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docomo回線を利用した「データ使い放題」のスマモバはおすすめなの?

端末を使ってインターネットを利用するためには、そのための契約が欠かせません。

その上で、どのようにしてインターネットでデータ通信を行うのか、その方法の一つとして「Wi-Fi」という方法があります。

コンビニやカフェなどのWi-Fiスポットを利用する他にも、ルーターにSIMカードを挿入して、端末と無線通信を行ってインターネットを利用するという方法があり、その際にはどのMVNOで契約するかが重要になります。

そこで今回はdocomo回線を利用した「データ使い放題」のスマモバについて解説していきます。

スマモバのモバイルWi-Fiルーターをおすすめできないポイント

まず、ネット上では「スマモバのWi-Fiルーターは駄目」みたいな評価を多く見かけると思いますが、その理由についてまとめてみました。

①通信速度が不安定

まず、インターネットを利用する上で重要な「通信速度」が不安定であるというポイントです。

通信速度が安定しないことは、データ通信を利用する上で大きなストレスとなります。

ただし、最近では通信設備を改善した様子で、以前ほど通信環境が大幅に悪化するという様子はありません。

しかしながら、「高速通信の使い放題」のプランが提供されている現状において、それがどこまで通用するのかということも懸念事項ではあります。

使い放題のプランを提供し続ける限り、通信環境の悪化は避けられないことなのです。

②データ通信の短期速度制限

スマモバが通信速度において不評を買う、その理由としてスマモバには、使い放題プランが有りながらも、一定期間における一定量以上の連続したデータ通信が発生した場合には通信速度が制限されるという特徴があります。

つまり、使いすぎとは言っても「毎月のデータ通信容量が無制限」というだけであって、文字通りの使い放題というわけではないということです。

とは言え、これはスマモバに限った話ではありません。なぜ、大量のデータ通信利用に対して通信速度制限が実施されるのかと言えば、そのMVNOを利用するユーザー全体の公平性を保つためです。

そのMVNOが保有する通信帯域をユーザーが分けあって利用するわけなので、あまりにも大量のデータ通信を利用して通信帯域を占有することがあれば、他のユーザーにもその影響が波及します。

なので、多くのユーザーの利便性のために、データ通信量が多い時には通信速度が制限され、それ以上その通信帯域を占有できないようにするのです。

③セット販売の価格が少し詐欺的

最後に、こう言うのは少し過激な気がしますが、スマモバのセット販売の手法はちょっと詐欺的なものではないかと思えてしまうのです。

スマモバでは「富士ソフト FS020W」をセット販売しているのですが、その価格とシステムに少し疑問を感じます。

LTE使い放題のプランでは、本体価格の割賦金1,500円に「月々割」が1,000円引きとなり、実質的に毎月500円の36回払いの18,000円で端末を購入できます。

この端末の価格は、比較サイトによれば約24,000円であり、それと比較すれば安いです。問題は「36回払い」の部分と「解約した場合の取り扱い」です。

本体の分割金は、基本的に1,500円の36回払いです。

そうなると、端末価格の総額は54,000円で、比較サイトの価格と比較して2倍以上の金額です。

もちろん、これに月々割が毎月1,000円適用されて、実質的には500円の36回払いなのですが、重要なのは「解約した場合は月々割はそれ以降については適用されない」ということです。

要するに、36回の支払いを終えずに解約した場合、月々割が残っているとしても適用されなくなるので、1,500円×残債月数の分だけ負担しなければならないということです。

例えば、24回支払った後に解約した場合であれば、24回×500円=12,000円と、残った12回×1,500円=18,000円の、合計30,000円を端末代として支払わなければならないのです。

残債の回数が多いほど、負担はさらに大きくなります。

スマモバのモバイルWiFiルーターをおすすめできるポイント

では逆に、スマモバのWi-Fiルーターをオススメすることができるポイントはどこかということについて解説します。

①ドコモの幅広いエリアが使える

まず、利用する回線はdocomo回線なので、幅広いエリアを利用できるということです。

Wi-Fi接続サービスの中には利用できるエリアが限定的なこともあるのですが、格安SIMのdocomo回線を利用する以上はスマートフォンが圏外になるような山奥や地下でない限りはデータ通信を利用することができます。

この「つながりやすさ」という、大手キャリアの通信回線を利用しているメリットは大きいです。

いくら利便性が高くても「場所によってはつながらない」というイメージがあれば、安心して持ち歩くことができません。

それこそ、自宅で固定回線の代わりにしか使えなくなれば、Wi-Fi接続の意味は薄れてしまうのです。

②ルーターをセットで購入することができる

次に、Wi-FiルーターをSIMカードとセットで購入できるというポイントです。

割賦金の問題こそあれど、「SIMカードとセットで購入できる」というポイントは大きなメリットになる可能性があります。

その理由は「初心者向けである」という点です。

格安SIMは、一部のMVNOを除いて基本的に相性の悪い端末でなければどの端末でも利用することができます。

しかし、相性の問題を無視することができないので、格安SIMやWi-Fiルーターに詳しくない人の場合だと「この端末で良いのだろうか?」と不安になってしまいます。

スマモバでは種類は少ないながらも、SIMカードとルーターのセット販売を行っています。

これによって、端末との相性を心配しなくて良いという安心感があります。

いくらなんでも、そのMVNOが提供する格安SIMを使えないような端末をセット販売するようなことはありません。

スマモバのモバイルWi-Fiルーターを他社の商品と比較してみよう!

