NECプラットフォームズ製のWiMAXルーターである「WX02」は最新の「WX03」にとってかわられようとはしていますが、現行機種であり、魅力的な機種であることに変わりはありません。
本記事では、この「WX02」について、どのような特徴やスペックを持っているのか、そして、どういったメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきたいと思います。
「WX02」を使用する場合は、ここで紹介したようにAPNの設定を行なってください。
次の章では、WiMAXルーターを選択する際によく出てくる「クレードル」について、必要性を考えてみましょう。
WiMAXルーターを利用する際に、よく出てくるクレードル。
クレードルは、WiMAXルーターをオフィスや自宅で据え置き型として使う際に非常に便利なものです。
クレードルには以下のような利用方法があります。
これで分かるように単に充電スタンドとしての使い方だけでなく、クレードルは有線ネットワークのアクセスポイントになるなど便利な機能を持っています。
こういった機能を持つクレードルは必要なものでしょうか。
必要な人はどういった人なのでしょうか。
まず、基本的に据え置きでは利用せず、外出先で使うことがほとんどという人にはあまりクレードルの必要性は高くありません。
しかし、以下のようなケースではクレードルは非常に有効と言えます。
したがって、これらの2つの例のような使い方が多い人にとってはクレードルの利用は非常にメリットがあると言えます。
次の章では最後として、「WX02」の起動が遅い時に対処法について考えてみましょう。
「WX02」を使っていて、「起動が遅い」と感じるケースがあると思います。
その原因は「WX02」の省電力設定にあります。
「WX02」はデフォルトで省電力設定が有効になっており、一定時間が経つと休止状態となってしまいます。
バッテリーを長持ちさせるという意味では効果がありますが、いざ使用する時になると起動し直す必要が出てきます。
では、どのように設定を変更すれば良いのでしょうか。
端的に言うと、「省電力設定を無効にする」ということですが、具体的にどのようにするのでしょうか。
方法は以下の通りです。
この設定を行うことで、バッテリーの持ち時間は多少短くなりますが、「休止状態からの起動」という手間がなくなるので、起動が早くなるため使い勝手はかなり良くなります。
「起動が遅い」ということで「困っている」「起動を速くしたい」と思われている場合は、ぜひこの方法を活用してみてください。
非常に有効な方法であることは間違いありません。
WiMAXルーターにはさまざまな機種があります。どのルーターを選べば良いのか皆さんにもなかなかわからないといったことがあるのではないでしょうか。
今回はNECプラットフォームズ製の人気機種である「WX02」について、どういう特徴・スペックを持っていて、どのようなメリット・デメリットがあるのかということを見てきました。
WiMAXプロバイダのWebサイトなどを見ていると、よく似た名前で「W02」というファーウェイ製の機種があります。
名前が似ているので間違えそうにもなりますが、この機種との違いが、すなわち「WX02」の特徴に他なりません。
この2機種を比較した上での「WX02」の大きな特徴は、先にも説明した通り以下のようになっています。
こういった特徴がある「WX02」はモバイル利用に向いており、ノーリミットモードが使えるなどのメリットがある反面、「au 4G LTE」が使えないため、WiMAXが使えない場合はまったく通信できなくなってしまうというデメリットがあります。
また、本記事では併せてクレードルの活用や、「起動が遅い」と感じられる場合の対処法についても説明しました。
WiMAXルーターの「機種選びで悩んでいる」とか「どれにすれば良いかわからない」などといった場合は、ぜひ今回の記事を参考にして、失敗のない選択をしていただければと思います。