WiMAXルーター「WX01」と言えば、NECプラットフォームズ製の機種になります。
古い機種ではありますが選択肢として十分アリな端末で、コストなどいろいろとメリットもあります。
今回は、この「WX01」の機能やスペック、また今この機種を選択する上でのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
一般的には据え置き型の充電スタンドとして理解されているクレードルですが、実はここで見てきたように有線LANのアクセスポイントとして使えるなどの便利な機能を持っています。
こういったところで、クレードルがどういうものなのかということはお分りいただけたのではないでしょうか。
さて、こういった様々な機能を持っていて便利な使い方ができるクレードルですが、果たしてこれが必要な人はどういった人なのでしょうか。
次にこれについて考えてみたいと思います。
まず、WiMAXルーターを主に外出先で使い、オフィスや自宅では基本的には使わないという人にとっては充電だけできれば良いのでクレードルはそれほど必要性が高くありません。
クレードルがなくてもWiMAXルーターは充電可能です。
しかし、以下のようなケースに当てはまる場合はクレードルは非常に有効です。
こういった使い方の多い人にはクレードルは非常に便利なものと言えます。
自分がこういったケースに当てはまると思う方は、ぜひクレードルを活用してみることをおすすめします。
次の章では、「WX01」のバッテリーについて容量や持ち時間、交換などの内容について見ていきます。
最後に「WX01」のバッテリーについて取り上げます。
まずは、おさらいにもなりますが、「WX01」のバッテリー関連のスペックを見てみましょう。
機種名 | Speed Wi-Fi NEXT WX01 |
製造元 | NECプラットフォームズ(株) |
バッテリー | 約400分:ハイパフォーマンスモード
約520分:エコモード |
バッテリー交換 | 可能 |
バッテリー容量 | 2500mAh |
これを見ると、バッテリーはハイパフォーマンスモードでも約400分と7時間弱程度持つことがわかります。
さらにはエコモードに至っては約520分と、実に9時間近くももつことがわかります。
また、バッテリーの容量は2500mAhと多くなっており、これもバッテリーが長持ちする一つの要因となっています。
これらのスペックは前の機種である「NAD11」と比較するとどれくらい向上しているのでしょうか。
ここで、「NAD11」のスペックを見てみましょう。
機種名 | Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11 |
製造元 | NECプラットフォームズ(株) |
バッテリー | WiMAX2 7時間
WiMAX 10時30分 |
バッテリー交換 | 可能 |
バッテリー容量 | 2100mAh |
これを見ると、「WX01」のハイパフォーマンスモードと比較すると、バッテリーの持ち時間はほとんど差がないことがわかります。
しかし、「WX01」にはエコモードなどのような省電力の仕組みがあるため、これをうまく活用することでバッテリーを長持ちさせることが可能となっています。
バッテリーを長持ちさせる容量などの点以外についても、「WX01」で見落とすことの出来ない大切なポイントがあります。
それは、「バッテリーが交換可能」だという点です。
バッテリーが交換可能だと以下のような2つの大きなメリットがあります。
このバッテリーが交換できるのは、前の機種である「NAD11」と共通の仕様ですが、このような大きな利点があります。
このように「WX01」のバッテリーは前の機種である「NAD11」と比較しても様々な点で機能の向上や改善が施されています。
NECプラットフォームズ製のWiMAXルーターである「WX01」は、今の最新機種である「WX03」と比較すると少し前の機種にはなりますが、まだまだ現役で利用できる性能の高さと使い勝手から、利用されているケースの多い人気の機種です。
今回の記事では、「WX01」の機能やスペック、メリット・デメリットについて細かく見てきました。
もう一度おさらいということで見てみると、以下のようになります。
<機能>
<メリット>
<デメリット>
また、クレードルの利用についても説明しました。
クレードルは外出先での持ち運び利用が多い人や有線ネットワークを活用する人にとっては大きなメリットがあります。
このように、「WX01」は旧機種とは言え、まだまだ現役で利用できる高いスペックを持っています。