プロバイダスマモバ
プランデータ専用SIMカード
+富士ソフト FS020Wセット
料金(月額)3,980円
(36ヶ月目以降は3,480円)
通信速度下り最大225Mbps
通信制限3日間で3GB
キャンペーン事務手数料無料
docomoWiMAX(GMO)
ウルトラデータLパックギガ放題
6,000円4,263円
(2ヶ月間は3,609円)
下り最大300Mbps下り最大220Mbps
月間20GB3日間で3GB
数多くのキャンペーン最大29,000円
キャッシュバック等
WiMAX(@nifty)Broad WiMAX
Flat 2年ギガ放題ギガ放題月額最安プラン
4,350円
(3ヶ月目までは250円)
3,541円
(2ヶ月目まで2,856円)
(25ヶ月目以降4,041円)
下り最大220Mbps下り最大220Mbps
3日間で3GB3日間で3GB
3ヶ月目まで基本料無料
20,000円キャッシュバック
初期費用・端末費用無料

通信速度に関しては、スマモバとWiMAXでは根本的な通信方式が異なるので大まかなことしか言えませんが、品質で言えばWiMAXの方が優れていると言えます。

前述の通り、どうしてもスマモバのWi-Fiでは、通信品質が不安定になりやすく、この点では劣ってしまいます。

また、キャンペーンについても大きな差が生じています。

WiMAXは「キャッシュバック」のキャンペーンを基本として提供しており、一方スマモバの場合は、キャッシュバックキャンペーンは開催されていません。

月額料金だけで見れば大幅に有利ではあるのですが、キャッシュバックキャンペーンを入れて計算してみると、トータルでは金額的に劣ってしまいます。

長く使い続ける事を考えれば、月額料金の安いスマモバのWi-Fiが有利にも見えますが、昨今の通信サービスは日に日に進化しており、数年単位で考えなければならない金銭的なお得さは、その後の新しい通信サービスによって見劣りしてしまうことも考えられます。

また、スマモバは端末の料金も込みで料金を表示していますが、WiMAXの場合は端末を無料で入手できる事が多く、この点はメリットにはなりません。

むしろ、端末の料金が必要になる分だけ損に感じてしまう可能性もあります。

他に気になってしまうポイントとしては「解約に際して必要な費用」です。

最低利用期間の問題だけでなく、スマモバの場合であれば、残債の支払いも加わります。

前述の通り、端末の費用が残っている場合はそれも支払わなければならず、解約に際して相当な負担がのしかかることになります。

では、大手キャリアであるdocomoにならば勝てるのかと言えば、その限りでもありません。

確かに、料金面で言えば大手キャリアは大きく劣る結果となるので、スマモバは割安な料金設定でお得に利用できるのではないかと思います。

しかし、通信品質の安定性やキャンペーンの内容、サポート体制の充実さなど、大手キャリアならではのメリットも無視することはできません。

まとめ

スマモバを利用する上で気になるのは「端末とのセット販売」についてです。

以前と比較して通信環境は改善されたので、この点だけ注意すれば使い勝手もそこまで悪くないのではないかと思います。

問題なのは、

  • 「36回払い」
  • 「市場価格よりも高額な端末の総費用」

です。

分割回数が多いから毎月の負担が少ない、しかも月々割という割引があるから、よりお得に利用できるのではないかと考える人が少なくありません。

しかし、注意事項などをよくよく確認すれば、端末の分割代金と36回という回数、それに「解約後は月々割が適用されない」という事実を踏まえれば、下手をすれば、相当な負担を強いられる結果になりかねないということです。

ただし、既にWi-Fiルーターを保有しているのであれば、わざわざセット販売を利用する必要もないでしょうし、スマモバとは別に調達するということもできます。

セット販売の利点を活かせなくなりますが、そもそもスマモバの場合だと初心者以外はそこまでメリットを享受出来ないと考えられますので、そこまで大きなデメリットにもなりません。

ただ、「使い放題のプランがある」というのは大きなメリットだと言えます。

Wi-Fiを利用するということは複数の端末を利用する状況を想定することができます。

そうなると、自然とデータ通信量は増大しますので、管理の面倒さも考慮すると使い放題のプランは相性が良いのです。

使い放題のプランはどのMVNOでも提供されているというわけではなく、この点がスマモバを利用する大きなメリットとなります。

ただし、いくつかのMVNOで高速通信使い放題のプランは提供されていますので、決定打にならないという点も否めません。

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Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。