」です。
再契約に伴うキャンペーンの再利用はできませんが、キャッシュバックキャンペーンに近い恩恵を手早く入手することができるので、手続きを忘れてしまいそうな人にとって、メリットが大きいキャンペーンであると言えます。
UQ WiMAXでは、スマートフォンやタブレット端末をセットで購入することができるセットキャンペーンを実施していることが多いです。
その際に、JCBギフトカードをプレゼントしてもらうことができるキャンペーンなのですが、金額で言うと2万円未満のキャンペーンであり、WiMAXにおけるキャッシュバックキャンペーン全体で見ると安い金額のキャンペーンとなります。
契約期間が終了したら、より高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダに乗り換えることをオススメします。
最後に
WiMAXの契約期間が終了した場合は、他社に乗り換えることをオススメします。
プロバイダによっては再契約によってキャンペーンを再び利用することも良いのですが、条件が難しいこともあるので、きちんと条件を満たせることを確認してから再契約するようにしましょう。
再契約に際しては、新たに契約のための手続きを行い、契約事務手数料が必要になるという点も考慮しなければなりません。
ですが、同じプロバイダを利用するのであれば、自動更新を利用した方が楽ではありますが、キャンペーンの有無に関わらず、利用開始から最初の2年間は何らかの割引を行っているため、契約の自動更新を利用するよりも毎月の通信費を抑えられる可能性が高いです。
プロバイダの規約は変更されることも有りますので、現時点では再契約でキャンペーンを再利用できるプロバイダであっても、今後は変わってしまう事も考えられます。
WiMAXの契約期間が終了するに伴って、どこかのプロバイダのキャンペーンを利用したい場合は、自分がそのキャンペーンの適用条件を満たせるのかどうかを知ることが重要です。
ホームページやネット上の情報だけでは判断が難しいことも多いので、プロバイダの担当者に問い合わせるのが一番確実な方法であると言えます。